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#author("2024-10-08T11:14:10+09:00","","")
*エクストラウィン [#bc202f70]
[[デュエル・マスターズ]]は、ルール上は[[クリーチャー]]による[[ダイレクトアタック]]か、[[ライブラリアウト]]になるかによって勝敗が決まるが、エクストラウィンはルールではなくカードの[[効果]]によって勝利する。
[[特殊敗北]]の対義語である。[[カード]]の[[能力]]が原則を改変することから「特殊勝利」とも呼ばれる。
|究極銀河ユニバース SR 光文明 (5)|
|進化クリーチャー:フェニックス 17000|
|進化−自分のフェニックス1体の上に置く。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そのカードが最後の1枚でフェニックスならば、自分はゲームに勝利する。|
|T・ブレイカー|
|光霊姫アレフティナ SR 光文明 (4)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル/アーク・セラフィム 8000|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1多くなる。|
|相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、それがそのターンはじめての自分への攻撃で、自分のシールドが1枚もない場合、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。|
|自分のシールドが10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。|
|W・ブレイカー|
**特殊勝利能力を持つカードの一覧 [#ee3dbb7d]
後述する[[敗北回避能力]]の存在から、特殊勝利能力を持つカードは以下の種類に分類できる。
***[[攻撃]]による[[単発的効果]]タイプ [#c118ce4b]
|[[《究極銀河ユニバース》]]|[[進化元]]を[[墓地]]に落とし、それが最後の1枚でかつ[[フェニックス]]である。|
|[[《お目覚めメイ様》]]|この[[クリーチャー]]が相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されなかった時、[[バトルゾーン]]に自分の[[ドリームメイト]]が自身含め7体以上存在する。|
|[[《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》]]|この[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、この[[クリーチャーの下]]にある[[カード]]を[[墓地]]に置き、それが10枚以上だった場合。|
|[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]|~|
|[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]|[[バトルゾーン]]または[[マナゾーン]]に自分の[[ジョーカーズ]]が5枚以上あり、[[攻撃]]の後、相手の[[シールド]]も[[クリーチャー]]も存在しない。|
|[[《ハイパー・ザ・ジョニー》]]|~|
|[[《MAX・ザ・ジョニー》]]|このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のシールドが10枚以上ある。|
|[[《頂上電融 ジョルト・ザ・ジョクスト4th》]]|[[攻撃]]の後、相手の[[シールド]]も[[クリーチャー]]も存在しない。|
***[[攻撃]]以外の[[単発的効果]]タイプ [#dbbfd5e5]
|[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]|相手の[[能力]]によって、[[バトルゾーン]]を離れる。|
|[[《ケロヨン・カルテット》]]|自分の[[ターン]]のはじめに、[[バトルゾーン]]に自分の[[《ケロヨン・カルテット》]]が4体存在する。|
|[[《偽りの名 iFormulaX》]]|自分の[[ターン]]の終わりに、自身が[[タップ]]されていて、自分の[[手札]]が10枚以上存在する。|
|[[《偽りの名 iFormula X/クリスティナ・フォール》]]|~|
|[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]|[[召喚]]されて[[バトルゾーン]]に出た時、相手は自身の[[クリーチャー]]をすべて[[山札]]に加えて[[シャッフル]]する。この[[効果]]で6体以上[[山札送り]]にした場合。|
|[[《夢の変形 デュエランド》]]|[[召喚]]されて[[バトルゾーン]]に出た時、自分の[[山札の上]]から7枚を[[墓地]]に置く。その中から、[[コスト]]7以下の[[水]]の[[カード]]を好きな数、[[コスト]]を支払わずに使ってもよい。この[[効果]]ですべて使った場合。|
|[[《D2P ヘビーポップ》]]|自分の[[ターン]]のはじめに、[[バトルゾーン]]に自分の[[D2フィールド]]と、自分の同じ[[名前>カード名]]の[[クリーチャー]]が4体以上存在する。|
|[[《P・P・P・P》]]|自分の[[ターン]]のはじめに、自分の[[《P・P・P・P》]]が[[バトルゾーン]]、[[マナゾーン]]、[[墓地]]それぞれに1体存在している状態で自分の[[手札]]にある[[《P・P・P・P》]]を見せる。|
|[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]|この[[クリーチャー]]が[[召喚]]によって[[バトルゾーン]]に出た時、[[バトルゾーン]]に相手の[[クリーチャー]]が存在しない。|
|[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]|相手が山札に横に刺さったカードを引く。(『相手はゲームに負ける』というテキスト)|
