#author("2021-06-05T21:50:39+09:00","","")
#author("2022-01-06T09:37:48+09:00","","")
*ブロッカー破壊 [#i2b343dd]
「[[ブロッカー]]」を持つ[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[能力]]や[[効果]]の俗称。[[火文明]]が得意としているが[[闇文明]]にも多少存在している。

|クリムゾン・ワイバーン SR 火文明 (8)|
|クリーチャー:アーマード・ワイバーン 3000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の墓地に置く。|

|超次元キル・ホール C 火文明 (3)|
|呪文|
|相手の「ブロッカー」を持つパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►コスト2以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|
|►コスト4以下の火または自然のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|

|クリティカル・ブレード C 闇文明 (2)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|

相手のクリーチャーを1体破壊するためには、通常なら[[《チェイン・スラッシュ》]]のように5コスト程度必要になるが、ブロッカーを持つクリーチャーを破壊するとなると格段に少ないコストで破壊できるデザインになっている。
このため、テキストではデメリット能力ではない「ブロッカー」だが、環境によってはブロッカーを持つことがデメリットになることも多々ある。

-ブロッカーを無力化する方法は、ブロッカー以外も対象に取れる[[タップ]]または[[除去]]のほうが[[汎用性]]が高い。ブロッカー破壊は汎用性を犠牲に高いコストパフォーマンスを実現しているといえる。

-[[《蒼黒の知将ディアブロスト》]]や[[《剛鉄突破 アイアンローズ》]]のように、相手にブロッカーを与える効果とブロッカー破壊を組み合わせるコンボも存在する。→[[【ディアブロストコントロール】]]

-[[インフレ]]が進むごとに、ブロッカーの有無に関係なく高パワーのクリーチャーを[[除去]]する手段が増加していくため、このようにブロッカーしか対象にとれない除去は価値を失っていくことになる。[[覚醒編]]ではブロッカー除去がおまけのようについてくる[[《爆竜 GENJI・XX》]]が登場し、[[双極篇]]では[[《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》]]のようにブロッカー除去以外に別の役割も果たせるクリーチャーも登場した。[[十王篇]]では[[《爆竜 GENJI・XX》]]に[[キリフダッシュ]]が付き[[上位互換]]になった[[《ゴールド・キンタックス》]]までもが登場しており、もはや単体除去であればおまけ程度な能力となってしまっている。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、「ブロッカー破壊は[[火]][[文明]]担当」を徹底してるためか、[[DMPP-06]]までのブロッカー破壊を持つカードは全て火文明であった([[多色]]も含む)。[[DMPP-07]]で闇単色の[[《封魔ヴィネス》]]が登場した。
--[[《ピーカプのドライバー》]]・[[《コメット・チャージャー》]]など、低[[コスト]]のブロッカー破壊は軒並みパワー6000以下のみを対象にしている。[[DMPP-07]]現在、[[《ガンガン音弾破》]]と同じ効果(パワーに関係なくブロッカーを1体選んで破壊する)を持つのは[[《腐敗勇騎ガレック》]]等コスト5以上のみである。
--[[DMPP-07]]では、状況次第でパワーが6000より大きいクリーチャーを破壊できるコスト4の[[《サージェント・クワガタン》]]が登場した。ただし非確定かつ、自分で相手のクリーチャーを選べない。
--[[DMPP-09]]でついにブロッカー確定除去でコスト2の[[《クリティカル・ブレード》]]が登場した。

**参考 [#lc7be7e9]
-[[用語集]]
-[[メタ]]
-[[ブロッカー除去]]
-[[《クリムゾン・ワイバーン》]]
-[[《超次元キル・ホール》]]
-[[《クリティカル・ブレード》]]

&tag(用語集,能力,ブロッカーメタ,ブロッカー破壊);