- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 1枚積み へ行く。
#author("2025-10-16T21:32:24+09:00","","")
#author("2025-10-16T22:14:04+09:00","","")
*1枚積み [#top]
**概要 [#c91215c0]
[[デッキ]]内に特定のカードを1枚だけ採用すること。
プレイヤー間での呼称は多く、1枚積みの他には「1枚挿し」「ピン積み」「ピン挿し」「ピン投(=投入)」などの呼称が使われることもある。
1枚積みした[[カード]]は[[ゲーム]]中に引く確率が最も低い。基本の流れとしては他の有用な[[カード]]([[《フェアリー・ライフ》]]のような潤滑油となるカードなど)を引きたいが、そうでない場合の保険として投入しておきたい、というカードに対して用いられることが多い。(→[[銀の弾丸]])
1枚積みした[[カード]]は[[ゲーム]]中に引く確率が最も低い。基本の流れとしては他の有用なカード([[《フェアリー・ライフ》]]のような潤滑油となるカードなど)を引きたいが、そうでない場合の保険として投入しておきたい、というカードに対して用いられることが多い。(→[[銀の弾丸]])
初心者が陥りがちなのは、意味もない1枚積みである。特に[[コンボデッキ]]の[[キーカード]]は[[4枚積み]]しても引けないことがままあるため、対応力を[[プレイング]]で発揮することが難しい初心者の場合、[[サーチ]]手段があったとしてもなるべく1枚積みは避けたい。
初心者が陥りがちなのは、意味もない1枚積みである。[[手札事故]]や相手の[[速攻]]を[[プレイング]]で乗り越えることが難しい初心者の場合、[[サーチ]]手段があったとしてもなるべく1枚積みは避けたい。
**1枚積みの効果 [#qaecec53]
1枚積みのカードが多いデッキの場合、その択の多さから相手に次に何をプレイするか読まれづらい。相手が事前にデッキタイプを知っていなければ猶更である。
最初から相手のプレイング勘狂わせを目的に1枚積みを増やしたデッキも存在している。現在では類似スペックのカードが[[カードプール]]に大量に存在するため、多少1枚積みを増やしたぐらいではデッキパワーが落ちにくい。
最初から相手のプレイング勘狂わせを目的に1枚積みを増やしたデッキも存在している。[[カードプール]]の増加に伴い類似スペックのカードが大量に登場しているため、多少1枚積みを増やしたくらいではデッキパワーが落ちにくい。
同じ性能でも、異なる名前のカード同士を分散して投入することで、[[《天使と悪魔の墳墓》]]に強くなる(→[[墳墓避け]])。ただし、相手が同じカードを使っていた場合は巻き込まれることもある。
[[ゼニス]]や[[ドルスザク]]のように同じ[[コスト踏み倒し]]システムで使える[[フィニッシャー]]が複数存在する場合、同じ[[カード]]で固めるよりも、なるべく異なる種類のものを投入させた方が、状況に応じた対応や[[墳墓避け]]などに有用。
[[ゼニス]]や[[ドルスザク]]のように同じ[[コスト踏み倒し]]システムで使える[[フィニッシャー]]が複数存在する場合、同じカードで固めるよりも、なるべく異なる種類のものを投入させた方が、状況に応じた対応や[[墳墓避け]]などに有用。
**1枚積みを活かした構築 [#u552a3ce]
-[[【ボルメテウスコントロール】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]など、個々の[[グッドスタッフ]]性による幅広い対応力を重視したデッキは1枚積みを行うカードが多くなる傾向にある。
-[[【ボルメテウスコントロール】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]など、個々の[[グッドスタッフ]]による幅広い対応力を重視したデッキは1枚積みが多くなる傾向にある。
