#author("2023-12-02T02:22:55+09:00","","")
#author("2024-11-23T18:18:41+09:00","","")
*コスト [#vdbad0e7]

何かをするにあたって要求される(支払う必要がある)対価のこと。
細かく分けた場合、以下のものに分かれる。

+[[特性]]の1つ。通常カードの左上隅に記されている数字。''[[マナコスト]]''とも。
+「Aしてもよい/する。[[そうしたら]]〜」という書式の能力において、Aを指して言う言葉。''[[そうしたら]]''のページを参照。
+[[起動型能力]]の[[起動]]に必要な対価。''[[起動コスト]]''という名前がある。
+1.から派生した、マナそのものを表すときの数詞。「3コスト支払う」などの使われ方をする。

テキスト上で「コスト」と書かれていた場合は1.を指す。

**4.について [#d95b086d]
カードのマナコストの値(nとする)をとって、俗に「(重さが)nコスト」「nコスト支払う」と言い回されることがある。

口語で「nコス」という省略形が用いられるくらいには浸透しているが、恐らくこれは「コストnのカードを使うためにnマナ支払う」が略されたものだと思われる。
本来その中身を数えるはずのものが、それ自体を数える形式で代用されるのは他にも例がある(「動画の再生数が1万回」→「動画が1万再生」など)。

しかしながら、この表現そのものは「コストの個数」を数えているような文面にもとれ、上記のように本来の「コスト」にはこの使い方も存在しないので、違和感を覚えるプレイヤーも多い。より正確な表現としては「''コスト(が)n''」または「''nマナ''」が存在するため、なるべくそちらを使ったほうが良い。
[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]や[[《ナゾの光・リリアング》]]は[[テキスト]]と[[フレーバーテキスト]]を合わせて「コストn」「nマナ」両方の表現が出てくるので、どちらの用法で使われているか見比べてみるのも良いだろう。

-実際にコスト自体の個数を数えるシュチュエーションはないため、その意味だと誤解されようがない。
これが広く使われるようになった原因でもあり、同時に他のプレイヤーから違和感を持たれる理由でもあると考えられる。

-コストは「金額」、マナは「円」と考えるとわかりやすい。「コストを支払う=金額を支払う」「5マナ支払う=5円支払う」なら意味が通るが、「5コスト支払う=5金額を支払う」なら途端に不自然な文章となってしまう。

//-とはいえ、「コスト」も「マナ」もそれぞれ別の意味を持ちうる語であるため、前後の文脈によっては「コストn」または「nマナ」では伝わりにくいが「nコスト」ならまだ伝わる、というケースも全くないわけではない。
//「nマナ○○する」では伝わらず「nコスト○○する」で伝わる例文を書いてください

**参考 [#o8330ddb]
-[[用語集]]
-[[マナ]]
-[[マナコスト]]
-[[追加コスト]]
-[[代替コスト]]
-[[起動コスト]]
-[[サイキックコスト]]
-[[コスト軽減]]
-[[コスト増加]]
-[[コストパフォーマンス]]
-[[6マナ以上優位の法則]]
-[[名目コスト]]
-[[実質コスト]]
-[[コスト0]]
-[[コスト1]]
-[[コスト3]]
-[[コスト9]]
-[[コスト10]]
-[[コスト∞]]

-[[コスト7以下]]

&tag(用語集,コスト);