|[[《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》]]|この[[クリーチャー]]が[[召喚]]によって[[バトルゾーン]]に出た時、相手と5回[[ジャンケン]]し、そのすべてに勝つ。|
|[[《「一方的に勝つに決まっている」》>《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]|(呪文を唱えた時)相手の[[墓地]]に[[クリーチャー]]が20体以上存在する。|
|[[《姫様宣言プリンプリン》]]|自分の[[ターン]]のはじめに、[[バトルゾーン]]にある自分の[[サイキック・クリーチャー]]の[[コスト]]の合計が100以上の時。|
|[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]|自分の[[ターン]]の終わりに、[[バトルゾーン]]と[[墓地]]に自分の[[クリーチャー]]がそれぞれ13体以上ある。|
|[[《G.R.QX.》]]|横向きのカードが相手の超GRを離れた時。(『相手はゲームに負ける』というテキスト)|
|[[《闘うべき時!!》]]|(呪文を唱えた時)相手の[[シールド]]が1つもない。|
|[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]|自分の[[ターン]]のはじめに、自分の[[バトルゾーン]]に[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]が4体以上存在する。|
|[[《サファイア・ミスティ》]]|自分の[[ターン]]終了時に[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]に自分の[[カード]]が合計40枚以上ある。|
|[[《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》]]|各[[ターン]]終了時に[[表向き]]の[[カード]]を含む[[シールド]]が10以上ある。|
|[[《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》]]|自分の[[ターン]]のはじめに、自分の[[クリーチャー]]が18体以上存在する。|
***[[置換効果]]タイプ [#rd73da2e]
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|自分の[[山札]]の最後の1枚を[[引く]]。|
***[[継続的効果]]タイプ [#s60a4830]
|[[《光霊姫アレフティナ》]]|自分の[[シールド]]が10枚以上存在する。|
|[[《サイバー・J・イレブン》]]|[[バトルゾーン]]に自分の[[水]][[クリーチャー]]が自身含め11体以上存在する。|
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主に[[誘発型能力]]であり、決められた条件を満たすことでその[[ゲーム]]での勝利が確定する。
([[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の特殊勝利は[[攻撃]]を前提としているが、[[アタックトリガー]]ではないので上のグループには該当しない。[[攻撃]]の後を迎えることで初めて効力を発揮するので、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]をそれまでの間生き残らせる必要がある)
[[《水上第九院 シャコガイル》]]は[[置換効果]]であるため、こちらも[[ドロースペル]]等の[[解決]]中に条件を満たした場合でも勝利が確定する。余計な枚数を[[引く]]ことになっていても問題はない。
[[《光霊姫アレフティナ》]]と[[《サイバー・J・イレブン》]]の[[特殊勝利]]は[[常在>常在型能力]]効果という裁定が出ているので、[[《エメラル》]]や[[《獰猛なる大地》]]など、他の[[カード]]の[[解決]]中に一時的に条件を満たした場合でも即勝利が確定する。
**メタカードについて [#yeb35e8c]
[[《メッチャ無敵なじーさん》]]は「[[攻撃]]による[[トリガー]][[能力]]タイプ」のみ回避できる。
[[《完全防御革命》]]は「[[誘発型能力]]」のみ回避できる。
また、上2種の[[トリガー]][[能力]]のものは、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の二番目の[[能力]]や[[《頂天聖 レオザワルド》]]によって置換する事でも回避できる。
「[[継続的効果]]タイプ」は、[[《完全防御革命》]]や[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]等の[[置換効果]]を適用させること自体は可能だが、[[継続的効果]]の性質上、一度回避しても再度誘発を繰り返すため、結果的に回避できない。
「[[置換効果]]タイプ」は、[[攻撃]]か否かにかかわらず、それ自体が一発目の[[置換効果]]となるため、[[《完全防御革命》]]や[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]等を更に適用させることはできないので回避できない。
[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]、[[《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》]]等の[[常在型能力]]による[[敗北回避能力]]は、各々の条件を満たしていれば上記のすべてのタイプのエクストラウィンを回避できる。[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の最後の[[能力]]が既に有効な時や、対象は逆だが[[《傲慢の悪魔龍 スペルビア》]]も同じ。
[[《ジャッジCREWニー》]]であればどのような種類のエクストラウィンでも回避でき、さらに[[5.S.D.]]のような強制[[特殊敗北]]も回避可能。
