#author("2023-11-19T15:28:30+09:00","","") #author("2023-11-19T15:31:26+09:00","","") *スピードアタッカー [#i14a76a8] |スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)| [[DM-05]]から登場した[[キーワード能力]]。またはこの能力を持つ[[クリーチャー]]の総称。 |解体屋ピーカプ C 火文明 (3)| |クリーチャー:マシン・イーター 1000| |スピードアタッカー| |ツインキャノン・ワイバーン R 火文明 (7)| |クリーチャー:アーマード・ワイバーン 7000| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| 原則[[火]]の[[クリーチャー]]の専売能力であるが、たまに[[無色]]のクリーチャーが持つこともある[[能力]]であり、登場以来ほぼすべての[[エキスパンション]]にスピードアタッカーを持つ[[クリーチャー]]が収録されている。 基本的に相手より先に[[ダイレクトアタック]]を決めれば勝ちとなるデュエマにおいて、1ターン早く攻撃できるメリットはかなり大きい。 この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は奇襲性が高く、[[ビートダウン]]で重宝される。歴代の[[環境]]において一線級の活躍をしたものも多く、[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]したカードもそれなりの数がある。 [[《勝利のガイアール・カイザー》]]のように[[アンタップキラー]]を併せ持つと強力で、[[バトルゾーン]]に出たばかりの相手のアンタップクリーチャーを返しのターンすぐに[[攻撃]]しにいける。そういったものは[[コントロール]]にも採用されることがあるため、使い方次第で拡張性のある能力でもある。 **ルール [#a461292f] -スピードアタッカーは''この能力を持っている間[[召喚酔い]]しない[[常在型能力]]''である。 -バトルゾーンに出る瞬間にスピードアタッカーを持っている必要はない。召喚酔いを持っている最中に、後からスピードアタッカーを得た場合でも召喚酔いはなくなり、攻撃できるようになる。 -一度スピードアタッカーを得て召喚酔いではなくなったとしても、召喚酔いのターン中にスピードアタッカーを失えば、即座に召喚酔いが適用される。召喚酔いそのものを無くす[[継続的効果]]ではないことに起因する。 -一度スピードアタッカーを得て召喚酔いではなくなったとしても、召喚酔いのターン中にスピードアタッカーを失えば、即座に召喚酔いが適用される。スピードアタッカーの効果が適用されるのはスピードアタッカーを持つ間のみである。 [[《トット・ピピッチ》]]や[[《マイキーのペンチ》]]等、[[スピードアタッカー]]を付与する発生源が[[除去]]された場合などが該当する。 -すでに攻撃を開始している段階なら、攻撃中に何らかの理由でスピードアタッカーを失い召喚酔いになった場合、[[攻撃]]は中止されない。(>[[攻撃]]) -すでに攻撃を開始している段階なら、攻撃中に何らかの理由でスピードアタッカーを失い召喚酔いになった場合、[[攻撃中止]]はされない。(>[[攻撃]]) --[[革命チェンジ]]は入れ替える前のクリーチャーが召喚酔いしていなくても、入れ替えた後のクリーチャーは召喚酔いしたまま攻撃を継続する形となる。攻撃を終えて、同じターンにタップ状態からアンタップ状態に戻せても、それは召喚酔いなら攻撃できない。 **テクニック[#vbcba292] -味方クリーチャーにスピードアタッカーを付加するカードも多く存在し、それらのカードを出せるか出せないかで、そのゲームでの戦略が大きく変わる事もある。付加能力を持つカードも月日を重ねるごとに[[コストパフォーマンス]]が目に見えて上昇している。 -[[アタックトリガー]]との相性は良く、通常よりも1ターン早く能力を使用することができる。 -[[召喚酔い]]するクリーチャー相手ならば返しのターンに[[除去]]することで無効化することができるが、スピードアタッカーを相手にした場合、通常の[[除去]][[カード]]では1回の攻撃を許すことになるため、対処としては遅い。[[ハンデス]]や[[シノビ]]、[[ブロッカー]]などで対処したい。 **その他 [#t222b542] -火と無色以外に「''スピードアタッカー''」を持つクリーチャーはいないが、「スピードアタッカー」を[[付与]]するカードは火と無色以外に少なからず存在する。 --火ではないカードで、デッキに火文明がある前提でスピードアタッカーを与える[[《パチパチ・クリキントン》]]と[[《運命の選択》]]。 --1ターンしかバトルゾーンに存在できない都合上、[[《幻想妖精カチュア》]]と[[《ドラゴンフレンド・カチュア》]]は火ではないカードだがスピードアタッカー付与の効果を含む。 -黎明期においては、[[スピードアタッカー]]と[[W・ブレイカー]]を併せ持つ[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]が、同じ[[W・ブレイカー]]でありながら1マナ軽い[[《ボルシャック・ドラゴン》]]や[[《暗黒の騎士ザガーン》]]を押しのけて高い使用率を誇っていた。この[[能力]]がいかに強力なものであるかが窺える。 -ゾーンの追加によって、[[デッキビルディング]]上[[メインデッキ]]に火文明を入れていなくてもスピードアタッカーを使える場面が登場した。例えば[[《超次元フェアリー・ホール》]]から[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出したり、[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]で[[《“魔神轟怒”ブランド》]]を含んで大量[[GR召喚]]することなどで実現できる。 -スピードアタッカーは2[[コスト]]分の[[能力]]と計算されており、スピードアタッカーを持たない[[クリーチャー]]より[[パワー]]が2000小さいか[[コスト]]が2大きいことが多いが、[[《爆竜 GENJI・XX》]]など[[コスト]]1(マイナス1000)程度で計算された[[クリーチャー]]も登場してきている。 -[[《ディオーネ》]]や[[《その子供、凶暴につき》]]などにより、この[[能力]]を無力化できる。 -付き得とも言える能力だが、''相手のターンを介する[[システムクリーチャー]]''に付くと評価が下がる事が多い。[[《ガイアール・ディエス》]]はその典型。 -略称は「スピアタ」、「SA」。『デュエルマスターズ 超全集 革命ファイナル』では後者の略称が用いられている。 -スピードアタッカーを持たないプレイヤー攻撃要員を俗に「置き打点」と呼ぶ場合がある。 -[[召喚酔い]]の仕様上、[[バトルゾーン]]に出たターン以外には基本的に意味のない能力である。そのため、[[単発的効果]]で[[付与]]される場合は「出たターンの間」という指定が入ることが多い。 --一部のカードでは、永続的に([[プラチナ・ドライブ]]のように)「スピードアタッカー」を[[付与]]するカードも存在する。それらのカードは[[《MANGANO-CASTLE!》]]