#author("2024-05-05T19:55:21+09:00","","")
#author("2024-05-05T22:26:13+09:00","","")
*とどまる [#a0b25d9f]

[[カード]]が現在いる[[ゾーン]]に残留すること。[[置換効果]]で生成される効果である。

|インフィニティ・ドラゴン　R　火文明　(7)|
|クリーチャー：アーマード・ドラゴン　7000|
|自分のドラゴンがバトルゾーンを離れる時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカードがドラゴンまたはファイアー・バードであれば、自分のドラゴンはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー　VR　光文明　(7)|
|クリーチャー：エンジェル・コマンド　9000|
|シールド・フォース|
|SF−このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。|
|SF−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、離れるかわりにとどまる。|
|W・ブレイカー|

この能力を持つ[[クリーチャー]]は基本的に[[破壊]]や[[マナ送り]]などの[[除去]]を受けても[[バトルゾーン]]に残ることができるため、[[除去]][[耐性]]としては最高級のものであるといえる。少々条件が厳しかったりやや運が絡む場合もあるが、相手からすれば[[除去]]が不可能に近くなるため発動さえすれば相当な[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。

-注意しておきたいのは、そのほとんどが''[[置換効果]]''であること。デュエル・マスターズの[[ルール]]として[[置換効果]]は連鎖しないため、[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]などの[[置換効果]]による[[破壊]]に対しては無力となってしまう。

-また[[置換効果]]の生成自体は[[常在型能力]]であるため、連続して[[除去]]を受けるとそのたびに[[能力]]を処理する必要がある。その際に[[バトルゾーン]]にとどまるための[[コスト]]が支払えなくなった場合はその時点で[[破壊]]されてしまう。特に[[パワー低下]]は天敵で、[[パワー]]が0以下になった場合は''[[破壊]]の[[置換>置換効果]]に失敗するまで''[[能力]]を処理することになり、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]のように[[強制]][[能力]]であれば最悪[[ライブラリアウト]]で敗北してしまう。
--ただし[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]のように[[置換効果]]が自己完結している場合は、たとえ[[パワー]]が0以下になった場合でも[[破壊]]されないままゲームを続行する。

**その他 [#u019c03d]
-(バトルゾーンを)[[離れない]]能力はこれの上位能力である。[[常在型能力]]であるうえに''[[置換効果]]ではない''ため、上記の[[置換効果]]による[[破壊]]や[[パワー低下]]を含めあらゆる[[除去]]を受け付けない。

-離れない能力やとどまる置換効果を俗に「不死」や「不死身」と表現する。例えば[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]の能力決定が[[コロコロコミック]]で行われた際にも「バトルや呪文でも破壊されない不死身のブロッカー。」が選択肢にあった。

**その他 [#u019c03d]
-[[置換効果]]ではない「とどまる」は、[[《紅神龍バルガゲイザー》]]が進化元を準備できない[[進化V]]ドラゴンをめくってしまい、山札の上に残留した場合や、[[《*／弐幻ヤマガエシ／*》]]の括弧書きなど、おおよそ除去耐性に使われるものではない。

-上位能力に[[離れない]]が存在し、そちらは[[常在型能力]]となるため[[置換効果]]の連鎖による穴がない。

**参考 [#b58fb665]
-[[用語集]]
-[[置換効果]]
-[[離れない]]

-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]

&tag(用語集,置換効果,破壊置換効果,とどまる);