#author("2023-11-24T19:36:43+09:00","","") #author("2023-11-24T21:38:01+09:00","","") |BGCOLOR(white):4000|c |LEFT:''Prev'': [[極神編背景ストーリー (デュエプレ)]]| |RIGHT:''Next'': [[神化編背景ストーリー (デュエプレ)]]| *&ruby(バトル・ギャラクシー){戦国編};背景ストーリー (デュエプレ) [#rc1aaaeb] #contents **該当弾 [#b0ca629b] -[[DMPP-10 「戦国武闘会 -SAMURAI X KNIGHT-」>DMPP-10]] -[[DMPP-10EX 「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」>DMPP-10EX]] -[[DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」>DMPP-11]] ---- **概要 [#a5570372] [[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]と[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]の死闘から、数百年の時が流れた。 「終わりなき苦しみ」から開放され、多くの戦いを経て、平和を手に入れた世界。 そこに住む者達は、それぞれの文化や暮らし、自然との対話を楽しんだ。 平和が続く中で、超獣たちは力試しの場を求めた。それが平和の象徴『戦国武闘会』。 死力を尽くした戦争ではなく、己の力を試し競い合う競技としてのバトル大会であった。 戦国武道会の参加者たちは、皆それぞれの目的のために世界の覇を競う場所へとやってきた。 相棒と共に伝説の武器を求めて旅に出た[[《牛若剣士トドロキ》]]と相棒[[《風来の雲ベンケイ》]]。 伝説の武器を求めて旅に出た[[《牛若剣士トドロキ》]]と相棒[[《風来の雲ベンケイ》]]。 近い未来に戦国武闘会に凶事が起きるという予言を食い止めるため単身で乗り込んだ[[《無垢なる刃ビャッコ》]]。 一方的に勝つためだけに戦国武闘会へ大挙して押し寄せた[[《暗黒の騎士隊長ZAGAAN》]]。 そして、かつて世界を救った英雄の血を受け継ぐ新たな若武者[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン 初陣》]]もその中にいた。 戦国武闘会へ参加するため各地から集まりだした猛者を、人は「[[サムライ]]」と呼んだ。 他方、戦国武闘会を語るうえで欠かせないもう一つの勢力があった。その名を「[[ナイト]]」という。 ナイトはサムライとは逆に、血統を重んじる四つの名門貴族からなる一派であった。 黄昏の魔光一族、狡猾の氷牙一族、断罪の天雷一族、そして滅殺の邪眼一族。 高潔な魂が認められればナイトを名乗る事が許される天雷を除いて、その血統でなければナイトは名乗れない。 練り込んだ呪文を弾丸にして放つ騎士剣「魔銃」と、その弾丸たる呪文「[[魔弾]]」を使って、ナイトは戦国武闘会で力を誇示しようと目論んでいた。 戦国武闘会が開催されていく中で、[[仙界]]に住まう「ミロクの弟子ニョライ」から伝えられた魔導具の製法によって、ナイトの魔銃に対抗するためのサムライの武器が作り出された。 それこそが「[[クロスギア]]」であった。 「ニョライ」が伝えた様々な製法から[[《戦風の弓取ヨイチ》]]ら[[フェザーノイド]]が新たな魔導具を次々と生み出し、[[《鍛冶の行商》]]によって数多のサムライたちの手に渡ることとなった。 いつしか、クロスギアを扱うことがサムライの証となっていった。 戦国武闘会で優勝すると栄誉の勲章を授けられ、これを最も多く手にした者が時代の頂点に立つ。 サムライもナイトも、時代の頂点を目指して戦国武闘会に挑むのだった。 そして第1回戦国武闘会を制したのは、神速の二段斬りを駆使するサムライ[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]であった。 戦国武闘会ではじめて優勝を収めた英雄の刀は、[[《竜装 シデン・レジェンド》]]となって伝説として語り継がれていくことになる。 しかし一方、《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》に敗れた邪眼財閥の長[[《邪眼皇ロマノフI世》]]はその屈辱を深く記憶に留めることになる。 以後も戦国武闘会は開催され、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]など数々の英雄が生まれていった。 世界の英雄を決める戦国武闘会は、いつしか熱狂的な人気を誇るエンターテイメントとなっていった。 そして記念すべき第100回戦国武闘会が開催されることになり、数万に達する超獣たちが出場者として参加することになった。 しかし、その第100回記念大会を前にしてサムライへの憎しみを滾らせる《ロマノフI世》はサムライを含む世界のすべてをオール・デリートするとし、宣戦布告した。 それが、《ロマノフI世》が暗黒の意志に囚われた結果であることを、この時誰も気付かなかった。 数万の出場者は1000にまで減り、戦国武闘会が続くにつれてサムライとナイトの戦いもより激しくなっていった。 その中で、戦国武闘会を勝ち抜くために結束を固める者たちが現れた。 魔光の長[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]は、[[《天雷の龍聖ロレンツォIV世》]]率いる天雷と手を組む事にしたのだ。 光文明の英雄から名を取り、《ネロ・グリフィス》は魔光と天雷が合わさった新生騎士団を「アルカディアス騎士団」と名付けた。 一方、初陣から逞しく成長した[[《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》]]は、かつて極神戦争の英雄[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]の戦友であった[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]と出会う。 2人の出会いにより、サムライの一大勢力「大和魂連合」が結成される。 大和魂連合とアルカディアス騎士団の激突によって激化していく戦国武闘会は、幾度のルール改訂を経て、ついには要塞や[[城]]までもが使用可能となった。 [[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]率いるドリームメイトは[[《ハッスル・キャッスル》]]を、光文明の[[《聖霊王エルレヴァイン》]]は[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]を要塞として持ち出した。 そして、遂にアルカディアス騎士団と大和魂連合は全面衝突する。 平和の象徴だった戦国武闘会は、いつしかサムライとナイトが極限まで鎬を削る闘いの場となった。 両者の激突は熾烈を極めたが、《ボルシャック・大和・ドラゴン》と《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》の活躍によって軍配は大和魂連合に上がった。 アルカディアス騎士団の敗戦を、《ロマノフI世》はかつて《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》に敗れた自分と重ね、何としてもサムライを打ち倒し戦国武闘会に勝ちたいと考えた。 《ロマノフI世》には切り札があった。邪眼一族に伝えられし禁忌の力、「[[煉獄の極魔弾>《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》]]」。 それは使えば戦国武闘会はおろか、世界に影響を及ぼしかねないものだった。 しかし《ロマノフI世》はライバルである《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》、そしてサムライに勝つためにその禁忌の力を解き放った。 それが、戦国武闘会に凶いをもたらさんとする「暗黒王」の導きとも知らずに。 放たれた煉獄の極魔弾は、銀河の理を超えて死を無とする。 その魔弾によって、かつて世界を焼き尽くすほどの力を持っていた太陽の神[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が再臨する。 太陽と龍を司っていたフェニックスは今や黒く染まり、超獣世界に破滅をもたらす極滅の黒き太陽[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]となっていた。 死してなお消えぬ執念をもつ《DEATH・ドラゲリオン》は、闇のドラゴンの軍勢を率いて世界を黒く染めるべく動き始めた。 恐るべき《DEATH・ドラゲリオン》に立ち向かうサムライたち。黒き力が世界を包み込んでいく中でも、サムライたちは闘う意志を諦めなかったのだ。 その闘志は奇跡を起こし、龍を司るフェニックス[[《超天星バルガライゾウ》]]が誕生する。 かつて龍を司る存在だった《アポロヌス・ドラゲリオン》は、闇に堕ちた末に新たな「龍を司るフェニックス」に討たれた。 しかし、煉獄の極魔弾はもう1体、更なる悪夢を蘇らせていた。 幾度となく世界を破滅の危機に追い込み、《ロマノフI世》を狂気へ導いた憎悪と怒りの化身、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]。 [[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]として現世の肉体を得た《デス・フェニックス》は、サムライと世界を滅ぼすために決勝の地へと赴いた。 あまりの力を持つ《グレイテスト・シーザー》に立ち向かうため、第1回戦国武闘会の優勝者である《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》は同じ優勝経験者にしてライバルである《パーフェクト・ギャラクシー》に協力を要請。 かつて2人の英雄が魂を重ね合わせたように、戦国武闘会の覇者が手を取り合い、最強のサムライ[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]が誕生した。 《シデン・ギャラクシー》と《グレイテスト・シーザー》の決戦は、第100回戦国武闘会の事実上の決勝戦となった。 頂点を決めるために対峙する2つの魂。その熱き鼓動に世界が燃えた。 その戦いを前にして、文明の枠を超えた者たちが力を結集し、サムライとナイトそれぞれの最強の武器が開発されていった。 銀河を切り裂く最強の剣[[《超銀河剣 THE FINAL》]]と、銀河を引き裂く最凶の魔弾[[《超銀河弾 HELL》]]。 最強の武器と最強の使い手が揃い、サムライとナイトの最後の激突が始まる。 同時に、これは世界の命運がかかった闘いとなっていた。 暗黒王の化身となった《グレイテスト・シーザー》は《超銀河弾》を手当たり次第に放ち、《シデン・ギャラクシー》が恐れていた以上に世界は大混乱へと陥っていく。 一刻も早く《グレイテスト・シーザー》を倒さなければ、世界は滅亡する。 しかし《超銀河弾》による混乱を前にしても、《シデン・ギャラクシー》は世界そのものを壊しかねない《超銀河剣》の使用を拒んでいた。 そこへ、世界を救うため集結した者たちがいた。 [[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]率いる怒流牙十勇士である。 彼らは《シデン・ギャラクシー》に《超銀河剣》を使うように告げ、《超銀河剣》がもたらす破壊の力から必ず世界を守ると約束した。 《超銀河剣》は使い手の心一つで魔剣にも聖剣にもなる。 ついに意を決した《シデン・ギャラクシー》は、この狂乱の大会に終止符を打つために《超銀河剣》を手にした。 振り下ろされた《超銀河剣》は《グレイテスト・シーザー》の体を引き裂き、彼を守ろうとしたナイトたちの多くをも巻き込んだ。 第100回戦国武闘会は、《シデン・ギャラクシー》の勝利に終わった。 しかし、《デス・フェニックス》の野望はまだ終わっていなかった。 全ての決着がついたと思われた矢先、超銀河弾によって開いた時空の穴から絶望が降臨する。 [[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》>《破壊龍神》]]。暗黒王の悪意と殺意を宿した、最強最悪の破壊神であった。 戦国武闘会の覇者《シデン・ギャラクシー》、《バルガライゾウ》、《ドルゲユキムラ》らを以てしても届かない悪夢が、世界の前に立ち塞がった。 その強大な姿を見ながら、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]が怪しく微笑んでいた。 (各カードのフレーバーより) **参考 [#v3a18ef1] -[[背景ストーリー (デュエプレ)]] -[[戦国編]] -[[背景ストーリー]] (TCG版) &tag(背景ストーリー,戦国編);