#author("2024-08-10T12:08:45+09:00","","")
#author("2024-11-03T22:36:17+09:00","","")
*ハイパーモード [#vce8088f]

[[DM24-RP1]]で登場した、[[一部のクリーチャー>超化獣]]が持つ特別な特性群のこと。
もしくはその特性群が有効となった状態のこと。

そのカード自身が持つ[[ハイパー化]]能力などによって「ハイパーモードを解放」することで、特性群が有効化される。

ハイパーモードを持つカードの環境での活躍、および特徴などは「[[超化獣]]」の記事を参照。

|蒼き王道 ドギラゴン超 DMR 火/自然文明 (6)|
|ドリーム・クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/超化獣 6000|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 13000|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|自分の多色クリーチャーが攻撃する時、その多色クリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|
|''T・ブレイカー''|

その「ハイパーモードを解放している」ということの簡略表記に『''ハイパーモード状態''』というものが[[アタック・チャンス]]で確認されている。
その直後の[[注釈文]]では(自分のハイパーモードを解放しているクリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)と記述されているため、あくまで正式な表記は「解放している」となる。最もスタンダートなハイパーモードの発生となる[[ハイパー化]]でも「ハイパーモードを解放できる」表記となっている。

**裁定 [#m7708967]
-ハイパーモードの特性群は、ハイパーモード状態になっている時のみ有効化される。
--[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ジャンボ・ラパダイス》]]といった、[[バトルゾーン以外の場所]]にあるカードの特性を見て何かをする効果で参照する場合、これらの特性は存在していないものとして扱う。
--バトルゾーンにある間でも、通常は[[特性]]を無視されている。例えば[[《森翠月 ブロンズアーム》]]が攻撃しても、そのままではパワー3000で、決してパワー8000ではないため、パワー4000とのバトルには負けるし、[[《超幻影 ワラシベイベー》]]の侵略宣言もできない。
---[[《イッスン・スモールワールド》]]で「相手のクリーチャーの、カードに書かれた一番大きいパワーを、このクリーチャーのパワーに追加する。」でハイパーモードではない状態のクリーチャーのパワーをどう扱うかは不明。

-ハイパーモード中は、パワーは専用のものに上書きされる。
一方、能力は上書きされるのではなく、通常時の能力にそのまま能力が追加されるだけで、通常時の能力が失われることはない。

-ハイパーモード中のクリーチャーが進化しても、進化先のクリーチャーにハイパーモードの能力が[[付与]]されることはない。
--ただし、「ハイパーモードを解放している」という情報自体は[[引き継ぎ]]がされ、[[ハイパー化]]の期間が終わる前に[[退化]]すればハイパーモードが解放された状態のままバトルゾーンに残る。これはカード個別で[[召喚酔い]]が記憶されるのと同様で、ハイパーモードは[[継続的効果]]ではなくルール上の処理だからと考えれば良いだろう。

-二重にハイパーモードを解放することはできない。主に起動[[コスト]]と連動している「[[ハイパー化]]」で意識が必要となる。
--[[《ハイパー・キャストオフ》]]のような外部からのハイパーモード化は、普通の呪文のように実行不可能な部分は無視して進行する。

***「[[ブレイカー]]」能力の扱いについて [#t787a6a1]
「ハイパーモード」特有の裁定ではないが、「[[ブレイカー]]」能力の複数所持の裁定は重要なため、以下に記載する。
-通常時とハイパーモードでそれぞれブレイカーが設定されている場合、上書きされず両方持っている状態になる。この状況になると、攻撃によるブレイクの場所を決定する時点で、攻撃している側がどのブレイカー能力を選択するかも宣言する。(選ぶのは1種類のみ。)よくある[[W・ブレイカー]]と[[T・ブレイカー]]の両立なら、あえて2つだけブレイクするということが可能。
--[[スーパー・S・トリガー]]や[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の[[革命]]2[[S・トリガー]]のケア目的で敢えて[[T・ブレイカー]]ではなく[[W・ブレイカー]]を選ぶプレイングも考えられる。
--[[《森翠月 ブロンズアーム》]]や[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]のように、非ハイパーモードでブレイカー能力を持っておらず、ハイパーモードになることで1種類のブレイカーを持っている場合は''[[強制]]でそれを適用する''。これもブレイカーの仕様である。上の挙動を見て「どんなカードでもハイパーモード時はブレイク数をダウングレードできる」と勘違いしないよう注意。
---1つだけブレイクすることが重要な[[S・トリガー・プラス]]を意識するなど、シングル・ブレイクを狙いたい場合、そもそもハイパー化を起動しないプレイングが求められる。
--[[パワー]]の方は上書であるため紛らわしく、相手の意表をつきやすい部分でもある。その代わり、相手にもきちんと説明できるようになっておくことが重要。

