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#author("2024-10-30T03:29:37+09:00","","")
*&ruby(のうりょくご){能力語}; [#w78241bd]
#author("2024-11-19T14:20:14+09:00","","")
似た特徴を持つ複数の能力に共通して付けられている名前、あるいはそれがついた能力のことを表す俗称。
例えば[[G・ゼロ]]という[[能力]]は、「条件を満たすと[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]できる」という点でどの[[カード]]も共通している。
同様に[[メテオバーン]]は、「[[進化元]]を指定のゾーンに置く」という性質を持っている。
ただし、これら能力語とその中身にあたる[[能力]]とは、厳密に関係があるわけではなく、あくまで名前がつけられているだけである。
例えば[[G・ゼロ]]は[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]できる点は共通だが、その条件はカードによってさまざまであり、クリーチャーの数、呪文を唱えた回数など、何を参照するのかがカードごとに大きく異なる。
[[メテオバーン]]はさらに極端な例で、まず[[進化元]]を移動させた後で生みだす[[効果]]は各[[カード]]によってバラバラ。さらには[[進化元]]が置かれる場所は[[墓地]]が大半だがそれ以外の場所に置くものも存在するほか、発動条件やタイミングもそれぞれで異なり、[[誘発型能力]]・[[起動型能力]]・[[常在型能力]]([[置換効果]])が混在している。このように細かな違いがあるが、全て「[[メテオバーン]]」という[[キーワード>キーワード能力]]に集約される。
[[進化]]全般も「指定された数の[[進化元]]が必要である」点は共通しているが、[[進化元]]の条件はそれぞれで異なっており、キーワードだけでは意味をなさない。
***キーワード能力との区別 [#g86c7d29]
「能力語」と言う言葉が用いられる時は「[[キーワード能力]]」と区別される。どちらも名前付きの能力だが、前者は上述のように同じ名前でも内容が異なる能力、後者は名前だけで効果が決まる能力を指す。
-なお、この区別は後述の由来から一部プレイヤー間が勝手に判別しているものである。公式では名前付きの能力はすべて「[[キーワード能力]]」で扱われ、「能力語」はそもそも公式用語として存在しない。
また、この区別をしたところで''テキストに従って普通にプレイしているかぎり、ゲームの勝敗には一切影響しない''。デッキビルディングやプレイングの腕前とも関係しない知識であり、一般プレイヤーが知っている必要はない。
--強いてこの判別が実戦と関係する部分を上げるなら、[[注釈文]]の省かれた[[キーワード能力]]を正しく処理できるかどうかと言う話になる。とはいえ、実物では全て処理が書かれている能力語の方は直接関わってこない。
-能力語と[[キーワード能力]]の区別方法の一例として、「○○とは何ですか?」と訊かれた時に、中身が一意に説明できるものはキーワード能力、できないものは能力語となる。
例えば「ブロッカーとは何ですか?」と訊かれたら「相手クリーチャーが攻撃してきた時にタップすると攻撃先を変更できる能力です」と能力の全体を説明できるのでキーワード能力、「レインボーナスとは何ですか?」と訊かれたら「バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば何かする能力です」としか言えないので能力語と判断できる。
--ただし、名前付きの能力は「ニンジャ・ストライク7」「セイバー:ドラゴン」など引数(名前に添えられる数値や特性)を持つ事がある。仮に能力名だけで効果が定まらず、引数があって初めて定まるものであったとしても、能力名と引数さえあれば[[注釈文]]なしでも[[効果]]を特定できるものであれば、それはキーワード能力である。
他方、能力語が引数を持つ事もある。[[マナ武装]]は「マナ武装5」といったように引数を持つ能力だが、「マナ武装5」というテキストだけでは処理のすべてが決まらないので能力語である。この場合、添えて書かれている引数は、その能力語の特徴となる処理に関わる何かを前持って書いているだけのマーカーにすぎず、ルール上の意味はほぼないに等しい。
-この定義に沿うと、[[覚醒]]((「どこかのタイミング」に、「何か」した(「何か」がある)時、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す(「どこかのタイミング」「何か」は「覚醒」の定義に含まれない。)))は能力語で[[解除]]((「このクリーチャーが離れる時、離れるかわりにコストの小さいほうに裏返す」の1文で完結している))は[[キーワード能力]]である。1セットになりやすい能力なので、違いを理解するのには最適だろう。