[[《水上第九院 シャコガイル》]]で勝利条件を満たしたということは、すなわち[[ライブラリアウト]]したという意味なので、[[《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》]]等でその一瞬を回避されると自滅を招くことになる。
**その他 [#z229e043]
いずれにせよ条件さえ満たせば、自分と相手の状況にかかわらずその時点で勝利が決定するためその条件は総じて難しい。[[《ケロヨン・カルテット》]]をはじめとして、条件を満たせるような状況であれば[[オーバーキル]]だと言わざるをえない特殊勝利は数多く存在する。
しかし、あらゆる条件を無視して勝利してしまう豪快さは非常に魅力的である。[[デュエル・マスターズ]]において[[ダイレクトアタック]]を目指すための[[攻撃]]という行為には多大なリスクが伴う。そのリスクを負わずに済むというのが最大の利点であり、特殊勝利はその性質上[[ループ]][[コンボ]]の[[フィニッシャー]]として積極的に採用されやすい。
[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]の登場以後は相互互換的な[[スペック]]の特殊勝利能力が目立つ。[[ループ]]機構に何を採用しているのかを基準に考え、どのエクストラウィンが最も適しているのかを[[プレイヤー]]が自由に選べる時代になったともいえよう。
-先に登場した2種にはどちらも名前に「究極」とついていたため、特殊勝利が可能な[[カード]]に共通する[[命名ルール]]ではないかと推測されていた。しかし[[《光霊姫アレフティナ》]]の登場により、[[命名ルール]]が特に決まっていない事が分かった。
//-[[革命編]]の時点でエクストラウィンを持つ[[カード]]は全て[[クリーチャー]]であり、また唯一[[闇]][[文明]]のみエクストラウィンを持つ[[カード]]が存在しない。
//--その後、[[双極篇]]で[[《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]が登場。初となる[[呪文]]にして[[闇]][[文明]]のエクストラウィンを持つ[[カード]]が誕生した。
-[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]は「自分が勝つ」ではなく「相手が負ける」という[[テキスト]]になっている。この表現に合わせて「特殊勝利ではなく[[特殊敗北]]カード」と呼ばれることがあるが、ルール上は自分の勝利も相手の敗北も同じなので、特殊勝利に分類される。
-日本ではエクストラウィンとも言われるが、実は和製英語である。英語圏では"alternate win"(オルタネイトウィン)と呼称する。無論非公式用語ではあるものの、アニメVSR以降は[[社長]]こと[[邪藩 牛次郎]]や[[切札 ジョー]]がこの[[能力]]を使用するにあたって度々用いられており、[[バニラ]]などと同様に半ば公式用語となっている。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、カードの効果で勝利条件を満たすと「EXTRA WIN」と表記される。こちらでも公式に採用されることになった。
-[[《究極銀河ユニバース》]]等、[[フレーバーテキスト]]ではこの能力を「世界の終わり」と表現する事がある。
**特殊勝利を狙うデッキ [#n20416e5]
-[[【ユニバースエクストラウィン】]]
--[[【強欲ユニバース】]]
-[[【ケングレンオー】>ケングレンオー#deck]]
--[[【アカシック・オージャ】>【アカシック・サード】]]
-[[【アレフティナ】]]
--[[【マーシャルエクストラウィン】]]
-[[【サイバー・J・イレブン】]]
-[[【ケロヨン・カルテット】]]
-[[【フォーミュラエクストラウィン】]]
--[[【蓄積された魔力】]]
-[[【お目覚めメイ様】]]
-[[【ジーク・キャヴァリエ】]]
-[[【デュエランドエクストラウィン】]]
-[[【ポップメタリカ】]]
-[[【ジョーカーズ】]]
**参考 [#lb475754]
-[[用語集]]
-[[即死コンボ]]
//-[[ダイレクトアタック]]
-[[特殊敗北]]
-[[敗北回避能力]]
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[[公式Q&A]]
>Q.[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]の「自分のターンのはじめに」の能力で自分がゲームに勝つ際、相手は[[《大魔王 ウラギリダムス》]]の「自分がゲームに負ける時、かわりに」の置換効果を適用できますか?
A.はい、置換効果を適用できます。相手のカードの効果や、ゲームのルールによって相手が勝つ場合、自分が負ける時の置換効果を適用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40620]](2021.12.17)
>Q.自分の[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]と相手の[[《水上第九院 シャコガイル》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分のターンのはじめに、自分のコスト8以上のクリーチャーが他に3体いて、相手の山札が5枚ですが、どちらのプレイヤーがゲームに勝ちますか?
A.[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]側のプレイヤーがゲームに勝ちます。[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]と[[《水上第九院 シャコガイル》]]の能力は、ターンのはじめに同時にトリガーしますが、ターン・プレイヤーから効果を解決しますので、[[《水上第九院 シャコガイル》]]の効果で相手がカードを5枚引く前に、[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]の効果でゲームに勝ちます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41567]](2022.7.22)
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