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#author("2024-09-12T20:57:27+09:00","","")
#author("2024-10-12T08:53:54+09:00","","")
*パーフェクト呪文 [#mcc8733c]
[[DMRP-10]]から登場した[[《知識と流転と時空の決断》]]を始めとする、「《AとBとCの決断》」(ルビに「パーフェクト・(文明の英単語をカタカナにしたもの((Light, Water, Darkness, Fire, or Nature)))」)の名を持つ呪文の俗称。「決断サイクル」とも呼ばれる。
A, B, Cの部分は、能力の性質を2文字の漢字で表していると考えられ、[[レアリティ]]は[[ベリーレア]]か[[スーパーレア]]のどちらかを持っている。
//[[DMRP-22]]以降、[[《闘争と成長の決断》]]のような「《AとBの決断》」の命名ルールを持つ多色呪文が登場している。
|知識と流転と時空の決断 SR 水文明 (4)|
|呪文|
|自分の墓地に呪文が4枚以上あり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►カードを1枚引く。|
|►GR召喚する。|
|►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|生命と大地と轟破の決断 SR 自然文明 (5)|
|呪文|
|この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。|
|►コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。|
|►このターン、自分のクリーチャー1体はパワー+3000され、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|
**特徴 [#u664d512]
共通しているのは、3つのモードから能力を2回選ぶというもので、状況に応じて効果を選べる[[汎用性]]の高さがウリ。
[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]で出す[[モード]]が必ず含まれている。
また、[[モード]]に加えて、火以外は唱えることに関して拡張する能力を持つ。
後述する、若干デザインルールが異なる[[《闘争と成長の決断》]]が登場した後、順番が前後して[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]が登場した。
[[コスト踏み倒し]]のモードは持たず、A, B, Cの部分がこじつけ気味だが、「パーフェクト・○○」の部分に「[[ジョーカーズ]]は第6の文明」と呼んでいた設定を盛り込んでいる。
「パーフェクト・ゼニス」は文明名としてはルール違反である。当時の[[ゼロ文明]]は[[エピソード2]]の時点でも[[ゼニス]]専用ではなく[[《逆転王女プリン》]]、[[《破界の右手 スミス》]]や[[《真実の名 リアーナ・グローリー》]]などがいて、[[ゼニス]]の概念が文明相当とは言い難い部分がある。[[エピソード3]]からは[[《神聖麒 シューゲイザー》]]などさらに非[[ゼニス]]が増えている。
**単色・無色パーフェクト呪文の一覧 [#d4fa7005]
-[[無色]]:[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]
-(〃):[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]
-[[光]]:[[《神楯と天門と正義の決断》]]
-[[水]]:[[《知識と流転と時空の決断》]]
-[[闇]]:[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]
-[[火]]:[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]
-[[自然]]:[[《生命と大地と轟破の決断》]]
//多色の一覧は下の表と重複
**考察 [#pa673ee6]
-詠唱拡張
--[[ジョーカーズ]]:[[G・ゼロ]]
--[[ゼニス]]:[[アタック・チャンス]]
--[[光]]:[[シンパシー]]による[[コスト軽減]]
--[[水]]:墓地に呪文4枚以上で[[S・トリガー]]
--[[闇]]:墓地にあっても唱えることが可能
--[[火]]:なし
--[[自然]]:マナゾーンにあっても唱えることが可能
-文明の特色系
--[[ジョーカーズ]]:「''弾丸''」[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]、「''自由''」能力の[[無視]]
--[[ゼニス]]:「''天頂''」[[ゼニス]]、[[アンノウン]]、[[無色]]カードの手札補充、「''水晶''」[[水晶マナ]]の[[マナ加速]]
--[[光]]:「''神楯''」[[シールド追加]]
--[[水]]:「''知識''」[[ドロー]]
--[[闇]]:「''絶望''」[[セルフハンデス]]
--[[火]]:「''疾駆''」[[スピードアタッカー]]、「''双撃''」[[紫電効果]]
--[[自然]]:「''生命''」[[マナブースト]]
-踏み倒し系
--[[ジョーカーズ]]:なし
--[[ゼニス]]:なし
--[[光]]:「''天門''」[[手札]]から[[ブロッカー]]踏み倒し
--[[水]]:「''時空''」[[GR召喚]]
--[[闇]]:「''反魂''」[[リアニメイト]](クリーチャーだけではなくオーラも可)
--[[火]]:「''瞬閃''」手札から踏み倒し
--[[自然]]:「''大地''」[[マナゾーン]]から踏み倒し
-除去系
--[[ジョーカーズ]]:「''勝熱''」[[カード指定除去]]
--[[ゼニス]]:「''停滞''」[[山札の下送り>山札送り]]
--[[光]]:「''正義''」[[フリーズ]]([[タップキル]]することで除去になる)
--[[水]]:「''流転''」[[バウンス]]
--[[闇]]:「''滅殺''」[[パワー低下]]
--[[火]]:なし
--[[自然]]:「''轟破''」[[アンタップキラー]](疑似[[マッハファイター]])
モードの並びについて、存在するモードが異なる[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]と[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]以外は、この「文明の特色」→「踏み倒し」→「除去」の順番である。
特に即効性のある水(バウンス)と闇(パワー低下)で、メタクリーチャーを除去してから踏み倒しを行うことができない不利益な順番になっている。
逆に[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]では、自分のクリーチャーを出してからそのクリーチャーを選んでSAや紫電効果を付与できるよう、モードの順番が工夫されている。
