#author("2023-10-07T16:39:16+09:00","","") #author("2024-08-30T18:34:13+09:00","","") *【赤単ボルシャック】[#top] [[ボルシャック]]カテゴリのシナジーを重視したデッキのうち、特に[[《ボルシャック・バラフィオル》]]を核としたもの。[[《ボルシャック・バラフィオル》]]の[[踏み倒し]]が確実に成功するように[[火]]のコスト6以下の[[クリーチャー]]と[[タマシード]]でデッキを固め、連続[[踏み倒し]]で過剰打点を形成する。 [[【赤緑ボルシャック】]]とはコンセプトや投入するカードがほぼ異なり、実質別物と言える。 [[DM23-RP1]]で登場した[[アーマード]]サポートによりさらに別のデッキに発展した。 |ボルシャック・バラフィオル SR 火文明 (4)| |タマシード/クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ACE 9000| |''スピードアタッカー''| |''W・ブレイカー''| |自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。| |自分の、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがコスト6以下の火のクリーチャーまたはコスト6以下の火のタマシードなら出す。それ以外なら墓地に置く。| |轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー OR 火文明 (5)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000+| |''シビルカウント3'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、バトル中パワーが+50000される。| |''シビルカウント5'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。| |このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。その後、名前に《ボルシャック》とある進化ではないドラゴンを1体、自分の手札から出してもよい。| **主要カード [#main] |[[《ボルシャック・バラフィオル》]]|コンセプト。[[ボルシャック]]が攻撃する時、デッキトップが火のコスト6以下なら[[踏み倒し]]。| |[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]|[[シビルカウント]]5で[[無限アタッカー]]になる。《バラフィオル》での[[踏み倒し]]を促進。| |[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]|自身の[[ファイアー・バード]]に[[セイバー]]:[[ドラゴン]]を与え、&br;自身の各[[ブレイク]]の前にアーマード・[[メクレイド]]5でコスト5以下の[[アーマード]]を踏み倒せる。| **候補カード [#candidate] |>|BGCOLOR(silver):《ボルシャック》と名前にあるカード| |[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]|除去札兼全体の打点底上げ手段。| |[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]|[[ルピア]]をリクルート。[[《アニー・ルピア》]]を呼び出して全体を[[スピードアタッカー]]に。呪文面は強力な防御札。| |[[《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]]|クリーチャー面は[[踏み倒し]]前提。呪文面は防御札からメタクリーチャーの除去まで幅広く。| |[[《ボルシャック・テイル・ドラゴン》]]|防御札兼除去札。| |[[《ボルシャック・ローレン・ドラゴン》]]|~| |[[《ボルシャック・コーヤ・ドラゴン》]]|[[ボルシャック]]版条件付き[[《高貴なる魂炎》>《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》]]| |[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]|[[手札補充]]。[[シビルカウント]]に貢献できないので抜けることもある。| |[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]|クリーチャー面は自分の[[ルピア]]も破壊してしまうので採用枚数に注意。呪文面は[[カード指定除去]]。| |[[《ボルシャック・クリスド》]]|手札から[[踏み倒し]]。打点の底上げに。| |[[《ボルシャック・ヴァルケリー》]]|手札補充兼フィニッシュ打点。| |[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]|[[ブロッカー除去]]で露払いしつつ、手札以外から出すことに反応する[[コスト踏み倒しメタ]]をすり抜ける| |[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]|[[cip]]と[[アタックトリガー]]で山札上から[[踏み倒し]]。| |[[《ボルシャック・アークゼオス》]]|登場時[[アーマード]]・[[メクレイド]]5&br;自軍の[[ファイアー・バード]]1体につき3000[[パンプアップ]]&br;ターン1で[[ファイアー・バード]]が出た時に[[効果バトル]]を行える| |[[《ボルシャック・ヒート・ドラゴン/ヒートブレス・チャージャー》]]|[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]/デッキトップが[[アーマード]]だった場合に手札に加えられる[[チャージャー]]| |[[《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》]]|[[スピードアタッカー]]と[[W・ブレイカー]]&[[アーマード・メクレイド8>メクレイド]]/呪文で[[アーマード・メクレイド8>メクレイド]]| |[[《ボルシャック・モルナルク》]]|[[cip]]での[[ファイアー・バード]]の[[墓地回収]]&br;各[[ターン]]最初の[[アーマード・ドラゴン]]の[[破壊]]を手札からファイアー・バードの[[踏み倒し]]に[[置換>置換効果]]する| |[[《ボルシャック・爆・ルピア》]]|[[pig]]で[[アーマード]]・[[メクレイド]]8する[[スピードアタッカー]]| |>|BGCOLOR(silver):アーマード| |[[《パロッタ・剣・ルピア》]]|[[ドラゴン]]の召喚[[コスト]]を1軽減&br;ドラゴンに[[《無限掌》]]効果を付与br;ターンに1回自分の[[ドラゴン]]が[[攻撃]]するときに[[効果バトル]]を行わせる| |[[《クック・轟・ブルッチ》]]|[[G・ストライク]] [[cip]]で次に[[プレイ]]するアーマードを6[[コスト軽減]]&br;自軍のドラゴン全体に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]| |[[《レーホウ・衛・デカッチ/「暴竜爵様のお出ましだッチ!」》]]