#author("2022-11-10T17:24:43+09:00","","")
*ミロク [#c7597da3]

[[背景ストーリー]]上の登場人物。

2005年発売の[[DM-15]]に収録された[[《巡霊者シリアス》]]の[[フレーバーテキスト]]にて初登場。その後長らく音沙汰がなかったためいわゆる「死に設定」とも目されたが、2020年発売の[[DMEX-08]]で約15年ぶりに言及がなされて以来、少しずつその動向が明らかにされている。⇒[[フレーバーテキストが初出のカード]]

その後は定期的に弟子とされる[[クリーチャー]]が登場していたが、2022年10月に[[DM22-EX1]]にて[[《仙界一の天才 ミロク》]]としてミロク本人もとうとうカード化された。

[[仙界]]一の天才で、[[クロスギア]]の開発者かつ、[[転生編]]頃これに新たな力を与えたらしい。

その後[[クロスギア]]に改造を実施して、[[オレガ・オーラ]]に酷似したアイテム(実際のゲーム上ではオレガ・オーラそのものとして扱われる)に変貌させたことが描かれた。

-[[《覇王ブラックモナーク》]]や[[《サファイア・ミスティ》]]のように、長らくフレーバーテキストでのみ名前が出ていたカードが2010年代後半ごろから次々とカード化を果たしている。

-[[《インビジブル・オーラ》]]で女性であることが判明した。後のカード化した際のイラストでは少女のような姿をしている。

-なお[[DMEX-08]]での描写は、伝記からの引用・地の文・ミロク本人の発言という異なる3つの形式をとっているため、考察する際は注意が必要。
--上述の「オレガ・オーラに酷似していた」という描写は[[地の文で描かれたフレーバーテキスト>《アウトヘルノ・シザーズ》]]にしかなく、「伝記」の著者や、ミロク本人がこの類似性に気づいていたかは不明。
--「伝記」は、下述の「後世」という表現から、[[転生編>転生編背景ストーリー]]〜[[戦国編>戦国編背景ストーリー]]におけるミロクの活動を描いていると考えることもできる。
そうすると、その時点から見て「後世」に誕生することになる[[侍流ジェネレート]]の展開力と、この世界線では[[エピソード3>エピソード3背景ストーリー]]以降に出現することになる[[GR]]の力を、持ち前の天才性で[[クロスギア]]と組み合わせた結果が上記の改造であるようだ。
---この「伝記」自体がどの時点で執筆されたかは不明。少なくとも「伝記」の筆者は[[GR]]の力を認知しているようである。なお先述の通り、この世界でも[[エピソード3>エピソード3背景ストーリー]]のはるか後にGRの力が出現したことが[[《蝶々の使途サン・ピエトロGR》]]などで描かれている。
//どうも公式の説明は長命説を支持している(異世界視はともかく未来視ではなさそうな)感じがあるが、この「後世」という表記をなかなか矛盾なく解釈できない。転生編から戦国編以前の時系列で、侍流ジェネレートやオレガオーラが後世のものであるなら、GRクリーチャーがエピソード3よりはるか後に初めて現れたこととの整合性はどうなるのか。

-[[DMRP-18]]収録の[[《海郷 エマジェン-1》]]にも「ミロク」の名前が登場している。[[王来篇]]期まで存命だったか、未来視や異世界視の能力で見たかは定かではない。
--[[超天篇]]期に後述する弟子を闇文明に送り込んでいるため、存命だった可能性が高いか(時を超える技術を所持している可能性もあるが)。

-その後の[[デュエチューブ]]にて、ミロクが仙界の出身であり、ある程度次元を移動できることが明らかになった。ミロク自身は基本セット~エピソード世界の仙界の出身だが、[[オリジン]]によって5文明が生み出されるより前にはパラレル・ワールドの存在を認知していたようである。ただし、次元移動の力は生まれ持ったものではなく、何らかの実験によって得たものであるようだ。

-[[DMPP-10]]収録の[[《将騎 センジン・スタリオン》]]で、ニョライという弟子を取っている事が判明した。[[サムライ]]の扱う[[クロスギア]]の製法はこのニョライから伝わったもののようだ。
--後の[[DMEX-17]]において[[《ミロクの弟子 ニョライ》]]としてカード化を果たした。

-[[DMEX-17]]収録の[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]にて、《ミョウオウ》という弟子を取っている事が発覚。どうやら彼女の弟子は[[ニョライ>《ミロクの弟子 ニョライ》]]以外にも複数人存在するようだ。
--後の[[DMEX-19]]において[[《魅力医 ミョウオウ》]]としてカード化を果たした。

-[[デュエチューブ]]にて、[[ナイト]]の所持する[[魔弾]]も彼女の手によって作られたことが明かされた。

-[[DMEX-18]]では、彼女が[[五龍神]]時代から生きている(この点は後述)存在である事が判明。「長命である」という設定は以前から述べられていたが、その具体的な年代が明示される事となった。
それと同時に、[[クロスギア]]の開発には[[五龍神]]が深く関わっている事も明らかとなった。
また、[[《超銀河弾 HELL》]]・[[《超銀河剣 THE FINAL》]]・[[《超銀河槍 THE END》]]が暴走した際に備えてそれらを破壊するため、[[《超銀河弓 ANOTHER》]]を製作していた事が判明した。しかし、《ANOTHER》を扱うに相応しい使い手がいなかったために[[戦国編]]での惨劇は免れなかった。
この事から「製作者本人でも全ての製作物の使い手になれるとは限らない」と解釈する事もできるが、何らかの思惑からあえて干渉しなかった可能性もあるため現状不明。
//この事から、高度な技術力を持つ一方で本人の戦闘力は高くない可能性もある。
//断定するには早くない?「めんどくさかった」でも通るし
//ミロク自身が使わなかった理由が本当に謎なので「戦闘力」っていう観点から説明しようと試みること自体がもう飛躍している気がするのでコメントアウト

