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#author("2024-10-20T20:21:17+09:00","","")
#author("2024-10-20T20:36:21+09:00","","")
*コマンド [#l7f90448]
[[種族]]に「コマンド」とある[[クリーチャー]]を指す[[種族カテゴリ]]。
今や[[ドラゴン]]と双璧を成すメジャーな種族カテゴリで、この種族カテゴリを持っているかどうかがカードの評価の決め手になることもザラ。
ここまでコマンドの評価が高いのはやはり侵略の存在。[[侵略]]を持った進化クリーチャーに[[コマンド]]を条件とするものが多く、これがコマンドの評価の過半数を占めると言っても過言ではない。
同文明の自分のカードの[[封印]]を外せることから、[[禁断]]関連のカードと相性もいい事も評価を後押ししている。
**変遷 [#sd5d332c]
今やデュエマで重要な意味を持つ種族カテゴリだが、デュエマ黎明期から長らくの間[[種族カテゴリ]]に属さず、「コマンド」という単語単体には何の意味もなかった。
最初に登場したコマンドは[[DM-01]]に登場した[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]の2種のみ。それぞれ[[光]]と[[闇]]の大型種族として活躍し続けてきたが、他の[[文明]]がコマンド種族を持つのはかなり後になる。
[[DM-32]]でようやく[[自然]]の[[ガイア・コマンド]]と[[水]]の[[サイバー・コマンド]]が新たに加わり、更に[[DM-36]]にて[[火]]の[[フレイム・コマンド]]が登場したことにより、ついに5[[文明]]すべてにコマンドが行き渡ることになった。
そして、[[DM-36]]で登場した[[《シンカイドーベル》]]によってついに種族カテゴリとなった。
[[エピソード1]]からは[[ドラゴン]]を併せ持つ[[コマンド・ドラゴン]]が新たに登場。これにより、[[ドラゴン]]とともに全文明にコマンドが一気に数を増やすことになる。しかし、[[環境]]ではコマンドサポートが乏しいため、ドラゴンにコマンドを付ける意味や、[[覚醒編]]まで花形だった[[アーマード・ドラゴン]]などと入れ替えてまでコマンド・ドラゴンを出す必要性を問われることになってしまった。
さらに、[[エピソード2]]から「コマンド」を指定する[[除去]]が増えてきたため、コマンドを持つことがむしろ[[デメリット]]の側面が大きくなってしまう。
下記リストを見ても分かる通り、「コマンド」という括りを参照する能力のうち、メタの割合は比較的高い。これは元々[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]のような[[種族]]は個々で豊富なサポートを持っていたためであろう。
しかし、[[革命編]]に突入すると一転、これまでの不遇っぷりが嘘であるかのようにメジャーな種族カテゴリへと発展する。新能力[[侵略]]の登場で[[環境]]を[[高速化]]の渦に巻き込むこととなり、これを皮切りに[[革命ファイナル]]で[[革命チェンジ]]を手に入れた[[ドラゴン]]と共に[[高速化]]した[[環境]]を駆け抜けることになる。特に[[コマンド・ドラゴン]]は侵略にも革命チェンジにも使える[[汎用性]]の高さが評価されるようになる。
[[DMR-19]]以後は能力関係なしに[[封印]]を外せるという唯一無二の個性を手に入れた。
[[インフレ]]・[[高速化]]の影響で、これまでのコマンド[[メタ]]は[[環境]]に追いつけずに姿を消すようになり、コマンドを持つことがデメリットになることもほとんどなくなった。
**その他 [#fcba23a0]
-初登場した[[DM-36]]から、長い間テキスト上では「種族に「コマンド」とある」という指定を受けていたが[[《偽りの星夜 ラスト・プロポーズ》]]からは[[ドラゴン]]等と同じく「コマンド」で表記されるようになった。その後にコマンド指定の効果が増大することを見越しての変更と考えられる。
-[[エピソード1]]では1個体限定の[[コマンド]]がいくつか登場した。以後少しずつ数を増やしている。
-どの種族も基本的に外見は人型がベースだが、[[デーモン・コマンド]]は初期から、[[エンジェル・コマンド]]は[[エピソード2]]あたりから少数ではあるが獣型が登場している。また[[《封滅の大地オーラヴァイン》]][[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]等一部の[[ガイア・コマンド]]も獣型である。
--ちなみに、[[コマンド・ドラゴン]]は打って変わって四つ足が基本体型である。
//-「コマンド」は、現代の日常ではコンピュータゲームにおけるボタン操作についてよく使われる言葉であるが、意味が全く異なる。英語のスペルは「命令」を意味する方のコマンドが「command」で、ここで使われている「奇襲部隊」の方のコマンドは「command''o''」となる。
-英語版デュエル・マスターズや、禁断文字での綴りを見るに、英語表記は「command」が正しいようだ。
//↓英語版ウルス
//ttps://duelmasters.fandom.com/wiki/Urth,_Purifying_Elemental
--基本的には「指図(する)」という意味だが、派生して「軍の司令部」などの意味もある。ごく最初期の[[背景ストーリー]]では光軍・闇軍の将軍や司令官のような描かれ方をしていた。
