#author("2024-10-26T10:56:59+09:00","","")
*&(シールド){S};・トリガー [#gddd87ce]
#author("2024-10-26T11:38:26+09:00","","")
*&ruby(シールド){S};・トリガー [#gddd87ce]

|''S・トリガー''(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)|
[[DM-01]]から存在する[[キーワード能力]]。
マークは黒く塗りつぶされたダイヤの中に雷のマーク(⚡️)が入っているという構成。

この[[能力]]を持つ[[シールドカード]]は、[[手札]]に加える直前に公開することで[[コスト]]を支払わずに[[プレイ]]することができる。
最初は[[呪文]]のみだったが、[[DM-04]]でいわゆる[[S・トリガー獣]]と呼ばれるこの能力をもった[[クリーチャー]]も登場した。

|デーモン・ハンド R 闇文明 (6)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|相手のクリーチャーを1体破壊する。|

|アクア・サーファー UC(R) 水文明 (6)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 2000|
|''S・トリガー''|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。|

相手の[[クリーチャー]]による[[ブレイク]]などで[[シールド]]が[[手札]]に加わる際、それがS・トリガーを持つ[[カード]]ならば、[[マナコスト]]を払わずに使用できる。

[[シールド]]にS・トリガーが埋まっているかは運次第だが、[[コスト踏み倒し]]の例にもれず強力な[[能力]]である。
相手ターン中でもノーコストでカードを使用できる可能性があるため、逆転のきっかけを作りやすい。特に[[速攻]]、[[ビートダウン]]の対策に有効である。

[[ブレイク]]に限らず、[[シールドカード]]を手札に加える[[効果]]ならば使用が可能。
ただし、[[《エメラル》]]のように[[テキスト]]に『''ただし、その「S・トリガー」は使えない。''』と書かれている場合、S・トリガーを使用できない。逆に[[《マーシャル・クイーン》]]や[[《神託の精霊アルメリック》]]はこの記述がないのでS・トリガーを使用できる。[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]等、使えることをわざわざ[[注釈文]]で明記しているケースもある。

一部の[[クロスギア]]は上位能力の[[S・トリガーX]]を持ち、[[ジェネレート]]に加え、[[クロス]]までをノーコストで行うことができる。ただし、[[《星龍パーフェクト・アース》]]などの能力でクロスギアにS・トリガー能力が付与された場合は、ジェネレートのみをノーコストで行うことができる。

実際のゲーム中にS・トリガーの使用を宣言する場合、うっかり元々持っていた[[手札]]と混ぜないように注意。
[[デュエルロード]]などの大会ではS・トリガーに関する不正への対策として、公開する前に手札へ加えてしまった場合は使えないというルールを採用している店舗もある。

相手の[[ターン]]中に何か行動をすることができる数少ない方法であるため、[[デュエル・マスターズ]]のスリリングなゲーム性を生む核といっていい独創的なシステムである。

**ルール [#ifc45529]

総合ルール101.4.項より、「S・トリガー」「[[S・バック]]」「[[G・ストライク]]」「[[サバキZ]]」の4つは、それ専用の使うタイミングが設けられている。

詳細は「[[シールドチェック]]」を参照されたい。


***備考 [#adcf27cc]
-[[クリーチャー]]をS・トリガーで[[コスト]]を支払わずに[[バトルゾーン]]に出すのは、「[[召喚]]」に該当する。そのため、[[《聖霊王アルファディオス》]]や[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]によって封じられてしまう。

-[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《従獄の凶獣ドルベロス》]]などによって、[[呪文]]や[[クリーチャー]]を[[プレイ]]するための[[コスト]]が増えていても、S・トリガーを使うときは[[コスト]]を支払う必要はない。

-公開するのは手札に加える直前だが、S・トリガーを使う場合は''手札からプレイされる''という扱いである。[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]等がいる場合に重要になる。

