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- 闇 へ行く。
#author("2024-02-21T01:15:41+09:00","","")
#author("2024-06-14T12:48:39+09:00","","")
*&ruby(やみ){闇}; [#j686078e]
[[特性]]である[[文明]]の1つ。[[背景ストーリー]]における[[闇文明]]についてはそちらを参照。
黒または紫色と、顔のようなマークがシンボル。MTGに合わせて「黒」と呼ばれることもある。
[[クリーチャー]][[破壊]]や[[パワー低下]]、[[ハンデス]]などが特徴。
[[墓地回収]]や[[墓地進化]]、[[リアニメイト]]など、[[墓地]]を利用することも得意である。通常の[[プレイ]]とは別に、[[墓地肥やし]]によってあえて[[カード]]を[[墓地]]に送ってから利用するというものも多い。
自分の[[クリーチャー]]や[[手札]]、[[シールド]]などを犠牲にする[[スーサイド]][[能力]]やお互いに不利益をもたらす[[カード]]など、ハイリスク・ハイリターンなデザインの[[カード]]が多いのも特徴の一つである。
[[呪文]]が強い[[文明]]でもある。(上記の設定を考えると当然だろう)
反面、[[クリーチャー]]の[[パワー]]は総じて低めだが、何らかの[[デメリット]]と引き換えに高い[[パワー]]を得ているものも多い。
一方で[[サーチ]][[能力]]を持つ[[カード]]が非常に少なく(良くて[[《黒神龍ドボルザーク》]]、[[《ゴッド・ガット》]]等の[[ゴッド]]関連くらい)、必要な[[カード]]を持ってくるときは他の[[文明]]に頼らざるを得ないという弱点がある。[[闇]]だけで[[クリーチャー]]を持ってくるときも、[[墓地]]を介さなければいけないことが多いため、他の[[文明]]と比べるとどうしてもワンテンポ遅れてしまう。
[[ブロッカー]]は存在するが、クリーチャーとして脆いという設定が重視されていた黎明期は[[《さまよう者ブレイン・イーター》]]のような酷いスペックのクリーチャーが悪目立ちした。一応、[[《ブラッディ・イヤリング》]]や[[《封魔メールワスプ》]]など強力なものも存在した。
年々上記の設定は過去のものとなっていき、[[ゴッド・オブ・アビス]]に入ってからは[[《アビスベル=ジャシン帝》]][[《悪灯 トーチ=トートロット》]][[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]][[《謀遠 テレスコ=テレス》]][[《邪幽 ジャガイスト》]]など、高パフォーマンスな闇ブロッカーが大量に登場している。
-[[山札]]から[[カード]]を[[墓地]]へ送る[[能力]]もこの[[色]]の特徴だったが、そういった[[カード]]は多くが[[プレミアム殿堂]]に入ってしまっている。(→[[ライブラリアウト]])現環境で使用できるものとしては[[《ギガザンダ》]]の[[アクセル]][[能力]]や[[《ブラッディ・クロス》]]、[[《伊達人形ナスロスチャ》]]などがあげられる。
-全体[[火力]]や[[ブロッカー破壊]]など、[[火]][[文明]]の[[能力]]を単体で持っているものが少ないながら存在する。コストパフォーマンスは火文明とほぼ同等である。なお、[[シールド焼却]]はどちらも同じくらい所有している。
-[[火力]]に相当するものとして[[パワー低下]]がある。[[除去]]としてみると[[汎用性]]が大きいためか、同[[コスト]]で比較すると[[火力]]の範囲と[[パワー低下]]の範囲は後者のほうが数値は小さい事が多い。
-[[クリーチャー]][[破壊]]が得意な一方、[[カード指定除去]]には乏しい。[[《時空の封殺ディアス Z》]]・[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]・[[《オールデリート》]]・[[《針柩医 ゼントヨウ》]]の4枚しか存在しない。《ディアス》と《ガルーダ》と《ゼントヨウ》は相手依存の側面が強く、《オールデリート》は専用デッキでしか使えない。《ガルーダ》に至ってはあまりにも実用性がない。[[カード]]を直接[[墓地送り]]にする[[除去]]はむしろ[[火]][[文明]]のほうが長けている。
--当然[[火]]なので[[墓地送り]]対象にはコスト制限が掛けられている。これはすなわち、[[《デーモン・ハンド》]]のように無制限で[[カード]]を[[墓地送り]]にする[[除去]]はほぼ存在しないことを意味する。
-クリーチャーのみを攻撃できる[[ブロッカー]]は[[光]]で多く見られる特徴だが、[[闇]]単色でクリーチャーのみを攻撃できるクリーチャーが3種だけ存在する([[《貪欲の影グレイ・バルーン》]]、[[《封魔ロノヴェル》]]、[[《シルバー・ヴォルグ》]])。また、[[《零星シェダス》]]を付けたクリーチャーは「ブロッカー」能力とクリーチャーのみを攻撃できる効果を得る。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[《貪欲の影グレイ・バルーン》]]と[[《封魔ロノヴェル》]]がクリーチャーにも攻撃できないよう変更された。闇のブロッカーでクリーチャーを攻撃できたのはテキストの確認漏れだったのかもしれない。[[《シルバー・ヴォルグ》]]には変更がなくクリーチャーの[[殴り返し]]が可能。
-[[破壊]]や[[ハンデス]]等、[[速攻]]のような極端な構成のデッキでない限りはどのデッキでも有効に働く効果を持つカードが多い。それ故に他文明との親和性は5つの文明の中でも随一。
