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#author("2023-07-26T12:43:39+09:00","","")
*アビス・レボリューション&ruby(はいけい){背景};ストーリー [#ae3c0cd2]
***''PREV'' [#ff551ff6]
-[[ゴッド・オブ・アビス背景ストーリー]]
#author("2023-07-30T18:15:26+09:00","","")
**該当弾 [#e304778c]
[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]]
[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱舞」>DM23-RP2]]
**[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]] [#gb6b0eb6]
:ジャシンVS.ゴルファンタジスタ|
古の支配者、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]をはじめとする[[アビスロイヤル]]の復活は、超獣世界に大きな混乱をもたらした。
[[光文明]]と[[火文明]]の連合軍が挑むもあっさり敗れ、次は[[自然文明]]が標的となっていた。
《ジャシン》をはじめとする[[アビス]]たちが足を踏み入れるや否や、背がコースとなっている[[ドラゴン]]たち「ラウンドナンバーズ」は次々と倒れていき、フェアウェイも枯れ果てていった。
《ジャシン》たちを出迎えたのは、[[巨大なクラブハウス>《フェアリー・ファンタジア》]]で[[チア衣装の妖精たち>ジャイアント・スノーフェアリー]]が舞い踊るド派手なショーだった。
「さあさあ皆様、ご唱和ください!これからジャシンに立ち向かいますのは、我らが自然文明の首領!その名も~?……せーのっ!ゴ・ル・ファ・ン・タ・ジ・ス・タ〜〜〜!!」
妖精たちの口上が終わると、無数の花火が打ちあがり、歓声の最中に[[《カート・ビートル》]]がやってくる。その中から優雅に降り立ったのは……
彼こそは剛流振の頂点、[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]!!
《ゴルファンタジスタ》が剛流振の構えをとると、周囲の自然は荒々しく成長し、アビスたちを捕らえはじめた。
それだけでなく、ラウンドナンバーズたちも活力を取り戻して立ち上がる。
生命のエネルギーそのものを回転させる……それが《ゴルファンタジスタ》の剛流振なのだ!
「素人の剛流振パワーを1剛流振とするなら、首領は1億剛流振!剛流振ひと筋幾星霜!アビスに立ち向かうために磨かれた回転の力、見せつけちゃってくださ〜い!!」
長い年月をかけて練り上げられた渾身の剛流振で爆発的な生命エネルギーをまとった《ゴルファンタジスタ》のフルスイングが《ジャシン帝》に炸裂する。
[[自然文明]]の伝承によれば、究極の剛流振は[[深淵の支配者>《深淵の支配者 ジャシン》]]すらも打ち砕く……そのはずだった。
……だが、《ジャシン》はかすり傷一つ負うことなく立っていた。
あまりの事態に、観客たちは悲鳴すらあげることができなかった。
《ゴルファンタジスタ》の一撃を受けても平然と立っていた《ジャシン》は、逆に今度は左腕をぶんぶんと振り回し始めた。
そして無造作に距離を詰めると、振り回した腕をそのままぶち当てる!
《ゴルファンタジスタ》は衝撃でクラブハウスの天井まで吹き飛ばされてしまった。
《ゴルファンタジスタ》を吹き飛ばしただけでは満足しない様子の《ジャシン》は、近づきながら右の拳から「深淵」につながる入り口を生み出すと、《ゴルファンタジスタ》をその中に放り込み、自らも「深淵」の中に消えていったのだった。
:火文明|
[[ドラゴン]]こそが力であり、それゆえに[[ボルシャック]]が権力を持つ[[火文明]]では、最強のボルシャックである「[[暴竜爵]]」[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]が《ジャシン》に敗れたことで、仲間を顧みず力に固執するようになった。
「暴竜爵」の《ジャシン》への敗戦は、火文明を一つにまとめあげていたカリスマを失墜させた。
これによってもとよりボルシャックの指揮下になかった野生の[[ボルザード>《ボルザード・バーンエッジ》]]たちは、他の[[文明]]への移住をも検討しはじめるほどだった。
《ボルシャック・カイザー》は己を鍛え直すべく、火文明中の猛者たちと1対1で戦い続けた。そしてその果てに、王は仲間と並び立つものではなく、従えるものであるという結論に至った。
ゆえに、[[竜>《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》]]の上に乗り竜を従える[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]となったのだ。
《ボルシャック・カイザー》改め《ボルシャック・ライダー》に対しては、変わらず付き従う者も多かった。
だが《ライダー》は《ジャシン》との戦い以前とは異なり、戦場に連れていく仲間をより厳しく選別するようになっていた。
《ボルシャック・ライダー》はさらなる力を得るべく、居城の地下深くにある歴代のボルシャックの力が封じられた秘宝を奉ったほこらに向かった。
その道は険しく、部下たちは次々と脱落していったが、《ライダー》は構わず秘宝目指して突き進むのだった。
……「暴竜爵」は、一体どこまで強くなろうとしているのか?
