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*DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」 [#w108a6a9]
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[[スーパーデッキ・クロス]]シリーズの[[構築済みデッキ]]のひとつ。
原作の敵キャラクター・[[ザキラ]]と、その配下・[[Y (イエスマン)]]の戦略が合わさった[[デッキ]]という設定。2008年7月19日発売。価格は2200円(税抜)。現在は[[絶版]]。
[[《エマージェンシー・タイフーン》]]や[[《幻槍のジルコン》]]で[[《黒神龍グールジェネレイド》]]などの[[クリーチャー]]を[[墓地]]に送り、[[リアニメイト]]で[[バトルゾーン]]に出すのが[[コンセプト]]。
新規[[カード]]は[[《インフェルノ・サイン》]]と[[《幻槍のジルコン》]]の2種類。
また、このセットの発売以前[[絶版]]だった[[《黒神龍ジャグラヴィーン》]]、[[《マリブ・ダンサー》]]、[[《ストリーミング・シェイパー》]]が[[再録]]された。
何と言っても4枚積みの[[《黒神龍グールジェネレイド》]]が目を引く商品。[[スーパーレア]]なので集めるのに苦労する場合も多かったのだが、それがまとめて手に入るのは有り難い。これをもとに[[【グールジェネレイド】]]や[[【ドラゴン・ゾンビ】]]を組んでみるのもいいだろう。
[[リアニメイト]]に目が行きがちだが、地味にブロッカーも多く、質の良い手札補充と相まってスムーズに戦える。
-[[火]]の[[カード]]はたった3枚という、かつてない構成。[[《竜極神メツ》]]と[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]は[[リアニメイト]]できるが、この構成で[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を[[召喚]]するのはかなり難しい。おそらく[[ザキラ]]の象徴的な[[切り札]]の1つということで収録されたのだろう。&br;ちなみに、このデッキの発売後にその亜種である[[ザキラ]]の新たな切り札[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]が入っている拡張パックが登場することになっていたことから、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の収録はそれを先行登場させるわけにも行かなかった苦肉の策とも考えられる。
-全カードの[[イラスト]]は[[Toshiaki Takayama]]氏が担当。
-このセットの[[ゲキ&メツ]]は[[DM-24]]のものとイラストが繋がらないが、DM-24のものと[[G・リンク]]はできる。
-[[《転生プログラム》]]が2枚積みだが、相性の良い[[《パルピィ・ゴービー》]]でなく[[《マリブ・ダンサー》]]が収録されている。
-[[《インフェルノ・サイン》]]と[[《魔龍バベルギヌス》]]が[[殿堂入り]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]と[[《転生プログラム》]]が[[プレミアム殿堂]]となり、このデッキのままでは戦えなくなっている。これを克服するための改造法は後述する。
**収録カード [#n92289bb]
|■収録カード|枚数|h
|~■闇文明|~(19)|
|[[《インフェルノ・サイン》]]|2|
|[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|4|
|[[《竜極神ゲキ》]]|1|
|[[《魔龍バベルギヌス》]]|2|
|[[《黒神龍ジャグラヴィーン》]]|4|
|[[《デーモン・ハンド》]]|3|
|[[《インフェルノ・ゲート》]]|1|
|[[《デス・スモーク》]]|2|
|~■水文明|~(12)|
|[[《転生プログラム》]]|2|
|[[《ストリーミング・シェイパー》]]|1|
|[[《アクア・サーファー》]]|2|
|[[《マリブ・ダンサー》]]|3|
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|4|
|~■火文明|~(2)|
|[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]|1|
|[[《竜極神メツ》]]|1|
|~■水/闇文明|~(6)|
|[[《幻槍のジルコン》]]|4|
|[[《神滅海王グラン・ベルゼ》]]|2|
|~■水/火文明|~(1)|
|[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]|1|