-[[DM22-EX1]]では先述の通り、ついにミロク本人が[[カード化された>《仙界一の天才 ミロク》]]。また、これまではエピソード世界を中心に新章世界にも干渉していたが、[[ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]にも一枚嚙んでいたことが明かされた。
--見た目は機械であり、人間の感覚の「生きている」とは超越している。先天的に機械の体であったとすると理論上不死なのは当然なので、おそらく後天的に肉体を機械に改造し寿命を超越しただろう。


-弟子の名前が「ニョライ→如来」「ミョウオウ→明王」と仏教関係になっている事から、名前の由来は「弥勒菩薩」であると推測できる。
--[[《告別のカノン 弥勒》]]とは関係がないと思われる(時代がかなり離れているため)。

**DMEX-08以降のフレーバーテキスト(一部) [#o85ada20]
-[[未来>戦国編]]を見たかのような描写
--「[[後世に「サムライ」という種族が生み出した侍流ジェネレートを応用>《インビジブル・オーラ》]]」
-[[異世界>新章デュエル・マスターズ]]を見たかのような描写
--「[[この魔導具は……私の知ってる魔導具とは違うようね>《堕魔 ドゥザイコGR》]]」
-長命故に直接それらを見たととれるような描写
--「[[天才なだけではなく、彼女には長命に裏付けられた知識があった>《インビジブル・オーラ》]]」
--「[[彼女は過去の魔導具を次々と新たな形に作り替えていった>《幽武者 ソウル・ブリンガー》]]」
--「[[自分の弟子であるミョウオウを闇文明に送り込んでいた。>《堕魔 ドゥザイコGR》]]」

**参考 [#k334f73b]
-[[《巡霊者シリアス》]]
-DMEX-08における描写
--伝記『仙界一の天才 ミロク』からの引用形式での描写
---第七章-1[[《グロダルマチア・ヘブンズアーム》]]
---第七章-2[[《インビジブル・オーラ》]]
---第七章-3[[《メガ・イノポンドソード》]]
---第七章-4[[《幽武者 ソウル・ブリンガー》]]
--地の文での描写
---[[《アウトヘルノ・シザーズ》]]
--本人のセリフでの描写
---[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]
-[[背景ストーリー]]

*弟子 [#of4a037f]
**ニョライ [#uefab45b]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]での[[フレーバーテキスト]]で登場したミロクの弟子。
TCGの[[DMEX-17]]で[[カード化>《ミロクの弟子 ニョライ》]]され、その姿が判明した。同時に種族が[[スターノイド]]であったことも判明した。

***[[DMPP-10]]でのフレーバーテキスト [#wa9702c2]
-[[仙界から来たミロクの弟子ニョライから伝えられた魔導具の製法によって、サムライの武器が作り出された。>《将騎 センジン・スタリオン》]]
-[[ニョライは様々な魔導具の製法を伝えていった。それを扱う事こそサムライの証でもあった。>《流楯 スプラッシュ・ディフェンサー》]]

**ミョウオウ [#uefab45b]
[[DMEX-17]]収録の[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]の[[フレーバーテキスト]]で登場したミロクの弟子。
[[《魅力医 ミョウオウ》]]という名で[[新章デュエル・マスターズ]]時代の闇文明に潜り込んでいたとされる。
[[闇文明]]が[[水文明]]の[[オレガ・オーラ]]を取り込んだ際に尽力するなどの関わりを持っていたようだ。
-この他に、[[水]][[魔導具]]開発に関与した別の弟子がいるらしい。
***[[DMEX-17]]でのフレーバーテキスト [#wa9702c2]
-[[自分の知らぬ「魔導具」の存在に興味を持った仙界一の天才、ミロクは自分の弟子であるミョウオウを闇文明に送り込んでいた。>《堕魔 ドゥザイコGR》]]
-[[闇文明が水文明からオレガ・オーラを取り込んだ時、「魅力医ミョウオウ」という闇医者が尽力したというが、その正体は誰も知らない。>《無修羅デジルムカデ》]]

//**ギガントレット [#uc037d6c]
//[[DM22-EX1]]収録の[[《魔導獣ギガントレット》]]/[[《次元のハングリー・ガントレット》]]の[[フレーバーテキスト]]で判明したミロクの配下(([[フレーバーテキスト]]内では配下としか書かれておらず、弟子であるかどうかは不明))。
//[[魔導具>クロスギア]]の改良のため、[[パンドラ・スペース]]に置いた[[魔導具]]を[[パンドラの民>エイリアン]]から守るために守護神として封印された魔導の存在。

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#include(《仙界一の天才 ミロク》,notitle);