#author("2023-05-21T18:40:04+09:00","","") *【&ruby(ちょうむげんぼちたいか){超無限墓地退化};】 [#ge17b988] #author("2023-05-21T18:40:15+09:00","","") *【超無限墓地退化】 [#ge17b988] [[《邪神R・ロマノフ》]]を剥がす[[【ドリアンロックロマノフ】]]を[[2021年3月16日ルール改訂]]に対応させたもの。 [[再構築]]では1体しか出せないが、下にはカードがそのまま残っている1体として生成できることに着目した[[コンボデッキ]]。 また、[[《邪神R・ロマノフ》]]の[[超無限墓地進化]]には文明指定がない。[[墓地進化]]などでは文明指定があるせいで下に仕込む候補にできないカードでも仕込むことができる。 2021年3月30日に、このデュエル・マスターズ Wikiで草案が作成されたが、現時点では実用性に関して精査はされていない。 -《R・ロマノフ》はコスト8のため、コスト上限が設けられている[[《龍脈術 落城の計》]]や[[《堕呪 エアヴォ》]]では[[退化]]できないので注意。 -同じ[[超無限墓地進化]]でも[[《超不死 デスマトメル》]]は文明指定があるので代用できない。 |邪神R・ロマノフ P 闇/火文明 (8)| |進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 9000+| |超無限墓地進化−クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。| |W・ブレイカー| |トライ・G・リンク《邪神M・ロマノフ》の右横または《邪神C・ロマノフ》の左横、またはその間。| |超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12)| |進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000| |このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。| |''超無限墓地進化'':クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。| |''T・ブレイカー''| |''メテオバーン'':このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。| **主要カード [#pf9ea160] |[[《邪神R・ロマノフ》]]|闇/火|退化元| |[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]|闇|退化元| 退化のために採用するカード(以下から選択) |[[《ロイヤル・ドリアン》]]|自然|緑のカードを活用するなら| |[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]|火/自然|受け札にもなるが手打ちには赤マナが必要| |[[《センジュ・スプラッシュ》]]|水|使い勝手は悪くないが、この色だと[[【青黒退化】]]がよけいにライバルとなる| |[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]|水|~| |[[《針柩医 ゼントヨウ》]]|闇|文明は一致するがタイムラグがある| |[[《深淵の怖豪 キャッシュ=キャラッシュ》]]|闇|[[cip]]で[[カード指定除去]]| **候補カード [#s4ce22fd] |[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]|闇|《R・ロマノフ》を早期に呼び出す 墓地が整っていればマナゾーンの枚数は無関係| |[[《幻緑の双月/母なる星域》]]|自然|同上 こちらは出すには唱える時点でマナゾーンに7枚のカードが必要| |[[《生命と大地と轟破の決断》]]☒|自然|《ヴィルジニア卿》と《ドリアン》を一度に呼び出せる&br;マナゾーンから唱えられるのでマナ経由の墓地肥やし時に見つかればセットが完了する| |[[《カラフル・ダンス》]]※|自然|多色が落ちなければ墓地肥やししたターンに《ヴィルジニア卿》を出せる&br;殿堂入りなので、このカードに依存した構築は難しい| |[[《カラフル・ナスオ》]]|自然|《カラフル・ダンス》とは違い、そのターンの行動は実質墓地肥やしのみ| |[[《フェルナンド・ソシュール/プライマル・スクリーム》]]|闇|コスト4の墓地肥やしならこれもある 唱えた後、墓地に置かれるので実質5体の墓地肥やし| |[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|闇|こちらはコスト3呪文 回収が強制なので自身含め実質3体墓地肥やし| |[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|水|手札交換と墓地肥やしを一気に行う| |[[《サイバー・チューン》]]|水|~| |[[《ブラッディ・タイフーン》]]|水/闇|~| |[[《ストリーミング・シェイパー》]]※|水|水以外を墓地肥やしする水の呪文 水回収は、[[カード指定除去]]呪文を手札に呼び込むのに使える| |[[《プロジェクト・ゴッド》]]|水|水文明を使った墓地肥やし| //文明不一致|[[《剛力防機シュビルパンチ》]]|光|R・ロマノフを守ることが出来る| |[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]|水|墓地肥やし・コンボパーツ集めを1枚でこなせる。前者は擬似ピーピングハンデスも| |[[《起源神エレクトロン》]]|水|~| **このデッキの動き [#df44b503] [[墓地肥やし]]を行いつつ[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で[[《邪神R・ロマノフ》]]を出す。