#author("2024-03-21T06:51:03+09:00","","") #author("2024-04-23T20:14:51+09:00","","") *ダイレクトアタック [#af24bfb4] 主に2つの意味がある。 +[[シールド]]をすべて失った[[プレイヤー]]に攻撃すること。もしくはそれによって勝利すること。一般的に「ダイレクトアタック」はこちらの意味で使われていることが多い。本項では、こちらについて解説する。 +[[シールド]]があるなしに関係なく、相手のプレイヤーに攻撃すること。これは、[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]で定義されており、一般的な「ダイレクトアタック」の認識とは異なる。詳しくは、[[ダイレクトアタックステップ]]にて解説。 シールドがない状態でプレイヤーが攻撃を受ける時、[[攻撃]]を防御できなかった[[プレイヤー]]はゲームに敗北する。 [[デュエル・マスターズ]]において、ダイレクトアタックはいつの時代でも最も基本的な勝利条件である。 相手[[プレイヤー]]の[[シールド]]が1枚でも残っている状態では、ダイレクトアタックは絶対に成立しない。2024年3月現在でも、シールドが残っている状態で、ダイレクトアタックを決めることができる手段はなく、そういった能力を持ったカードも当然存在しない。[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]のように、攻撃中に相手のシールドをブレイクする能力を持ったカードは、相手のシールドが残っている状態でもダイレクトアタックを通すことはできるが、やはりこれも相手のシールドを0にするからダイレクトアタックが通るのである。つまり、相手へのダイレクトアタックが成立したのに、相手のシールドが残っているという状態は存在しないのである。 相手[[プレイヤー]]の[[シールド]]が1枚でも残っている状態では、ダイレクトアタックは絶対に成立しない。2024年4月現在でも、シールドが残っている状態で、ダイレクトアタックを決めることができる手段はなく、そういった能力を持ったカードも当然存在しない。[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]のように、攻撃中に相手のシールドをブレイクする能力を持ったカードは、相手のシールドが残っている状態でもダイレクトアタックを通すことはできるが、やはりこれも相手のシールドを0にするからダイレクトアタックが通るのである。つまり、相手へのダイレクトアタックが成立したのに、相手のシールドが残っているという状態は存在しないのである。 例えば[[シールド]]が1枚の相手[[プレイヤー]]を[[W・ブレイカー]]などで[[攻撃]]した場合、その1枚の[[シールド]]が[[ブレイク]]されるだけで、ついでにダイレクトアタックする、ということはできない。 逆に、ダイレクトアタックさえ決まれば、相手の[[敗北回避]]効果が機能してない限りは、[[パワー]]1000程度のクリーチャーの攻撃でも勝利できる。そのため、デュエマにおいて[[パワー]]の高さは軽視されがち。 例えば、[[シールド]]が1枚の相手[[プレイヤー]]を[[W・ブレイカー]]などで[[攻撃]]した場合、その1枚の[[シールド]]が[[ブレイク]]されるだけで、ついでにダイレクトアタックする、ということはできない。 **ルール [#d44b6e73] -誤解されやすいが''シールドそのものは攻撃対象に選べない''。あくまで[[クリーチャー]]の[[攻撃]]目標は(相手[[クリーチャー]]か)相手[[プレイヤー]]の二択であり、そのうち''相手[[プレイヤー]]への[[攻撃]]をシールドが遮るために結果としてシールドが[[ブレイク]]される''。 --上の理由により「相手[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]]」という[[テキスト]]を持つ[[クリーチャー]]は、ダイレクトアタックはもちろん、シールドを[[ブレイク]]することも出来ない。「このクリーチャーはシールドをブレイクできない。」と書かれている場合は、シールドを[[ブレイク]]することは出来ないが、ダイレクトアタックはすることができる。 --[[《晶鎧亜スペクトライト》]]や[[《R.S.F.K.》]]で[[プレイヤー]]を[[攻撃]]した際、[[アタックトリガー]]で相手の残り[[シールド]]を0にできた場合は、その[[攻撃]]がダイレクト[[アタック]]になる。 ***暫定回答 [#p34a2bc1] -ダイレクトアタックは、''「自分がゲームに勝利する」処理になるのか、「相手がゲームに敗北する」処理になるのか定かではない''。2020年1月26日に、事務局から「自分がゲームに勝利する」と「相手がゲームに敗北する」の両方が同時に処理されると暫定回答が返っている。 --「相手がゲームに勝利する」処理を置き換えることはできるが、「自分がゲームに敗北する」処理を置き換えることができない[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]や[[《メッチャ無敵なじーさん》]]と、「自分がゲームに敗北する」処理を置き換えることはできるが、「相手がゲームに勝利する」処理を置き換えることができない[[《大魔王 ウラギリダムス》]]は、どちらともダイレクトアタックによる相手の勝利、または自分の敗北を防ぐことができる。 **その他 [#qb9a29f8] -ダイレクトアタックによって勝利を目指すデッキタイプが環境の大半を占め、公式も最も推している勝利方法である。ダイレクトアタック以外での勝利方法が環境の大半を占めかねないような事態が発生するならば、そういう事態を引き起こすカードに必ず規制が入る。[[ライブラリアウト]]系では、[[《ヘル・スラッシュ》]]、[[《フューチャー・スラッシュ》]]などがそれに当たる。 -ダイレクトアタック以外の勝利方法があまり好ましくないとされるのは、そもそもデュエル・マスターズというゲームが[[ダイレクトアタック]]で勝利することが大前提で作られているからである。その証拠に、デュエル・マスターズ創生期は、相手の山札を削る[[カード]]や[[エクストラウィン]]能力を持ったカードは存在せず、[[ダイレクトアタック]]以外で勝利することなど接待でもない限りほとんど不可能だった。また、[[ダイレクトアタック]]以外の勝利方法が流行ると、シールドという存在や、クリーチャーが相手のプレイヤーもアタックできるというルールが意味を成さなくなってしまい、デュエル・マスターズの根幹となる要素が否定されることになる。 --ただし、あくまで「環境の大半を占めてしまう」ような特殊勝利が[[殿堂入り]]に指定されやすいだけで、[[エクストラウィン]]能力やそれを引き起こせる能力を持つカード自体は今では多数登場している。またダイレクトアタックを目指すデッキの[[フィニッシャー]]でも、「著しく速度の速い[[速攻]]の核」だとか、「[[ロック]]をかけて相手の反撃を封じてのダイレクトアタック」などの場合は規制対象になりうる。 -[[攻撃]]中の[[クリーチャー]]を[[ブロッカー]]による[[ブロック]]や[[ニンジャ・ストライク]]などによって排除できれば、ダイレクトアタックを阻止することができる。 -[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]や[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]など、相手が[[ゲーム]]に[[勝利することを防ぐ>敗北回避]][[カード]]もある。 -この[[タイミング]]でのみ発動する能力には[[革命0トリガー]]が存在する。 -ダイレクトアタック以外の勝利条件は、「相手の[[山札]]が0(ライブラリアウト)になる」、「自分が[[特殊勝利]]する」、「相手が[[特殊敗北]]する」がある。 --上に挙げたような勝利条件とは異なるが、[[投了]]によっても試合を終わらせる事ができる。ダイレクトアタックが通りそうな時、[[S・トリガー]]などの反撃手段に期待できない事が明らかな場合は投了するというプレイヤーも少なくない。 -よくダイレクトアタックが通って負ける時、「参りました」の意を込めて、相手に手札を全部見せる人がいるが、ルール上そんなことをする必要はない。手札に[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などの[[ダイレクトアタック]]を阻止する手段がないということを示すための行為だろうが、普通に「参りました」の意思を伝えられればどんな方法でもいい。 -漫画やアニメの影響で「とどめ」と宣言する人も多い。地域によっては「[[プレイヤー]][[アタック]]」、「直接攻撃」、「チェックメイト」、「直(接攻撃)」など呼び方は様々であり、どんな呼び方だろうとダイレクトアタックに含む。 **参考 [#n62a1d56] -[[用語集]] -[[ブレイク]] -[[エクストラウィン]] -[[アタック]] -[[革命0トリガー]] &tag(用語集,攻撃);