#author("2024-04-08T10:26:02+09:00","","") #author("2024-04-08T10:26:19+09:00","","") *ワールド・ブレイカー [#ec235a71] |ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)| 1回の[[攻撃]]で[[シールド]]をすべて[[ブレイク]]できるという[[キーワード能力]]。 |超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)| |進化クリーチャー:フェニックス/ティラノ・ドレイク 15000+| |進化GV−自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。| |T・ブレイカー| |メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+15000」と「ワールド・ブレイカー」を与える。| |相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。| ---- |破壊神デス P 闇/火文明 (10)| |クリーチャー:ゴッド 11000+| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| |トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間| |このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。| |このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)| [[W・ブレイカー]]→[[T・ブレイカー]]→[[Q・ブレイカー]]から続く単純な上位能力ではなく、何らかの理由で[[シールド]]が6つ以上になっていてもすべて[[ブレイク]]できる。 **ゲームにおいて [#uf85e53d] 一気に相手を[[ダイレクトアタック]]寸前に追い込むような[[能力]]のようだが、実際の[[デュエル]]での実用度・[[汎用性]]はなかなか低い。 というのも、その他の[[ブレイカー]]と同じく、[[ブロッカー]]には簡単に止められ、[[S・トリガー]]で盤面を返されるケースも多い。また、いくら[[シールド]]がなくなっても最後もう一撃与えないと[[ダイレクトアタック]]できないため、勝利を決めるには他に[[アタッカー]]を用意するか、次のターンを待つことになる。それ以前に、この[[能力]]に頼らずとも、そもそも[[T・ブレイカー]]程度で十分だったり、[[W・ブレイカー]]や[[シングル・ブレイカー]]で小刻みに殴った方が堅実なことが多い。 相手が[[シールド]]を増やすデッキの場合は[[刺さる]]ように思えるが、[[スーパー・S・トリガー]]が登場してからは、相手の[[シールド]]が多い時にブレイクすると逆に不利になってしまう可能性が急増してしまい、その評価を一気に落とす。 そのため、他の[[ブレイカー]]以上に[[S・トリガー]]を封じる[[ロック]]能力を持ったカードと組み合わせるといったプレイングが求められる。 他にも[[革命0トリガー]]や[[鬼エンド]]などが登場してからは、相手のシールドを0にしても[[ダイレクトアタック]]寸前と言える状況は減ってきており、ワールド・ブレイカーを用意する余裕があるならそれらを封じるメタカードを入れた方がよほど安定することが多い。 よって、[[環境]]で使われているワールド・ブレイカーを持つクリーチャーは、たいてい他に持ち合わせている強力な能力を買われて使われることが多く、ワールド・ブレイカーはおまけのような扱いになることがほとんど。 **ルール [#p8e37dbb] [[S・トリガー]]で[[ブレイク]]中に[[シールド]]が増えた場合、その[[シールド]]は[[ブレイク]]できない。 #region2(以前の裁定){{ -過去のルールでは、他の[[ブレイク]][[能力]]の処理と同じく、[[ブレイク]]する[[シールド]]は1枚ずつ指定していた。これにより、ワールド・ブレイカーは[[ブレイク]]中の[[シールド追加]]が何度行われてもシールドが完全になくなるまでブレイクしつづけるという性質を持っていた。 -一時の裁定変更により、ワールド・ブレイカーと[[G・ブレイカー]]は、選択した[[シールド]]が[[シールド・セイバー]]などで[[ブレイク]]されなかった場合、同じ[[シールド]]を再び選択することはできなくなった。 [[T・ブレイカー]]などは同じ[[シールド]]を何回でも選択できるので、相手の[[シールド]]枚数が少ない場合はあえて[[T・ブレイカー]]などを指定した方がいい場合もある。 --これについては、ワールド・ブレイカーがそれぞれの[[シールド]]に1回ずつ干渉する[[能力]]であるのに対し、旧ルールにおける[[T・ブレイカー]]が[[シールド]]という目標に対して3回分干渉する[[能力]]だと捉えると分かりやすい。また、この裁定下では[[∞ ブレイカー]]は後者と同じ処理になるため、膨大な数を指定することでこちらと同等の威力を発揮しつつ、追加[[シールド]]も[[ブレイク]]できるという性質の実質的な上位能力だった。 --しかし[[2017年3月25日ルール改訂]]により全てのブレイク処理が一度にブレイクする裁定となり、ワールドブレイカーの様に同じ[[シールド]]を選べなくなった。 }} ***裁定不明 [#s868815a] -[[《終納 カボード=ロウ》]]といった、ブレイク数を引き算する効果に対しては、「すべてブレイク=現在のシールドと同じ数だけブレイク→それに減算して1残しになるようブレイク」という考えになるのか「『すべて』という部分には引き算は無視され、貫通して現在のシールドと同じ数だけブレイク」になるのかは不明。 -[[バトルゾーン]]に[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]、[[手札]]に[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が2枚があり、[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]の[[能力]]で[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が[[場>バトルゾーン]]と[[手札]]を延々往復させ、結果[[シールド]]は1枚も[[ブレイク]]されなくして良いのか。同じコンボは[[《夜露死苦 キャロル》]]2枚にも該当する。 --[[《アポカリプス・デイ》]]のような同時破壊を[[セイバー]]で置き換えたら、破壊されずにバトルゾーンに残るのと、そのまま破壊されるのと、かわりに破壊されるのは全く同時である。 **その他 [#z330d313] -6000の整数倍の法則を考えれば、攻撃時にパワーが24000を超えるクリーチャーが持つことになる能力。しかし、実際には例外も多い。 -6000の整数倍の法則を考えれば、攻撃時にパワーが24000以上となるクリーチャーが持つことになる能力。しかし、実際には例外も多い。 --攻撃中のパワーが1000000を超える[[《百万超邪 クロスファイア》]][[《仏斬! 富士山ッスル》]]などが[[W・ブレイカー]]、[[禁断]]の99999といった極端なパワーで[[T・ブレイカー]]、パワー24000以上ながら[[Q・ブレイカー]]の[[《超時空ストーム G・XX》]][[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]、[[H・ブレイカー]]の固有能力を持つ[[《悪遊 ノチェス=アルトゥス》]]など。 ---パワーが0でワールド・ブレイカーの[[《零龍》]]、[[《龍神ヘヴィ》]][[《破壊神デス》]][[《龍神メタル》]]の3枚でリンクした場合にパワーが23000になるのにワールド・ブレイカーと低いほうの例外もある。 -[[∞ ブレイカー]]は、膨大な数を指定すればこちらと同等の威力を発揮できるだけでなく、あえて小さい数を選ぶことで[[スーパー・S・トリガー]]などを回避できるため、こちらのほぼ上位能力と言える。 -[[初版]]の[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のみ「ワールドブレイカー」(中点なし)と表記されているが、誤植であった可能性が高い。[[DMX-21]]で[[再録]]された[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]には中点が付いた。 -他の「〜[[ブレイカー]]」と異なりアルファベットが充てられていないのは、Worldの頭文字「W」が既に[[W・ブレイカー]]で使用されているためだろう。 --デュエプレでは、[[W・ブレイカー]]アイコンは数字の2、ワールド・ブレイカーアイコンはWBで区別している。 //-ワールド・ブレイカーなどで初期枚数の5枚以上があるシールドを全てブレイクする時、相手のシールドの左右に合わせるように手を広げるジェスチャーをすることはよくあることである。 //特に意味が無いようなので一旦コメントアウト。 **参考 [#ic31197a] -[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]] -[[《破壊神デス》]] -[[用語集]] -[[キーワード能力]] -[[シールド]] -[[ブレイク]] -[[追加ブレイク]] #include(ブレイカー一覧,notitle); ---- 公式Q&A >Q.[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]で攻撃し、''ワールド・ブレイカー''により相手のシールドを全てブレイクしました。相手が「S・トリガー」で[[《DNA・スパーク》]]を唱え「自分のシールドが2枚以下であれば」の能力でシールドを1枚追加した場合、そのシールドもブレイクできますか? A.いいえ、全てのシールドのブレイクが行われた後に「S・トリガー」を使用します。後から追加したシールドはブレイクされません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33980]](2020.8.21) >Q.相手の[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の「∞ ブレイカー」で自分のシールドを5つブレイクする際、[[《「雷光の聖騎士」》]]の置換効果を適用してシールドをすべて残す場合、自分の手札を何枚捨てたらいいですか?&br;類似例:「''ワールド・ブレイカー''」「パワード・ブレイカー」「クルー・ブレイカー」 A.ブレイクされるシールド1つにつき手札を1枚捨てますので、シールドを5つを残したい場合は手札を5枚捨てます。ブレイクはすべて同時に行われ、そのブレイクで同じシールドを何度も選ぶことはできないので、シールドの枚数より多く手札を捨てる必要はありません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41147]](2022.4.22) &tag(用語集,能力,キーワード能力,ブレイカー,ワールド・ブレイカー);