や[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]など、本来ならバトルゾーンにとどまることのないクリーチャーに付与する場合が多い。 **スピードアタッカーではないが、それに類するもの [#rbdbdad6] -召喚酔いも打ち消せる[[ダイヤモンド状態]]、[[進化クリーチャー]]のルール、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]など、あたかもスピードアタッカーのように運用することもできるカードもある。詳しくは[[疑似スピードアタッカー]]を参照。 -関連する[[キーワード能力]]に[[フュリー・チャージ]]、[[マッハファイター]]、[[アビスラッシュ]]。キーワードではないが能力の書式に「[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]」があり、いずれも限定された攻撃目標でのみ[[召喚酔い]]を無視して[[攻撃]]できる。これらの能力はスピードアタッカーと違って[[召喚酔い]]を無くすわけではなく、[[召喚酔い]]したまま部分的に攻撃できるようになっている状態の裁定になっている。 ***類似概念との比較 [#y16b30e5] |>|>|>|>|CENTER:|c ||相手[[プレイヤー]]|[[タップ]]クリーチャー|[[アンタップ]]クリーチャー|備考|h ||>|>|CENTER:||c |(普通のクリーチャーがバトルゾーンに出たターン)|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|| |''スピードアタッカー''がバトルゾーンに出たターン|''攻撃できる''|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|ルールによって[[召喚酔い]]しないクリーチャー(([[進化クリーチャー]]や[[リンク]]した[[ゴッド]]等))も同様| |[[マッハファイター]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|''攻撃できる''|出たターンのみアンタップクリーチャーも攻撃目標に選ぶことができる&br;出た次以降のターンはアンタップクリーチャーは攻撃目標に選べない| |[[フュリー・チャージ]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|| |ターン指定[[アンタップキラー]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|「このターン攻撃できる」など、指定されたターン中の攻撃が認められたもののみ&br;ターン指定のないものは[[召喚酔い]]だと攻撃できない| |[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]クリーチャーがバトルゾーンに出たターン|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|| **スピードアタッカーを持つ主なクリーチャー [#k380e82b] -[[《解体屋ピーカプ》]] -[[《ツインキャノン・ワイバーン》]] -[[《無双竜機ボルバルザーク》]] -[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]] -[[《爆竜 GENJI・XX》]] -[[《ボルバルザーク・エクス》]] -[[《勝利のガイアール・カイザー》]] -[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]] -[[《百万超邪 クロスファイア》]] -[[《暴走龍 5000GT》]] -[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]] -[[《“龍装”チュリス》]] -[[《“轟轟轟”ブランド》]] -[[《爆龍覇 ヒビキ》]] **スピードアタッカーに関連する能力を持つ主なカード [#y4d707d4] -[[《ディオーネ》]] -[[《直神兵ワッショイエクスプレス》]] -[[《その子供、凶暴につき》]] -[[《その子供、可憐につき》]] -[[《聖者の精霊龍 セレナーデ》]] -[[《波乗りザブンプル》]] -[[《トミカタウン》]] **スピードアタッカーを[[付与]]する主なカード [#g93fba98] -[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]] -[[《キリモミ・ヤマアラシ》]] -[[《キリモミ・スラッシュ》]] -[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]] -[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]] -[[《龍魂城閣 レッドゥル》]] -[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]] -[[《スクランブル・チェンジ》]] -[[《爆熱DX バトライ武神》]] -[[《銀河大剣 ガイハート》]] -[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]/[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]] -[[《無敵王剣 ギガハート》]]/[[《最強熱血 オウギンガ》]] -[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]] -[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]] -[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]] -[[《我我我ガイアール・ブランド》]] **参考 [#g684943e] -[[用語集]] -[[召喚酔い]] -[[進化]] -[[覚醒]] -[[G・リンク]] -[[フュリー・チャージ]] -[[マッハファイター]] -[[アビスラッシュ]] -[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]] -[[《解体屋ピーカプ》]] -[[《ツインキャノン・ワイバーン》]] -[[疑似スピードアタッカー]] ---- 公式Q&A >Q.[[《天上天下輪廻独尊》>《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]を使った後にバトルゾーンに出た相手の''スピードアタッカー''を持つクリーチャーは、クリーチャーを攻撃しなければいけませんか? A.いいえ、これはクリーチャーにかかる効果ですので、唱えた時点でバトルゾーンにいなかったクリーチャーに効果はありません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31829]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,スピードアタッカー,スピードアタッカー付与,常盤木);