#author("2024-09-16T22:43:21+09:00","","")
#author("2024-09-16T22:44:35+09:00","","")
*パワード・ブロッカー [#t53ffd30]

[[DM22-RP2]]で登場した[[キーワード能力]]。

パワード・ブロッカーを持つ[[クリーチャー]]は、その数字だけパワーが上がる。「ブロック中」とあるが、実際には総合ルール510.2.により[[攻撃終了ステップ]]まで上昇し続ける。「バトル中」とは異なるので注意。

全文は以下の通り。XXXXには数字が入る。

|パワード・ブロッカー+XXXX(ブロック中、このクリーチャーのパワーを+XXXXする)|

この能力そのものには[[ブロック]]を許可する性質はないため、万が一[[ブロッカー]]を持たないクリーチャーがこの能力を得たとしても、何も効果は発揮されない。
以下の[[《AQcess》]]では、「[[ブロッカー]]」と「パワード・ブロッカー+4000」が2行に分けて書かれている。

|AQcess C 水文明 (3)|
|クリーチャー:マジック・リキッド・ピープル 4000+|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|''パワード・ブロッカー+4000''(ブロック中、このクリーチャーのパワーを+4000する)|

-[[パワーアタッカー]]とは対となる[[キーワード能力]]と思われる。しかし、キーワードに中黒が入っているため、あまり対になっている感じはしない。
--「[[ジャスト・ダイバー>ジャストダイバー]]」「[[スピード・アタッカー>スピードアタッカー]]」「[[マッハ・ファイター>マッハファイター]]」などがあるなら中黒に違和感も少なかっただろう。

-[[パワード・ブレイカー]]と名前が酷似している。10文字中、「パワード・ブ■■カー」で8文字も一致している。

-この能力登場以前から同様の効果を持っていた、[[《宣凶師レンティア》]]や[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]などの能力をキーワード能力化したものとも言える。しかし、これらはカードとしての数が少なく、特に俗称を付けて呼ばれる事もなかった。
--上の前例はどちらも光文明のカードだが、[[アビス・レボリューション]]時点でパワード・ブロッカーのキーワード能力を持っているのはなぜか水文明かつ[[マジック]]種族だけである。
--[[王道篇]]では水文明固有という部分は覆らなかったが、[[DM24-RP3]]にて[[マジック]]ではなく普通の[[リキッド・ピープル]]である[[《ヨビニオン・スナイパー》]]がパワード・ブロッカーを所持しており、マジック固有能力という特徴は偶然だったと判明した。
--[[王道篇]]では水文明固有という部分は覆らなかったが、[[DM24-RP3]]にて[[マジック・リキッド・ピープル]]ではなく普通の[[リキッド・ピープル]]である[[《ヨビニオン・スナイパー》]]がパワード・ブロッカーを所持しており、マジック固有能力という特徴は偶然だったと判明した。

-余談ではあるが、[[Kaijudo]]ではこの能力がPowerful Blockという形で存在していた。対になる[[パワーアタッカー]]がそちらでは「Powerful Attack」である。

**参考 [#vfa64cfe]
-[[《AQcess》]]
-[[用語集]]
-[[ブロッカー]]
-[[ブロック]]
-[[常在型能力]]
-[[パワー]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.相手の[[《死神術士デスマーチ》]]の攻撃を[[《AQcess》]]でブロックしました。パワーを増減する能力が2つありますが、この場合の処理はどうなりますか?
A.結果的に、相手の[[《死神術士デスマーチ》]]だけが破壊されます。&br;まずブロックした時点で[[《AQcess》]]の「パワード・ブロッカー」が適用され、その後、実際にバトルする時に[[《死神術士デスマーチ》]]の「このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーを–4000する。」が解決されます。&br;[[《AQcess》]]がバトルに勝った後、バトルの終わりに[[《死神術士デスマーチ》]]の効果が消滅し、その後、攻撃終了ステップに入ってから「パワード・ブロッカー」の効果が消滅します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42493]](2022.12.16)

&tag(用語集,能力,キーワード能力,パワー,パンプアップ,パワード・ブロッカー);