|自分の[[ドラゴン]]をすべて[[アンタップ]]する[[ガードマン]]/[[山札の上]]から4枚[[見て>見る]]、[[ドラゴン]]または[[ファイアー・バード]]1枚を[[手札]]に加える。残りの[[カード]]は[[山札]]の上と下に好きなように振り分ける| |[[《ファイン・撃・ピヨッチ/「暴竜爵は不滅なり!」》]]|[[スピードアタッカー]]/[[アーマード]]・[[メクレイド]]5| |[[《チック・医・スルッチ》]]|[[ドラゴン]]の召喚[[コスト]]を1軽減&br;[[セイバー]]:[[ドラゴン]]| |[[《アシスター・コッピ》]]|[[アーマード]]の[[コスト]]を各[[ターン]]一度だけ軽減| |[[《レッツ・烈・ノルッピ》]]|2枚ドロー&自分にセルフ[[ハンデス]]| |[[《リトル・翔・バルピア》]]|攻撃に反応して[[アーマード]]・[[メクレイド]]5| |[[《ザーク・砲・ピッチ》]]|[[cip]]で相手の[[コスト]]3以下の[[エレメント]]を[[破壊]]する[[S・トリガー獣]]| |[[《コッコ・武・ルピア》]]|[[墓地]]メタ。墓地利用デッキが[[環境]]に多いときに。| |[[《フィーアカノン・ワイバーン》]]|S・トリガー。[[効果バトル]]や同士討ちを起こして時間稼ぎ| |[[《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》]]|[[防御札]]。[[スマッシュ・バースト]]/&br;相手の3000以下を一掃する[[S・トリガー]]| |>|BGCOLOR(silver):それ以外| |[[《コッコ・ルピア GS》]]|[[ドラゴン]]のコストを2軽減。連続展開して《バラフィオル》や《フォース・ドラゴン》をクリーチャー化する。| |[[《アニー・ルピア》]]|[[シビルカウント]]で全体[[スピードアタッカー]]化。[[ドラゴン]][[アンタップ]]も強力| |[[《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]として見ると頼りないが、[[コスト軽減]]を前提にする[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]には攻撃前に破壊できる| |[[《NEXの手甲》]]|各ターンはじめて[[タマシード]]が出た時に3つの[[モード]]から1つを使える。序盤から終盤まで腐らない優秀なカード| |[[《マルルの炎杖》]]|[[キャントリップ]]と[[セイバー]]:[[ドラゴン]]。《バラフィオル》などを守る。| |[[《チッタ・ペロルの冠》]]|[[踏み倒し]]に反応して[[踏み倒し]]。除去札で着地狩りや、《バラフィオル》の早出しなど。| **このデッキの回し方 [#usage] 序盤は[[タマシード]]や低コスト[[ボルシャック]]を並べ、[[除去]]でボードコントロールをしつつ[[シビルカウント]]達成の準備をする。 [[《ボルシャック・バラフィオル》]]が着地したら攻撃開始。ほぼ確実に[[踏み倒し]]が成功するようにデッキが組まれるため、生半可な防御手段では止まらない過剰打点を形成できる。 素で[[スピードアタッカー]]を持つカードがあまり無いため、[[《ボルシャック・NEX》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]から[[《アニー・ルピア》]]を呼び出すか、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]で全体[[スピードアタッカー]]が付与できると良い。 **長所 [#strong] [[《百鬼の邪王門》]]や[[革命0トリガー]]程度では止まらない爆発力が魅力。 [[S・トリガー]]を踏んでしまっても、[[破壊]]や[[ブロッカー]][[踏み倒し]]程度なら[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]でケアできる。 また、デッキの半数前後が[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]持ちで組まれることが多いため、[[赤単]]ながら見た目以上に受けが厚い。 走り出しはあまり早くないデッキだが、相手のリーサルを止めた上で返しのターンに持ち前の爆発力を押し付けられる。 ほぼ[[単色]]で組まれるので、[[色事故]]の危険が無いのも嬉しい。 **短所 [#week] 大きく分けて3点。 まず[[S・トリガー]]の[[オールタップ]]に対するケア手段が全くと言っていいほど無い。[[呪文]]メタを持たないためそのまま通す他無く、無限攻撃できる[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]は[[アンタップ]]タイミングがアタック時であるため[[タップ]]されてしまう。 次に[[《ボルシャック・バラフィオル》]]への依存度が高い。打点形成手段の大半を《バラフィオル》に依存しており、引けなかった場合の出力低下が大きい。 また、[[シビルカウント]]のタネになる[[手札補充]]手段が[[《NEXの手甲》]]と[[《マルルの炎杖》]]くらいしかなく、無理やり引きに行く選択肢も取りづらい。 [[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]ならば大量ドローが狙えるが、[[シビルカウント]]の達成に貢献出来ないので、唱えた次のターンではリーサルを組みづらくなる。 最後に[[除去]]手段が単体に偏っている点。 [[ジャストダイバー]]や[[アンタッチャブル]]に触れる手段がほぼ無く、特に[[踏み倒しメタ]]でもある[[《異端流し オニカマス》]]が重い。 《オニカマス》相手には[[《スーパー・スパーク》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]で無理やり[[タップ]]して殴り返すか、[[《ボルシャック・バラフィオル》]]による展開は諦めて、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]や[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]によるシンプルなビートに移行する他無い。 **環境において [#i086b632] 主戦場は[[オリジナル]]。 [[DM22-RP2]]発売時にはパーツが揃っていたが、新規カードは[[【赤緑ボルシャック】]]との組み合わせが主に研究されていたこと、[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]の事前評価が高くなかったことなどから、実際に構築され出すのは発売から少し間が空いた。 登場後は[[チャンピオンシップ]]入賞が散見されるようになった。 **参考 [#wa968411] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ビートダウン]] -[[ボルシャック]] &tag(デッキ,ボルシャック); &tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,名称デッキ);