#author("2024-09-09T20:15:02+09:00","","")
#author("2024-10-16T20:40:53+09:00","","")
*パンドラ・スペース [#q8807d2d]

[[背景ストーリー]]に登場する場所。[[エピソード1背景ストーリー]]で登場した。

**TCG版での概要 [#j532098e]
[[超次元]]の穴の奥に潜む、時空の歪み。[[エイリアン]]が生息していた。彼らは「パンドラ一族」あるいは「[[パンドラ王家>《超次元の王家》]]」と呼ばれる王家に統治され、平和な生活を送っていた。

***[[覚醒編>覚醒編背景ストーリー]]〜[[エピソード1背景ストーリー]]において [#ned2a716]
[[覚醒編>覚醒編背景ストーリー]]までの[[背景ストーリー]]で舞台となった世界 (以下、「こちら側の世界」) とは別の世界。

[[覚醒]]の力が存在する。[[覚醒編>覚醒編背景ストーリー]]でこちら側の世界のクリーチャー達が得た[[覚醒]]の力は、実はこのパンドラ・スペースからもたらされていた。
またこちら側の世界と同じく5[[文明]]も存在するが、それらを融合させる力が存在する。

こちら側の世界で、最も初めにパンドラ・スペースに到達していたのは[[Ζ]]だった。この到達は[[覚醒編>覚醒編背景ストーリー]]開始前後の頃のことであり、この際[[エイリアン]]と接触したことが[[覚醒編>覚醒編背景ストーリー]]での[[Ζ]]の行動に繋がっていく。

[[エピソード1背景ストーリー]]では、序盤はこちら側の世界に攻め入る[[エイリアン]]の拠点として、中盤以降は[[アンノウン]]の陰謀とそれに抗する[[エイリアン]]・[[ハンター]]の戦いの場として描かれた。
そして終盤、[[《偽りの名 13》]]によって星を落とされ、壊滅した(([[《希望の守り手ファンク》]][[フレーバーテキスト]]))。

***[[ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]において [#z7716c43]
[[ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]では、パンドラ・スペースは[[エピソード1]]の世界だけでなく、[[ドラゴン・サーガ]]の[[世界>並行世界]]とも繋がっていたことが明かされた。2つの世界はパンドラ・スペースを介して繋がっている間はほぼ同じ歴史を辿っていたが、[[エピソード1]]でパンドラ・スペースが破壊されたことで、全く異なる歴史を辿るようになる。

***[[王来篇背景ストーリー]]において [#yc905f66]
[[王来篇背景ストーリー]]では[[水文明]]を襲撃した[[《覚醒連結 XXDDZ》]]の潜伏場所として久々に登場。

[[XXDDZ>《覚醒連結 XXDDZ》]]は自身の実体をパンドラ・スペースに移すことで、一切攻撃を加えられることなく一方的な攻勢を敷いていた。しかし最終的には[[マニフェスト>《ネ申・マニフェスト》]]と[[アアルカイト>《R.S.S. アアルカイト》]]に見破られた。[[XXDDZ>《覚醒連結 XXDDZ》]]は、パンドラ・スペースに一斉砲撃を浴びせられたことで消滅した。

***後年の補足 [#s7b9c0d1]
[[デュエル・マスターズ]]では過去に扱ったテーマ、[[コンセプト]]、[[キャラクター]]などをリバイバルしている。特に[[王来篇]]が展開された2021年やその少し前から、過去の[[背景ストーリー]]で舞台となった場所、活躍したクリーチャーたちについて、長らく掘り下げられなかった詳細な設定が開示、あるいは追加されている。
パンドラ・スペースもその一環でフィーチャーされている。[[覚醒編]]でクリーチャー世界と接触する以前の成立史や、[[エピソード1]]末期にて崩壊した後がそれぞれ明かされつつある。

