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#author("2024-07-12T11:10:32+09:00","","")
*&ruby(たきがわ){滝川}; るる [#nd1e74a6]

漫画・アニメ「VS」シリーズの登場人物にしてヒロイン。
アニメ版の担当声優は[[丹下桜]]氏。

額が大きく出ている事から通称・デコちゃん(漫画では平仮名で「でこちゃん」)。
「VS」で初登場したが、実は[[勝太>切札 勝太]]の幼馴染み。
4歳(漫画では年齢は言われていない)の時に八尾病院に[[勝太>切札 勝太]]と共に入院していて仲が良かったが、以降は離ればなれになる。
引っ越した折に[[勝太>切札 勝太]]と待望の再会を果たすが、勝太は彼女の事を忘れていた。
漫画・アニメともに[[デュエマ]]を再開する[[勝太>切札 勝太]]に[[熱血の戦闘龍デッキ>DMD-15]]を渡している。

祖父のカードショップ滝川(元は寿司屋)の手伝いをしている。
今もせき込み、入退院を繰り返しているそうだが、劇中では入退院の様子はない。
病弱とは思えない異常な怪力の持ち主で、テーブルや大量の段ボール箱どころか、大岩や建物をも軽々持ち上げ、素手でロボットを破壊する。
その怪力は、漫画で戦車でも壊せないと思われた扉に、パンチ1発で大穴を開けた[[黄昏 ミミ]]に負けず劣らずと言える。
人間離れした怪力を見せた後など、(わざとらしく)せき込む事もしばしば。
なお、漫画では入退院の話はなく、せき込む様子もない。

入院中に勝太に励まされていた事から、勝太に好意を持つ。
[[デュエル・マスターズ]]のヒロイン格は[[黄昏 ミミ]]や[[プリンプリン>《永遠のプリンプリン》]]など何人かいるが、
いずれも主人公とくっついていないので(子供向け作品ならよくある事だが)、[[勝太>切札 勝太]]との関係に注目である。
勝太といい雰囲気になる事を願うあまり度々妄想しているが、中学生時代は劇中の描写を見る限り、勝太はるるの気持ちに全く気づいていない。それどころか勝太は、るるを「デコちゃん爆弾」とコジローに投げつけたり、るるのおでこをライト代わりなどいろいろと利用したり、(ギャグ場面とはいえ)ひどい扱いも多い。
この結果「VSR」以降ではデュエルマ・スターカップを利用して勝太と結ばれようと目論んだり、勝太の肉体に興奮したりとかなり拗らせる描写が散見され、敵側のキャラからも引かれたりすることもあった。
まぁ「VSRF」にて勝太がるるのことを美少女かつ「大事な人」と考えていることが明言され、尚且つ無事ゴールイン出来たため結果オーライか。

勝太を「かっちゃん」と呼び、勝太からは基本的に「でこちゃん」と呼ばれる(「でこちゃん」と呼ぶのは勝太のみ。漫画で一度だけぶっちゃけも発言)。
アニメ劇中で勝太に名前を呼ばれた事は一度もなく、2014年のデュエマ甲子園のCMでのみ「るるちゃん」と呼ばれている。
漫画では途中から「るる」とのみ呼ばれる。

勝太にはとても優しく、例えば漫画ではスカートの中を見られても気にしないが(勝太と同時に偶然スカートの中を見た[[ぶっちゃけ]]には顔面に蹴りを入れている)、
アニメでは何かしら嫉妬するなど、勝太を痛い目に遭わせる事も多く、勝太以外にも多くの人物を痛い目に遭わせている。
アニメでは口も非常に悪く、多くの人物に悪口を言っており、[[べんちゃん]]を「クサレメガネ」、[[ぶっちゃけ]]を「ドルヲタアフロ」と言うのは可愛い部類であるか。
漫画でも、嬉しさのあまり勝太を力任せに抱き締めて瀕死にさせたり、勘違いなどで殴る・叩く事もある。

アニメ「VSR」第50話ではトイレに行く時、勝太の発言に怒り、空き缶を顔面に投げつけて大ダメージを与えている。
余談だが、勝舞もアニメ初代第15話で似た経験がある(トイレに行く前の[[真中 紗雪]]を怒らせて足を踏まれた)。

漫画では初登場時、額を光らせながら[[《DNA・スパーク》]]を使用。
アニメでは「VS」第26話で劇中初めてデュエマし、[[光文明]]使いである事が判明。
また、第37話の紅白デュエ合戦で3対3のチーム対抗デュエマに挑んだ際は、勝太や[[ホカベン]]の[[デッキカラー]]に合わせて[[火]][[文明]]の[[カード]]を使用。
「VSR」以降は[[ルシファー]]から受け継いだ[[【白単連鎖】]]や[[ドレミ団]][[デッキ]]を使用。

