#author("2023-10-02T05:22:00+09:00","","")
#author("2024-02-26T12:22:48+09:00","","")
*プレイヤー [#player]
[[プレイ]]をする人。[[カード]]の[[テキスト]]では、その[[ゲーム]]に参加している人を指す。

|チャケの応援 UC 自然文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|このターン、クリーチャーはプレイヤーを攻撃できない。|
|このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+2000される。|

「この[[クリーチャー]]は相手プレイヤーを[[攻撃できない]]」という[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は、''[[直接攻撃>ダイレクトアタック]]だけでなく[[シールド]]の[[ブレイク]]もできない''。→[[よくあるルールの勘違い]]
これは、「([[攻撃]]先が相手[[クリーチャー]]ではない)[[クリーチャー]]は常にプレイヤーを[[攻撃]]しようとしているが、[[シールド]]があるせいで結果的にプレイヤーへの[[攻撃]]が阻まれている」という解釈のためである。
-[[デュエル・マスターズ]]にはプレイヤー自身に「ライフ」の概念がないため、[[ダイレクトアタック]]を阻止できなかった場合は即座に敗北となる。パワーの低い[[《うごめく者ボーン・グール》]]や[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]の攻撃でも、果てはパワーが1に満たない[[《零龍》]]や[[《ゾンビポンの助》]]のダイレクトアタックでも等しく即死である。一方、[[シールド]]が一つでもあれば決して(プレイヤーへの)ダイレクトアタックを受けることはない。

**&ruby(かく){各};プレイヤー [#each_player]

//「敵味方問わず=相手も自分も含めた全てのプレイヤー」のことを指す。
同じ[[ゲーム]]を[[プレイ]]しているすべての[[プレイヤー>#player]]が対象となる、[[リセット]]効果などに見られる表現である。
「誰も」や「すべてのプレイヤー」も同じ意味である。

|神々の逆流 R 水文明 (9)|
|呪文|
|各プレイヤーは、自身のマナゾーンにあるカードをすべて手札に戻す。|

|聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500|
|進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。|
|誰も光以外の呪文を唱えることができない。|
|W・ブレイカー|

|竜星バルガライザー P 火文明 (8)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 7000|
|スピードアタッカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが進化以外のドラゴンであれば、バトルゾーンに出してもよい。|
|W・ブレイカー|

「各プレイヤーは〜する」という書式には[[単発的効果]]が多いが、[[《フィーバー・ナッツ》]]や[[《超電磁マクスウェル Z》]]のように[[継続的効果]]も存在する。
[[単発的効果]]だった場合は[[ターン・プレイヤー]]から順にその処理を行う。

-[[《霊騎ラグマール》]]のように、各プレイヤーが同じ処理を行う場合でもそれぞれ分けて書かれる[[テキスト]]も存在する。一見違いは無いように見えるが、そちらは[[テキスト]]に書かれているプレイヤーの順番で処理するため、非[[ターン・プレイヤー]]が先に処理を行う場合がある違いがある。
また[[多人数戦]]においては「相手はクリーチャーを選ぶ」などといった効果は「相手一人を指定し、そのクリーチャーを選ぶ」と解釈されるため、「各プレイヤーは」という書式の方が影響が及ぶ範囲が大きい。

「誰も〜」で始まる能力は[[継続的効果]]であり、いわゆる[[ロック]][[能力]]がほとんどである。

「すべてのプレイヤー」は[[《結婚してくれやぁ!!》]]以外は「すべてのプレイヤーに[[見せ>見せる]]〜」の書式であり、「[[表向き]]に〜」と処理の仕方に違いはない。

お互いに影響がある場合でも、[[効果]]範囲がプレイヤー以外なら「各プレイヤー」とは書かれない。

-[[《イモータル・ブレード》]]の場合なら[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]のみが対象のため、「各プレイヤーの[[クリーチャー]]は〜」ではなく「[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]はすべて〜」となる。

*&ruby(じぶん){自分}; [#you]

+(直前が[[ゾーン]]を指定していた、あるいは特に指定がない場合)「このカードを[[プレイ]]している[[プレイヤー>#player]]」の意味
+(直前が[[カードタイプ]]を指定していた場合)「そのカードの持ち主」の意味

|インフェルノ・ゲート R 闇文明 (5)|
|呪文|
|進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|

|サファイア・ウィズダム SR 光/水文明 (9)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/スターノイド 15000|
|進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|相手がクリーチャーを召喚した時または呪文を唱えた時、カードを2枚引く。|
|相手は、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを召喚できない。|
|相手は、自分の手札の枚数以下のコストを持つ呪文を唱えることができない。|

|零獄接続王 ロマノグリラ0世 KGM 光/闇/自然 (11)|
|クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ガーディアン/ナイト 17000|
|''EXライフ''|
|''マッハファイター''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、その中から1枚を墓地に置き、残りをマナゾーンに置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下になるよう、自分のマナゾーンと墓地からクリーチャーを最大1体ずつ選び、出す。|
|このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。|

[[《インフェルノ・ゲート》]]なら、唱えたプレイヤーの墓地からカードを選び、[[《サファイア・ウィズダム》]]なら「相手は、''『この《サファイア・ウィズダム》を使役しているプレイヤー』''の手札の枚数以下の〜」という意味になる。
[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]はゾーン指定もカードタイプ指定もないが、これはクリーチャー自身が攻撃されないという意味ではなく、出しているプレイヤーが攻撃されなくなる効果を生成する。

|機動基盤 コア・キャリバー VR 水文明 (3)|
|クリーチャー:トリックス/デリートロン 3000|
|自分の呪文を唱えた時、またはオーラを使った時、カードを1枚引いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|エレクトロ・シャワー VR 自然文明 (4)|
|呪文|
|自分の山札の上から2枚を、タップして自分のマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。|