***パンドラ・スペースの成立史 [#v1ea8d48]
[[覚醒編]]で[[Ζ]]等と接触する前から、実はクリーチャー世界と関わっていたという。

遅くとも[[戦国編>戦国編背景ストーリー]]の時点で[[怒流牙一族>《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]の秘伝書に謎の世界「ぱんどら」として存在が記録されていたようである(([[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]][[フレーバーテキスト]]))。[[シノビ]]はこちら側の世界とは異なる世界から現れた存在なので「[[異界に追放する術>《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]」、ひいては「異界」たるパンドラ・スペースも知っていたとされる。
そればかりでなく、パンドラ・スペースを統治していた「[[パンドラ王家>《超次元の王家》]]」の始祖も、元はシノビの「異界に追放する術」により流れてきた者だったという。

また、パンドラ・スペースでは[[戦国編>戦国編背景ストーリー]]の頃からクリーチャー世界への侵攻が進められていた。
こちら側の世界とパンドラ・スペースの接点である[[超次元]]の穴は[[《超銀河弾 HELL》]]で空けられたとされていたが、実際にはこの弾にはそれほどの威力はなかった。にもかかわらず超次元の穴が開いたのは、パンドラ・スペース側からも超獣世界につながる穴を空けていた最中だったためであった(([[《超次元バリバリ・ホール》]][[フレーバーテキスト]]))。

***パンドラ・スペースの遺産 [#y6b50077]
[[エピソード1]]末期に滅亡したと思われたパンドラ・スペースであったが、実は《ファーザー》と《マザー》により「パンドラの力のコア」たる[[《王家の秘宝》]]」を死守していた。父母と故地を失った《プリン》もまた、パンドラ・スペースの再興を諦めてはいなかった(([[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]][[フレーバーテキスト]]))。

「王家の秘宝」には[[エイリアン]]たちによる、エイリアンのため[[アンノウン]]と戦ってくれた[[ハンター]]たちへの感謝が蓄積されていた(([[《鬼羅王女プリン》]][[フレーバーテキスト]]))。時系列は不明だが、いずれかのタイミングで《プリン》はこの感謝の記憶を開放。その結果新たな[[ゼニス]]が誕生した(([[《豊潤フォージュン》]][[《鬼の育成者 モエル》]][[フレーバーテキスト]]))。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]での概要 [#a7e14b8c]
[[DMPP-16]][[ティザームービー>https://youtu.be/M6_Vlp374c8]]が初出。なおこのエキスパンションの収録内容はTCG版の[[エピソード1]]前半が元となっている。

TCG版と同様、[[エイリアン]]の拠点として描かれている。
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[背景ストーリー]]はTCGと部分的に差異があることが知られているが、パンドラ・スペースのあり方についてはTCG版と大きな差はないようである。

**その他 [#bde6bad3]
-基本的に「パンドラ・スペース」表記だが、中点を入れない表記も[[フレーバーテキスト]]ではそこそこ見られる。
-[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]],[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]は、[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]のデザインと良く似ている。[[覚醒]]の力を手に入れたときに[[エイリアン]]達の影響を受けたのだろうか。

-《プリン》はパンドラ・スペースの位置を特定するために[[《仙界一の天才 ミロク》]]を頼った(([[《パンドラの記憶》]][[フレーバーテキスト]]))が、[[Instant Wave]]にはパンドラ・スペースの位置が記録されている(([[《ストリーミング・Re:チューター》]][[フレーバーテキスト]]))。[[Instant Wave]]が新章世界にしか存在しないのが惜しまれる。

-[[フレーバーテキスト]]によると、こちら側の世界の力が[[パンドラ・スペース]]に取り込まれて誕生した[[エイリアン]]がいるらしく、公式ホームページでも示唆されている。イラスト、効果、名前などの情報から、取り込まれた元々の力を推測できる[[カード]]には以下のものがある。元となったカードと同じ[[イラストレーター]]がイラストを描いているカードも多い。

