#author("2023-06-21T07:25:21+09:00","","")
#author("2023-09-24T21:28:08+09:00","","")
*バトルゾーン [#c27f2a5d]

|>|>|>|>|BGCOLOR(pink):CENTER:&br;バトルゾーン&br; |
|BGCOLOR(white):CENTER:[[シールドゾーン]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[山札]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[墓地]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[超次元ゾーン]]&br;または&br;超GRゾーン|BGCOLOR(white):CENTER:[[超GRゾーン]]&br;または&br;超次元ゾーン|
|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[マナゾーン]]&br; |

|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[手札]]&br; |

[[ゾーン]]の1つ。
[[クリーチャー]]、[[クロスギア]]、[[ウエポン]]、[[フォートレス]]、[[鼓動]]、[[フィールド]]、[[オーラ]]、[[儀]]、[[星雲]]が置かれる場所。
(2022/12/16現在、[[Artifact]]と[[タマシード]]は総合ルール403.1.から抜け落ちているが、問題なくバトルゾーンに出すことができる。また、[[封印]]として存在している裏向きのカードもバトルゾーンに存続できる。)

-[[カードタイプ]]のうち、「[[城]]」と「[[呪文]]」の2種類は総合ルール403.1.にて名指しで置かれることはないと明記されている。
--[[ルール・プラス]]は特に触れられていないことから[[出すことができる>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42360/]]という裁定が出ている。また、[[城]]と[[呪文]]は[[再構築]]で新たな一番上になりそうになっても墓地に置かれ次のカードを一番上のカードにするが、クリーチャーでもある[[ツインパクト]]なら、[[再構築]]でバトルゾーンに残る。

俗に「''場''」、「''盤面''」と呼ばれることもしばしばある。かつては「フィールド」と言われることもあったが、[[カードタイプ]]に[[フィールド]]を持つカードが出てからは、混同を避けるためにほとんど言われなくなった。

自分の[[シールドゾーン]]と相手の[[シールドゾーン]]の間に位置し、[[クリーチャー]]、[[クロスギア]]、[[ドラグハート]]、[[オレガ・オーラ]]、その他バトルゾーンで機能するカードはここに出していく。

バトルゾーンに出した[[クリーチャー]]でしか[[攻撃]]は出来ないため、[[ゲーム]]中はこの[[ゾーン]]をいかに整えていくかが重要。逆に、相手が[[カード]]を展開してきた場合は速やかに対処するのが望ましい。

[[手札]]や[[マナゾーン]]と並び、[[デュエル]]で最も重視される[[ゾーン]]の1つと言える。

**ルール [#ccd9e330]
-[[召喚]]した[[クリーチャー]]、[[ジェネレート]]した[[クロスギア]]、使った[[サイキック]]、[[ドラグハート]]、[[展開]]した[[フィールド]]は、''一旦[[保留状態]]を経由してからバトルゾーンに出る''。[[使った>使う]][[オレガ・オーラ]]も、バトルゾーンのクリーチャーに付ける形で出る。

-バトルゾーンにある[[クリーチャー]]によって[[攻撃]]や[[ブロック]]を行う。

-バトルゾーンに置かれる[[クリーチャー]]・[[クロスギア]]・[[ドラグハート]]・[[オレガ・オーラ]]・[[タマシード]]の数に制限はない。何枚でも出してよい。
[[フィールド]]は[[D2フィールド]]のみ特性によりバトルゾーンに1枚しか展開できないが、それ以外の[[フィールド]]は他のカードと同じく特に制限はない。

-各[[プレイヤー]]の[[アンタップステップ]]時に、バトルゾーンにある自身の[[タップ]]された[[カード]]は全て[[アンタップ]]される。[[強制]]で行う処理なので、うっかり飛ばしてしまった場合は巻き戻して処理する。

-他のゾーンとは違い、COLOR(blue){''バトルゾーンは[[プレイヤー]]ごとに分かれていない単一の領域''}である。例えば、[[カード]]の[[テキスト]]中には「自分のバトルゾーン」(あるいは「相手のバトルゾーン」)という表現はなく、「バトルゾーンにある自分のクリーチャー」などと表現されている。
--[[DMR-02]]版の[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]には「自分のバトルゾーン」と表記されていたが、以降の[[再録]]版では修正されている。