:光文明|
速さを求めるがゆえに、良質な改造パーツを買うための金が大きな価値を持つ[[光文明]]。その一角にあるゴルギーニ・タウンはゴルギーニ一族を中心とした[[メカ・デル・ディネロ]]が統治している町だったが、彼らの相次ぐ敗北により秩序が揺らぎはじめていた……。
[[《ドラン・ゴルギーニ》]]と[[《ルベル・ゴルギーニ》]]の相次ぐ敗戦を受け、兄である「富合龍」[[《ウィリデ・ゴルギーニ》]]は、ゴルギーニ・タウンを守護する新たな存在を求めた。
[[《瞬現の聖沌 n41kun4》]]は、《ウィリデ・ゴルギーニ》の居所へと潜入すると、突如身体から無数のクナイ状の物体を天に向けて発射しはじめた。それがゴルギーニ・タウンを二分するほどの混沌をもたらす合図になるとは、この時点では誰もまだ予想していなかったのだった……。
:水文明|
言葉と歌が力を持つがゆえに、その最も粋な伝達方法である[[ハイク>マジック・ソング]]が流行している[[水文明]]では、《ジャシン》の復活に伴う超獣世界の混乱とは切り離され、水文明で最高のハイク使いを決める祭典であるUta-Awase-Fes.がのんきに開催され続けていた……。
[[《drAm'n rAsh》]]はそのブッキング力を生かして、今回の第100回記念のUta-Awase-Fes.に[[《Drache der'Zen》]]の昔のバンドメンバーを密かに集めていた。
青春のメンバーとの再開を果たした《Drache der'Zen》は、思わずバンドの再結成を決意した。
[[100回記念の選手宣誓>《Uta-Awase選手宣誓のスピーチ》]]の中で行われた、《Drache der'Zen》がバンドを再結成するという発表は、Uta-Awase-Fes.の観客たちを大いに沸かせた。
[[《照明魚》]]が裏方の休憩時間に耳にしたところによると、Uta-Awase-Fes.には様々な経歴・境遇の者たちが参加しており、中には争いの絶えない火文明から[[逃げ出してきた者たち>《炎渦双奏 タイダル&バーン》]]もいたらしいという噂だ。
:ノワールアビス|
[[ノワールアビス]]は、《ジャシン》の感情が動いた際に身体の一部から切り離されて生まれる。
ノワールアビスを生み出すほど《ジャシン》の感情を動かすものとは何か……それは超獣世界で暮らす者たちには理解できない事柄だ。
**[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱舞」>DM23-RP2]] [#u2cfe734]
:ゴルファンタジスタ vs. シス|
[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]に「深淵」に引きずり込まれ、気づけば[[アビス]]で満席のスタジアムにいた[[ゴルファンタジスタ>《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]に対してジャシンが用意した対戦相手は、[[触れたものを無限の深淵へと引きずりこむ力>パワー低下]]で数多の厄災をもたらした[[アビス]]・・・・・・その名も[[邪闘 シス>《邪闘 シス》]]!