--類似の英単語に「コマンドー (command''o'')」があるが、そちらは「奇襲部隊、精鋭軽歩兵部隊や特殊部隊」などの意味である。[[ゲリラ・コマンド]]にはそちらの含意があるかもしれない。
-[[革命編]]および[[革命ファイナル]]では[[コマンド・ドラゴン]]ではない[[コマンド]][[種族]]が敵勢力の主力となっている。
--『デュエル・マスターズ 入門デュエマ 革命スタート完全ガイド』では「コマンドとは人の形のクリーチャー!!」と説明されている。もちろん人型以外のコマンドは存在するが、全体の傾向としてはあながち間違ってはいない。
-もともと大型種族のカテゴリであったこともあって、「[[マナコスト]]が4以上」「[[パワー]]が4000以上」のうちの少なくとも一方の条件を満たしていることが多い。
--しかし[[《天災 デドダム》]]や[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]など例外は着々と登場している。
-2023年8月18日に[[デュエチューブ]]に公開された動画で[[Deadman]]は「ドラゴン・サーガの次のシリーズはコマンド・サーガ、さらにその次のシリーズでドラゴン、[[エンコマ>エンジェル・コマンド]]、[[デモコマ>デーモン・コマンド]]の大サーガを行う3ヶ年計画があったが、色々あってなくなった」と明かしている。革命編に登場したコマンド指定の侵略は「コマンド・サーガ」構想の名残であるという。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=WhyND3Cz5bY]]
//増加に伴ってキリが無くなる可能性があるのでコメントアウト。(トリッパーは4000以上を満たしてるし)
//#region2(例外一覧){{
//|コスト|パワー|カード名|種族|
//|3|3000|[[《S級原始 サンマッド》]]|[[ゲリラ・コマンド]]/[[S級侵略者]]|
//|3|3000+|[[《S級原始 サンマックス》]]|[[ゲリラ・コマンド]]/[[S級侵略者]]|
//|3|3000|[[《天災 デドダム》]]|[[トリニティ・コマンド]]/[[侵略者]]|
//|3|3000|[[《撃速 ザ・グナム》]]|[[ソニック・コマンド]]/[[侵略者]]|
//|3|4000|[[《影速 ザ・トリッパー》]]|[[ソニック・コマンド]]/[[ゴースト]]|
//}}
**「コマンド」とある種族 [#dd218168]
#taglist(コマンド(種族カテゴリ)-ドラゴン(種族カテゴリ))
----
#taglist(コマンド(種族カテゴリ)^ドラゴン(種族カテゴリ))
***5文明の「コマンド」 [#w026a3d6]
|CENTER:|BGCOLOR(white):|c
|BGCOLOR(yellow):COLOR(black):光|[[エンジェル・コマンド]] ([[エンジェル・コマンド・ドラゴン]])|
|BGCOLOR(blue):COLOR(white):水|[[サイバー・コマンド]]&br;[[マジック・コマンド]]|
|BGCOLOR(black):COLOR(white):闇|[[デーモン・コマンド]] ([[デーモン・コマンド・ドラゴン]])|
|BGCOLOR(red):COLOR(white):火|[[フレイム・コマンド]]&br;[[ソニック・コマンド]]|
|BGCOLOR(green):COLOR(white):自然|[[ガイア・コマンド]]&br;[[ゲリラ・コマンド]]|
***その他希少種以外の「コマンド」 [#v8383117]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]](火)
-[[キング・コマンド・ドラゴン]](全単色・多色・無色)
-[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]](水)
-[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]](自然)
-[[ブラック・コマンド・ドラゴン]](闇)
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]](火)
-[[レインボー・コマンド・ドラゴン]](多色)
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]](火)
-[[ワールド・コマンド]](5色・無色)
***希少種「コマンド」 [#tdffb3ef]
|[[ガーディアン・コマンド・ドラゴン]]|[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]|
|[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]|[[《母なる緑鬼龍ダイチノカイザー》]]&br;[[《大地のリュウセイ・ガイア》]]&br;[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|
|[[シャイニング・コマンド・ドラゴン]]|[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]&br;[[《僥倖!キンキラ・シャン・メリー》]]|
|[[ソウル・コマンド]]|[[《ファイナル・ドッペル》]]|
|[[ソニック・コマンド・ドラゴン]]|[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]|