カード名に関して、初登場の[[《知識と流転と時空の決断》]]は「知識([[ドロー]])」→「流転([[バウンス]])」→「時空([[GR召喚]])」と、モードとは2番目と3番目が入れ替わった順番になっている。
非多色のうち6,7番目の登場である[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]と[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]でもそれぞれ対応と順番がズレている。
-「勝熱([[カード指定除去]])」→「弾丸(疑似[[《ダンガンオー》>《超特Q ダンガンオー》]])」→「自由(能力の[[無視]])」
-「天頂([[手札補充]])」→「停滞(疑似[[《「無情」の極》除去>山札送り]])」→「水晶([[水晶マナ]])」
*第2期パーフェクト呪文 [#v8107269]
5文明の登場で終了したかに思われたパーフェクト呪文だが、多色呪文となって[[DMRP-22]]で再登場した。
地の文に「決断」、ルビに「パーフェクト」を含み、なにより3つのモードから能力を2回選ぶというほぼパーフェクト呪文の専売特許のような特徴((パーフェクト呪文ではない[[《アーテル・ゴルギーニ》]]も、公式がこのカードを「まるでダークネス」と言っている。))を持つが、細かな部分ではパーフェクト呪文とは合致しない。
なお、ルビ自体はカードの効果をカタカナで表現していて[[エターナル呪文]]のほうに寄せられている。
単色パーフェクト呪文との違いおよび現時点で確認できる共通点は以下の通り。
+[[色]]は[[2色]]
+《AとBとCの決断》ではなく《AとBの決断》
+「パーフェクト・○○」の部分が文明の英名とは関係ない
+いずれも唱えることに関して拡張する能力を持つ
+既存クリーチャーが呪文を放つイラストのシークレットカードが存在する
|~#|~カード|~文明|~コスト軽減など|~シークレット版に描かれたクリーチャー|h
|1|[[《闘争と成長の決断》]]|火/自然|自分のパワー6000以上のクリーチャーがあると2減少|[[《無双竜機ボルバルザーク》]]|
|2|[[《邪杯と魔術の決断》]]|水/闇|このターン中に、カードがいずれかのプレイヤーの墓地に置かれていると2減少|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|
|3|[[《熱線と照射の決断》]]|光/火|自分のターンのはじめにアンタップした自分のクリーチャーの数だけコスト減少|[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]|
|4|[[《荒廃と豊穣の決断》]]|闇/自然|自分のマナゾーンと墓地に合計8枚以上カードがあると2減少|[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]|
|5|[[《幻想と伝承の決断》]]|水/自然|自分のマナゾーンにコスト7以上のカードが4枚以上あると2減少|[[《サファイア・ミスティ》]]|
|6|[[《禁呪と聖句の決断》]]|光/闇|このターン中に自分のクリーチャーが出ているとS・トリガー付与|[[《無法神類 G・イズモ》]]|
|7|[[《氷柱と炎弧の決断》]]|水/火|自分の墓地に呪文が2枚以上あるとS・トリガー付与|[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]|
|8|[[《百威と族絆の決断》]]|光/自然|相手のマナゾーンの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが居ればS・トリガー付与|[[《百族の長 プチョヘンザ》]]|
|9|[[《理想と平和の決断》]]|光/水|[[革命]]2でS・トリガー付与|[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]|
|10|[[《鬼火と魍魎の決断》]]|闇/火|自分の[[シールド]]を1枚[[墓地]]に送れば疑似コスト1減少(([[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]のメタは無効))|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|
-1枚目の[[《闘争と成長の決断》]]ではカードを[[踏み倒し]]する選択肢がなかったが、以降は必ず踏み倒しを持つようになっていた。
--9枚目の[[《理想と平和の決断》]]で踏み倒しなしのカードが復活した。
-4枚目の[[《荒廃と豊穣の決断》]]までは、条件を満たせばコスト3以下の軽量呪文として使えたが、5枚目の[[《幻想と伝承の決断》]]では軽減後も6マナと比較的重い呪文として登場した。
-6枚目の[[《禁呪と聖句の決断》]]で初めて[[コスト軽減]]ではなく[[S・トリガー]]付与の形で登場した。
-9枚目の[[《理想と平和の決断》]]で[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]ではなくなり、[[スーパーレア]]で登場した。
**その他 [#b8568526]
-[[《完全攻撃革命》]]や[[《完全防御革命》]]、[[《白騎士の聖霊王アルカディアス/完全決闘》]]はルビにパーフェクトとつくが、上記にあるような特色を持たないためこのサイクルとまとめられることはない。[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]も同様。
//文明名が含まれないためこの俗称には含まれない。
//文明を含まないのは本家にもある
-一見、2回の[[モード]]選択で選んだ順番に能力を使うことができるように見えるが、実際は''選んだ後に上から書かれている順に解決する''。詳しいルールは[[モード]]のページを参照。
-デュエマの兄貴分である[[Magic:The Gathering]]にも、[[命令>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%91%BD%E4%BB%A4]]の名を冠した似たような[[サイクル]]が存在する。
-デュエマの兄貴分である[[Magic:The Gathering]]にも、[[命令>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%91%BD%E4%BB%A4]]や[[合流点>http://mtgwiki.com/wiki/%E5%90%88%E6%B5%81%E7%82%B9]]の名を冠した似たような[[サイクル]]が存在する。
**参考 [#l0c64327]
-[[用語集]]
-[[呪文]]
-[[モード]]
-[[エターナル呪文]]
-[[インビンシブル呪文]]
-[[DMART-04 「神アート 超獣創造 ~松本しげのぶの世界~」>DMART-04]]
&tag(用語集,呪文,無色,単色,多色,2色,ジョーカーズ,ゼニス,モード,パーフェクト呪文);