#author("2025-09-12T03:46:37+09:00","","")
#author("2025-09-12T03:47:03+09:00","","")
*&ruby(デデデ){D};・&ruby(デンジャラ){D};・&ruby(ダッシュ){D}; [#top]

|D・D・D [文明(X)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[文明(x)]支払って自分の手札から実行してもよい)|

[[DM25-RP3]]で登場した[[キーワード能力]]。
D・D・Dと書いて「'''デデデ・デンジャラ・ダッシュ'''(''D''edede ''D''angerous ''D''ash)」と読む。

|轟く邪道 レッドゾーン DMR 火文明 (6)|
|G-NEOドリーム・クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 12000|
|''D・D・D''[火(4)]|
|''G-NEO進化'':闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、アンタップする。|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。|
|自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。|

自分の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]時に、指定された[[代替コスト]]を支払うことで手札から[[実行]]できる[[キーワード能力]]。

[[侵略]]能力や[[アタック・チャンス]]のようにクリーチャーの攻撃時に使用できる能力だが、コストを支払う必要のないそれらとは異なり、コストを支払わなければ使用できないという違いがある。

一般的にはコストは少なくなるものの、[[代替コスト]]を用意する能力であって[[コスト軽減]]ではない。

類似能力に[[キリフダッシュ]]がある。能力の内容は同じだが発動タイミングや条件が異なる。
運用上の注意などは、そちらのページも参照。

[[《モモモスモモモ・ダッシュ》]]で既知の裁定だが、D・D・Dが要求するマナが足りていない状態でも[[使用宣言]]は阻害されない。
例えば、自分のマナゾーンにカードが4枚あり、すべてタップしているとする。ここで支払える残りマナは0だが、あらゆるD・D・Dは宣言だけはできる。
[[《轟速 ジャ・レッド》]]の攻撃時に[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]を宣言して、先にマナゾーンのカードを4枚アンタップし、マナ回復したそれでD・D・D[火(4)]を支払ってもよい。

発動するゾーンは「手札」と指定がある。なので[[《貴布人 テブルカッケ=エディ》]]のような一般[[墓地召喚]]許可能力、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]のような一般[[マナ召喚]]許可などでは[[代替コスト]]で召喚することはできず、[[パートナー]]指定にも向かない。

//《危険深淵 デンジャラス=ジャック》は『このクリーチャーの「D・D・D」を墓地から使ってもよい。』によって手札と墓地の2ゾーンからD・D・Dを使える。

-《レッドゾーン》から公開された能力だが、その固定観念に反して[[コマンド]]であることは全く要求されない。[[侵略]]は[[《異端流し オニカマス》]]などに弱い弱点があったが、D・D・Dはその固定観念からも外れ《オニカマス》は無効。
--この能力を持つクリーチャーがD・D・Dを使って出した場合は、クリーチャーを[[召喚]]したとして扱われるため、召喚以外を対象とする[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛からない。
--[[名目コスト]]より小さいコストになるので、早出し時は[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《キャディ・ビートル》]]などの餌食になることはある。

-[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]や[[《轟速 ジャ・ターボ3》]]を見る限り、現在攻撃中のクリーチャーを進化元にさせるよう導線を引いているが、実際には通常[[NEOクリーチャー]]として出したり、攻撃済みや攻撃待ちの別のクリーチャーを進化元にしたりもできる。むやみにブレイク数を増やしたくはないが、[[cip]]は有効活用したいという場合にはあえて攻撃中以外のクリーチャーで進化させてるのもテクニックの一つである。

-「[[「侵略」と「キリフダッシュ」のいいとこ取り!>https://www.youtube.com/live/_atH-rfF2kk?si=6w5KRz_Khw1tFePr&t=3180]]」と宣伝された。
--[[侵略]]と比較すると、コストを支払うようになったため、[[cip]]や[[封印]]外しを目的とする連続疑似侵略が難しくなった反面、攻撃中のクリーチャーに重ねる以外のプレイングが可能になった他、疑似侵略条件がなくなったため、特に【バイク】のプレイシーンで頻発していた「侵略元が引けない」問題が解消されている。また、上記の通り一部の[[コスト踏み倒しメタ]]が無効となった。
--[[キリフダッシュ]]と比較すると、[[オールタップ]]や除去札を踏んでしまうなど、出した後の不確定要素が増えた半面、[[ニンジャ・ストライク]]等で飛んでくる[[ブロッカー]]に阻まれたり、S・トリガー呪文の[[ハンデス]]で出そうとしていたキリフダッシュをハンデスされるなど、出す時の不確定要素は減っている。出せないと温存していたマナが無駄となってしまうので、出せることが確実になることはアッパーの向きが大きいと思われる。

-現状の[[命名ルール]]は、[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]関連の呪文だと「《危識:〜》」、[[《ARC REALITY COMPLEX》]]関連の呪文では「《(3文字の英単語)(英単語)(英単語) 》」。後者に関しては《COMPLEX》と同じく再帰的頭字語((並べられた英単語の頭文字を取ると最初の英単語になるという表現方の事。 デュエマの中では[[Bad Action Dynamite>B・A・D]]も該当する。))が用いられている。クリーチャーに関しては未だ不明。

**D・D・Dに関連した能力を持つカード [#k9cb8134]
-[[《心転地と透幻郷の決断》]]
-[[《弐闘路と轟点火の決断》]]

**名前について [#name]
-アルファベット3文字の能力名で最初の3音が同じ音の繰り返しなのは[[G・G・G]](ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー)を彷彿させる。また、手札から[[代替コスト]]で実行できる「ダッシュ」という点は[[キリフダッシュ]]を思わせる。
英語の音写として一般的な「デンジャラス」ではなく「デンジャラ」で切っていることから、[[Dスイッチ]]も意識されている可能性が高い。
[[G・G・G]]と[[キリフダッシュ]]は[[火]]の能力、[[Dスイッチ]]は[[禁断]]勢力の能力ということで、それぞれ[[《轟く邪道 レッドゾーン》]]との関連性を見出すことができる。
--元ネタとの関係として[[キリフダッシュ]]とは[[マナ]]の支払いが競合するとはいえ一部サポートを流用できるが、[[実行]]したい[[カード]]を[[手札]]に抱える必要があるため[[G・G・G]]とは相性が悪い。

-紹介されたデュエチューブの生放送で[[カティノ>カティノカード]]氏が「デデデデンジャラダッシュ」と呼んでいた。(([[参考>https://youtu.be/_atH-rfF2kk?t=5018]]))
--日本向けのビデオレターなのでそのように呼んだのか、開発チームのいる英語圏でも「デデデデンジャラダッシュ」と呼んでいるのかは不明だが、カティノ氏のビデオレターでは往々にして開発側の呼称を用いることが多いため、実際に「デデデデンジャラダッシュ)」と呼んでいる可能性が高い。

**参考 [#reference]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[代替コスト]]

-[[B・A・D]]
-[[G・G・G]]
-[[侵略]]
-[[キリフダッシュ]]
-[[Dスイッチ]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,D・D・D,アタックトリガー付与,代替コスト,コンバット・トリック,手札誘発);