#author("2024-09-07T15:52:51+09:00","","")
#author("2024-09-13T14:56:35+09:00","","")
*キングマスターカード [#j6c57dd3]

[[レアリティ]]の一つ。[[DMRP-13]]([[十王篇]])にて[[マスターカード]]からバトンタッチする格好で初登場した。
[[マスターカード]]と同じく[[レアリティ]]のマークは存在せず、代わりに「KING MASTER」と大きく書かれ、その下に小さな王冠があしらわれた盾の形の紋章のような「キングマスター・ロゴ」が、マスターカードのマスター・ロゴの位置に記されている。
英字表記は''KGM''。

その他、カードの外観も特殊。
[[カード名]]や[[サブタイプ]]を記入する部分が翼の生えた王冠のようなデザインになり、[[マナ・シンボル>マナ数]]にも翼が生えている。
イラストの枠にも菱形の格子パターンが描かれており、格子の色もそのカードが持っている文明の色となっている。

|勝熱英雄 モモキング KGM 火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札 12000|
|<キリフダッシュ>[火/自然(6)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(6)]支払って召喚してもよい)|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。|
|多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|

基本的に1箱に1種類ずつ、合計3枚([[DMEX-13]]、[[DMRP-21]]、[[DMRP-22]]では2枚、[[DMRP-20]]では3枚完成の[[《Volzeos-Balamord》]]があるため5枚)が確定で入っており、封入率はマスターカードより上がっている模様。

[[十王篇]]でキングマスターカードが入っているパックは、他の4枚のカードが同じチーム種族を持ち、かつ4枚とも[[フォイル]]仕様。なお、[[シークレットカード]]になると、他4枚のカードもシークレットカードになる。つまり、パックに単体でシークレットカードが入っていることはない。他の4枚のシークレットカードとはイラストが繋がるようになっており、ほとんどの場合キングマスターカードが中央に位置するが、[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]は右側に、[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]は左側に位置している。
なお[[DMEX-13]]の仕様上、[[《勝熱龍主 モモキング》]]と[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]は上記の法則に一切当てはまらない。

[[王来篇]]ではこの仕様は変更され、他4枚がフォイル仕様なのは変わらないが、それが同チームではなくそのキングマスターカードと同文明のサポートカード([[レクスターズ]]なら[[レクスターズ]]、[[ディスペクター]]なら[[ディスペクター]]や[[ディスタス]])に変更され、シークレット枠は[[20thSPレア]]と[[20thSPゴールドレア]]の枠となった。そのため、十王篇に存在した繋ぎ絵仕様のノーマルシークレットは存在しない。

[[王来MAX]]では他4枚に関わる仕様が全撤廃され、通常のカードに混じって排出されるようになった。これは[[ゴッド・オブ・アビス]]の最高レアリティ[[オーバーレア]]でも同様。

-名前だけ聞くとマスターカードの上位レアリティのように思えるが、[[十王篇]]以降はマスターカードは収録されていないため、正確にはマスターカードに代わる新たな[[レアリティ]]である。さらに、キングマスターカードは、マスターカードより1BOXで封入枚数が1枚多い3枚となっている。

-[[十王篇]]に登場したものはレアリティ名の通り、カード名は「王」そのものまたは連想させる言葉を冠するものとなっている。

-派生レアリティがそれなりにあったマスターカードとは対照的に派生レアリティが存在しない。そもそも十王篇以降のジョー編通常エキスパンションはキングマスターカード以外の最高レアリティが収録されていない。

-[[マスターカード]]には存在しなかった、「キングマスターカードを参照するカード」が登場している。

-[[ゴッド・オブ・アビス]]で[[オーバーレア]]に交代したのは前述の通りだが、[[ビクトリー]]や[[レジェンドカード]]と異なり、それ以降[[アビス・レボリューション]]までの時点で新規のキングマスターカードは登場していない。

