- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- ランデス へ行く。
#author("2024-11-08T10:26:52+09:00","","")
#author("2024-11-08T10:37:29+09:00","","")
*ランデス [#u104a56a]
相手の[[マナゾーン]]の[[カード]]を[[墓地]]や[[手札]]等に送り、[[マナアドバンテージ]]や[[テンポアドバンテージ]]を奪う行為。別名[[マナ破壊]]。
[[デュエル・マスターズ]]のシステム上、[[カード]]を使うためには原則として[[マナコスト]]を支払う必要がある。大量の[[手札]]を持っていたとしても、[[マナコスト]]を支払えなければそれらをまとめて腐らせることができる。そのため、[[マナ]]を奪う行為であるランデスは最高峰の妨害手段と言える。
そのため、能動的にランデスできるカードの種類は全[[カードプール]]から見たらほんの一握りしか存在していない。
//そのため、能動的にランデスできるカードの種類はそう多くない。
//↑そうかな?数えてみたら30種類以上あったぞ。
//↑2021年9月時点で9000種類弱あるカードのうち30種類程度しかないものは「多い」とは思えない
-[[ランダムハンデス]]の省略形と勘違いしている人もいるので注意。対象のゾーンが違うため文脈から区別することは可能だが、意味は全く違うので誤りに気がついたら教えてあげよう。
//-元は、マジック:ザ・ギャザリング(英: Magic: The Gathering、M:tG、MTG)の戦略の一つ[ランド・デストラクション]
//その他のところに全く同じことが書いてある
|マナ・クライシス UC 自然文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|
|緑神龍ザールベルグ R 自然文明 (9)|
|クリーチャー:アース・ドラゴン 5000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置く。|
|バジュラズ・ソウル SR 火文明 (5)|
|クロスギア|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置く。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|
代表的なのは[[《マナ・クライシス》]]や[[《焦土と開拓の天変》]]のような単発の[[呪文]]。これらを素早く[[撃ち込む>撃つ]]ことで相手の[[カード]]の使用を単純に1[[ターン]]遅らせることができ、大きく[[テンポアドバンテージ]]を失わせることができる。
またその時点でマナゾーンに置かれた枚数が少ない[[文明]]を狙う事で[[色事故]]を狙う事もでき、特に[[タッチ]]などで[[マナ基盤]]の量が偏っていると中々色を揃えられない事も。このようにランデスを行う上で相手の[[マナ]]の[[色]]を減らすことは意識すべきである。
その性質上[[多色]]に刺さりやすく、[[単色]]にはあまり刺さらない。
ただし、単発のランデスでは相手の[[重い]][[カード]]を使わせなくするという拘束力は低い。[[ターン]]毎に[[チャージ]]する機会があるため、時間が経つと[[マナ]]を回復されてしまう。よって、相手の出鼻を挫いてからは継続的に相手を[[コントロール]]できる状態にまで持ち込むか、素早く決着を付けるように心がけるべきである。
[[《バジュラズ・ソウル》]]や[[《アドミラル・クイーン》]]のような一度に複数枚ランデスする[[カード]]もある。
これらは[[チャージ]]するよりも多くの枚数をランデスできるので、[[重い]][[カード]]を使わせなくするという[[ロック]]の側面が強い。このような[[カード]]を使われてしまうと、自分の[[マナ]]がみるみるうちに減っていくので最終的に何もできなくなってしまう。
[[《超竜バジュラズテラ》]]や[[《魔天降臨》]]のような、一気に[[マナゾーン]]の[[カード]]を吹き飛ばすものは、そのゲームの勝利を決定づけるための[[フィニッシャー]]として使われる。
仮に[[S・トリガー]]などで凌がれても、[[マナ]]さえ奪ってしまえば反撃することはほとんど叶わなくなるため、勝敗は決まったも同然となる。
いずれも[[コントロール]]の手段としてはポピュラーなので、自分の戦略にマッチするものを活用していきたい。
-相手の[[マナ]]を[[墓地]]に置く[[カード]]はほとんどが[[火]]か[[自然]]だが、[[闇]]にもいくらか存在し、[[《スカル・チェーンソー》]]のように[[カード指定除去]]や[[ハンデス]]を兼ねることが多い。
また、[[水]]には[[バウンス]]や[[山札送り]]でランデスを行う[[カード]]がいくつか存在する。[[プレイヤー]]を選ぶか全[[プレイヤー]]にかかることで[[マナ回収]]として使えるものも多い。
-[[《リアリティ・ヴォイド》]]は[[手札]]から[[カード]]を[[マナゾーン]]に置くことを禁止する。また[[《停滞の影タイム・トリッパー》]][[《影速 ザ・トリッパー》]]などは[[マナ]]の[[タップイン]]を強要する。これらは直接のランデスではないものの、同じく[[マナゾーン]]に対する妨害札としてランデス[[デッキ]]に同時投入される。
