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#author("2024-07-14T16:34:15+09:00","","")
*ターボラッシュ [#g5ee3e5e]
|ターボラッシュ(このターン中に自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクしていたら、このターン、このクリーチャーに次のTR能力を与える)|
[[DM-08]]で登場した[[キーワード能力]]。
自分の他の[[クリーチャー]]がいずれかの[[プレイヤー]]の[[シールド]]を[[ブレイク]]していれば、人面のような図柄のアイコンで示された[[能力]]を得ることができる。
|機怪人形ガチャック UC 闇文明 (3)|
|クリーチャー:デスパペット 2000|
|ターボラッシュ|
|TR−このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、クリーチャーを1体破壊してもよい。|
|紅神龍ジャガルザー VR 火文明 (6)|
|クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 6000|
|W・ブレイカー|
|ターボラッシュ|
|TR−自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
基本的に、能力を使うには[[プレイヤー]]に一度[[攻撃]]を通す必要があるためややリスキー。[[ブロッカー]]で[[攻撃]]を阻止されたり、[[S・トリガー]]などで[[除去]]されるリスクを乗り越える必要がある。
この能力を持つ強力なカードとして[[《紅神龍ジャガルザー》]]が有名である。その効果は自軍全体に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]するというものである。
[[デッキビルディング]]を工夫し、スムーズな発動に努めたいところである。
**ルール [#b5913739]
-[[攻撃]]以外の方法で(例えば[[能力]]によって)、自分の[[クリーチャー]]が[[シールド]]を[[ブレイク]]しても条件を満たせる。[[キリフダッシュ]]などとは違い、それが[[攻撃]]中である必要もない。
-自分の[[クリーチャー]]が''自分の[[シールド]]を[[ブレイク]]した場合も条件を満たせる''。例えば[[《燃えろ!アポロソくん》]]で悪用する事も可能。
--近年では[[《暴発秘宝ベンゾ》]]や[[《マーシャル・クイーン》]]のシールド回収が[[ブレイク]]に置き換わったため、効果発動の機会が多くなった。
--近年では[[《暴発秘宝ベンゾ》]]や[[《マーシャル・クイーン》]]のシールド回収が[[再録]]によって[[ブレイク]]に置き換わったため、効果発動の機会が多くなった。
-[[《グシャット・シールド》]]は[[呪文]]による[[ブレイク]]となるため、条件を満たせない。
-ターボラッシュを持つ[[クリーチャー]]が[[シールド]]を[[ブレイク]]しても、その[[クリーチャー]]自身のターボラッシュは使えるようにはならない。
--[[効果]]が全体に及ぶ[[《紅神龍ジャガルザー》]]などは勘違いしやすいので注意。
-ターボラッシュは[[常在型能力]]である。
--[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に、ターボラッシュを持つ[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出た場合も、その能力を使用できる。
例えば、[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に[[《紅神龍ジャガルザー》]]が[[バトルゾーン]]に出た場合、味方全てに[[スピードアタッカー]]が[[付与]]される。
また、[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に[[バトルゾーン]]に出たクリーチャーにも[[スピードアタッカー]]が[[付与]]される。
--ターボラッシュを持つ[[クリーチャー]]が[[除去]]されると、その能力は失われる。例えば[[《紅神龍ジャガルザー》]]が[[除去]]されると、味方に[[付与]]されていた[[スピードアタッカー]]は消滅する。
//--ただし、[[解決]]された[[単発的効果]]は無効にならない。[[《ギガクローズ》]]の[[オールハンデス]]を[[解決]]した後で[[除去]]されたとしても、捨てられた[[手札]]はそのままである。
--[[シールド]]を[[ブレイク]]した瞬間にその能力が有効になる。相手が[[ブレイク]]された[[シールド]]の[[S・トリガー]][[呪文]]を[[解決]]する際にも[[《食獣セニア》]]のターボラッシュによる[[パンプアップ]]は有効である。
-条件を満たして得た[[アイコン能力]]はその[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]まで持続するので、[[《日向草》]]等の[[アタックトリガー]]を得る[[クリーチャー]]が何らかの理由で[[アンタップ]]した場合、他のクリーチャーでもう一度シールドをブレイクする必要はない。
-[[ブレイク置換効果]]は、「[[ブレイク]]」を「別の行為」に置き換えるため、ブレイクしたことにならない。なので「相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった」だけでは条件を満たせず、[[シールド]]が実際に[[ブレイク]]されていないと[[能力]]を使えない。これは[[ブレイク・ボーナス]]や[[キリフダッシュ]]でも同様である。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[ブレイク置換効果]]でもターボラッシュが発動する(仕様との回答あり)。そのため、デュエプレ限定で[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で[[ブレイク置換効果]]で[[シールド焼却]]→[[《日向草》]]で1ブレイクして《ボルホワ》をアンタップ→《ボルホワ》で[[シールド焼却]]というコンボをすることができる。
---仕様である原因は、TCG版には存在しない「[[シールド破壊]]」が関係しているかもしれない。つまり、TCG版では「[[ブレイク]]」が適用条件だが、デュエプレでは「[[シールド破壊]]」が適用条件になっているのかもしれないということ。
TCG版の[[公式Q&A]]
>Q.[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で攻撃し、相手のシールドをブレイクする時、能力により相手のシールドが手札に加わるかわりに墓地に置かれました。この攻撃の終わりに[[《アーサー・ポンアタイム》]]の「キリフダッシュ」を使えますか?