-[[デュエル・マスターズ]]誕生当初から、主力種族を一つないし少数に絞って展開してきた他の文明に比べて、闇は[[ゴースト]]、パラサイトワーム、[[キマイラ]]、[[ヘドリアン]]、[[デスパペット]]他、統一せずにクリーチャーや進化クリーチャーが増えてきたと言える。単体[[種族デッキ]]としては[[不死鳥編]]での2[[文明]]種族である[[グランド・デビル]]以外、大きく[[メタゲーム]]上にあがった歴史がない。
-[[デュエル・マスターズ]]誕生当初から、主力種族を一つないし少数に絞って展開してきた他の文明に比べて、闇は[[ゴースト]]、パラサイトワーム、[[キマイラ]]、[[ヘドリアン]]、[[デスパペット]]他、統一せずにクリーチャーや進化クリーチャーが増えてきたと言える。単体[[種族デッキ]]としては[[不死鳥編]]での2[[文明]]種族である[[グランド・デビル]]と[[ゴッド・オブ・アビス]]の主役である[[アビスロイヤル]]以外、大きく[[メタゲーム]]上にあがった歴史がない。
//-黎明期から[[除去]]、[[ハンデス]]などの基本的な性能の呪文には恵まれており、当時としては水に次ぐ呪文王国であった。
-[[プレミアム殿堂]][[カード]]が2番手の[[水]]と1枚差で最も多い。これは[[山札]]破壊[[呪文]]が3枚入っているのが大きい。
-[[超次元]][[呪文]]は他の[[文明]]よりも[[重い]]傾向がある。他の[[文明]]の[[軽い]][[サイキック・クリーチャー]]を大量に出すか、重くパワフルな[[サイキック・クリーチャー]]を出すかのどちらかが主な戦略となる。
-[[エピソード2]]では[[ヒューマノイド]]、[[エンジェル・コマンド]]、[[ガーディアン]]と他文明の3つもの[[種族]]が闇[[文明]]としてフィーチャーされた。
-基本的に闇に関しては、極端でない限りはデメリットを持っていたほうが有利になるという特徴があり、そのため他の文明と比べるとかなり異質な動きを求められる。初心者にはそのアドバンテージの取り方が難しいかもしれない。
-[[コスト踏み倒しメタ]]は4コストのものが充実しているが、2コストのものは[[《マタドール・マルクーゼ》]]のような[[耐性]]面で[[カードパワー]]が控えめのものしかない。コスト踏み倒しに反応して[[除去]]する先の[[ゾーン]]が[[墓地]]([[破壊]])であり、元々[[墓地回収]]や[[除去]]などで粘り強く戦える都合上耐性のある2コストのカードが登場しては困るという開発側の判断はあろうが、これは色の役割と割り切るしかなかろう。
-[[デュエル・マスターズ]]のゲームにおいて、[[赤単]]や[[青単]]などの[[単色]]をコンセプトにした[[デッキ]]ならまだしも、[[多色]]の[[デッキ]]において、[[闇]]が入らないということは基本的に相手の戦術の妨害がほとんどできないことを意味する。[[環境]]等にも左右されるが、自分の[[デッキ]]における戦術で相手を圧倒するような状況が難しければ、[[タッチ]]だとしても[[闇]]の[[除去]]や[[ハンデス]]などを加え、積極的に[[アドバンテージ]]を取りに行くことを考慮するべきだと言えるだろう。他の[[文明]]と比較すると[[グッドスタッフ]]色の強いカードの割合も高い。
**主な役割 [#bee62a56]
|[[スレイヤー]]|[[《嘆きの影ベルベットフロー》]]、[[《魔龍レットイッド》]]など|
|[[ハンデス]]|[[《ゴースト・タッチ》]]、[[《解体人形ジェニー》]]など|
|[[クリーチャー]]の[[破壊]]|[[《デーモン・ハンド》]]など|
|[[墓地肥やし]]|[[《ボーンおどり・チャージャー》]]、[[《オタカラ・アッタカラ》]]など|
|[[リアニメイト]]|[[《インフェルノ・ゲート》]]、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]など|
|[[シールド回収]]|[[《福腹人形コダマンマ》]]など|
|[[墓地回収]]|[[《ダーク・リバース》]]など|
|[[ブロッカー]]|[[《ブラッディ・シンバル》]]、[[《白骨の守護者ホネンビー》]]など|
|[[パワー低下]]|[[《ファントム・バイツ》]]、[[《罪無 スピンナ極》]]など|
**闇の種族 [#tca98b93]
-[[アビスロイヤル]]
-[[鬼札王国]]
-[[ガーゴイル]]
-[[キマイラ]]
-[[グランド・デビル]]
-[[月光王国]]
-[[ゴースト]]
-[[ジャイアント・ドラゴン]]
-[[ダーク・ナイトメア]]
-[[ダーク・モンスター]]
-[[ダークロード]]
-[[チーム零]]
-[[ディープ・マリーン]]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[デスパペット]]
-[[デビルマスク]]
-[[デモニオ]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[ハンター]]
-[[パラサイトワーム]]
-[[パンドラボックス]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[不死樹王国]]
-[[ブラック・コマンド・ドラゴン]]
-[[ブレイブ・スピリット]]
-[[ブレインジャッカー]]
-[[ヘドリアン]]
-[[魔導具]]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[ムーゲッツ]]
-[[リビング・デッド]]
**参考 [#a2a3adcb]
-[[文明]]
-[[闇文明]]
-[[デッキカラー]]
-[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]]
&tag(用語集,文明,闇文明);