#author("2024-04-12T23:05:54+09:00","","")
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*&ruby(えら){選};ばせ&ruby(じょきょ){除去}; [#b27b6d19]

相手に対象を選ばせるタイプの[[除去]]のこと。

初出は[[DM-01]]の[[《腐食虫スワンプワーム》]]。
ただし代表的とされるのは[[DM-06]]の[[《死の宣告》]]で、この[[除去]]はしばしば[[《死の宣告》]]に例えられる。

|死の宣告 UC 闇文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手は自分自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。|

[[《デーモン・ハンド》]]など通常の[[除去]]と比べると、相手が[[腐っている>腐る]][[クリーチャー]]や[[除去]][[耐性]]を持つ[[クリーチャー]]を選ぶ可能性がある点で劣る。
ただし、大きな特徴として''[[アンタッチャブル]]に関係なく除去ができる''という利点がある。[[アンタッチャブル]]は選択権がその相手にある場合にしか働かないため、相手のクリーチャーがアンタッチャブルしかいない場合には[[刺さる]]。
また自分が選べる[[除去]]に比べて[[コスト]]を低めに設定されるため、相手のクリーチャーがあまり並ばない序盤であれば自分で選べる除去より高い[[コストパフォーマンス]]を期待できる。
ただし、大きな特徴として''[[アンタッチャブル]]に関係なく除去ができる''という利点がある。[[アンタッチャブル]]は選択権がその相手にある場合にしか働かないため、相手のクリーチャーがアンタッチャブルしかいない場合には[[刺さる]]。[[ジャストダイバー]]登場以降は特にその価値が上がった。

また自分が選べる[[除去]]に比べて[[コスト]]が軽く設定されるため、相手のクリーチャーがあまり並ばない序盤であれば自分で選べる除去より高い[[コストパフォーマンス]]を期待できる。
[[速攻]]相手なら確実な[[打点]]減らしになるため、無駄になりにくい。
その[[コスト論]]上の軽さから、[[《ギガジャドウ》]]や[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]のように複数体選べる形で搭載されている場合もそこそこある。相手の[[クリーチャー]]の数だけ打てればもはや[[全体除去]]であり、選択権がない[[デメリット]]も意味をなさない。

[[《ギガジャドウ》]]や[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]のように複数体選べる能力もある。相手の[[クリーチャー]]の数だけ打てればもはや[[全体除去]]であり、選択権がない[[デメリット]]も意味をなさない。

[[除去]]対象に条件がある選ばせ除去の場合、その条件内に狙った[[クリーチャー]]が入ってくれれば、相手の選択肢が狭まるため、条件がつくことが逆に良い方に働く。
特に[[《チェイサー・ハンド》]]など[[タップ]]・[[アンタップ]]を条件とする場合、実質的に[[カード]]の種類を問わないため、かなり好都合。

相手が[[アンタッチャブル]]以外も展開している場合、単純な単発だとそちらを犠牲に生き延びられてしまう可能性が高いので、連発や条件絞りで倒しに行けると良い。
[[アンタッチャブル]]しかいない場合でも、通常の除去は全く効かないため、こちらの方式による除去が強みを発揮する。
[[ジャストダイバー]]登場してからはその価値が格段に上がる。

-[[カード指定除去]]による選ばせ除去の場合、相手が[[封印]]を外すのを助けてしまうこともある。

-[[バトルゾーン]]以外においてこの形で[[カード]]を選ぶ[[能力]]も存在する。[[ハンデス]]でこのタイプのものは[[セルフハンデス]]と呼ばれる。

**参考 [#le13b7e3]
-[[用語集]]
-[[選ぶ]]
-[[除去]]
-[[相手依存]]
-[[セルフハンデス]]
-[[《死の宣告》]]


&tag(用語集,除去,選ばせ除去,相手依存);