-[[テンポアドバンテージ]]を崩すだけでなく、[[マナ武装]]や[[ニンジャ・ストライク]]の対策としても効果的。特に[[ニンジャ・ストライク]]に対しては、[[ダイレクトアタック]]に対する妨害の対策として終盤の詰めで一気に豪快なランデスを行うこともある。
-[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]や[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]で[[マナゾーン]]の[[カード]]の[[アンタップ]]を封じるのも、事実上のランデスと言える。
**ランデスに対する印象及び扱いについて [#q007081c]
-[[マナ]]を使えなくさせるという性質上、[[デュエル・マスターズ]]の妨害行動の中でも特に嫌がられやすい。勝ちを第一に狙う[[公式大会]]や[[公認大会]]ならともかく、[[カジュアル]]戦ではあまりやり過ぎない方が無難だろう。一方、カジュアルでも大会に向けて真剣に使う人もいるため、ルール違反でない以上やられたからと言って悪態をついたりするべきではないだろう。
--かつて、[[DMデッキ開発部]]においても''『最も残酷な戦略』''と称された事があり、[[DMデッキ開発部]]でもそういった[[デッキ]]の紹介は中々されなかった。
--後述のように新規・再録共に登場頻度は年々減ってきており、また[[山札破壊]]や[[ハンデス]]と同様[[殿堂入り]]にかけられるものも増えてきている。
--「''[[ハンデス]]とかいう[[クソ陰キャ戦略>https://corocoro.jp/109375/]]''」という迷言を残した[[研究仙人]]の分析でも、不快度はハンデス<ランデスとの評価を下していた。曰く「[[ランデスは''蛮族の所業''>https://corocoro.jp/281316/]]」とのこと。
-ランデス主軸の[[構築済みデッキ]]は非常に少なく[[DMC-33]]と[[DMC-39]]の2つだけである。
-優秀なランデス[[カード]]の中には[[絶版]]になっているものも多く、公式もあまり収録に積極的でない様子がうかがえる。
--ランデスの基本カードである[[《マナ・クライシス》]]は最初の[[再録]]から2回目の[[再録]]までに約17年かかった。
-ランデス関連の新規[[カード]]はその他の戦術に比べると頻度がかなり少ない。
--[[《バジュラズ・ソウル》]]登場の2005年以降のランデスを内蔵したカードは[[《ラスト・バイオレンス》]]、[[《超竜バジュラ・セカンド》]]、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]、[[《トンギヌスの槍》]]、[[《燃えるデット・ソード》]]と、コストが重いカードに付属する形で採用されていたり、[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]のようにランデスを回避できたりする効果のものばかり。
--[[ドラゴン・サーガ]]あたりからは[[背景ストーリー]]で分かれた小さな派閥ごとに異なった戦略が見られるようになったが、ランデスを戦略とした派閥は全く登場していない。
**その他 [#k8fe9f8a]
-語源は「ランド・デストラクション」(Land Destruction)で、日本語に直すと「[[土地]]破壊」。[[Magic:The Gathering]]の用語の転用の一つ。[[フレーバーテキスト]]でも『土地を破壊する』イメージの描写が多い。
--[[《緑神龍ミルドガルムス》]]の[[フレーバーテキスト]]
---[[DMC-33]]&br;'''その龍が動くとき、''地図は過去の物となる。'''''
---[[DMX-16]]&br;'''[[トリプレックス>《帝王類増殖目 トリプレックス》]]が咆咾すると、どこからともなくミルドガルムスの群れがあらわれた。そして、''大地はボロボロになった。'''''
--[[《緑神龍ザールベルグ》]]の[[フレーバーテキスト]]
---[[DMC-33]]&br;'''目覚めた龍は一つ身震いすると空へと登った。それが、あの''国が無くなった''理由だ。'''
--[[パズル&ドラゴンズ]]とのコラボにて[[《シェル・フォートレス》]]が参戦した際、リーダースキル名は''「大地削り」''となっていた。
**ランデスの変遷 [#ra51411b]
[[マナゾーン]]の[[カード]]を[[墓地]]に送る[[カード]]の初出は[[DM-02]]に収録された[[《マナ・クライシス》]]、[[《ボルザード・ドラゴン》]]、[[《シェル・フォートレス》]]、[[《ボマーザウルス》]]、[[《技師ピーポ》]]であった。
しかし、[[基本セット環境]]では[[軽い]][[ビーストフォーク]]や[[リキッド・ピープル]]を中心とした[[ビートダウン]]が[[メタデッキ]]であったため、これらの[[カード]]はしばらくの間、ほとんど[[トーナメントデッキ>環境]]で見る事は無かった。
[[DM-04]]では[[《アストラル・リーフ》]]や[[《アクアン》]]などの影に隠れて[[《ハイドロ・ハリケーン》]]が登場。登場当初こそ目立った活躍はなかったが、この[[カード]]も後に[[殿堂入り]]するほどの凶悪な[[カード]]であった。
