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#author("2024-08-16T14:02:04+09:00","","")
*クリーチャー [#x1856fc4]
大きく分けて二つの意味がある。
+[[カードタイプ]]の一つ。数え方は原則「体」だが、[[左G・リンク]]など「枚」として数えられる場合もある(クリーチャーカード)。
+[[バトルゾーン]]に存在する1枚以上のクリーチャーカードから構成されるオブジェクトのこと。数え方は「体」(クリーチャーオブジェクト)。
元々前者と後者に大した意味の違いはなかったが、2014年1月の[[《トンギヌスの槍》]]等の裁定変更に伴い、大きく意味が分離することとなった。
[[テキスト]]上は「[[バトルゾーン以外の場所]]のクリーチャー」を指す場合は前者、「[[バトルゾーン]]のクリーチャー」を指す場合は後者の意味で解釈する必要がある。
たとえば、[[《ヴォルグ・サンダー》]]や[[《リトルアイズ・グロース》]]、[[マナ進化]]や[[墓地進化]]などの指す「クリーチャー」は前者である。
一方、[[破壊]]という[[キーワード処理]]や「[[バトルゾーン]]から[[クリーチャー]]が[[離れる]]」という処理、通常の[[進化]]、[[進化V]]などが指す「クリーチャー」は後者となる。
本項では[[カードタイプ]]としてのクリーチャーを中心に解説する。
*クリーチャー(カードタイプ) [#o99b2b3d]
相手に[[攻撃]]したり、相手からの[[攻撃]]を[[ブロック]]する[[プレイヤー]]の手駒のような存在。
他にも様々な個別の[[能力]]を持っており、[[デュエル]]の主役を務める。
唯一の生物タイプの[[カードタイプ]]であり、[[デュエル・マスターズ]]における花形である。
|ボルシャック・ドラゴン VR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される|
クリーチャーは基本的に[[バトルゾーン]]に出して使用する。[[バトルゾーン]]に出したクリーチャーで[[攻撃]]や[[ブロック]]を行うことで[[ゲーム]]を進めていくことができる。
クリーチャーを[[バトルゾーン]]に出すためには、「[[召喚]]」を行うのが一般的である。[[召喚]]するクリーチャーを[[手札]]から公開し、[[マナゾーン]]のカードを[[タップ]]して所定の[[マナコスト]]を払うことで[[召喚]]できる。
他には、何らかの[[コスト踏み倒し]]を利用することで、[[召喚]]の手順を踏むことなくクリーチャーを出すことも可能。詳細はそちらを参照のこと。
多くのクリーチャーは何らかの[[能力]]を持っており、戦局に何らかの影響を与えることができる。[[能力]]を持たないクリーチャーは「[[バニラ]]」と呼ばれる。
[[デュエル]]の主役は何と言ってもクリーチャーなので、クリーチャーの使い方が[[ゲーム]]の命運を左右すると言って差し支えない。種類は非常に豊富なので、自分の戦略に合ったものをうまく使いこなしたいところである。
**ルール [#j0c1d4ed]
-一度[[バトルゾーン]]に出すと、何らかの効果で[[バトルゾーン]]を離れるように指示されない限り[[バトルゾーン]]に残り続ける。「[[破壊]]する」「[[手札に戻す>バウンス]]」などの[[効果]]を受けた場合、所定の[[ゾーン]]に移動させる。
-[[バトルゾーン]]にあるクリーチャーは、タップする事で「[[攻撃]](アタック)」ができる。基本的に[[攻撃]]の目標は相手の[[タップ]]されているクリーチャーか相手[[プレイヤー]]で、これによってクリーチャー同士の「[[バトル]]」や相手の[[シールド]]の「[[ブレイク]]」が発生する。
-[[バトルゾーン]]にある「[[ブロッカー]]」を持つクリーチャーは、[[ブロック]]を宣言して[[タップ]]することで相手のクリーチャーの[[攻撃]]を止めることができる。詳しくはそちらの項を参照。
-[[ターン]]が始まる時点で[[バトルゾーン]]にいなかったクリーチャーには[[召喚酔い]]という[[ルール]]が適用される。これによってクリーチャーは通常、出した[[ターン]]に[[攻撃]]することができない。
--[[スピードアタッカー]]を持つものや、出した[[ターン]]に[[《ダイヤモンド・ソード》]]、[[《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》]]等の召喚酔いを無効化する能力を持つ[[カード]]を使用し、出したターンに即攻撃させることもできる。