-アニメ「VS」第1話にて[[ルシファー]]も額が光り、咳き込むといった彼女と似た兆候が見られた。直前に[[ルシファー]]が「[[切札 勝太]]の隣にはアイツがいる」と発言し、アニメ初代のミミや、「ビクトリーV3」の[[プラマイ 零]]のようなスパイ疑惑がいきなり浮上する。
--が、蓋を開けてみればルシファーが勝太を気に入っているだけで、隣にいるというのもミスリードであった。

-アニメは「VS」より、トゥーンレンダリングから2Dアニメーションになったためか、デフォルメ顔から楳図かずお氏の漫画のキャラのような顔など、かなり表情豊かなキャラとなっている。その多彩さ故に、プロデューサーから「顔芸ヒロイン」と呼ばれるほど。

-第16話のルシファーワールドカップ終了後の晩餐の席にて、るるによく似た女性の肖像画を見つける。
--しかしこの件についてその後は一切触れられなかった。

-第20話で[[ルシファー]]と''兄妹''である事が発覚。彼女が八尾病院に入院していた時、治ったら花火を見に行く約束をしていたが、るるは寝ていたのでうろ覚えで、勝太と約束したと思い込んでいた。
--第26話での回想では、病室で寝ている時に[[ルシファー]]から[[3D龍解]][[カード]]が入ったお守りを受け取っていた。この時、るるは[[ルシファー]]の姿が見えていたはずだが、[[勝太>切札 勝太]]からもらったと記憶違いをしていた。
--るるはルシファーが自分の兄とは知らず、祖父から「父は山に芝刈りに、母は川に洗濯に、兄は鬼((後に登場する[[鬼札王国]]([[鬼札覇王連合]]も含む)、[[デモニオ]]、[[鬼レクスターズ]]とその使い手である[[鬼札 アバク]]とは無関係である。))退治に行ったまま帰ってこない」と童話「桃太郎」のように聞かされていた。また、彼女の記憶でルシファーに関するものは上記のように改竄・消失している。ルシファーが意図的にるるの記憶を改竄した可能性もある。
--そのためかデュエマのポテンシャルも充分高く、「VSR」では[[バサラ]]戦以外で全勝、デュエルマ・スターカップでも一時的に首位に立つなど、非常に優遇されていた。その代償としてか「VSRF」の中学生編では勝率ゼロかつ、[[非道な仕打ち>うつぼみかづら]]を受ける羽目に…

-「VS」第47話で遂に[[ルシファー]]と兄妹として再会。だが、突然消えた理由は明らかにされなかった。そして[[ルシファー]]から最後のデュエマの言葉と共にある真実を聞かされる。

-それ以降はルシファーを「お兄ちゃん」と呼び、慕うようになる。ルシファーをとても頼りにし、反発などは一切無い。ルシファーも常にるるを気にかけており、危機に駆けつけたり、こっそり様子をうかがっている。互いにブラコン・シスコンのようでもある。

-「VS」最終話(第49話)では祖父から生き別れの姉がいると聞かれたが、この件についても第16話の肖像画と同様にその後は一切触れられなかった。

-漫画ではルシファーと兄妹であるかは説明がなく不明である。アニメでは兄だと知るまでは呼び捨てにしていたが、漫画は呼び捨てのほか、「さん」や「様」付けする事もある。

-「VSR」第24話では、[[社長]]の盗電により野球のナイター練習が出来なくなった[[ホカベン]]の為に、ネットの上で座禅を組みながら額の輝きで照明の代わりをするという常人離れした行動をし、勝太に「だんだん人間離れしてきた」と言わしめた。もっとも、異常な怪力だけで十分人間離れしているのだが。

-デュエマ中の[[今引き]]演出は、額がまぶしく光る以外は勝太のものを乙女なものにしたような内容になっている。

-後に[[勝太>切札 勝太]]と結ばれ、子に次世代の主人公である[[切札 ジョー]]を授かる。
--アニメ「VSRF」第47話からクレジットがめでたく「[[切札 るる]]」となり、新シリーズにも引き続きレギュラーとして登場している。
新シリーズでは顔芸こそ控えめになったものの異常なまでの怪力は健在で、[[デッキー]]からも「ジョー様のお母様だけは敵に回してはいけない」と恐れられている。

-「VSRF」最終話(第51話)では、[[切札 ジョー]]が彼女をモチーフをしたカードを作成していた事が判明。デュエマには未登場だが、その後のシーンでテキストが確認できる。条件なしで自分のクリーチャー全てが場を離れなくなる[[《超覚醒ゼウス》]]をも上回る能力を持ち、更にるるが怪力であることを反映したからか、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同じく''パワーが99999''あり、バトルになった場合その効果によってドキンダムXの方が一方的に打ち負かされることになる。このカードは他の自作カードとともに、旅立つ[[勝太>切札 勝太]]にジョーからプレゼントされた。
|きりふだるる 光/水文明 (5)|
|クリーチャー:(種族なし) 99999|
|このクリーチャーがいるかぎり自分のクリーチャーはバトルゾーンをはなれない。|

