#author("2022-04-05T19:44:05+09:00","","")
#author("2023-04-04T21:13:01+09:00","","")
*トリガーデッキ [#sc189ea2]

[[S・トリガー]]や[[S・トリガーX]]を積極的に利用する[[デッキ]]。

[[デッキ]]の半分近くを[[S・トリガー]]で固めたものや、[[シールド追加]]で強力な[[S・トリガー]]を仕込んで防御を行うもの、[[シールド・プラス]]で厚くした[[シールド]]を[[暴発]]させて[[アドバンテージ]]を稼ぐものなど、様々なものがある。

歴史は古く、[[DM-03]]で[[《ホーリー・メール》]]と[[《深緑の魔方陣》]]が登場した辺りから誕生した。

[[S・トリガー]]が多めに積まれるため、[[ビートダウン]]や[[【速攻】]]に対してはかなりの耐性がある。うかつに[[シールド]]を割ると[[クリーチャー]]を[[除去]]される恐れがあるため、相手に与えるプレッシャーは大きい。

-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]]、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]、[[《呪紋のカルマ インカ》]]などの[[S・トリガー]]封じが天敵となる。対策をしていない場合、何もできずに殴り切られてしまう。

-新[[エキスパンション]]が登場する度にジワジワと[[トリガー]]の種類が増えるため、今なお構築の幅は広がっている。

-アニメ「[[デュエル・マスターズ]]」「[[デュエル・マスターズ]] チャージ」の[[黄昏 ミミ]]が使用する[[デッキ]]がまさにこれである。

**トリガーデッキの変遷 [#hc20e859]
[[S・トリガー]]自体は[[DM-01 第1弾>DM-01]]から存在するシステムで、[[三大S・トリガー]]と呼ばれた[[《ホーリー・スパーク》]][[《デーモン・ハンド》]][[《ナチュラル・トラップ》]]はこの弾の出身である。ただし、トリガーデッキが組まれるようになったのは[[《エメラル》]]や[[《深緑の魔方陣》]]が登場した[[DM-03]]辺りからである。

[[DM-04]]で[[S・トリガー獣]]が登場。[[DM-05]]では言わずと知れた[[《アクア・サーファー》]]が収録された。

[[殿堂入り]]施行以前の[[基本セット環境]]から[[闘魂編環境]]では、[[【リーフ青単】]]に[[自然]]の[[カード]]と強力な[[S・トリガー]]を[[タッチ]]した[[【トリガーターボ】]]が開発される。これが最初のトリガーデッキであり、[[《アストラル・リーフ》]]系統の[[デッキ]]が暴れる[[メタゲーム]]上で活躍した。

[[闘魂編]]では[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]を主軸にした[[【バイラストリガー】]]が考案され、以降細々と使われ続ける。

[[聖拳編]]の[[DM-10]]では[[《暴発秘宝ベンゾ》]]と[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が登場。自らの[[シールド]]を手札に加え、能動的に[[S・トリガー]]を[[プレイ]]することができるようになった。

[[DM-15]]で[[S・トリガーX]]が登場。有名な[[S・トリガー]][[呪文]]である[[《ヘブンズ・ゲート》]]もこの時期に登場。豪快な[[コスト踏み倒し]]を行う[[【ヘブンズ・ゲート】]]を生み出した。また、[[アクセル]]で[[S・トリガー]]を踏み倒す[[《光器マリアンナ》]]も登場。[[【光器マリアンナ】]]が作られるようになる。

この時期には複数の[[S・トリガー]]を[[暴発]]させられる[[《マーシャル・クイーン》]]も登場するが、この時点の裁定では[[S・トリガー]]を起動できなかったため、[[デッキ]]が作成されることはなかった。

[[極神編]]では[[《ホーリー・スパーク》]]の[[完全上位互換]]である[[《スーパー・スパーク》]]が登場。代替わりを迫られる。また、[[《エメラル》]]の[[調整版]]である[[《アクア・スーパーエメラル》]]も同じ弾で登場した。

[[戦国編]]では[[シールド]]を活用する[[能力]]が増え、新たな[[デッキタイプ]]を生み出した。[[シールド・プラス]]及び[[ウルトラシールド・プラス]]が登場し、一度に複数のトリガーを使用できるようになったことから[[《暴発秘宝ベンゾ》]]が注目され、[[【ベンゾビートダウン】]]が成立。

また、自分の[[シールド]]を[[S・トリガー]]化する[[《星龍の記憶》]]にも注目が集まり、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]および[[《暴発秘宝ベンゾ》]]と組み合わせた[[【暴発ミルザム】]]が出現する。

[[神化編]]に入ると「[[手札]]に加える」[[能力]]で[[S・トリガー]]が使用可能という裁定が確定。[[《マーシャル・クイーン》]]で[[S・トリガー]]を[[暴発]]させられるようになり、[[《星龍の記憶》]]と組み合わせて重量級[[呪文]]を軽々と踏み倒す[[【星龍マーシャル】]]が現れた。

ゲームバランスを崩しかねない爆発力から一時[[メタゲーム]]に喰い込んだが、[[S・トリガー]]に関する[[エラッタ]]がなされ、弱体化を余儀なくされた。この裁定変更によって、同時に複数の[[シールド]]が[[手札]]に移動する場合、全て[[手札]]に加わった後に[[S・トリガー]]を使用できるようになったのである。

[[覚醒編]]に入ると[[シールド回収]]と[[シールド追加]]を同時にこなせる[[《神託の精霊アルメリック》]]が登場。新型の[[【天門】>【ヘブンズ・ゲート】]]である[[【アルメリック天門】]]を生み出した。

[[エピソード1]]では[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]をはじめとした4[[マナ]]の[[多色]][[超次元]][[呪文]]が登場。これにより、[[《時空の魔陣オーフレイム》]]が運用しやすくなる。これを活かして[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]/[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]で[[ビートダウン]]を行う[[白青黒]]の[[【トリガービート】]]が組まれるようになった。

[[エピソード3]]では重量級[[S・トリガー]]の[[《無法のレイジクリスタル》]]と[[《支配のオラクルジュエル》]]、[[《深海の伝道師 アトランティス》]]が登場。また、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]は[[ターン]]を飛ばすという特異な[[能力]]から新たな定番[[S・トリガー]]として広く使われている。

[[ドラゴン・サーガ]]に入ると[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]が登場。[[《暴発秘宝ベンゾ》]]に代わって[[【暴発ミルザム】]]で使用されるようになった。

[[革命ファイナル]]では[[《奇跡の精霊ミルザム》]]が[[殿堂入り]]、後に[[プレミアム殿堂]]となる。

[[新章デュエル・マスターズ]]では[[スーパー・S・トリガー]]が登場。[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]と相性が良く、[[【ブライゼシュート】]]が環境入りを果たした。

[[双極篇]]では[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]を始めとする[[S・トリガー]][[ツインパクト]]が登場。デッキスペースが大幅に節約される事になったが、双極篇末期には[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が殿堂入りとなった。




**参考 [#mcc8ae66]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/S・トリガー]]
-[[S・トリガー]]
-[[S・トリガーX]]
-[[コンボデッキ]]
-[[【ブライゼシュート】]]
-[[【光器マリアンナ】]]
-[[【ベンゾビートダウン】]]
-[[【バイラストリガー】]]
-[[【アルメリック天門】]]
-[[【マーシャルビートダウン】]]
-[[【トリガービート】]]
-[[【シールドプリズン】]]

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