[[DM-05]]では[[《神々の逆流》]]と[[《竜脈噴火》]]の2枚が登場。超豪快だが、《ハイドロ・ハリケーン》よりコストが重いこともあって扱いが難しかった。
[[闘魂編]]末期には[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]による強力な[[種族]]サポートを利用して[[《猿神兵アッシュ》]]で継続的なランデスを行う[[【アッシュランデス】]]が成立。これは[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]が[[殿堂]]、一時期[[プレミアム殿堂]]だった時期も、[[プレミアム殿堂]]から[[殿堂解除]]となり再び[[殿堂入り]]となった現在もなお細々と使われている。
また、[[闘魂編]]では言わずと知れた[[進化]][[ドラゴン]]の[[《超竜バジュラ》]]を獲得。この[[《超竜バジュラ》]]を高速[[召喚]]して勝負を決める[[【ターボバジュラ】]]は後の[[転生編環境]]で活躍する。
[[聖拳編]]では[[《魔天降臨》]]や[[《英知と追撃の宝剣》]]、[[《焦土と開拓の天変》]]が登場。これらは今なお使われる[[呪文]]である。また、[[《緑神龍ザールベルグ》]]が登場したのもこの時期。ランデス[[カード]]も徐々に数を増やしていき、次第に注目されるようになっていった。
[[転生編]]では強力な[[クロスギア]]である[[《バジュラズ・ソウル》]]が登場。当時はまだ[[殿堂入り]]だった[[《無双竜機ボルバルザーク》]]とともにこの[[カード]]を投入した[[【バジュラズブルー】]]が[[環境]]を席巻した。
また、[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]や[[《リアリティ・ヴォイド》]]や[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]などの新たなタイプのランデス[[カード]]が出現したのもこの時期である。
ボルバルが[[プレミアム殿堂]]入りした後は[[《母なる大地》]]で[[《緑神龍ザールベルグ》]]などを使い回して[[《超竜バジュラ》]]に[[進化]]する[[【ドラゴンランデス】]]が出現した。
[[極神編]]から[[戦国編]]にかけては[[【黒ランデス】]]が活躍。[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]を[[フィニッシャー]]とし、[[コントロール]]の代表格として君臨する。
2008年には[[《超竜バジュラ》]][[《バジュラズ・ソウル》]][[《母なる大地》]]が[[殿堂入り]]してランデス[[デッキ]]の活躍はやや後退。[[ハンデス]]の主流が[[《ソウル・アドバンテージ》]]になったことで、[[コントロール]]の主役は[[【カウンターバイケン】]]となる。
[[神化編]]に入ると、[[【エンペラー・キリコ】]]の亜種である[[【キリコランデス】]]が出現。[[【星域キリコドラゴン】]]などの[[【エンペラー・キリコ】]]とともに暴れる。
それ以降は、純粋なランデス[[デッキ]]が[[メタゲーム]]上で活躍することは減る。
[[ドラゴン・サーガ]]ではランデス[[呪文]]と相性のいい[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]が出現。[[【サイクリカランデス】]]が[[メタゲーム]]上で活躍した。[[【準赤単】]]にも[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]や[[《焦土と開拓の天変》]]が積極採用され、一部の[[【ミステリー・キューブ】]]では[[《天使と悪魔の墳墓》]]が事実上の[[フィニッシャー]][[呪文]]として運用されていた。
[[革命編]]になると、強力な擬似ランデスとして[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が登場。しかし[[能力]]の強力さとは裏腹に、[[環境]]の煽りを受けた結果、期待されたほどの大きな活躍は[[革命ファイナル]]期までしていなかった。また、強力なランデス呪文[[《レアリティ・レジスタンス》]]が登場したのもこの頃だが、環境での活躍はしばらく待つことになる。また、《レジスタンス》と同じ[[DMX-22]]では[[《魔天降臨》]]も再録された。
[[革命ファイナル]]では[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が早期登場の鍵となる[[《スクランブル・チェンジ》]]を獲得し大暴れ。また、高速環境の裏をかいた[[【ジョバンニスコール】]]が突然頭角を現した。
この結果、2017年2月26日に[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]は[[殿堂入り]]、[[《天雷王機ジョバンニX世》]]は[[プレミアム殿堂]]の措置を受けることになった。また、[[【知新ジャスティス】]]が成立し、[[《レアリティ・レジスタンス》]]が環境で躍進する事になった。