A.いいえ、使えません。[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の能力はブレイクを置換しているため、シールドのブレイクを発動条件としている「キリフダッシュ」も使うことができません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33466/]]
-ややこしいが、[[《紅神龍ジャガルザー》]]のターボラッシュは、自身に『COLOR(blue){「自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。」}という[[常在型能力]]』を与える[[常在型能力]]である。
[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に[[バトルゾーン]]に出たクリーチャーに[[スピードアタッカー]]が[[付与]]されるのは、ターボラッシュそのものが[[常在型能力]]であるかどうかとは関係ない。
比較として、[[《ギガクローズ》]]のターボラッシュは、自身に『COLOR(blue){「このクリーチャーが攻撃するとき、相手は自分自身の手札をすべて、持ち主の墓地に置く。」}という[[誘発型能力]]』を与える[[常在型能力]]である。
**その他 [#i5c12d0d]
-後に登場した[[ブレイク・ボーナス]]や[[キリフダッシュ]]とは、「[[シールド]]の[[ブレイク]]」が能力の使用条件になっているという点で似ている。そちらと同様、[[シールド・セイバー]]などで守られると能力を使用できないので注意。
-基本的に[[ブロックされない]][[クリーチャー]]と相性が良い。また、[[《烈光戦士イザノミヒート》]]や[[《爆闘剣士 グレンモルト》]]など、攻撃することなくシールドを割るクリーチャーとの相性も抜群。
-ターボラッシュの中では、[[確定除去]]の[[《機怪人形ガチャック》]]、[[オールハンデス]]の[[《ギガクローズ》]]、[[スピードアタッカー]][[付与]]の[[《紅神龍ジャガルザー》]]、無限アタックの可能性を秘めた[[《日向草》]]あたりが強力。しかし、いずれも[[闘魂編]]の[[カード]]であり、[[《紅神龍ジャガルザー》]]以外は長らく[[絶版]]となっている。
-[[《キノコ将軍》]]のみ[[注釈文]]の書き方が[[誘発型能力]]の書式になっている。[[DMPCD-01]]版[[《紅神龍ジャガルザー》]]の[[注釈文]]に従って[[常在型能力]]として扱うのか、このカードのみ[[誘発型能力]]として扱うのかは不明。
-後に「狂喜」として[[Magic:The Gathering]]に逆輸入された。
***ターボラッシュ[[能力]]を持つ[[カード]] [#f6b5eec7]
-[[《紅神龍ジャガルザー》]]
-[[《ビコラキス》]]
-[[《重装兵ガルバック》]]
-[[《カーボナイト・ビートル》]]
-[[《日向草》]]
-[[《機怪人形ガチャック》]]
-[[《乱撃の使徒ミガロ》]]
-[[《イリュージョン・フィッシュ》]]
-[[《ギガクローズ》]]
-[[《肉弾兵ウルティモ》]]
-[[《食獣セニア》]]
-[[《キノコ将軍》]]
**参考 [#d1fad22f]
-[[用語集]]
-[[《機怪人形ガチャック》]]
-[[《紅神龍ジャガルザー》]]
&tag(用語集,能力,キーワード能力,アイコン能力,ターボラッシュ,ブレイクした時);