-[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]や[[《ジェスター・ブレイン》]]等、効果処理の途中でシールドから手札にS・トリガーのカードが加わり、そのS・トリガーを[[プレイ]]してもよい場合、S・トリガーは即座に割り込む。
--例えば、[[《ハッスル・キャッスル》]]が[[要塞化]]された状態で[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]を[[召喚]]した場合、《エメラルーダ》で[[シールド]]を[[手札]]に加える→割り込んでS・トリガーの使用→《エメラルーダ》で[[手札]]を[[シールド]]に加える→《エメラルーダ》の[[解決]]が終了→[[待機]]していた[[《ハッスル・キャッスル》]]で出たクリーチャーの数まで[[ドロー]]、という風に処理する。
--[[《ジェスター・ブレイン》]]で相手が[[シールド回収]]し、相手がS・トリガーの[[使用宣言]]をした場合はそれを先に処理してから、自分が自身の[[手札]]を[[山札の下]]に送ることになる。
--[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]の[[cip]]で唱えた呪文によってS・トリガーや[[S・バック]]が発動した場合、まず先にそれを処理する。例えば、このカードで[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]→[[《ロスト・ソウル》]]の順で唱える場合、[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]によって相手のシールドから手札に加えられたカードを、[[《ロスト・ソウル》]]でS・トリガー、[[S・バック]]を処理される前に[[ハンデス]]するというプレイングは不可能。クリーチャーの能力の解決中でも、呪文の解決中でもS・トリガーの処理が割り込むのはルールである。
--ただし裏を返せば、お互いのシールドを同時にブレイクした際に発動したS・トリガー呪文の効果によってなら、相手のS・トリガー宣言に割り込むことができ、それによって相手のS・トリガーを[[ハンデス]]すれば打ち消せる。[[《「黒幕」》]]の[[G・リンク]]時能力でブレイクされたシールドから[[《魔天降臨》]]を唱えた時などが該当する。

-S・トリガーが封じられている状況でも、当たり前だがS・トリガー以外の能力を用いて防御を行うことは可能。
--[[S・バック]]や[[革命0トリガー]]に[[G・ストライク]]などが該当する。

-複数のカードで、自身にS・トリガーを与えるものが存在する。特にゾーンに指定のない[[《王龍ショパン》]]などは、総合ルール110.4cによって、シールドゾーンにある間に獲得している。
--紛らわしいのは[[《星龍パーフェクト・アース》]]といった「手札に加えるカードに」というもの。これは、シールドゾーンにあるだけではS・トリガーではない。
具体的に、[[《王龍ショパン》]]や[[《知識と流転と時空の決断》]]などは、能力として「S・トリガー」があるカードととなっている。したがって[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]や[[《楯神の賢者レオルド》]]、[[《神青輝 P・サファイア》]]などといった、シールドの中身を見て能力の有無を判定する効果は適用される。
逆に、[[《星龍パーフェクト・アース》]]のテキストでは《ブルー・メルキス》などはすべて適用されない。
---どちらの場合も[[シールドチェック]]して手札に加える場合には問題なくS・トリガーを発動させてタダでカードを使うことができる。

//↓公式Q&Aに回答あり。シールドチェックの能力は待機して、破壊が完了するまでカードの使用に入らない。https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42523/
//***暫定回答なし [#wd289d05]
//-S・トリガーの使用宣言を行った直後に、何かしらの置換効果が発生した場合、どうなるか。
//--例えば、[[《音響の精霊ルルフーラ》]]と[[《ナゾの光・リリアング》]]がいる時に、《ナゾの光・リリアング》のパワーが0になる。→《リリアング》の[[エスケープ]]でシールドから光のS・トリガー呪文が手札に加わる時に、そのS・トリガーの使用宣言を行う。この場合、《リリアング》のパワーが0なので再びエスケープを場合、そのエスケープの置換効果とS・トリガー、どちらが先に処理されるか。
//---S・トリガーの注釈文「すぐ唱えてもよい」は誇張した表現で、[[シールドチェック]]処理からも分かる通り、実際には本当に即座に使われるわけではない。一方[[状況起因処理]]は即座にそれをゲームに反映することになっているため、パワー0以下となった処理とそれを置き換える[[置換効果]]が真っ先に行われるのではないかと推測される。