[[新章デュエル・マスターズ]]では重量級の[[《燃えるデット・ソード》]]が登場。[[ジョーカーズ]]である事が災いし、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]や[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]と組んで大暴れしている。
他にも[[《神々の逆流》]]が久々に[[再録]]された。
[[双極篇]]では[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]というランデスに応用できる両[[プレイヤー]][[コスト踏み倒し]][[効果]]の[[呪文]]が登場。[[マナブースト]]系統が強化を受けたため、[[《天使と悪魔の墳墓》]]のように複数の[[マナゾーン]]の[[カード]]に干渉できるランデス手段の需要が増した。
[[【“轟轟轟”ブランド】]]では[[《ドリル・スコール》]]が[[速攻]]とランデスを両立する手段として重用されるに至った。結果、2019年3月1日に[[《ドリル・スコール》]]は[[殿堂入り]]。
[[超天篇]]においては、[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]から始まるコンボで3ターン目に[[《超竜バジュラズテラ》]]の大量ランデスを行う[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]が成立。程なくして[[《ヒラメキ・プログラム》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした事によって、誕生から数ヶ月で消滅する事になった。その後は、強力な[[マナドライブ]]能力を持つ[[GRクリーチャー]]を連打して勝つ[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]や[[【4色ドッカンデイヤー】>#Dokkan4c]]の台頭により、[[マナドライブ]]を妨害すべく[[《マナ・クライシス》]]を[[《Wave ウェイブ》]]で使い回す機構を採用したコントロールデッキが散見されるようになるも、安定感で一歩及ばず、[[地雷]]の域を出なかった。また、[[【青黒緑デッドダムド】]]に[[《レアリティ・レジスタンス》]]が採用されるようになり、《レジスタンス》の知名度をさらに高めることになった。
[[十王篇]]においては、新カード[[《不敵怪人アンダケイン》]]と[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]のコンボが注目され、[[【アンダケインランデス】]]が登場するも、直後に[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]が[[殿堂入り]]してしまう。その後ランデスデッキに目立った活躍はなかったものの、[[【オカルトアンダケイン】]]が台頭し、その中に[[《フォール・クロウラー》]]が投入されるようになると、最速3ターン目に全ハンデスと全体除去を行い、続く4ターン目から毎ターンランデスを行えるようになり、凶悪なランデスロックデッキとして[[アドバンス]]環境のトップに君臨した。また[[【ゾンビパルテノンループ】]]が成立。擬似ランデスを行う[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]で相手をロックするループの穴をついたコンボで話題になった。
[[王来篇]]では、[[【ゾンビパルテノンループ】]]が2021年4月14日の[[召喚]]のルール変更によって消滅。さらに[[【オカルトアンダケイン】]]の核を握る[[《不敵怪人アンダケイン》]]が[[殿堂入り]]したほか、[[《レアリティ・レジスタンス》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした。また、[[《アドミラル・クイーン》]]が再録された。シリーズ終期には[[《ソーシャル・マニフェストII世》]]で[[《魔天降臨》]]を放つと同時に[[《ロスト・ソウル》]]で手札に行った相手のマナのカードを叩き落とすフィニッシュ方法が[[【5色ザーディクリカ】]]で流行。
[[ゴッド・オブ・アビス]]では[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]が登場。[[《マナ・クライシス》]]や[[《英知と追撃の宝剣》]]を連打してランデスする戦略が強化された。
[[アビス・レボリューション]]では、[[今引き]]から[[リソース]]を回復できるデッキがそれなりに多く、オールランデスが往年より決まりにくいことから、[[《魔天降臨》]]はあまり見かけない。極稀に[[【黒単アビスロイヤル】]]や[[【黒緑アビスロイヤル】]]に採用される程度であった。後は[[【黒緑アビスロイヤル】]]にミラーマッチ対策として[[《マナ・クライシス》]]が使われ、[[【5色墳墓】>【5色コントロール】]]に[[《天使と悪魔の墳墓》]]や[[《焦土と開拓の天変》]]が採用され、稀にこうした型が入賞するぐらいであったか。