**派生形態 [#y68e97dc]
通常と異なる[[ルール]]を持った特殊なクリーチャーも存在する。これらは大抵、「進化」などの[[特殊タイプ]]によって判別されるが、中には[[特殊タイプ]]を持たないが特殊な使い方になるクリーチャーもいる。
-[[進化クリーチャー]]は他のクリーチャーを[[進化元]]として重ねて出す特殊なクリーチャーである。[[コストパフォーマンス]]がいい上に[[召喚酔い]]しないので基本的に強力である。
-[[種族]]に[[ゴッド]]を持つクリーチャーは[[G・リンク]]という[[能力]]をもっており、決められた他の[[ゴッド]]と合体させることができる。同じように[[ゴッド・ノヴァ]]も[[左G・リンク]]、[[中央G・リンク]]、[[右G・リンク]]を持っており、他の[[ゴッド・ノヴァ]]と合体できる。
-[[覚醒編]]において登場した[[サイキック・クリーチャー]]は、[[超次元ゾーン]]から呼び出す特殊な[[クリーチャー]]である。従来の方法では[[召喚]]できず、[[超次元]][[呪文]]などで[[バトルゾーン]]に出して使う。また、条件を満たすことで[[覚醒]]または[[覚醒リンク]]して[[裏返す]]ことができる。
-[[エピソード3]]で登場した[[エグザイル・クリーチャー]]は、[[ドロン・ゴー]]の[[能力]]と[[カード名]]が同じクリーチャーを[[バトルゾーン]]に出せなくなる[[デメリット]]を持つ特殊なクリーチャーである。こちらは[[サイキック・クリーチャー]]とは異なり、通常クリーチャーと同じく[[デッキ]]に入れて使用する。
-[[ドラゴン・サーガ]]で登場した[[ドラグハート・クリーチャー]]は、[[サイキック・クリーチャー]]と同様に[[超次元ゾーン]]に置かれる両面カードである。基本的に[[ウエポン]]や[[フォートレス]]といったクリーチャーでない状態で[[バトルゾーン]]に登場し、条件を満たすことで[[龍解]]して[[裏返す]]ことができる。
-[[双極篇]]で登場した[[ツインパクト]]は、クリーチャーと[[呪文]]の両方の性質を持った[[カード]]である。クリーチャー側の[[コスト]]を支払えば、クリーチャーとして[[召喚]]する事ができる。
**その他 [#qd8b02bb]
-[[デュエル・マスターズ]]において登場する生命体達は、[[モンスター]](怪物・魔物)と呼ばれる事は滅多になく、あくまで「クリーチャー」(作られし者=生命体)である。ちなみに「[[モンスター]]」のクリーチャーも存在している。
-基本的に自分の[[手札]]からしか[[召喚]]できないが、例外も存在する。[[マナ爆誕]]等の能力を持つカードがそれにあたる。
-召喚ではなく「バトルゾーンに出す」ならば、手札以外から出す方法が多く存在する。「[[コスト踏み倒し]]」の項も参照。
-他の[[カード]]の種類には、[[呪文]]、[[クロスギア]]、[[城]]などがある([[カードタイプ]]参照)。これらの中ではクリーチャーの種類が最も多く、[[パワー]]を持つのはクリーチャーのみである。
-[[ベリーレア]]以上の[[レアリティ]]はクリーチャー以外が獲得する事は非常に稀。[[ビクトリー]]および[[ダブルビクトリー]]の[[ウエポン]]および[[フォートレス]]、[[禁断レジェンドカード]]の[[鼓動]]、[[最終禁断レジェンドカード]]の[[フィールド]]、[[マスターカード]]の[[呪文]]はいずれの例もクリーチャーの面を持った[[カード]]であり、純粋な[[非クリーチャー]][[カード]]が[[スーパーレア]]より上の[[レアリティ]]を持った例は数少なく、[[《ア・ストラ・ゼーレ》]]と[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]、[[《Code:1059》]]のみである。
--後に[[スーパーレア]]より上の[[レアリティ]]の[[非クリーチャー]]である[[呪文]]である[[《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》]]などが[[DMEX-07]]にて大量に登場。
