#author("2024-02-23T08:06:01+09:00","","")
#author("2024-02-29T19:27:24+09:00","","")
*セイバー [#qd7c2d9d]
|セイバー:カードの特性(自分の(指定された特性に合うカード)が破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してよい)|
//セイバー:(性質)とは、「自分の(性質)の[[クリーチャー]]などが[[破壊]]される場合、かわりにこの[[クリーチャー]]を破壊してもよい。」を意味する[[常在型能力]]である。

[[キーワード能力]]の一つ。初出は[[DM-05]]。

|ポッポ・弥太郎(やたろう)・パッピー C 火文明 (2)|
|クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000|
|セイバー:ドラゴンまたはサムライ・クリーチャー(自分のドラゴンまたはサムライ・クリーチャー1体が破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してよい)|

|邪脚護聖ブレイガー UC 光/闇文明 (4)|
|クリーチャー:ガーディアン/ブレインジャッカー 3000|
|セイバー:全種族(自分の他のクリーチャー1体が破壊される時、そのクリーチャー1体のかわりにこのクリーチャーを破壊してよい)|

|ボルシャック・西南・ドラゴン P 火/自然文明 (4)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/サムライ 4000|
|自分のドラゴンの召喚コストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。|
|''セイバー'':ドラゴン(自分のドラゴンが破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)|

セイバーの対象となるカードがバトルゾーンから墓地に置かれる時、セイバーを持つ[[クリーチャー]]を代わりに[[破壊]]することで、身代わりにすることができる[[常在型能力]]。
2022年4月8日の裁定変更により、条件を満たす[[フィールド]]や[[タマシード]]などの[[非クリーチャー]]が破壊される際も、問題なく身代わりになることができるようになった。((ソース:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31649/))

長らく[[《ポッポ・チャッピー》]]のみが持つ[[能力]]であったが、[[DM-14]]で各[[文明]]のメイン[[種族]]に対応したものが登場し、その後も散見されるようになった。

例えば、[[アーマード・ドラゴン]]の[[《爆竜 GENJI・XX》]]に対して、相手が[[《デーモン・ハンド》]]を唱えたとする。このとき、「セイバー:[[アーマード・ドラゴン]]」を持つ[[《ポッポ・チャッピー》]]が[[バトルゾーン]]に居れば、《ポッポ》を代わりに[[破壊]]することで《GENJI》を守ることができる。

同じように、[[《ポッポ・弥太郎・パッピー》]]が[[バトルゾーン]]に居れば、自分の[[ドラゴン]]か[[サムライ]]・クリーチャー1体が[[破壊]]されそうな時に身代わりにすることができる。

**セイバーのルール [#de14b01f]
//-セイバーで守れる[[クリーチャー]]は1体だけである。
-セイバーで守れるのは、[[クリーチャー]]なら1体、[[カード]]なら1枚だけである。
--[[進化クリーチャー]]が[[《デーモン・ハンド》]]で破壊される時、1体と数える複数枚で構成されたオブジェクトはセイバーですべてとどまる。
--当然だが、セイバー対象がクリーチャーと明記されている場合、[[非クリーチャー]]のカードを守ることはできない。

//-対象の[[クリーチャー]]が「[[破壊]]」される時にのみ使用できる。よって、[[《スパイラル・ゲート》]]などの[[バウンス]]や、[[《父なる大地》]]などの[[マナ送り]]に対しては無力。[[シールド送り]]の場合も同様。
-対象の[[カード]]が「[[破壊]]」される時にのみ使用できる。よって、[[《スパイラル・ゲート》]]などの[[バウンス]]や、[[《父なる大地》]]などの[[マナ送り]]に対しては無力。[[シールド送り]]の場合も同様。
--ただし、上位能力の[[ウルトラ・セイバー]]ならば[[破壊]]以外の[[除去]]の場合でも身代わりにできる。

-セイバーは[[置換効果]]の一種である。
--[[置換効果]]は2つ以上同時に適用できないので、セイバーを使用して身代わりになった[[クリーチャー]]をセイバーで更に守ることはできない。
--セイバーによって[[破壊]]された[[クリーチャー]]を、[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]や[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]の[[置換効果]]で、下に置くことはできない。
--[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]など、[[置換効果]]で[[破壊]]される場合にはセイバーを適用されることはできない。