-テキストが全てのカードにおいて同じであるものであっても、それがカッコ書きで括られず(=[[注釈文]]の書体ではない)、かつ全てのカードに必ず示されているものについては能力語かキーワード能力かの判断は下し難い。所持しているカードが1種類しか存在しないのであればなおさら。
--例えば、[[無月の門]]のテキストは全て「自分の魔導具が出た時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。」で統一されているが、これは書式上はカッコの中にない。したがって、無月の門は「無月の門」という語句で括られていて、たまたまテキストが全く同一なだけの能力、すなわち能力語であると見られる事がある。
--他方、[[アビスラッシュ]]は、能力の説明がコロンで書かれているが、[[DM22-RP1]]の時点で鉤括弧で付与可能な能力(すなわち、[[キーワード能力]]と目せる扱い)としても利用されている。
**その他 [#f83d5a3e]
-あくまで[[テキスト]]に固有名詞が書かれているものが能力語と呼ばれ、[[タップ能力]]などのような「カードテキスト上に存在しない俗称」は能力語と呼ばれることはない。
-能力語は、能力テキストの一部としてみなされない。そのため、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる文章の前に能力語があっても、[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱われる。これは、「能力語」に含まれない[[キーワード能力]]も同じ。
-[[キーワード能力]]と区別するのは、[[Magic:The Gathering]]に存在する区別が一部のプレイヤーによって持ち込まれたのが由来。
**能力語一覧 [#z2593319]
-[[G・ゼロ]]
-[[メテオバーン]]
--[[メガメテオバーン]]
-[[ランチャーE]]
-[[バイオ・K]]
-[[バイオ・T]]
-[[シールド・プラス]]
--[[スーパー・シールド・プラス]]
--[[ウルトラシールド・プラス]]
--[[W・シールド・プラス]]
-[[覚醒]]
--[[ループ覚醒]]
--[[メテオバーン覚醒]]
-[[リベンジ・チャンス]]
-[[覚醒リンク]]
--[[V覚醒リンク]]
--[[GP覚醒リンク]]
--[[P'S覚醒リンク]]
-[[ドロン・ゴー]]
--[[ウルトラ・ドロン・ゴー]]
--[[クライマックス・ドロン・ゴー]]
--[[灼熱ドロン・ゴー]]
--[[三人組ドロン・ゴー]]
--[[P'Sドロン・ゴー]]
--[[P'Sドロン・ゴーV]]
-[[フュリー・チャージ]]
-[[プラチナ・ドライブ]]
-[[龍解]]
--[[龍回避]]
--[[スーパー龍解]]
-[[マナ武装]]
--[[多色マナ武装]]
--[[龍マナ武装]]
-[[革命]]
--[[革命0トリガー]]
-[[禁断解放]]
-[[Dスイッチ]]
-[[ファイナル革命]]
-[[でんぢゃらスイッチ]]
-[[禁断機動]]
-[[極限ファイナル革命]]
-[[禁断爆発]]
-[[幸せスイッチ]]
-[[ラビリンス]]
--[[マスター・ラビリンス]]
-[[マスター・メラビート]]
-[[マスター・W・メラビート]]
-[[無月の門]]
--[[無月の門・絶]]
--[[虚無月の門]]
--[[無月の門99]]
--[[無月の門・終]]
--[[夢幻無月の門]]
-[[破天九語]]
-[[ジョラゴン・ビッグ1]]
-[[G・G・G]]
--[[マスターG・G・G]]
-[[ミノまじかる]]
-[[5.S.D.]]
-[[罠金乱舞]]
-[[輪廻∞]]
--[[ゼロ輪廻∞]]
-[[無敵虹帝]]
-[[超天フィーバー]]
--[[超超超天フィーバー]]
-[[マナドライブ]]
-[[マスターJトルネード]]
-[[DL-Sys]]
-[[マスター必殺トルネード]]
-[[虹帝双極∞]]
-[[罪・無月の∞罪]]
-[[マスターJGR]]
-[[零龍卍誕]]
-[[ジョラゴン・ポップ1]]
-[[ホールド・ナッシング・バック]]
-[[鬼タイム]]
-[[アバレチェーン]]
-[[オシオキムーン]]
-[[鬼エンド]]
-[[キリフダReVo]]
-[[レインボーナス]]
-[[シンカパワー]]
-[[アッパー・ゴー]]
-[[G.R.D.]]
-[[サイキック・チャンス]]
-[[シビルカウント]]
-[[終極宣言]]
-[[水晶武装]]
-[[バラバラエティ]]
***進化 [#rf82e1e2]
#include(進化の一覧,notitle)
**参考 [#ac218579]
-[[用語集]]
-[[能力]]
-[[キーワード能力]]
&tag(用語集,能力,能力語);