#author("2023-03-20T14:18:43+09:00","","")
#author("2023-10-04T01:09:02+09:00","","")
*&ruby(きんだん){禁断};クリーチャー [#e4e79537]

月刊[[コロコロコミック]]2016年1月号[[付録>プロモーション・カード]]で登場した、新しい[[特殊タイプ]]である[[禁断]]が付いた[[クリーチャー]]。
月刊[[コロコロコミック]]2016年1月号[[付録>プロモーション・カード]]で登場した、新しい[[特殊タイプ]]である[[禁断]]が付いた[[クリーチャー]]。[[封印]]に関する能力を持つ。
片面カード版は[[DMX-23]]で初登場した。

両面のものは[[クリーチャー]]ではない面、片面のものは最初から[[クリーチャー]]の状態でそれぞれ[[封印]]され、それらをすべて取り払ってはじめて[[クリーチャー]]として運用できるのが最大の特徴(マナさえあれば[[封印]]状態を回避できる[[《禁断のドキンダム》]]は例外)。

一口に禁断クリーチャーと言っても、クリーチャー以外の面も持つ両面のものと、片面だけのものが存在し、特に両面のものは個々の[[カード]]によってルールが異なる。

[[ゴッド・オブ・アビス]]時点ですべての[[禁断クリーチャー]]は[[無種族]]であり、[[封印]]に関する能力を持つ。
[[禁断クリーチャー]]は[[無種族]]という法則があったが、[[DM23-EX2]]で種族を持つ[[《禁断樹幹 WO-ZERO》]]が登場した。

|禁断のドキンダム P 火文明 (9)|
|禁断クリーチャー:(種族なし) 9999|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが禁断解放した時、相手のパワー6666以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分のシールドをひとつ相手に選ばせ、墓地に置く。|
|このカードがバトルゾーン、自分の墓地、または自分の手札以外のゾーンにあれば、墓地に置く|
|BGCOLOR(white):禁断解放前⇒[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]|

|禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜 SR 火文明 (4)|
|禁断クリーチャー:(種族なし) 9999|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、封印を3つ付ける。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を2つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)|

両面の禁断クリーチャーの共通の特徴として、[[超次元ゾーン]]には一切関与せず、ゲーム開始時の所定位置が[[非クリーチャー]]面に記載されている。また、存在できる[[ゾーン]]はその[[カード]]ごとにあらかた決められており、それ以外をゾーンに行くと所定のゾーンに移動するか、[[特殊敗北]]する能力を併せ持つ。また[[クリーチャー]]ではない面の時は[[バトルゾーン]]を離れない能力が有効な場合もある。

[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]以外は、たとえ両面カードであっても''[[メインデッキ]]の40枚のうちの1枚にカウントされる''。
//「ゲーム開始時に」だとドキンダムも該当してしまう

[[非クリーチャー]]面から[[禁断]][[クリーチャー]][[裏返す]][[キーワード能力]]として「[[禁断解放]]」がある。

片面のものは特別なルールは持たず、ゲーム上はほぼ普通の[[クリーチャー]]として扱う。

**[[両面カード]]版のルール [#jc833d65]
-[[バトルゾーン]]にある場合は、[[鼓動]]・[[クリーチャー]]いずれかの片面のみを参照するが、[[バトルゾーン以外の場所]]にある場合は、必ず両面が参照される。
--例えば、[[《禁断のドキンダム》]]を[[鼓動]]面である''[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]の面だけを参照させる形で[[マナゾーン]]に置くことはできない''。即座に[[クリーチャー]]面である[[《禁断のドキンダム》]]の[[状況誘発]]が参照されて[[墓地送り]]となる。

-[[バトルゾーン]]以外の場所に移動する場合は、基本的に[[サイキック]]や[[ドラグハート]]ではない、[[クリーチャー]]一般と同様の移動の仕方を行う。[[《禁断のドキンダム》]]のように移動先次第では移動した上でさらに[[ゾーン]]を変更するような[[カード]]も存在する。

-[[禁断解放]]して[[裏返す]]時、[[鼓動]]に[[タップ]]・[[アンタップ]]の位相の概念は存在しないため、正位置である[[アンタップ]]状態で登場する。

-[[ルール]]上、[[禁断の鼓動]]として出した時点で「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとなり、[[禁断の鼓動]]として元々[[バトルゾーン]]に存在する場合は「[[バトルゾーン]]に出たという概念そのものが存在しない」ため、下記の通りになる。

-[[召喚酔い]]について
--ゲーム開始後に、[[鼓動]]として[[バトルゾーン]]に出した[[ターン]]中に[[封印]]をすべて外して[[禁断解放]]し、[[裏返し>裏返す]]た場合、その禁断クリーチャーは[[召喚酔い]]している状態となるが、そのターンより前から[[禁断の鼓動]]としてバトルゾーンに出ていたものが[[禁断解放]]した場合は、[[召喚酔い]]はしない。
--ゲーム開始時から[[鼓動]]として[[バトルゾーン]]に存在する場合は、元々[[バトルゾーン]]にいたということで[[召喚酔い]]は発生しない。

-[[cip]][[能力]]について
--[[禁断解放]]して[[クリーチャー]]になっても、「[[バトルゾーン]]に出た」扱いとならない。
---例1.[[バトルゾーン]]に自分の[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]がいる状態で自分の[[鼓動]]を[[禁断解放]]させて[[クリーチャー]]にしても、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の[[cip]][[能力]]は発動しない。
---例2.バトルゾーンに相手の[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]がいる状態で自分の[[鼓動]]を[[禁断解放]]させて[[クリーチャー]]にしても、《永遠のリュウセイ・カイザー》の強制[[タップイン]]能力に引っ掛からない。

-より細かいルールは個別の記事を参照されたし。

**その他 [#q26b5c0f]
-両面のものが基本的に許可された[[ゾーン]]にしか存在できない点は[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]と似通っている。
しかし、一応[[敗北回避能力]]や[[置換効果]]によって本来とどまれない[[ゾーン]]に無理やりとどまることが可能といえば可能ではある点は、同じ両面カードとしては根本的に異なっているといえる。

-[[王来篇]]からは、[[禁断クリーチャー]]のリメイククリーチャーが登場しているが、それらは特殊タイプの「[[禁断]]」が抜けて普通のクリーチャーになっており、その代わり種族に「禁断」が新しく追加されている。

**参考 [#z04bc7da]
-[[用語集]]
-[[禁断]]
--[[禁断の鼓動]]
-[[クリーチャー]]
-[[最終禁断クリーチャー]]
-[[禁断解放]]
-[[裏返す]]
-[[無種族]]
-[[《禁断のドキンダム》]]
-[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]

&tag(用語集,カードタイプ,クリーチャー,禁断 (特殊タイプ),禁断クリーチャー);