向かい合うゴルファンタジスタと邪闘 シスから少し離れて立っていたジャシンが、[[ボール状の>《グ:ルボカッサ》]][[アビス]]を天高く放った。その落下が戦いの開始の合図なのだと、言葉で伝えられずともゴルファンタジスタにはわかった。
無数の[[アビス]]に囲まれたスタジアムの中央でゴルファンタジスタは、愛用のクラブに魔力を込めた守りを施してくれたチアリーダーの[[妖精>ジャイアント・スノーフェアリー]]のことを思った。彼女たちの元へ帰り着くために、必ず生きて切り抜けてみせる・・・・・・そう思った。
開始の合図とともに突進するゴルファンタジスタに対し、邪闘 シスはかすっただけでも[[無限の深淵が発生する>パワー低下]]拳で一撃を放つ。だが拳は空を切り、自然の龍の姿は気づけば背後にあった。シスの視界を「回転」させたのだ。
ゴルファンタジスタは邪闘 シスの背後からクラブで全身の急所をパーパットの要領で精密に打ちまくった。生まれてから[[ホールインワン>ワールド・ブレイカー]]しか出していなかったので130打も叩いたのは初めてだった。それでもシスが倒れる気配は全くなかった。
131打目を放とうとしたゴルファンタジスタは衝撃を受けると同時に左腕が消えているのに気づいた。視界はあえてそのまま死角に向けて押し出された邪闘 シスの拳が左腕に触れただけで、[[無限の深淵に引きずり込まれて>パワー低下]]しまったのだ。
左腕を失ったゴルファンタジスタが咆哮を上げると、肌は赤く染まり全身から蒸気が上がる。それは汗が高熱で即座に蒸発している証。これぞ「[[剛流振]]」の秘奥義、自らの命を「回転」させ全力以上の全力を引き出したのだ‼︎
全力のゴルファンタジスタが[[オービーメイカー>《十番龍 オービーメイカー Par100》]]のコースすらもホールインワンするほどの力でスタジアムを「回転」させると、激しい嵐で[[アビス]]たちがすり潰されていく。邪闘 シスは嵐の中心に[[無限の深淵>パワー低下]]を放つ……だがその時、まばゆい光がクラブから放たれた!
クラブに込められた妖精の祈りがゴルファンタジスタを守り、その代償としてクラブは粉々に砕け散った。邪闘 シスは嵐の中に消えたが、しかし目の前には嵐をものともしない[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]が立っていた。
すべてを出し尽くしクラブも失ったゴルファンタジスタの身体は、肌はひび割れ、体毛は白く染まってまばらに抜けていった。「回転」によって酷使された命は限界を迎えていた。そんなボロボロの身体をジャシンの右手が容赦なく貫いた。
ジャシンに身体を貫かれたゴルファンタジスタは霞む視界の中で手を伸ばし、最後の力で自然文明全体に「回転」による守りを施した。やがてその手は虚空を掴むと、身体は深淵の泥の中へと沈んでいき、2度と浮かび上がることはなかった。
:ゴルギーニ家の変|
[[ゴルギーニ家5兄弟>スーパーカー・ドラゴン]]とそれを束ねる当主のキング・ゴルギーニが一堂に会する、4年に1度のパーティーがゴルギーニ家の屋敷で開催された。だが贅沢を尽くした催しの裏側で、[[シノビ]]の企みが密かに進行していた。
「お代わりはいかがですか?」「ああ、いただくよ」[[フラウム・ゴルギーニ>《フラウム・ゴルギーニ》]]はパーティーの最中、メイドの自動人形からグラスに入ったエンジンオイルを受け取る。しかし、それを飲むとたちどころにグラスを落とし、苦しみ悶えだした。
倒れたフラウムに駆け寄ったゴルギーニたちは気づけば[[聖カオスマントラ>《聖カオスマントラ》]]たち[[シノビ]]に囲まれていた。「シノビ、裏切るのか!まだあの約束は続いているはず!」「愚カナ。オ前タチガ[[アビス]]ニ敗北シタ時点デ約束ハ反故ニナッタノダ。」
「ええい、合体だ、合体するのだ‼︎」キング・ゴルギーニの合図でゴルギーニ家5兄弟が巨大ロボ、ゴルギーオーへと合体する。だが聖カオスマントラが無数の暗器を四方から浴びせかけると、ゴルギーオーの腰部分がぐらつきはじめた!
