#author("2023-02-18T11:43:44+09:00","","")
#author("2023-07-22T06:57:25+09:00","","")
*【白黒緑ドルマゲドン】 [#gb1c17bd]

[[DMSD-10]]発売から1週間前頃に流行した[[【黒緑ドルマゲドン】]]の派生形。

自然のコスト踏み倒し、[[超次元]][[呪文]]、シノビを軸にした[[コントロール]][[デッキ]]で、[[侵略]]持ちでビートダウンする初期の[[【ドルマゲドンX】]]とは一線を画す。

「光をタッチした[[【黒緑ドルマゲドン】]]」とは、[[《超次元ガード・ホール》]]、[[《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]などのように「明らかに通常の【黒緑ドルマゲドン】には入らないカード」の有無、光が15枚前後[[メインデッキ]]に含まれているかどうかなどで区別する。
[[侵略]]持ちが完全にカットされたケースも少なからずあること、シノビの数も[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]3枚、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]3枚、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]1枚、[[《光牙忍ライデン》]]1枚とかなり多いことも特徴。これが通常の【黒緑ドルマゲドン】だと、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]、[[《光牙忍ライデン》]]各1枚が精一杯である。

|終焉の禁断 ドルマゲドンX FFLC 闇/火文明 (999)|
|終焉の禁断 ドルマゲドンX FFL 闇/火文明 (999)|
|最終禁断クリーチャー:(種族なし) 999999|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)|
|相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。|
|このクリーチャーに封印を付けることはできない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。|
|このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。|
|BGCOLOR(white):禁断爆発前⇒[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]|

|超次元ガード・ホール R 光/闇文明 (7)|
|呪文|
|進化ではないクリーチャーを1体選んで裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。|
|闇または光の、コスト10以下の、コマンド・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|

**主要カード [#e487c36f]
|[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]|コンセプト|
|[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]|エース格の[[ピーピングハンデス]][[コマンド]]|
|[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]※|自軍[[ブロッカー]]化、[[シノビ]]を疑似[[《ハヤブサマル》>《光牙忍ハヤブサマル》]]化。&br;[[Dスイッチ]]で[[オールタップ]]による[[ターン]]稼ぎ|
|[[《超次元ガード・ホール》]]|打点形成、除去に役に立ち、主要な勝ち筋の1つを担う|
|[[《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]|[[マナブースト]]兼[[除去]]+[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]|
|[[《威牙の幻ハンゾウ》]]|[[NS>ニンジャ・ストライク]]で[[召喚]]して最後の[[封印]]を外すのが主な仕事|

**候補コマンド [#wc30da91]
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|[[cip]]および[[ハンド]]に反応して[[墓地回収]]/[[確定除去]]の[[S・トリガー]]|
|[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[マナ回収]]か[[墓地回収]]を選べる[[S・トリガー獣]]|
|[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]|相手の[[墓地]]の[[呪文]]の数[[コスト軽減]]。[[cip]]で呪文を[[オールハンデス]]|
|[[《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》]]|[[パワー低下]]による[[全体除去]]を行う[[コマンド]]|
|[[《深淵の悪魔龍 バセオアビス》]]|1体[[スーサイド]]して相手全体に-3000の[[パワー低下]]|
|[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]|[[リアニメイト]]戦術の要|
|[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]|[[打点]]形成[[ドラグハート]]の呼び出し要員。侵略元にはならない|
|[[《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]|[[ラスト・バースト]]持ちの大量展開[[メタ]]/[[オールタップ]]|
|[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]|強力な[[ロック]]獣|
|[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|~|
|[[《復讐 ブラックサイコ》]]※|詰めの際に余裕があれば使うサブフィニッシャー|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|~|
|[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]|~|
|[[《原始龍覇 ジュラ=デッドマン》]]|[[ブロッカー]][[W・ブレイカー]] [[攻撃強制]]能力&br;光、闇、自然のクリーチャーに対する1[[コスト軽減]]能力|
**その他候補カード [#h969d83f]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|自然2[[コスト]]の定番[[マナブースト]]。[[S・トリガー]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|自然2[[コスト]]の定番[[マナブースト]]。[[禁断爆発]]後は[[打点]]にもなる|
|[[《ダーク・ライフ》]]|[[黒緑]][[デッキ]]御用達の[[マナブースト]]|
|[[《ディメンジョン・ゲート》]]|山札から好きな[[クリーチャー]]を[[サーチ]]できる3コスト呪文|
|[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|呪文面で[[マナブースト]]、[[マナ回収]]、クリーチャー面で[[ロック]]|
|[[《口寄の化身/強欲の王国》]]|[[種族]]を基準に大量[[ドロー]]/[[手札]]から大量[[マナブースト]]|
|[[《拷問ロスト・マインド》]]|[[呪文]]を[[オールハンデス]]|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|早出し系統に[[刺さる]][[全体除去]]。[[S・トリガー]]|
|[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|[[ニンジャ・ストライク]]で粘り強く防御|
|[[《光牙忍ハヤブサマル》]]※|定番[[防御札]]|
|[[《光牙忍ライデン》]]|[[【速攻】]]相手の防御用シノビ|