これにより、下に大量にカードがある進化クリーチャーを用意できる。 続けて[[カード指定除去]]により[[《邪神R・ロマノフ》]]を剥がし、すぐ下の[[クリーチャー]]1体を場に残す。 要するに[[【墓地退化】>【青黒退化】]]デッキの派生であるのだが、あちらが一連の動きにかかる[[コスト]]が軽い分退化先の文明が限定されていたのに対し、こちらは手間こそ大きいものの[[種族]]や[[文明]]を問わず場に残すことができる。 このコンボの大きな特徴は、「''好きな種類・枚数の[[クリーチャー]]を[[進化元]]のように下に持つ1体の[[クリーチャー]]''」を作り出せるという点にある。 それでどのような結果になるか、という具体例としては以下の通り。 -[[《究極銀河ユニバース》]]・[[《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》]]・[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]] --それぞれ[[メテオバーン]]、[[メガメテオバーン]]10で即座に[[勝利>エクストラウィン]]できる。[[フェニックス]]なので[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]でも[[同じことができる>【ジュヴィラユニバース】]]が、[[光]]を足さなくてよいのが利点。 -[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]・[[《蒼世神 ADAM》]]・[[《死神の魔龍虫ビャハ》]] --必要枚数の多い[[メテオバーン]]を即座に発動可能。上記3種と違ってそのまま勝利に直結するわけではないが、これらのカードの[[ファンデッキ]]を組む際のギミックとしては一考に値する。 -[[《神核アトム》]] --[[アタックトリガー]]で[[除去]]・[[リアニメイト]]できる範囲が大幅に広がる。[[再構築]]時には[[G・リンク]]した状態では出せず、《R・ロマノフ》の一部として出たターンには[[召喚酔い]]しているため、別途その解消手段も必要となる。 [[進化元]]として使用する数と[[リアニメイト]]したい[[クリーチャー]]の枚数バランスがかなりタイトだが、それでも6体リンクを目指すよりは構築の幅もリターンも大きい。 この他にも[[《卍堕呪 ゾグジグス》]]で[[ドロー]]・[[バウンス]]・[[呪文]][[ロック]]の幅を広げたり、[[《双流星キリン・レガシー》]]で[[メテオバーン]]に使った名前のクリーチャーを踏み倒したりと、アイデア次第でやれることは非常に多い。 なお、ルール変更前は[[墓地肥やし]]カードと[[再構築]]で大量展開したい[[クリーチャー]]をそれぞれ用意する必要があったが、変更後は[[フィニッシャー]]1体さえ用意できればあとは[[墓地肥やし]]に使用した[[クリーチャー]]をそのまま疑似[[進化元]]として再利用でき、デッキスロットを圧縮しやすい。 従って、[[墓地肥やし]]に使用するカードは可能な限り[[クリーチャー]]で固めたい。その点[[呪文]]として使用後は即座に[[墓地]]に行く[[ツインパクト]][[クリーチャー]]は非常に相性が良く、特に[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]は[[墓地肥やし]]・[[墓地回収]]に加え相手の[[コスト踏み倒しメタ]][[クリーチャー]]の[[除去]]まで熟せるので便利。 総じて、「実質の大量リアニメイト」だったかつてのような派手さは無くなったが、その分独創性とロマン具合は非常に強くなったと言える。 通常では考えられないような構成枚数の[[クリーチャー]]も作り出せるので、ファンデッキとして振り切って面白さを追求した自分好みのカードを入れてみてもいいだろう。 -[[【絶望神サガループ】]]そのものになってはしまうが、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]ギミックをこのデッキに流用もできる。《DOOM》の[[超無限墓地進化]]にて、《DOOM》が[[再構築]]されるとき、[[《水上第九院 シャコガイル》]]が残るような順番で重ねる。[[メテオバーン]]で[[《深淵の怖豪 キャッシュ=キャラッシュ》]]を出し、攻撃中の《DOOM》の一番上を破壊し、《シャコガイル》を表出させる。それから《キャッシュ=キャラッシュ》で2ドローが行われる。これで山札を引ききったら《DOOM》での攻撃によるシールドブレイクをせずに[[エクストラウィン]]を達成できる。 **弱点 [#df44b503] 爆発力を[[墓地]]の枚数に依存するため、当然ながら[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]等の[[墓地利用メタ]]は天敵。 要求パーツの多い[[コンボデッキ]]の常として、[[ハンデス]]、特に[[《解体人形ジェニー》]]の様な[[ピーピングハンデス]]にも非常に弱い。 また、大量[[墓地肥やし]]を行う割に主要パーツが多く代替も利かないので、それらが一緒に墓地に落ちてしまうだけでコンボ成立が難しくなる可能性がある。 退化元である《R・ロマノフ》自身もパワー9000の[[準バニラ]]にすぎないため、1ターンでコンボを完成できなかった場合に返しのターンで除去されるのも辛い。 そして必要パーツの多さから、これらに対する対策カードも搭載し難い。 あくまで[[ファンデッキ]]として割り切ろう。 **参考 [#w0e9348b] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]] -[[デッキ集/1ショットキル]] -[[《邪神R・ロマノフ》]] -[[退化]] -[[【ドリアンロックロマノフ】]] &tag(デッキ集,コスト踏み倒しコンボデッキ,1ショットキルデッキ,退化デッキ);