-[[シールド]]に[[埋まって>埋まる]]さえいなければ、1枚積みの[[カード]]でも[[サーチ]]を用いることである程度安定して取り回すことができる。
また、[[【墓地ソース】]]や[[【ブレスラチェイン】]]など、山札を大量に掘削するデッキでは1枚積みでも[[サーチ]]に頼らず掘り当てやすいため、[[銀の弾丸]]として1枚積みのカードが搭載されやすい。
また、[[【墓地ソース】]]や[[【ブレスラチェイン】]]など、山札を大量に掘削するデッキでは1枚積みでも[[サーチ]]に頼らず掘り当てやすいため、[[銀の弾丸]]が搭載されやすい。
-[[【5色ドギラゴン閃】]]など[[殿堂入り]]の[[パワーカード]]を多く採ることを1つの要因として1枚積みが多くなるデッキも存在する。
-[[マナカーブ]]のことを考えると[[フィニッシャー]]に向いていそうに見えるが、1枚積みした[[カード]]は[[シールド]]に[[埋まる]]可能性があるため、基本的な[[フィニッシャー]]は2〜3枚投入した方が良い。
もし[[フィニッシャー]]を1枚積みするなら、基本的な[[フィニッシャー]]を投入した上で、それよりさらに[[コスト]]が高い、ハイリスク・ハイリターンなものを選ぶことになるだろう。
-[[マナカーブ]]を考えると[[フィニッシャー]]に向いていそうに見えるが、1枚積みしたカードは[[シールド]]に[[埋まる]]可能性がそうでないカードより高いため、基本的なフィニッシャーは2枚以上投入した方が良い。
もしフィニッシャーを1枚積みするなら、基本的なフィニッシャーを投入した上で、それよりさらに[[コスト]]が高い、ハイリスク・ハイリターンなものを選ぶことになるだろう。
**その他 [#ja528776]
//-マナコストを生み出せない[[5色レインボー]]もなるべく多くは積みたくないため、1枚積みにした方が良いことが多い。
//-単純に、[[カード資産]]不足で本当は複数枚入れたいカードを確保できず仕方なく1枚積みしているということもある。
-すべてのカードを1枚積みにしたデッキは「[[ハイランダー]]」と呼ばれる。
-以下のものについてはわざわざ「1枚積み」などの表現をされることは少ない。
--[[殿堂入り]]の影響を受けたカードや[[《黒ひげ危機一発》]]。1枚しか採用できなくて当然であるため。
--[[殿堂カード]]や[[《黒ひげ危機一発》]]。1枚しか採用できなくて当然であるため。
--[[超次元ゾーン]]や[[超GRゾーン]]のカード。カードを採用できる[[スペース]]が[[メインデッキ]]と比べてかなり少ないという性質上、1枚しか同じカードを入れないことも珍しくはない。
--上記の[[ハイランダー]]構成のデッキのカード。デッキ内のすべてのカードが1枚積みであることが前提であるため。
---[[デュエパーティー]]の[[デッキ]]も当然こちらにあたる。
---[[デュエパーティー]]のデッキも当然こちらにあたる。
-[[構築済みデッキ]]や[[デッキビルダー]]などの商品では看板となる大型カードが1枚しか収録されていないことが多く、複数枚集めることに苦労するパターンも珍しくはない。
-初期のアニメ・マンガなどでは強力なカードをまとまった数投入する表現が根付いていなかったため、フィニッシャーを1枚積みにする描写もあった。
-初期のアニメ・漫画などでは強力なカードをまとまった数投入する表現が根付いていなかったため、フィニッシャーを1枚積みにする描写もあった。
主人公がここぞという場面で1枚積みのカードを[[ドロー]]する、という見せ場を作りやすかったことも関係しているだろう。(→[[今引き]])
**参考 [#s80f2425]
-[[用語集]]
-[[デッキ]]
-[[銀の弾丸]]
-[[ハイランダー]]
-[[4枚積み]]
-[[墳墓避け]]
-[[おしゃれ枠]]
&tag(用語集,積み,1枚積み);