-現在のルールでは、複数のカードが単一のオブジェクトとしてバトルゾーンに出るよう指定された時、''同じタイミングでバトルゾーンに出ることはない''。
--[[《ヘブンズ・ゲート》]]でブロッカーを2体出す時は、それぞれ別々のタイミングで出すことになるので、[[《知識の精霊ロードリエス》]]を2体出した場合は1体目で1枚、2体目で2枚の計3枚まで引けることになる。
--[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]などの効果によって、各プレイヤーがクリーチャーをバトルゾーンに出すことになった場合、[[ターン・プレイヤー]]から先に、好きな順番でクリーチャーを出し、それが終わったら非ターン・プレイヤーが好きな順番でクリーチャーを出す。
---[[封印]]や[[墓地進化]]などで指定した[[進化元]]など、複数枚のカードを全て同時にバトルゾーンに出す場合もある。現状主に、カード単体での特性を持たない状態でバトルゾーンに置かれるカードに多い。

-逆に複数のカードがバトルゾーンを離れる場合は、すべて同じタイミングで離れる。各プレイヤーのカードが離れる場合も、同じタイミングで離れる。
--ただし、[[除去置換効果]]が発生する場合、まずその置換効果を先に、[[ターン・プレイヤー]]から好きな順番で処理していく。

-バトルゾーンの[[カード]]を数える時、「〜体」という[[テキスト]]ならば[[クリーチャー]]のみ数える。「〜枚」という[[テキスト]]ならば、[[クリーチャー]]だけでなく、[[クロスギア]]や[[ドラグハート]]や[[オレガ・オーラ]]も含めた全ての[[カードタイプ]]の[[カード]]を数える。

-ある[[ステップ]]を迎えることで[[誘発]]する[[誘発型能力]]は、そのカードがバトルゾーンにいた状態でなければ、そもそも誘発しない。
--例えば、[[ターン]]のはじめに[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]の上に[[《超時空ストーム G・XX》]]を[[進化]]させた場合、そのまま[[メテオバーン覚醒]]はできない。これは、[[ターン]]のはじめを迎えた段階では[[《超時空ストーム G・XX》]]がバトルゾーンにいなかったためである。
--例えば、[[ターンのはじめ]]に[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]の上に[[《超時空ストーム G・XX》]]を[[進化]]させた場合、そのまま[[メテオバーン覚醒]]はできない。これは、[[ターンのはじめ]]を迎えた段階では[[《超時空ストーム G・XX》]]がバトルゾーンにいなかったためである。

//以下の記述は「離れる」ページにあったもの。内容的にこちらのほうが適切なので移動させた。
//以下は元文だが断言はおかしいのでコメントアウト
//--通常、[[進化クリーチャー]][[の下]]は[[バトルゾーン]]ではないという扱いであり、[[進化元]]は[[カードタイプ]]を含むあらゆる[[特性]]を失うが、カードとして見た場合バトルゾーンに存在するカードではあるためカード指定の効果で選ぶことができる。その際、[[マナコスト]]を参照する場合は額面通りに参照する。

-[[進化クリーチャー]][[の下]]は、「バトルゾーンに出す」というイベントを発生させず、「[[バトルゾーンに○○がそろっている>《五連の精霊オファニス》]]」の判定にも含まれないが、それ以外は[[バトルゾーン]]の範疇にある。
--例えば[[《とこしえの超人》]]がいる状態で、手札から[[《死神術士デスマーチ》]]を進化させると、手札と墓地からバトルゾーンにカードが移動する。この場合でも、「重ねつつ出す」下のカードは[[《とこしえの超人》]]で置き換える対象にならない。[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]など進化元を補給するものも同様。
--一方、バトルゾーンにあるカードから選ぶ[[カード指定除去]]では、問題なく下のカードも選べる。
---現在、裁定が見つからなかったものは、[[常在型能力]]によりバトルゾーンのカードに[[特性]]を追加し、そこから[[カード指定除去]]を行うとどうなるのかについて。[[《革命類侵略目 パラスキング》]]があると、進化元も[[染色]]されているのかといった具合。通常はこの状況に何の意味もないが、[[カード指定除去]]中はカードの特性を見る裁定になっているので、もし染色されていたら単色や無色の進化元を[[《ロマネス仙鬼の封》]]で破壊できることになる。

