#author("2024-08-13T09:53:33+09:00","","")
#author("2024-11-19T15:23:02+09:00","","")
*&ruby(デンジャラ){D};スイッチ [#p926b8cb]

D(デンジャラ)スイッチとは、[[D2フィールド]]が持つ[[キーワード能力]]。
「○○の[[タイミング]]で、このD2フィールドをゲーム中で一度[[上下逆さま]]にしてもよい。そうしたら、○○する」という[[誘発型能力]]。

この[[能力]]は通常の[[能力]]テキストとは別に、テキスト欄の右側に置かれる専用の枠の中に表記される。

|Dの禁断 ドキンダムエリア VR 闇文明 (5)|
|D2フィールド|
|自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにそのクリーチャーに封印を付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)&br;(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)|
|Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分の封印を6枚まで墓地に置いてもよい。|

[[D2フィールド]]が持つ能力の多くが[[常在型能力]]や繰り返し使えるトリガー能力なのに対し、[[Dスイッチ]]は逆さまにする性質上一回しか使えない。

また、[[Dスイッチ]]能力の[[効果]]は、併せ持つ能力のデメリットを帳消しにしたり、メリットを更に促進するなど、少なからず[[シナジー]]が存在する。

状況に応じてカードを[[上下逆さま]]にし、Dスイッチの効果を最大限発揮することがキーとなる。

-Dスイッチは上下逆さまにするまでが[[使用宣言]]である。よって、例えば[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の場合は[[手札]]から[[効果]]で唱える[[水]]の[[呪文]]を公開する前に[[ニンジャ・ストライク]]の宣言も同時に行うことが可能。

-「ゲーム中で一度」という回数制限は、「同一オブジェクトがバトルゾーンに存在する限り1回まで」という意味である。名称が異なる[[D2フィールド]]で上書きした場合に限らず、同名の[[D2フィールド]]を再展開した場合でも、そのDスイッチは問題なく使用できる。

-[[カード]]の向きを変えるという点で[[タップ]]([[タップ能力]])とよく似ている。そちらは[[ターン]]の始めに直るため、一度使ったら戻らないこちらと区別する必要があったのだろう。

-[[フレーバーテキスト]]では「デンジャラスイッチ」の表記で言及され、[[能力]]を使用する事は「オンする」と呼ばれている。[[背景ストーリー]]中にも存在する概念である事がわかる。&br;ただし、[[D2フィールドとは別で勘定されている>《雪精 キタサ・カンバY》]]どころか、[[マスター・イニシャルズが持つ力のように書かれている>《禁断C ステーロ》]]。また、[[途方も無い天変地異を起こせる>《オーバーキル・グレイブヤード》]]そうだが、具体的にいかなる天変地異によって[[革命軍]]を苦しめたかの描写は皆無である。

-同時期に登場した[[ファイナル革命]]とは「一度切りしか使えない」制約であること、強力な効果を発揮する点で共通している。
[[背景ストーリー]]においても、Dスイッチが「世界を塗り替える力」、ファイナル革命が「世界を破壊しうる強力すぎる力」と紹介されており、どちらも世界に影響を及ぼす危険な力として表現されていることがうかがえる。

**参考 [#z9e03a51]
-[[D2フィールド]]
-[[タップ能力]]
-[[上下逆さま]]

-[[でんぢゃらスイッチ]]
-[[幸せスイッチ]]
-[[無月の門99]]
-[[《ワールド・ストップ》]]

&tag(用語集,能力,能力語,上下逆さま,Dスイッチ);
&tag(用語集,能力,キーワード能力,上下逆さま,Dスイッチ);