-背景ストーリーや漫画・アニメでもマスターカードに代わって登場。十王篇(並びに漫画・アニメ『キング』)頃まではこれらのクリーチャーは「(チーム○○の)キングマスター」、その使い手たるデュエリストは「(チーム○○の)キング」と呼ばれ大々的に扱われていた。ただし「キング」ではあっても「[[デュエルマスター>マスターカード]]」であることには変わりなく、特に[[切札 ジョー]]らかつてのデュエルマスター候補たちは変わらず「(文明)のマスター」と呼称される。
--しかし[[王来篇]]では、[[ディスペクター]]側こそ「(勢力名)王」と呼ばれ、特別な存在として扱われていたが、一方で[[レクスターズ]]側は大々的な扱いを受けていなかった。漫画及びアニメ『キング!』でも、[[ディスペクター]]の王、特に[[ジェンドル]]が使うカードは注目されていたが、[[レクスターズ]]側のカードや[[ハイド]]の使うキングマスターにはあまり焦点が当てられていない。これは、王来篇では同じ王でも[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]側に焦点が当てられ、キングマスターであることが重視されなかったからだと思われ、ジョー篇初期や『キング』のようにキングマスターであることそのものが重視される描写はほぼなくなった。
王来篇後半になると、[[《竜界電融 N・EXT》]]や[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]の登場によりディスペクター陣営でさえ「キングマスター=王」の図式が崩れたことも、この傾向を象徴している。
--[[王来MAX]]に至っては背景ストーリー中で言及されることはほぼなくなり、該当カードが全て[[ジョーカーズ]]と《ジャオウガ》の[[関連カード>デモニオ]]に集中しているのも重なりただの称号に過ぎないものとなった。漫画及びアニメ『キングMAX』では「デュエルマスター」を超える「デュエルマスターキング」という称号も登場したが、これは主に「[[ジャオウガ>《CRYMAX ジャオウガ》]]並びに[[槍>《邪王来混沌三眼鬼》]]という強大な敵に勝利した」という理由で与えられているものであり(キングマスターカードの存在及び所持は前提ではない)、それを除けば漫画やアニメですらキングマスターについての言及はなかった。このシリーズになると十王篇に存在した名前の「王」縛りすら無くなっている。

**''[[十王篇]]のキングマスターカード一覧'' [#a3aabce7]
|[[チーム銀河]]|[[《「正義帝」》]]|帝|
|[[月光王国]]|[[《月と破壊と魔王と天使》]]|魔王|
|[[チームボンバー]]|[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]|皇|
|[[暴拳王国]]|[[《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]|王|
|[[チーム零]]|[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]|エンペラー|
|~|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|~|
|[[美孔麗王国]]|[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]|ヲヲ((王))|
|[[チームウェイブ]]|[[《キング・マニフェスト》]]|キング|
|[[鬼札王国]]|[[《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》]]|オウ|
|~|[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]|~|
|~|[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]|~|
|~|[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]|~|
|[[不死樹王国]]|[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|王|
|[[チーム切札]]|[[《勝熱龍 モモキング》]]|キング|
|~|[[《勝熱英雄 モモキング》]]|~|
|~|[[《勝熱龍主 モモキング》]]|~|
|~|[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]|~|

**''[[王来篇]]のキングマスターカード一覧'' [#j9964a43]
|[[レクスターズ]]|[[《王来英雄 モモキングRX》]]&br; [[《未来王龍 モモキングJO》]]|キング・王|
|~|[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]&br;[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]&br;[[《アルカディアス・モモキング》]]&br;[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]|キング|
|~|[[《我我我ガイアール・ブランド》]]|[[《ガイアール・''カイザー''》>《ガイアール・カイザー》]]|
|[[ディスペクター]]|[[《聖魔連結王 バロディアス》]]|王|
|~|[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|~|
|~|[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]|~|
|~|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|~|
|~|[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]|~|
|~|[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]|~|
|~|[[《新世界王の権威》]]([[《Volzeos-Balamord》]])|王(([[クリーチャー]]名には王を含まないが「新世界王」が事実上の称号である))|
|~|[[《新世界王の思想》]]([[《Volzeos-Balamord》]])|~|
|~|[[《新世界王の闘気》]]([[《Volzeos-Balamord》]])|~|
|~|[[《王の覇気》]]([[《新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド》]]|カードにはKGRと書かれており、キングマスターではない可能性がある。|
|~|[[《王の思念》]]([[《新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド》]]|~|
|~|[[《竜界電融 N・EXT》]]|《N・EXT》の項目参照。|

**''[[王来MAX]]のキングマスターカード一覧'' [#j9964a43]
|[[レクスターズ]]|[[《モモキング-MAX》]]|キング|
|~|[[《MAX・ザ・ジョニー》]]|なし|
|~|[[《MAX-Gジョラゴン》]]|~|
|[[鬼レクスターズ]]|[[《終来王鬼 ジャオウガ》]]|王|
|~|[[《邪王来混沌三眼鬼》]]|~|
|~|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|オウ|

**「キングマスターカード」に関連するカード [#d2d64225]
-[[《弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!》]]

**参考 [#i6890bee]
-[[用語集]]

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