//■メモ
//バトルゾーンのカードに特性を追加できる《ユニバース・ラピア》があるが、墓地にあるカードにも同時に種族追加するため、よくあるQ&Aでは付与対象か判断できなかった。
//《究極銀河ユニバース》のメテオバーンで置いたカードの種族は、墓地に置かれてから判断するためである。
//ソース1:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41263/
//ソース2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40674/

**テキストの省略 [#sb40afab]
「バトルゾーン」というテキストは省略されることが多い。
ある能力がどのゾーンで有効なものかわからないときは、最初にバトルゾーンを考えると良い。ただし、[[S・トリガー]]など他のゾーンで発動する能力は、そのゾーンが省略されることもあるので、混同に注意。
***[[聖拳編]] [#f18481b4]
バトルゾーンで[[常在型能力]]を発揮できるクリーチャーは、[[聖拳編]]前は「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」というテキストがあったが、聖拳編以降は省略されている。

旧[[テキスト]]
|雷鳴の守護者ミスト・リエス UC(R) 光文明 (5)|
|クリーチャー:ガーディアン 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンにある間、他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|

新[[テキスト]]
|雷鳴の守護者ミスト・リエス UC(R) 光文明 (5)|
|クリーチャー:ガーディアン 2000|
|他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|
***革命編 [#ce76d3eb]
[[破壊]]以外の[[クリーチャー]][[除去]]など、[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を選ぶ[[能力]]は「バトルゾーンにある」のテキストがあったが、革命編以降は抜けている。

旧[[テキスト]]
|ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|

新[[テキスト]]
|ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|

***[[王来篇]] [#x9161612]

旧テキスト
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時|

|このクリーチャーがバトルゾーンに出たターンの間|

新テキスト
|このクリーチャーが出た時|

|このクリーチャーは、出たターンの間|


**その他 [#n3c04af5]

-初心者にありがちだが、共用のゾーンなので「自分(相手)のバトルゾーン」という言い方・表記は不適切。
//とはいえ、カードテキストでも「自分のバトルゾーン」というミスが存在していたこともある。([[DMR-02]]収録の[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]など)
--バトルゾーンのうち、片方のプレイヤーの領域だけを指したいときは「自分の場」「相手の盤面」と表現するのが分かりやすい。これは『場』や『盤面』が俗語であり、『バトルゾーン』と同じく共用で用いなければならないというような規定の類が存在しないため。
--「バトルゾーンにある自分のクリーチャー(カード)」または「バトルゾーンにある相手のクリーチャー(カード)」でも近い意味にはなるが、長い上に領域ではなくカードを指しているので、文脈上使えないこともある。
[[テキスト]]表現でも省略されるように「自分(相手)のクリーチャー」で通じることもある。ただしこちらも、バトルゾーン以外で機能する[[カード]]や[[クリーチャー]]以外の[[カードタイプ]]などの多様化によって、必ずしも伝わりやすいものではなくなってきている。

-カードの中には、単一のエリアであることを理解していないとわかりづらい表現もある。&br;一例として、[[《アポカリプス・デイ》]]の効果は「バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それをすべて[[破壊]]する。」となっている。これはもちろん、自分と相手のクリーチャーを合わせて数え、自分も相手もクリーチャーを破壊しなければならない。

-バトルゾーンの[[クリーチャー]]を別の[[ゾーン]]に送ることを「[[除去]]」という。[[除去]]によって相手を妨害することは[[ゲーム]]中での重要な戦略の1つである。

-バトルゾーンでの優位性を「[[フィールドアドバンテージ]]」と呼ぶ。これが決定的に開いた状態は「[[制圧]]」という。

-バトルゾーンに2体以上同じ[[カード名]]のカードがあると、[[《天使と悪魔の墳墓》]]でまとめて[[破壊]]されることがあるので注意。[[マナゾーン]]に関しても同様。

**参考 [#se11c221]
-[[用語集]]
-[[ゾーン]]
-[[公開ゾーン]]
-[[非公開ゾーン]]
-[[バトルゾーン以外の場所]]
-[[過去の状態を見る]]

&tag(用語集,ゾーン,バトルゾーン);