#author("2021-09-29T14:27:33+09:00","","")
#author("2023-11-11T21:10:55+09:00","","")
*ノンクリーチャー [#y5d71153]

[[クリーチャー]]をまったく使用しないこと。またはそのような[[デッキ]]を指す。

もともとは[[Magic:The Gathering]]で使われる[[用語>用語集]]。あちらは[[エクストラウィン]]能力を持つ[[カード]]も[[デュエル・マスターズ]]より多く、[[ライブラリアウト]]もより簡単に狙える。そもそものルールが「ライフがなくなった方が負け」であるため、[[クリーチャー]]以外でライフを削るカードを入れれば簡単に実現できる。

しかし、[[デュエル・マスターズ]]では、''基本的な勝利条件が[[ダイレクトアタック]]であり、[[クリーチャー]]で[[攻撃]]しなければならない''ため、実際に作るのは困難。[[エクストラウィン]]能力も[[《闘うべき時!!》]]しか存在しない。
しかし、[[デュエル・マスターズ]]では、''基本的な勝利条件が[[ダイレクトアタック]]であり、[[クリーチャー]]で[[攻撃]]しなければならない''ため、実際に作るのは困難。[[エクストラウィン]]能力も[[《闘うべき時!!》]]しか存在しないため、現実的な勝ち筋があるとしたら[[ライブラリアウト]]一択。

利点としては[[クリーチャー]]を基本的に採用していない為、相手の[[《デーモン・ハンド》]]や[[《ホーリー・スパーク》]]など、[[クリーチャー]]に対抗するあらゆる[[除去]]・防御札を軒並み[[腐らせる>腐る]]事ができる。

しかし、[[クリーチャー]]に頼らず、[[《闘うべき時!!》]]以外で勝利する条件は[[ライブラリアウト]]以外になく、[[《ヴォルグ・サンダー》]]、[[《転生プログラム》]]など強力な[[山札破壊]]は[[プレミアム殿堂]]入りしている。
しかし、1番現実的とされている[[ライブラリアウト]]ですら、[[《転生プログラム》]]など強力な[[山札破壊]]系能力は[[プレミアム殿堂]]入りしている。
[[山札]]回復と[[《ブラッディ・クロス》]]を駆使する事で[[ライブラリアウト]]を狙う事は不可能ではないものの、その前に[[《古代楽園モアイランド》]]などの[[呪文メタ]]を張られて動きを止められるか、[[ビートダウン]]に[[シールド]]を全て割られて敗北するのが関の山だろう。

もしこの[[デッキ]]を組むとしたら基本的に[[ライブラリアウト]]に特化した勝ち筋となるので、[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]、[[《始虹帝 ミノガミ》]]、[[《水上第九院 シャコガイル》]]など、[[山札]]回復を持つ相手だと非常に分が悪くなる。
当然[[ライブラリアウト]]に特化なので、[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]、[[《始虹帝 ミノガミ》]]、[[《水上第九院 シャコガイル》]]など、[[山札回復]]を持つ相手だと非常に分が悪くなる。

よって、このようなコンセプトの[[デッキ]]を組む事は''「理論上は可能」''であるが、現状では決して''現実的な勝ち筋を作る事ができる[[デッキタイプ]]ではない''と言える。

-ノンクリーチャーとは逆に、[[クリーチャー]]のみで構成された[[フルクリーチャー]]ならば比較的簡単に実現できる。[[【サイバー・G・ホーガン】]]のように、[[キーカード]]の[[スペック]]を引き出すために[[呪文]]を省く[[デッキタイプ]]もある。
-ノンクリーチャーとは逆に、[[クリーチャー]]のみで構成された[[フルクリーチャー]]ならば比較的簡単に実現できる。[[【サイバー・G・ホーガン】]]のように[[キーカード]]の[[スペック]]を引き出すために[[呪文]]を省く[[デッキタイプ]]もある。

-クリーチャーを4枚程度しか使わない、ノンクリーチャーに限界まで近づけた[[デッキ]]なら存在する。代表的な[[デッキ]]は「[[《蒼神龍スペル・グレートブルー》]]4枚と36枚の[[呪文]]」や「[[《相撲 Dr.ウンリュウ》]]4枚と36枚の[[クロスギア]]を積んだ[[【ウンリュウビート】]]」など。

-[[DM-36]]以降、[[超次元ゾーン]]に[[サイキック・クリーチャー]]を用意することでメイン[[デッキ]]には[[クリーチャー]]を1体も入れない構築も可能になった。
-「クリーチャーを使わない」というコンセプトからは外れるが、[[超次元ゾーン]]に[[サイキック・クリーチャー]]を用意することで[[メインデッキ]]には[[クリーチャー]]を1体も入れない構築も可能になった。
--[[DMR-19]]で[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が登場。[[ゲーム]]開始時点で[[山札]]に含まれないため、[[超次元ゾーン]]に依存せずに『ノンクリーチャーのような』デッキを組むことが可能となった。
//[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]や[[《オールデリート》]]で[[封印]]を引っぺがし、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]で畳み掛けるという戦術になる。もっとも、そもそも[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]は[[メインデッキ]]40枚のうち一枚としてカウントされるうえ、構築難易度はやはり高い。
//[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]や[[《オールデリート》]]で[[封印]]を引っぺがし、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]で畳み掛けるという戦術になる。もっとも、そもそも[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]は[[メインデッキ]]40枚のうち1枚としてカウントされるうえ、構築難易度はやはり高い。
--[[DMSD-09]]からは[[超GR]]と[[GRクリーチャー]]が登場。呼び出し元となる[[オーラ]]は[[超次元]][[呪文]]以上にゲームの運びを意識したデザインとなっているため、[[オーラ]]主体ならばノンクリーチャーに近い構成も作りやすくなっている。実際、[[DMSD-09]]には[[メインデッキ]]の[[クリーチャー]]は3体しか入っていない。
--本家[[Magic:The Gathering]]で『ノンクリーチャー』と呼ばれるデッキにおいては「[[クリーチャー]]に変身([[デュエル・マスターズ]]では「[[裏返す]]」に相当)する土地([[マナゾーン]]の[[カード]])」が採用されている事もある。しかしながら、[[クリーチャー]]が[[サイキック・クリーチャー]]や《ドキンダムX》のみの[[デッキ]]をノンクリーチャーと呼べるかどうかは個々人の判断によるだろう。

-後に[[ツインパクト]]が登場すると、呪文比率を高めながらクリーチャーの比率も上げることができるようになった。これによって、クリーチャー比率が高いと困るデッキなどよほど特殊な構築でない限りノンクリーチャーに近付ける意味が一層薄れた。

-[[Magic:The Gathering]]などの他のカードゲームにはサイドデッキ(サイドボード)の概念があるためにノンクリーチャーを構築する戦略があるが、[[デュエル・マスターズ]]においてはその概念が存在しない為、ノンクリーチャー[[デッキ]]を組む利点は小さくなっている。

**参考 [#ud5f0b03]
-[[用語集]]
-[[フルクリーチャー]]
-[[クリーチャー]]
-[[呪文]]
-[[サイキック・クリーチャー]]