#author("2024-05-26T21:42:12+09:00","","")
#author("2024-05-26T21:44:34+09:00","","")
[[メタ]] > 大量展開メタ

*&ruby(たいりょうてんかい){大量展開};メタ [#o92c302a]

相手が同一[[ターン]]中に特定回数以上[[クリーチャー]]などを出す際、出すことそのものに作用する形で妨害できる[[能力]]のこと。あるいはそのような[[能力]]を持った[[カード]]の総称。転じて、大量展開全般へのメタのことも指す。
相手が同一[[ターン]]中に特定回数以上[[クリーチャー]]などを出す際、出すことそのものに作用する形で妨害できる[[能力]]のこと。あるいはそのような[[能力]]を持った[[カード]]の総称。

[[DMRP-05]]の[[《アイアン・マンハッタン》]]が史上初とされる。

基本的に[[除去]]を受け付けないようにするためにクリーチャーを1ターンの内に大量展開し、[[ワンショット]]なり[[ループ]]なりで勝つのが理想となる。そのため、大量展開メタは一度場に残れば余程特殊なデッキとの対面でもない限り劇的な効果を示す[[メタ]][[カード]]と言える。

ただし、[[《水晶の王 ゴスペル》]]や[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]など、比較的簡単に「1ターン1体縛り」でフィニッシュできるフィニッシャーも中には存在するため、絶対視されるメタカードとまでは言い切れない。

**対策 [#g761dd60]
大量展開メタへの対策は、何と言っても出させないことである。というのは、パワー低下と封印以外では無効化できない[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]、[[EXライフ]]を持つ[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]、クリーチャー指定除去が無効な[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]、[[《マンハッタンの心絵》]]など、除去困難なエレメントが目立つためである。そのため、[[ハンデス]]で手札の段階から叩き落としたり、こちらも[[コスト踏み倒しメタ]]や[[ロック]]などで対策するのが賢明。[[離れる]]ことに対する[[耐性]]は[[能力]][[無視]]や[[封印]]で対処し、[[非クリーチャー]]は[[カード指定除去]]や[[エレメント]][[除去]]があると便利。
ただし、4コスト帯の[[軽量級]]ないし[[軽中量級>中量級]]のクリーチャー、[[《無双の縛り 達閃》>《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]のようなまともな除去耐性が無く非力なものは、[[軽量級]][[除去]]や手頃な[[マッハファイター]]で十分である。また、再利用されなければいずれは能力の有効期間が切れる[[誘発型能力]]系は、それなりの範囲の除去があればなんとかなる。

また、大量展開を主体とするデッキの場合、大量展開メタを立てられるとゲームにならない場合がある。そこで、大量展開せずに[[ワンショット]]などの勝ち筋を狙うプランを用意したり、[[軽量級]][[ビートダウン]]要員を使ったりすると良い。

コスト踏み倒しメタの多くはクリーチャーを出すことに反応するため、出すクリーチャーの数を絞りつつ呪文で強化するのも良い。

**環境において [#d51e8233]
[[DMRP-05]]で史上初の大量展開メタである[[《アイアン・マンハッタン》]]が登場する。そちらは[[J・O・E]]による取り回しの良さ、ビートダウン性能、cipによるメタ能力という対処の困難さから、[[【ジョーカーズ】]]系統で大活躍。[[ジョーカーズ]]でありながら[[ウィニー]]を重用する[[【ジョーカーズ】]]系統を縛り付ける現象が見られた。

[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]も[[【JO退化】]]や[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]、[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]、[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]系統などの[[進化]]基盤、[[グッドスタッフ]]で、それなりの長期にわたって実績を残し続けた。

特に[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]は、除去の困難さ、受けられるサポートの豊富さ、汎用性の高さ、取り回しの良さから、登場するなり大量展開メタの最強格の名声をほしいままにした。

[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]も強力なチャージャーのオマケとしては十分すぎるほどの性能を誇る。

一方、[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]、[[《閃閃-ダセンゼ》]]、[[《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》]]、[[《星姫械 マリハダル》>《星姫械 マリハダル/レプリカ・オークション》]]のような[[軽量級]]ないし[[軽中量級>中量級]]のクリーチャーは、まともな除去耐性も持たないためそれほど環境で悪質な働きを示すことはなかった。

大量展開メタが[[カードプール]]上に増加したのは[[十王篇]]意向である。これは[[GR]]が暴走した[[超天篇環境]]を鑑みてのカードプールの整備であった。

**備考 [#uf3c84cb]
-大量展開メタの[[コスト論]]は、絶対数がそれほど多くないため、そもそも不明である。

**参考 [#sf5c9325]
-[[用語集]]
-[[メタ]]

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