**[[デュエル・マスターズ プレイス]]での活躍 [#ocb9adfb]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[《マナ・クライシス》]]のような気軽に実効ランデスできるカードは1枚も登場しておらず、[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]のような疑似ランデスも[[DMPP-11]]の[[《破壊龍神》]]まで存在せず、[[《焦土と開拓の天変》]]のランデス能力は《タイム・トリッパー》のような擬似ランデスに代わっている。
登場しているものは、TCG版でも高レアリティ・高コストだったフィニッシャー、例として、
-アタックトリガーで2ランデス[[《超竜バジュラ》]]
-闇以外全ランデス[[《悪魔神ドルバロム》]]
-選ばれた時に全ランデス[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
//長くなるので以下略
そして、序盤からランデスを行うには重い
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《緑神龍ミルドガルムス》]]
-[[《ラスト・バイオレンス》]](ただしランデス枚数が2枚から1枚に弱体化)
など、原則中盤から終盤に発動できるものが実装されていた。
長らくこの法則が守られていたが、[[DMPP-17]]の[[《母なる大地》]]を皮切りに相手のマナゾーンのカードを選ぶ効果が解禁され、[[DMPP-19]]の[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]、[[DMPP-20]]の[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]と、おなじみのランデスカードも実装されていっている。
それ以前は、TCG版に存在していた低コストのランデスは、似た名前の新カードに置き換えられたり、効果そのものが変更されたりして回避されてきた。
[[DMPP-03]]では[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]のかわりに[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]が、[[DMPP-04]]では[[《天使と悪魔の墳墓》]]のかわりに[[《天使と悪魔の審判》]]が収録され、[[DMPP-08]]では[[《崩壊と灼熱の牙》]]のランデスが[[ハンデス]]に変更された。その後、[[DMPP-09EX]]で[[《天使と悪魔の墳墓》]]が実装されるもランデスが削除された。
-[[DMPP-09EX]]では[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]と[[《ショック・ハリケーン》]]が同時収録され、最速4ターン目に2ランデスできる手段を解禁する試みがなされた。
--これは失敗に終わり、[[勝率は環境上位ではなかった>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/2262]]反面、このカードを使ったランデス戦術が想定以上に頻発してしまい、[[DMPP-11]]の実装と同時にランデスの効果が削除される弱体化が施された。コンボが決まれば【ゼロフェニ】側が確実な勝利となるまで一人回しになってしまうことが問題だった。
後の[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]の弱体化理由に「[[勝率に問題ないが、運用上処理を終えるまでにかなり長い時間を費やしてしまい、その発生頻度が高くなってきたため改善を施す>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/5680]]」という方針と一貫している。
[[DMPS-12]]でついに[[《焦土と開拓の天変》]]が登場したが、本物のランデスではなく、使用可能マナを一時的に減らす[[マナロック>《メガ・マナロック・ドラゴン》]]へと弱体化されている。
[[DMPP-25]]で登場した[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]は[[【カチュアシュート】>【カチュアシュート】 (デュエプレ)]]を妨害困難なものたらしめた。毎ターン《カチュア》から射出される[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]は、相手が展開していなくてもTCG版《焦土と開拓の天変》と同速・同性能、相手が盤面展開していたら《焦土と開拓の天変》以上の性能を誇る凶カードとして環境で活躍していたが、《焦土と開拓の天変》がマナロックにナーフされるデュエプレで、上記の挙動が許されるはずもなく、《カチュア》はナーフされた。
**ランデスカード一覧 [#cc7e68c9]
ランデス先や発動条件も様々だが、大別すると5つのタイプに分類される。
***1.墓地送りタイプ [#sbfa76e3]
-[[《マナ・クライシス》]]
--[[《舞空戦士メディーン》]]
--[[《龍神メタル》]]
--[[《極限龍神メタル》]]
-[[《シェル・フォートレス》]]