|[[《レグルス・ギル・ドラゴン》]]|→|[[《緑神龍バルガザルムス》]]|
|[[《アルタイル・セブ・クロウラー》]]|→|[[《デス・スモーク》]]|
|[[《武者の超人》]]|→|[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]|
|[[《ザビメテウス・武者・BLACK》]]|~|~|
|[[《一つ目鋼人ガガ・ナオス》]]|→|[[《アイズ・カノープス》]]|
|[[《ヤミノザビメガパー》]]|→|[[《ファイナル・ドラグアーマー》]]|
|[[《爆裂マーズ・ギル・ヒドラ》]]|→|[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]|
|[[《凶星王ザビ・ヒドラ》]]|~|~|
|[[《ジオ・ブロンズ・ミラクル》]]|→|[[《青銅の鎧》]]|
|[[《ジオ・ブロンズ・マジック》]]|~|~|
|[[《緑銅の鎧》]]|~|~|
|[[《悟りの精霊ガガ・シャウラ》]]|→|[[《念仏エルフィン》]]|
|[[《知力の求道者ガガ・シータ》]]|→|[[《エナジー・ライト》]]|
|[[《セブ・サルガス・ボウズ》]]|→|[[《クエイク・スタッフ》]]|
|[[《火銃秘宝ザビ・グリーゼ》]]|→|[[《火炎流星弾》]]|
|[[《ギル・アルビレオ・ドラクーン》]]|→|[[《騒乱の影ウエスタン・バレル》]]|
|[[《西部人形ザビ・バレル》]]|~|~|
|[[《鋼の緑爪ギル・ルイテン》]]|→|[[《エメラルド・クロー》]]|
|[[《大食い妖精ジオ・デネブ》]]|→|[[《護聖妖精トビ・ゴンゴン》]]|
|[[《ジオ・コーヒーボーイ》]]|→|[[《マグマティラノス》]]|
|[[《予言者ガガ・クルトン》]]|→|[[《予言者クルト》]]|
|[[《腐敗電脳ディス・メルニア》]]|→|[[《腐敗電脳メルニア》]]|
|[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]|→|[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]|
|[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]|→|[[《聖霊王アルカディアス》]]|
|[[《エンペラー・セブ・マルコ X》]]|→|[[《エンペラー・マルコ》]]|
|[[《ボルシャック・ギルクロス・NEX》]]|→|[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]|
|[[《ブラック・WILLOW・カイザー》]]|→|[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]|
|[[《超銀河竜 GILL》]]|→|[[《超銀河弾 HELL》]]|
|[[《時空のガガ・シリウス》]]|→|[[《天海の精霊シリウス》]]|
|[[《時空のセブ・ランサー》]]|→|[[《クリスタル・ランサー》]]|
|[[《魔刻の剣士ザビ・オルゼキア》]]|→|[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]|
|[[《封魔妖ザビ・クズトレイン》]]|→|[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]|
|[[《光鬼ガガ・ペトローバ》]]|→|[[《光器ペトローバ》]]|
|[[《ガガ・ピカリャン》]]|→|[[《クゥリャン》]]|
|[[《セブ・コアクマン》]]|→|[[《アクアン》]]|
|[[《闇戦士ザビ・クロー》]]|→|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|
|[[《斬斬人形コダマンマ》]]|→|[[《福腹人形コダマンマ》]]|
|[[《躍動するジオ・ホーン》]]|→|[[《鳴動するギガ・ホーン》]]|
|[[《コッコ・ギルピア》]]|→|[[《コッコ・ルピア》]]|
|[[《自爆屋ギル・メイワク》]]|→|[[《クリムゾン・ハンマー》]]|
|[[《襲撃者ディス・ドライブ》]]|→|[[《襲撃者エグゼドライブ》]]|
|[[《奪い去る者ザビフライ》]]|→|[[《飛行男》]]|
|[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]|→|[[《邪眼の祈祷師ザビ・ミラIV世》]]|
|[[《捕縛専機ガガ・コロリン》]]&br;([[ゲームオリジナルカード]])|→|[[《転倒専機コロビナー》]]&br;([[ゲームオリジナルカード]])|
|[[《セブ・ディオーネ》]]&br;([[ゲームオリジナルカード]])|→|[[《ディオーネ》]]|

**参考 [#v042e588]
-[[背景ストーリー]]
-[[エイリアン]]
-[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]

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