-クリーチャー以外の[[カード]]は[[ダイレクトアタック]]が不可能であることに加え、カードプール上[[エクストラウィン]]を持つのもクリーチャーのみであるという要因から、[[デュエマ]]において[[ノンクリーチャー]][[デッキ]]を作るのは不可能とされる。仮に作ったとしても、同じ勝ち筋でクリーチャーを採用したデッキの方が明らかに強い、という事態が起こる。
--逆に[[フルクリーチャー]]を組む場合は、[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]による妨害の心配を除けば問題なく組める。
-クリーチャーに対する強烈な[[ロック]]を形成する[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]、クリーチャーを3体も踏み倒す[[《エンペラー・キリコ》]]が[[プレミアム殿堂]]になっている一方で、似たようなコスト、効果で対象が[[呪文]]である[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]、[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]は[[殿堂入り]]すらしていない。このことからも、デュエル・マスターズの中心はやはりクリーチャーであることが窺える。
-呪文と対比して「生物」と呼ばれることがあり、[[Wizards of the Coast]]の真木孝一郎氏も自身のTwitterでそのような表現の仕方をしている。
-漫画や[[コロコロコミック]]での記事では「○○獣」と当て字されることが多い。例としては「[[S・トリガー獣]]」など。
-初期のアニメでは叫び声等にはSEが使われており、そもそも台詞らしい台詞すらもなかったが、「クロス」以降は専用の声優が当てられ、普通に言葉を喋るという「[[キャラクター]]」としても扱われるクリーチャーも増えている。
-勝太編以降ドラゴン龍のように人間の姿に変化できるクリーチャーや、[[アウトレイジ]]や[[オラクル]]のような人間型のクリーチャーが増える中で背景ストーリーやメディア作品において[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]に描かれているモブや、[[キャップ]]兄弟のような異世界の人間も登場している。彼らが[[ヒューマノイド]]などのように人間と変わらない姿を持っているだけでクリーチャーなのか、クリーチャーとは別の人間としての存在なのかは不明である。
-アニメでは、使用頻度の高いカードや切り札など極一部のクリーチャーにはCGが用いられ、それ以外はカードイラストのままという扱いだった。その後『デュエルマスターズV3』では「チーム・エグザイル」等のクリーチャーが[[キャラクター]]と同じくプリレンダリングで描かれるようになる。さらに後の『デュエルマスターズVS』にて、切り札級クリーチャーはCGで、それ以外のクリーチャーの多くは手書きで表現されるようになり、クリーチャーの描写が増えることとなったため好評を得ている。また『デュエルマスターズVSR』以降は、ほぼすべてのクリーチャーがCGで表現されるようになった。
*獣|生き物|生物|肉体 [#flesh]
いずれも「クリーチャー」の別表記。
「獣」はなんらかの語句を頭に付けて、「◯◯クリーチャー」という意味で使われる。
公式でも「[[進化クリーチャー]]」のことを「[[進化獣>DM-02]]」、「相手のクリーチャー」を「敵獣」と呼んだりする。
非公式メディアでも、前述の通り「○○獣」はよく見られる。
-「[[超化獣]]クリーチャー」という表記は、見方によっては「超化クリーチャークリーチャー」と読み取れなくもない。
「生物」や「肉体」は特にTwitterにて使われる。(例:除去しつつ生物/生き物を残せる)
本Wikiではあまり使われないようにされているものの、やはり不特定多数の人が編集できる都合上、一部のページで使われていることもある。
**参考 [#nfb7dbd4]
-[[用語集]]
-[[カード]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[GRクリーチャー]]
-[[エグザイル・クリーチャー]]
-[[ドラグハート・クリーチャー]]
-[[禁断クリーチャー]]
-[[零龍クリーチャー]]
-[[タマシード/クリーチャー]]
-[[ゴッド]]
-[[呪文]]
-[[クロスギア]]
-[[城]]
-[[セル]]
&tag(用語集,カードタイプ,クリーチャー);
&tag(用語集,カードタイプ,クリーチャー,エレメント);