[[《機動基盤 コア・キャリバー》>《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》]]は、持ち主が自分の呪文ならば、自分がそれを唱えた時も、相手によって唱えられた時も誘発する([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32503/]])。

-「自分」は[[オレ進化]]の[[進化元]]になれる。

*&ruby(あいて){相手}; [#opponent]

+「[[自分>#you]]」ではない[[プレイヤー>#player]]のこと
+「バトルや攻撃対象」の意味

|ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|

-[[デュエル・マスターズ]]には[[Magic:The Gathering]]の《支配魔法/Control Magic》に相当するような、「相手[[クリーチャー]]を完全に、さも自分のものかのように[[プレイ]]する」[[能力]]は存在しない。
--ただし、相手の[[cip]]を[[トリガー]]できる[[《パック・リーマン》]]、相手の[[呪文]]を[[唱える]]ことができる[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]][[《神託の王 ゴスペル》]]等は存在する。
--[[フレーバーテキスト]]のみなら[[《自称辞書》]]の友情ララバイがある。相手の[[デッキ]]に触る[[《ヘル・スラッシュ》]]で起こった問題を考えると今後登場する可能性は皆無だろう。

-「自分の呪文を唱えた時」や「相手のカードの効果」では、そのカードの効果を使っているプレイヤーを見るのではなく、そのカードの持ち主を参照する。例えば「自分の呪文を唱えた時」に誘発する能力を持つ[[《機動基盤 コア・キャリバー》>《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》]]と、相手が所有する呪文を唱える[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]といった状況で発生する([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32503/]])。
--[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]や[[マッドネス]]は、相手のカードの効果を[[呪文横取り]]で奪いつつ被弾させることで、能動的に発動させることができる。

-2.について、一部のカードでは「そのカードを起点とした相手」の意味で書かれている場合もある。[[スレイヤー]]は「相手プレイヤーのクリーチャー」ではなく「バトル相手のクリーチャー」であり、[[《Rev.タイマン》]]は「呪文の持ち主から見た対戦相手」ではなく「そのクリーチャーから見た相手プレイヤー」である。

**&ruby(てき){敵}; [#enemy]
「相手の〜」を意味する俗語。
さらに縮めて「敵」だけで「[[バトルゾーン]]にある相手の[[クリーチャー]]」を意味することも。
例:「敵[[クリーチャー]]」「敵獣」「敵を1体[[破壊]]」

[[クリーチャー]]以外では「相手」を「敵」と表現することは少ない。大抵は省略しても「相手の」であることが明らかであるためである。
例:「敵[[手札]]を[[ハンデス]]」→「[[ハンデス]]」、「敵[[マナ]]を[[ランデス]]」→「[[ランデス]]」、「敵[[シールド]]を[[ブレイク]]」→「[[ブレイク]]」

また、対戦相手そのものを敵と表現することはほとんどない。[[ゲーム]]に勝つべく倒すべき敵であるが、実際に口にすると非常に刺々しく感じられる。悪気はなくても「敵プレイヤー」といった相手が不愉快に感じるかもしれない発言は控えること。

''対戦相手がいなければ[[ゲーム]]はできない''という事を肝に銘じておこう。
マナーを守って楽しくデュエマ!

-勿論、ランキング争いの敵になったからと言って、SNSや掲示板などで相手のプレイヤーを執拗に貶すような真似は厳に慎むべきである。

[[ゲーム]]そのものには一切影響はない余談だが、[[背景ストーリー]]上では「(戦争などにおける)敵国」というニュアンスの「敵」が存在している。

*&ruby(じしん){自身}; [#owner]
対象となっている[[プレイヤー>#player]]のこと。「自分自身」も同じ意味である。

|ヴォルグ・サンダー VIC 闇文明 (6)|
|サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。|
|W・ブレイカー|

|バイス・サイクロン UC 闇文明 (2)|
|呪文|
|サイクロン|
|相手は自分自身の手札を1枚選び、捨てる。|

*その&ruby(た){他}; [#other]

英語では、「自分」は「''you'' (あなた)」になり、「相手」は「''your opponent'' (あなたの対戦相手)」となる。
相手プレイヤーに「''enemy'' / ''foe'' (敵)」が用いられる事はない。

|DEMON HAND R Darkness (6)|
|Spell|
|ST (When this spell is put into your hand from your shield zone, you may cast it for no cost.)|
|Destroy one of your opponent's creatures.|

-相手のクリーチャーには「enemy creature(s)」が用いられる。

**参考 [#cf]
-[[用語集]]
-[[ターン・プレイヤー]]
-[[多人数戦]]
-[[敵対色]]
-[[プレイヤー (デュエプレ)]]

-[[《チャケの応援》]]
-[[《神々の逆流》]]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]
-[[《竜星バルガライザー》]]
-[[《インフェルノ・ゲート》]]
-[[《サファイア・ウィズダム》]]
-[[《ナチュラル・トラップ》]]
-[[《ヴォルグ・サンダー》]]
-[[《バイス・サイクロン》]]
-[[《デーモン・ハンド》]]([[禁断文字]]版)


&tag(用語集,プレイヤー,自分,相手,自身);