|[[デビル・コマンド・ドラゴン]]|[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]|
|[[トリニティ・コマンド]]|[[《SSS級天災 デッドダムド》]]&br;[[《天災 デドダム》]]&br;[[《ギガントウサギロボ・フューチャーX》]]|
|[[ビースト・コマンド]]|[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]&br;[[《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》]]|
|[[ブルー・コマンド・ドラゴン]]|[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]&br;[[《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》]]&br;[[《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》]]&br;[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|
|[[ホワイト・コマンド・ドラゴン]]|[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]&br;[[《愛のドラゴン みぞれ》]]|
|[[メガ・アーマード・コマンド・ドラゴン]]|[[《ボルシャックライシス・NEX》]]|
|[[メタル・コマンド・ドラゴン]]|[[《鋼龍 クシャルダオラ》]]|
|[[リキシ・コマンド]]|[[《不知火横綱ニバイ・ニバーイ》]]|
|[[リキシ・コマンド・ドラゴン]]|[[《雲龍 ディス・イズ・大横綱》]]|
|[[ワールド・コマンド・ドラゴン]]|[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]&br;[[《星魂接続 パーフェクト・ワールド》]]|
|[[禁断ソニック・コマンド]]|[[《ドキンダム BLACK》]]&br;[[《時空の鼓動 ブラックX》]]/[[《黒断の覚醒者 ドキンダムBLACK》]]|
**コマンドに関連する能力を持つカード [#z142871e]
-[[《シンカイドーベル》]]
-[[《超次元ガード・ホール》]]
-[[《フレフレ・ピッピー》]]
-[[《百鬼ヤコウ》]]
-[[《偽りの星夜 ラスト・プロポーズ》]]
-[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]
-[[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]
-[[《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》]]
-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]
-[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]
-[[《サイバー・D・ゲーザ》]]
-[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]
-[[《真実の王 ヴィヴァルディ》]]
-[[《エンジェル・フェザー》]]
-[[《乾杯の堕天カリイサビラ》]]
-[[《信頼の玉 ララァ》]]
-[[《反逆狼の紋章》]]
-[[《将友の面 トリブランカ》]]
-[[《改速 スパナードW》]]
-[[《結納の堕天ノシーレ》]]
-[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]
-[[《革命天王 ミラクルスター》]]
-[[《超次元バサラ・ホール》]]
-[[《Dの終断 ドルマゲドン・エリア》]]
-[[《黒断の覚醒者 ドキンダムBLACK》]]
-[[《不死 デッドエンド》]]
-[[《天災秘伝デッド・ディザスター》]]
-[[《闇鎧亜グランド・アルカディアス》]]
-[[《神聖の精霊アルカ・ガール》]]
-[[《秋麗妖精リップル》]]([[ゲームオリジナルカード]])
-[[《天命の精霊ワガハイ・キャット》]]
-[[《国士無双カイザー「勝×喝」》]]
-[[《結杯の堕天カチャマサングン》]]
-[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]
-[[《ミラクル・ミラダンテ》]]
**コマンド指定の進化 [#gcdf9767]
-[[《聖霊龍王 バラディオス》]](光のコマンド進化)
-[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]
-[[《悪魔龍王 デストロンリー》]](闇のコマンド進化)
-[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]
-[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]([[コマンド]]/[[ドラゴン]][[進化]])
-[[《裏革命目 ギョギョラス》]]
-[[《悪魔神バロムスポーン》]](闇のコマンド進化)
**参考 [#m8e11e33]
-[[用語集]]
-[[種族リスト]]
-[[種族カテゴリ]]
-[[カウンター用コマンド一覧]]
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