-「セイバーの対象となる[[クリーチャー]]」と「セイバーを持つ[[クリーチャー]]」が同時に[[破壊]]される場合でも、セイバーを適用できる。例えば、[[《アポカリプス・デイ》]]で2体の[[《西南の超人》]]が[[破壊]]される時、片方のセイバーによってもう片方だけ生き残らせることができる。

-セイバーの対象に自分自身が含まれるクリーチャーが[[破壊]]される時、自身にセイバーを適用することも可能。結果的には破壊されるため通常時だと何の意味も無いが、[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]などの[[能力]]が関わる場合に結果が異なってくる。

-セイバーによって対象の[[クリーチャー]]が[[破壊]]を免れても、[[《地獄門デス・ゲート》]]で[[リアニメイト]]したり、[[《邪魂創世》]]で[[ドロー]]することは可能。詳しくは「[[コスト]]」を参照。

**その他 [#ca7efbf3]
-複数の[[クリーチャー]]で[[シールド]]を[[ブレイク]]する場合、[[《地獄門デス・ゲート》]]などの[[S・トリガー]]を踏んでしまうことを考慮し、セイバー持ちから殴りはじめるのが定石。([[プレイング]])

-多くのセイバーは決まった[[種族]]の[[クリーチャー]]の身代わりになるものだが、まれに[[「セイバー:全種族」>《邪脚護聖ブレイガー》]]や[[「セイバー:パワー6000以上」>《剛力防機シュビルパンチ》]]などが存在する。

-[[「セイバー:クロスギア」>《神器の守護者リーン・セウス》]]というものも存在する。定義通り、指定されたカードタイプがバトルゾーンから墓地に置かれることを置き換えることができる。

-後の[[DMR-05]]では上位能力の[[ウルトラ・セイバー]]が登場した。そちらは[[破壊]]以外の[[除去]]に対しても使用可能。

-後の[[DM-30]]でカードの破壊ではなくシールドのブレイクを置換する[[シールド・セイバー]]が登場した。

-セイバーを積極的に活用する[[デッキタイプ]]には[[【セイバードラピ】]]がある。

-[[デュエプレ]]では[[キーワード能力]]ではなくなった。いずれも効果が強制に変更されているが、[[パワー低下]]で破壊される際にもセイバー効果が起動するかどうかは[[クリーチャー]]により様々。
--セイバー対象が複数いた場合は基本的には一番左の[[クリーチャー]]を守るが、現在の隠し仕様として、[[《時空の喧嘩屋キル》]]や[[《天命王 エバーラスト》]]といった''自軍全体に除去耐性を付与する[[クリーチャー]]は優先して守られる''ようになっている。
--後に《キル》と《セツダン》のみ不具合扱いとして修正されたが、何故か現在も《エバーラスト》はこの仕様が残ったままである。
--セイバー対象が複数いた場合は基本的には一番左の[[クリーチャー]]を守るが、かつては隠し仕様として、[[《時空の喧嘩屋キル》]]や[[《天命王 エバーラスト》]]といった''自軍全体に除去耐性を付与する[[クリーチャー]]は優先して守られる''ようになっていた。
--後に《キル》と《セツダン》のみ''不具合''扱いとして修正され、遅れて《エバーラスト》も修正されたため、この仕様は廃止されたと思われる。