-声を担当する丹下桜氏は、代表キャラである木之本桜役により絶大な人気を博した「元祖アイドル声優」の1人で、同業者にもファンが多い。そして今でも「丹下桜が出演している」というだけでそのアニメ・ゲーム作品の注目度が高まる程の影響力を持っている。それに加えて「近年では高年齢層向けの作品にしか出演していなかった丹下桜が数年振りにキッズアニメに、それもヒロイン役で出演する」という事は、デュエマファンだけでなく話題を呼んだ。そして放送後、今まで丹下氏が演じてきたイメージとは異なった「顔芸や奇声を多用するいじられ系で暴力的なギャグキャラ」であった事も、違う意味で大きな話題を呼んだ。
--後にVSシリーズの監督である佐々木忍氏が、丹下桜氏とそのファンに対して「''色々ごめんなさい''」と謝罪を行っている。
--ちなみに「光属性のカードを用いる」「劇中での衣装バリエーションが多彩」「兄が完璧超人」というのは、「カードキャプターさくら」の主人公・木之本桜と共通する点である。
--「VSRF」終盤では勝太の妻にしてジョーの母親となったが、これにより丹下氏が人妻にして母親キャラを初めて演じたというのも話題となった。

**戦績 [#rf921139]
-通算成績:13戦5勝5敗3中断
***アニメ「デュエル・マスターズVS」 [#w2b45a07]
-通算成績:5戦2勝2敗1中断
|話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h
|26話|[[ギョウ]]|敗北|光る太陽の輝き!|
|29話|[[切札 勝太]]|~|~|
|37話|[[ルシファー]]&[[ヘレン]]&[[鎌瀬>ジャスティス]]|中断|紅組|
|43話|[[ぶっちゃけ]]|勝利|乙女の怪力チョコレート|
|47話|[[ヘレン]]|~|3D龍解でぴっかぴっか!|

***アニメ「デュエル・マスターズVSR」 [#j4cadc4a]
-通算成績:4戦3勝0敗1中断
|話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h
|5話|[[ロボ勝太]]|勝利|閃光の光文明|
|12話|[[バサラ]]|中断|~|
|12話|[[バサラ]]|中断((事実上の敗北(しかも作中唯一の3ターンキル)だが、ダイレクトアタックを受ける寸前にルシファーが乱入したため。))|~|
|16話|[[コジロー]]|勝利|~|
|32話|[[デュエマウス]]|~|光龍の革命軍!|

***アニメ「デュエル・マスターズVSRF」 [#cc96cc15]
-通算成績:3戦0勝2敗1中断
|話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h
|12話|[[うつぼみかづら]]|敗北|乙女の味方!ドレミ団!|
|31話|~|~|閃光の連鎖!|
|44話|[[切札 勝太]]|中断|乙女の願望!|

***アニメ「デュエル・マスターズ キング!」 [#z98e46f1]
-通算戦績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|16話|[[切札 ジョー]]|敗北|

**使用カード [#td4f9e90]
-[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]
-[[《DNA・スパーク》]]
-[[《天団の精霊龍 エスポワール》]]
-[[《龍覇 エバーローズ》]](アニメのみ)
-[[《百獣槍 ジャベレオン》]]/[[《百獣聖堂 レオサイユ》]]/[[《頂天聖 レオザワルド》]](〃)
-[[《ヘブンズ・ゲート》]](〃)
-[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]](〃)
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]](〃)
-[[《護英雄 シール・ド・レイユ》]](〃)
-[[《ジャックポット・バトライザー》]](〃)
-[[《閃光の精霊龍 ヴァルハラ・マスター》]](〃)
-[[《グローリー・スノー》]](〃)
-[[《ドラゴンズ・サイン》]](〃)
-[[《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世》]]
-[[《ガガ・ピカリャン》]](アニメのみ)
-[[《白壁の精霊龍 ヌーベル・バウラ》]](〃)
-[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]
-[[《マスター・スパーク》]](〃)(〃)
-[[《聖霊龍王 アルカディアスD》]](〃)
-[[《幻盾の使徒ノートルダム》]](〃)
-[[《栄光の翼 バロンアルデ》]](〃)
-[[《一撃奪取 アクロアイト》]](〃)
-[[《巨人の玉 ダイリーグ》]](〃)
-[[《指令の精霊龍 コマンデュオ》]]
-[[《精霊龍 ライトデュエル》]](〃)
-[[《団子の玉 ミタラス四兄弟》]](〃)
-[[《聖霊龍王 スタルリード》]](〃)
-[[《革命聖龍 ローゼンスター》]](〃)
-[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]](〃)
-[[《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》]]

**参考 [#fc09e7f3]
-[[キャラクター]]
-[[切札 るる]]

-[[《光の兄妹 るる&ルシファー》]]

&tag(キャラクター,味方キャラ);