--[[《緑神龍ザールベルグ》]]
-[[《技師ピーポ》]]
--[[《ボマーザウルス》]]
-[[《ボルザード・ドラゴン》]]
--[[《レオンザード・ドラゴン》]]
--[[《無限超竜ボルザード》]]
-[[《竜脈噴火》]]
-[[《超竜バジュラ》]]([[殿堂入り]])
--[[《超竜バジュラ・セカンド》]]
--[[《バジュラ・ザ・スター》]]
--[[《超竜バジュラズテラ》]]
--[[《バジュラズ・ソウル》]]([[殿堂入り]])
---[[《次元のバジュラズ・ソウル》]]
--[[《魔導竜バジュラ》]]
--[[《竜極神メツ》]]([[G・リンク]]時)
-[[《猿神兵アッシュ》]]
-[[《マウントザウルス》]]
--[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]]
-[[《崩壊と灼熱の牙》]]
-[[《焦土と開拓の天変》]]
--[[《緑神龍ミルドガルムス》]]
--[[《燃える漢魂「四つ牙」》]]
-[[《クラッシュ・リザード》]]
-[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]
-[[《エクス・リボルバー・ドラゴン》]]
--[[《未知なる弾丸 リュウセイ》]]
--[[《弾丸のリュウセイ・リボルバー》]]
-[[《ドリル・スコール》]]([[殿堂入り]])
--[[《激震闘士スカイ・クラッシャー》]]
--[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]([[殿堂入り]])
--[[《メッツアーのアイロン》]]
-[[《超神星ライラ・ボルストーム》]]
-[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]
-[[《黒神ダーク・インドラ》]]([[G・リンク]]時)
-[[《暗黒螺旋》]]
-[[《ウルトラ・ミラクルッピー》]]
-[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]
-[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]
--[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]
-[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]
-[[《英知と追撃の宝剣》]](バウンスタイプでもある)
-[[《ボルブレイズ・ドラゴン》]]([[ゲームオリジナルカード]])
***2.バウンスタイプ [#ia7d8b6e]
-[[《シュトラ》]]
--[[《フォール・クロウラー》]]
--[[《アクア・デフォーマー》]]
-[[《ハイドロ・ハリケーン》]]([[殿堂入り]])
--[[《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》]]
-[[《スマイル・アングラー》]]
--[[《アクア・フェンサー》]]
-[[《神々の逆流》]]
-[[《ナイト・クロウラー》]]
-[[《封魔オクトアリクス》]]
-[[《ルナ・ウイング》]]
--[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《英知と追撃の宝剣》]](墓地送りタイプでもある)
-[[《アドミラル・クイーン》]]
-[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]
-[[《蒼狼スペルギア・ファントム》]]
-[[《龍素の宝剣》]]
-[[《呪烏竜 ACE-Curase/繁栄の鏡》]]
***3.シールド送り・山札送りタイプ [#c03886c9]
-[[《封魔アドラク》]]
-[[《コラプス・ウェーブ》]]
-[[《蒼世神 ADAM》]](G・リンク時)
-[[《破壊神サガ》]]
-[[《トンギヌスの槍》]]
-[[《燃えるデット・ソード》]]
***4.特定のカードをランデスするタイプ [#obc4ce64]
-[[《甲神兵クエロス》]]
-[[《天使と悪魔の墳墓》]]
-[[《エクスプロード・カタストロフィー》]]
-[[《悪魔神ドルバロム》]]
--[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]
--[[《悪魔神バロム/バロム砲》]]
-[[《ラスト・バイオレンス》]]
-[[《神の覚醒者サイキック・スヴァ》]]
-[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]
-[[《レアリティ・レジスタンス》]]([[プレミアム殿堂]])
-[[《呪烏竜 ACE-Curase/繁栄の鏡》]]
***5.相手の行動に反応するタイプ [#s31d02fc]
-[[《クライシス・ボーラー》]]
--[[《地震と火事の雷親父》]]
--[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]
-[[《崩壊の影デス・タギア》]]
-[[《死皇帝ベルセバ》]]
-[[《反撃妖精ポコペン》]]
-[[《ルナ・トライデントタワー》]]