**主なセイバー [#qa7e69c2]
|[[《サイチェン・ピッピー》]]|[[ビクトリー]]|
|[[《邪脚護聖ブレイガー》]]|何らかの[[種族]]を有する[[クリーチャー]](詳細は当該ページを参照)|
|[[《殉教の翼 アンドロ・セイバ》]]|[[光]]の[[クリーチャー]]|
|[[《T・アナーゴ》]]|[[水]]の[[クリーチャー]]|
|[[《食べてクルシメジ》]]|[[多色]]の[[クリーチャー]]|
|[[《白騎士の黙聖セパ》]]|[[進化クリーチャー]]|
|[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]|[[サイキック・クリーチャー]]|
|[[《ポッポ・弥太郎・パッピー》]]|[[ドラゴン]]か[[サムライ]]・[[クリーチャー]]|
|[[《結界の面 ブオン》]]|[[ドラゴン]]|
|[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]|~|
|[[《チャイ・アイニー》]]|~|
|[[《雪渓妖精マルル》]]|[[アース・ドラゴン]]|
|[[《武士の魂 ポッピー》]]|[[アウトレイジ]]|
|[[《救済の精霊ニャッタラモン》]]|[[アンノウン]]|
|[[《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]|[[グランセクト]]|
|[[《キャプテン・スーパーレスキュー》]]|[[グレートメカオー]]|
|[[《巫女のインガ 綾織》]]|[[ゴッド]]|
|[[《西南の超人》]]|[[ジャイアント]]|
|[[《スーパー・サイチェン・ピッピー》]]|[[ハンター]]|
|[[《エナジー・チュリス》]]|[[ビートジョッキー]]|
|[[《献身の守り 最世》]]|[[メタリカ]]|
|[[《剛力防機シュビルパンチ》]]|[[パワー6000以上]]|
|[[《ドドンブブ》]]|[[パワー12000以上]]|
|[[《ケニグワイト-C1》]]|[[タマシード]]|

**セイバーを付与するカード [#md963821]
|[[《鋼流星ペングカイザー》]]|[[フェニックス]]|
|[[《マザー・エイリアン<よろこんで>》]]|[[エイリアン]]|
|[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]|[[エンジェル・コマンド]]|

**参考 [#e03e8edb]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[置換効果]]
-[[種族]]
-[[シールド・セイバー]]
-[[ウルトラ・セイバー]]

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[[公式Q&A]]

>Q.バトルゾーンに相手の[[《西南の超人》]]が2体います。自分は[[《炎乱と水幻の裁》]]を唱えました。相手は2体の内、1体は[[《西南の超人》]]自身の''セイバー''の効果で破壊しました。この場合、カードは何枚引けますか?
A.2枚引けます。「破壊した」とテキストに書かれている場合、破壊という行為自体を参照するため、破壊対象に選んだクリーチャーが[[《炎乱と水幻の裁》]]の効果によって実際に破壊されなかったとしても、その分参照し、カードを引くことが出来ます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34333]](2020.10.23)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]が2体いる状況で、自分は[[《超銀河弾 HELL》]]を唱え、その2体を破壊するクリーチャーとして選びました。相手は2体の内、1体を[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]自身の「''セイバー''」の効果で破壊し、もう1体をバトルゾーンに残しました。この場合、相手のシールドはいくつ墓地に置けますか?
A.2つ選び、墓地に置きます。「破壊した」とテキストに書かれている場合、破壊という行為自体を参照するため、破壊対象に選んだクリーチャーが[[《超銀河弾 HELL》]]の効果によって実際に破壊されなかったとしても、その分参照し、シールドを墓地に置きます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39991]](2021.7.16)

>Q.自分の[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]4体が同時に破壊される場合、何体の[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]をバトルゾーンに残せますか?
A.4体が同時に破壊される際、そのうち2体が他の2体をそれぞれ「''セイバー''」して、2体まで残せます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39992]](2021.7.16)

>Q.自分の進化クリーチャーの下に置かれている[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]が相手の[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]の「出た時」の能力で墓地に置かれる際、[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]の「''セイバー''」を使い、かわりに破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。カードの下に置かれているカードは特性が無視されています。ドラゴンであることを参照できないので、「''セイバー:ドラゴン''」は使えません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41123]](2022.4.8)

>Q.[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]を自身の能力で墓地に置く時に、[[《ボルシャック・西南・ドラゴン》]]の「''セイバー''」を使い、かわりに破壊できますか?
Aはい、破壊できます。クリーチャーではないカードが墓地に置かれる際にも、それがドラゴンであれば「''セイバー:ドラゴン''」を使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41125]](2022.4.8)

&tag(用語集,能力,キーワード能力,セイバー,置換効果,破壊置換効果,耐性);