**ドラグハート [#c7b2837d]
|[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]|ほぼ[[龍解]]しない[[フォートレス]]。&br;予め[[禁断爆発]]で[[コスト踏み倒しメタ]]を対処すると着地に困らない|
|[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|定番[[スピードアタッカー]]化[[フォートレス]]|
|[[《魂喰いの魔狼月下城》]]|自軍の闇[[クリーチャー]]を[[スレイヤー]]化。&br;[[《メメント守神宮》>《Dの牢閣 メメント守神宮》]]と合わせて[[スレイヤーブロッカー]]に|

**サイキック・クリーチャー [#c7b2837d]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[《ガード・ホール》>《超次元ガード・ホール》]]で[[超次元>超次元ゾーン]]に送って使い回す。&br;殿堂入りのハンデも何のそのの定番[[山札破壊]]|
|[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]|定番[[スピードアタッカー]]化[[サイキック]]|
|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|定番[[アンタッチャブル]][[サイキック]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|定番[[除去]]サイキック|
|[[《時空の不滅ギャラクシー》]]|相手の[[コスト踏み倒しメタ]]を利用して[[友情コンボ]]を狙う|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|定番SA[[コマンド]]サイキック。侵略なしでの運用が基本|
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|[[覚醒]]して[[《超時空ストーム G・XX》]]に繋げる|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|定番サイキック[[フィニッシャー]]。[[進化元]]が貯まったら|

**このデッキの回し方 [#o277cbe9]

序盤は自然の[[マナブースト]]で準備を行い、相手の攻撃は[[光]]の[[シノビ]]と[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]の組み合わせで防御する。

7マナ程度貯まったら大型コマンドを並べたり[[《威牙の幻ハンゾウ》]]を構えたりする。後は禁断爆発してから[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]で[[1ショットキル]]するなり[[《ヴォルグ・サンダー》]]で相手を[[ライブラリアウト]]に追い込んだりする。1ショットキルプランの際は大型ロック中で詰めるのがメイン。また、主要な勝ち筋は[[《超次元ガード・ホール》]]無しでは成り立たないとも言える。

**長所 [#g68fa068]

とにかく[[カードパワー]]が[[【黒緑ドルマゲドン】]]よりも高い。[[打点]]が並びにくい[[中速ビートダウン]]に対しては[[除去]]や[[シノビ]]が間に合い、コントロール系統には詰めの性能が活きるだろう。

禁断爆発への依存度が低く、時には雑に[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]と適当なロック獣で勝ててしまう。

光の枚数が[[メインデッキ]]に15枚前後と多いので光マナが捻出しやすく、そういうことから[[光]]の[[カード]]は[[手札]]に抱えてもS・トリガーで捲って強い傾向にある。

[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]自体が5枚の[[カード]]が[[リンク]]してバトルゾーンに置かれる形のカードであり、[[バトルゾーン]]を[[離れない]]効果を持っているため、その離れないカード達を覚醒の際に選べば[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を実質無条件で覚醒することができる。

**短所 [#fb553397]

総じて、軽量の枠潰しをカットしていることに弱点の根源が求められる。

まず軽量の[[封印]]外し手段が少ないため、禁断爆発がしづらい。次に、打点形成を[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]に依存しているため、[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]なしの場合のビートダウン性能は劣悪。

[[《デスマッチ・ビートル》]]などの軽量[[コスト踏み倒しメタ]]、[[《解体人形ジェニー》]]などの軽量ハンデスを基本的に採用しないため、[[【速攻】]]には弱い。

[[《超次元ガード・ホール》]]がコスト踏み倒しメタに邪魔されるのもきつい。だが、流行し始めたころの環境で[[《異端流し オニカマス》]]が[[【クラッシュ“覇道”】]]以外にあまり採用されなくなったため、だからこそ上がってきたデッキといえる。

[[多色]]が10枚以上採用されることがざらで、[[色事故]]も怖い。

**【白黒緑ドルマゲドン】の変遷 [#c95513e3]

[[DMSD-10]]発売から1週間前頃に数が増えたデッキ。従来の[[【黒緑ドルマゲドン】]]では[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]や[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]を受けるのが[[S・トリガー]]頼みになってしまっていたことから、デッキを[[光]]の[[シノビ]]やそれを[[マナ回収]]する手段に寄せて、このデッキタイプが生まれたのである。

DMSD-10発売から1週間程度が経過すると、[[ブレイク]]によって増えた[[手札]]を[[《口寄の化身/強欲の王国》]]で[[マナゾーン]]に[[埋めて>埋まる]]遅れを取り戻す型が見られるようになった。[[《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]を搭載し、呪文面を活かして[[タップキル]]したりクリーチャー面で大量展開にメタを張ったりする型も確認されるようになり、果ては[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]でマナ回収、ロックを行う型も見られるようになった。

[[DMEX-06]]期に[[《ドンドン水撒くナウ》]]が登場したことをきっかけに、[[水]]の[[グッドスタッフ]]を投入した[[赤]][[抜き4色]]型が流行。

**参考 [#s1fec9a5]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/除去コントロール]]
-[[白黒緑]]
-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]
-[[《超次元ガード・ホール》]]
-[[【黒緑ドルマゲドン】]]

&tag(デッキ集,コントロールデッキ,クリーチャーコントロールデッキ,【ドルマゲドンX】);