盛られた軽油によりゴルギーオーの腰部分担当のフラウムは力が発揮できず、ゴルギーニたちは[[メカ・デル・ステラ]]の助けが入る前に[[シノビ]]に倒されてしまった。すべては聖カオスマントラの策略……世に言う「ゴルギーニ家の変」である。
:火文明|
祠の果てで見つけた秘宝。それに触れた[[ボルシャック・カイザー>《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]は、世界の真実を知る。[[火文明]]を照らす太陽とはすなわち[[ボルシャック]]の輝きであり、じつは[[ボルシャック]]こそが世界を照らしていたのだ。
歴代の[[ボルシャック]]たちが仲間とともに戦った歴史そのものが、光り輝く太陽となったのだ!
真実を知ったボルシャック・カイザーは、新たな決意を胸に秘める。力のための力ではなく、人々を照らすための力を得ることを!
:水文明|
「[[なぜ離れ どこへ行くのか 君は今>《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》]]」・・・・・・2人をつないだハイクに続けて、[[Drache der'Zen>《Drache der'Zen》]]と[[Eine k'Reine >《Eine k'Reine》]]は互いを追いかけるように連作ハイクを紡いだ。「すれ違い かけ違えてた」「お互いよ 若かったのね」「だけど今 ここに来ている」「呼んだから 君が私を」2人1組のハイクは、離れた時間を埋め合わせるように続いた。
「壱百年wish」のステージはDrache der'Zen の突然の告知で幕を閉じた。「皆の者!次は[[火文明]]で会おうぞ‼︎」まさかの文明間をまたいでの全国ツアーの発表だ。
「壱百年wish」復活のニュースを受け、これまで動画で作品を発表するのみだった時代のカリスマハイクアーティストが、Uta-Awase Fes.でついにその姿を現そうとしていた。そしてそのことを[[音愛楽団 ブリーチ>《音愛楽団 ブリーチ》]]のメンバーだけが知っていた。
「壱百年wish」再結成で爆発的な盛り上がりを見せたUta-Awase Fes.の[[水文明]]全体での視聴率は400%にも達した。そしてそれは番組のスポンサーに絶大な[[魔力>マナ]]が集まるということを意味していた。
強大な[[魔法>呪文]]はその分[[魔力>コスト]]を必要とする。Uta-Awase Fes.での観衆の感動を[[魔力>マナ]]とした、水文明の命運をかけた砲撃魔法が、住人の無意識によってあくまで自動的に、深淵に向けて発射されようとしていた。[[TUBA・クロウラー>《TUBA・クロウラー》]]はそれをただ見ていることしかできなかった。
**登場人物 [#e22aee3a]
***自然文明 [#ufa3545d]
-「剛流振」を極めし首領
--[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]
-[[スノーフェアリー]]たち
***闇文明 [#j3113397]
-[[アビスロイヤル]]のリーダー
--[[《アビスベル=ジャシン帝》]]
-[[ノワールアビス]]たち
-《ゴルファンタジスタ》の対戦相手
--[[《邪闘 シス》]]
***火文明 [#n8d871ad]
-[[暴竜爵 >《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]が[[《強襲竜 ボルシャック・レイダー》 >《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》]]に乗った姿
--[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]
-[[アーマード・ファイアー・バード]]たち
--[[《パーチク・站・パタッピ》]]
--[[《クック・轟・ブルッチ》]]
-暴竜爵の部下たち
--[[《爆神兵ピュロボルス》]]
***水文明 [#cfc6a27c]
-Uta-Awase-Fes.の参加者
--[[《Drache der'Zen》]]
--[[《Eine k'Reine》]]
-Uta-Awase-Fesのスタッフたち
--[[《オンセサン》]]
--[[《照明魚》]]
***光文明 [#qce2a0d4]
-ゴルギーニ・タウンのリーダー
--「富合龍」 [[《ウィリデ・ゴルギーニ》]]
--[[《フラウム・ゴルギーニ》]](称号不明)
-謎の[[シノビ]]
--[[《瞬現の聖沌 n41kun4》]]
--[[《聖カオスマントラ》]]
**参考 [#a437ce9f]
-[[アビス・レボリューション]]
-[[背景ストーリー]]
&tag(アビス・レボリューション,背景ストーリー);