**その他 [#b142b09c]
-ハイパーモードになるとパワーが上昇する(([[DM24-RP2]]時点では無印[[ハイパー化]]で2500〜11000の範囲ということが判明している。))。結果的に6000の整数倍をまたぐことになりやすく、1体味方タップにつきブレイク能力が1段階上昇することがほとんど。
--より多く実質的な総打点を増やしたいなら、[[召喚酔い]]状態や[[攻撃できない]]デメリットを持つクリーチャーをタップコストにするとよい。

-ハイパーモードを解放しても打点が変わらない、落ちるものも存在する。
--[[DM24-RP1]]時点
---[[《光喜神官 ジョナス》]]……6000→9000の3000上昇で、上昇量は適正値だが[[W・ブレイカー]]から伸びない範囲である。
--[[DM24-RP2]]時点
---[[《文藍月 Drache der'Zen》]]と[[《森翠月 ゴルファンタジスタ》]]と[[《超光喜 エルボロム》]]と[[《超楽識 フミビロム》]]と[[《超霊淵 パネスコ=テレス》]]……上昇幅は2500〜5000で、いずれも上昇量は適正値だがパワー6000・7000からパワー12000未満への変化なので[[W・ブレイカー]]から伸びない範囲である。
---[[《霊淵 アガルーム=プルーフ》]]([[DM24-RP2]])……1000→4000の3000上昇で、上昇量は適正値だが[[シングル・ブレイカー]]から伸びない範囲である。
---[[《森翠月 ダイダイ》]]([[DM24-RP2]])……3000→14000の11000という規格外の上昇だが、「相手プレイヤーを攻撃できない」も獲得するため[[T・ブレイカー]]の能力は得ず、1打点でもなくなる。

-ハイパーモードのテキスト表記は通常の表記ではなく「ポケモンカードゲーム」や「バトルスピリッツ」のような一部のTCGで見られる特殊枠で区別されており、赤と青色文字のフォントの「ハイパーモード」の文字と電撃のような区分線で表現されている。

-公式の使用する単語は「ハイパーモードを''解放''」であり、「開放」は誤り。日本語的にも開放は「あけはなす」、解放は「ときはなつ」という使い分けがされており、パワーアップを示すことには解放のほうがふさわしい。

** ハイパーモードに関連する能力を持つカード [#r0665d72]
-[[《超化秘伝タノシキチシキ》]]
-[[《超化秘伝アビスアサルト》]]
-[[《超化秘伝フンヌノフンカ》]]
-[[《超化秘伝モリノカナシミ》]]
-[[《超化秘伝ヨロコビノウタ》]]
-[[《森翠月 ゴルファンタジスタ》]]
-[[《ハイパー・エントリー》]]
-[[《文藍月 Eine k'Reine》]]
-[[《シザー=ゾー》]]
-[[《コッコ・格・ルピア》]]
-[[《ルナサンライト コハク》]]
-[[《超侵入》]]
-[[《ハイパー・キャストオフ》]]

**関連項目 [#n3a96010]
-[[用語集]]
-[[ハイパー化]]
-[[超化獣]]
-[[OVERハイパー化]]
-[[《蒼き王道 ドギラゴン超》]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分のターン中、自分は[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]の「ハイパー化」を起動し、''ハイパーモード''を解放しました。&br;次の相手のターン、相手が[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を出したのですが、[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]の能力とパワーはどうなりますか?
A.能力はすべて無視されますが、次の自分のターンのはじめまで、パワーは''ハイパーモード''のパワー(9000)のままです。&br;[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の能力により、[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]は通常の能力と''ハイパーモード''の能力の両方が無視されます。ただし、すでに解決されている「ハイパー化」の効果は無視されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44820]](2024.4.12)

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