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[[【除去コントロール】]]と[[【グールジェネレイド】]]を折衷したような[[デッキ]]。[[除去]]が豊富で[[リアニメイト]]が得意なため、長期戦に非常に強い。そのまま[[【グールジェネレイド】]]や[[【ドラゴン・ゾンビ】]]の基盤に出来る。
素では[[ゲキ&メツ]]や[[《黒神龍ジャグラヴィーン》]]など、やや浮いてしまっている[[カード]]がデッキスロットを圧迫している。しかし、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]を始めとした[[パワーカード]]を多く内包し、[[リアニメイト]]による爆発力もあるため、改造すると一気に強力になるデッキである。
戦い方としては[[《エマージェンシー・タイフーン》]]や[[《幻槍のジルコン》]]で[[《黒神龍グールジェネレイド》]]や[[フィニッシャー]]を[[墓地]]に落とし、[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《インフェルノ・ゲート》]]で[[リアニメイト]]する。
[[《魔龍バベルギヌス》]]は[[自壊]]することで、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の蘇生を誘発しながら大型[[フィニッシャー]]を[[リアニメイト]]出来るため、大量の打点を一度に形成できる明確な勝ち手段となる。
[[墓地肥やし]]の中である程度[[手札]]の[[コントロール]]が出来、軽量[[除去]]の[[《デス・スモーク》]]や、[[《マリブ・ダンサー》]]・[[《幻槍のジルコン》]]など[[ブロッカー]]もいるため序盤の立ち回りはそう難しくない。
ただ[[《黒神龍グールジェネレイド》]]や[[フィニッシャー]]が[[手札]]にたまりこむと一気に動きにくくなるので、時にはそれらを[[マナ]]に置くことも考えたい。
改造案としては、中途半端な枚数の火文明の扱いもそうだが、まずは[[《インフェルノ・サイン》]]の増量をすべき。[[リアニメイト]]の中核であり[[S・トリガー]]でもあるため、増やすだけでもデッキを大きく強化する。
他には[[手札]]事故を防ぐために[[《エナジー・ライト》]]などの軽量[[ドロー]]、横展開と[[速攻]]対策の[[《地獄スクラッパー》]]、汎用[[ハンデス]]の[[《解体人形ジェニー》]]などが[[コントロール]]用[[カード]]の候補となる。
[[《龍神ヘヴィ》]]を導入すると、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の展開を容易なものにしてくれる。
また[[リアニメイト]]の候補を差し替えることで、この[[デッキ]]の性質が大きく変わってくる。
候補として真っ先に挙がってくるのは[[《邪眼皇ロマノフI世》]]だろう。[[《インフェルノ・サイン》]]の再利用ができ、[[cip]]で[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を[[墓地]]に落とすことが出来る。
[[《龍神ヘヴィ》]]を入れた場合、相方である[[《龍神メタル》]]を入れることで[[G・リンク]]を狙うことが出来る。単体での汎用性も高く、[[速攻]]を積ませることが出来るのは大きい。
[[《マイキーのペンチ》]]は[[《魔龍バベルギヌス》]]で[[リアニメイト]]することで、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を[[スピードアタッカー]]にしワンショットを狙うことが可能となる。
7[[コスト]]以下の非[[進化]][[クリーチャー]]なら何でも[[リアニメイト]]出来るため、いろいろなギミックや戦術が考えられる。
-[[《インフェルノ・サイン》]]と[[《魔龍バベルギヌス》]]が[[殿堂入り]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]と[[《転生プログラム》]]が[[プレミアム殿堂]]となり、このデッキのままでは戦えなくなっている。いずれも[[コスト踏み倒し]][[カード]]であり、これらを抜いてしまうとデッキとしてのコンセプトが崩壊してしまう。
現行の[[殿堂レギュレーション]]の中であえて使用するならば、後に登場した[[リアニメイト]][[呪文]]である[[《煉獄と魔弾の印》]]や[[《法と契約の秤》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]、[[《傀儡が来る!》>《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]などを投入して補強するべきだろう。
**参考 [#r9171873]
-[[スーパーデッキ・クロス]]
-[[DMC-43 「ネバーエンディング・ヒーロー」>DMC-43]]
-[[エキスパンション]]
-[[構築済みデッキ]]
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