-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
--[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]
--[[《超熱血 レッド・ブルマッスル》]]
--[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
-[[《センジュ・スプラッシュ》]]
-[[《スカル・チェーンソー》]]
--[[《魔壊業皇 デストピア》]]
-[[《JK野郎チョッキー》]]
-[[《穿神兵ジェットドリル》]]
-[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]
-[[《爆鏡 ヒビキ》]]
-[[《グングン☆マグネットマン》]]
-[[《星空に浮かぶニンギョ》]]
-[[《破壊兵タクヤ》]]
**主な疑似ランデスカード [#vc511a6f]
-[[《魔天降臨》]]([[殿堂入り]])
-[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]
--[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]
--[[《凶鬼02号 ドゴンギヨス》]]
-[[《リアリティ・ヴォイド》]]
-[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]
--[[《害悪のカルマ スタバック》]]
-[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]([[殿堂入り]])
-[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]
-[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]
-[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]
**参考 [#j6c5a39f]
-[[用語集]]
-[[マナゾーン]]
-[[マナ破壊]]
-[[タップイン]]
-[[《マナ・クライシス》]]
-[[《緑神龍ザールベルグ》]]
-[[《バジュラズ・ソウル》]]
&tag(用語集,ランデス,マナ);
*【ランデス】 [#deck]
[[デッキタイプ]]の分類のひとつ。
ランデスを[[デッキ]]のメイン、または補助として多数搭載するデッキのこと。
大きく分けて4タイプに分類される。
+ランデスで[[テンポアドバンテージ]]を取りながら殴る[[ビートダウン]]タイプ。主に[[《ボルザード・ドラゴン》]]を使用した[[デッキ]]や、[[【牙バジュラズ】]]などの[[《バジュラズ・ソウル》]]入りの[[ビートダウン]]が該当。
+ランデスで相手を[[コントロール]]してから[[フィニッシャー]]に繋げる[[【除去コントロール】]]タイプ。主に[[【黒ランデス】]]系の[[デッキ]]全般、【ランデスサファイア】や[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]が該当。
+一気に相手の[[マナゾーン]]を空にする一撃必殺タイプ。主に[[《ハイドロ・ハリケーン》]]や[[《超竜バジュラズテラ》]]を使うタイプの[[デッキ]]が該当。
+ランデス自体が目的で、永続的なランデスで[[マナ]]を0にしてからトドメを刺す[[コンボデッキ]]。主に[[【アッシュランデス】]]、[[【アドミラルロック】]]などが該当。
-基本的に[[ビートダウン]](特に[[【速攻】]])に対して分が悪い。ランデス自体にあまり効果が期待出来ず、《ヘヴィ・メタル》を間に合わせるのも難しい。[[S・トリガー]]や[[シノビ]]である程度対策することもできるが、[[スロット]]の多くをランデス手段に割いているため、なかなかに厳しいものがある。
その分[[コントロール]]に対してはめっぽう強く、[[マナブースト]]や[[《光波の守護者テルス・ルース》]]等を積んでいない[[デッキ]]の場合、一方的な展開に持ち込めることも珍しくない。
-【ランデス】の中にはフィニッシャー不在であり適当なcipの使い終わったクリーチャーなどで攻撃する型もある。これは、ランデスによるロック力のおかげでそれ以上の特別なフィニッシュ力が必要ないためである。
-[[ガチデッキ]]と[[ファンデッキ]]のレベルが二極化している[[デッキタイプ]]でもある。後者は使っても使われても楽しいものが多いが、前者はまさに[[ガチデッキ]]的ないやらしい戦い方が身上。おそらく[[無限ループ]]系の[[デッキ]]と並んで最も友人を無くしやすい[[デッキタイプ]]の一つであろう。
-一撃必殺系以外のランデス[[デッキ]]を使うと、試合の流れが停滞しやすく勝負が単調になりやすい。大会で勝つためには致し方ないが、[[カジュアル]]で使用すると嫌がる人もいる。
**参考 [#gde955b4]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ランデス]]
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