//以下は「101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う」で解消された
//***暫定回答 [#d581bee5]
//-S・トリガーの待機中に、別のS・トリガーの[[使用宣言]]が行われた場合、その使用宣言されたばかりのS・トリガーを先に処理する。
//--例えば、お互いのシールドカードが5枚ずつあり、バトルゾーンにお互いの[[《星龍パーフェクト・アース》]]がいる。→プレイヤーAが[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]を唱えて、その効果でプレイヤーBのシールドカードがすべて手札に加わる時、Bがその5枚のカードすべてのS・トリガーの使用宣言を行う。→Bがまず1枚目のS・トリガーで《ティラノ・リンク・ノヴァ》を唱えて、その効果でAのシールドカードがすべて手札に加えられる時、Aがその5枚のカードすべてのS・トリガーの使用宣言を行う。この場合、AのS・トリガーをすべて処理してから、BのS・トリガーをすべて処理することになる。
//---[[デュエル・マスターズ プレイス]]ではこの裁定に基づいてS・トリガーを処理している。

**ゲームにおいて [#n5fea9e3]
-単純な[[ダメージレース]]を考えれば、より素早くシールドブレイクしたほうが有利になるはずだが、実際にはS・トリガーなどの関係で決して早期ブレイクが勝利の最適解になるとは限らない。当然ケースバイケースだが、一般的には不用意な[[攻撃]]は控えるべきである。

-単純な[[コスト踏み倒し]]というよりかは防御手段としての性質が強く、[[除去]]や[[オールタップ]]など相手の攻撃を直接食い止められるS・トリガーは安定して評価されやすい。
むしろ、これらの能力でS・トリガーの付いていないカードは相当コストや性能が良くないと厳しい目で見られるという事でもある。

-S・トリガーが付くと当然コストが重くなるが、コストを踏み倒す前提で投入されるため、トリガーした時のリターンを重視して[[《S・S・S》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]といった重量級カードであっても率先して採用されることも少なくない。ただし、そのような重量級カードがシールドではなく手札に来てしまった場合、[[手打ち]]するには重過ぎて腐ってしまう。そのような場合は[[マナチャージ]]に回すのがセオリー。
--しかし、一部のカードはS・トリガーでのコスト踏み倒しは魅力が少なく、普通は[[手打ち]]で使うカードにおまけ感覚で与えられているものもある。[[《ゴースト・タッチ》]]や[[《セイレーン・コンチェルト》]]のようなものが代表的。
また、[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《フェアリー・シャワー》]]といった[[リソース]]を伸ばすだけのカードはどちらかといえばS・トリガーがおまけ寄りとはいえ、相手の攻撃に乗じて1ブーストして次の自分のターンのアクションの幅の増加や、現在の[[ニンジャ・ストライク]]に貢献したりと、おまけでは片付けられない利点を生んでいるということもある。

-何らかの事情で、[[手打ち]]でもトリガーでも使いやすいコスト帯のカードも存在する。[[《サイバー・ブレイン》]]はドロー軽視の結果でS・トリガーまで持ってしまったと考えることができ、[[インフレ]]によって[[《ボルシャック・テイル・ドラゴン》]]のようにS・トリガーに[[コスト論]]が通用しないものも登場している。
--[[ツインパクト]]は、片方がS・トリガーとしての防御札、もう片方が手打ち用と役割分担することで、疑似的にS・トリガーを山札から手札に引いてしまった際の手持ち無沙汰を解消するデザインのものも多く見受けられる。

-「効果に比してコストが重く設定されており、手札に来ると腐りがち」という性質上、S・トリガーの比率を増やし過ぎると[[マナカーブ]]が悪化する。マナチャージに回すにも限度があるため、S・トリガー自体がコンセプトの[[トリガーデッキ]]でも比率はデッキの半分程度。
デッキのほとんどがS・トリガーで構成されているようなデッキは、[[シールド追加]]の[[S・トリガー]]を延々とトリガーして耐久する[[【シールドプリズン】]]の考案まで待つ事となる。

-複数体の[[クリーチャー]]で相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]する場合、S・トリガーで自分の[[クリーチャー]]が[[除去]]されてしまう可能性を考えると、なるべく[[バトルゾーン]]に残しておきたい[[クリーチャー]]から殴りはじめるのがよい。

-同様に相手の攻撃を阻止する能力に[[ブロッカー]]があるが、自身が攻撃された時に[[ブロック]]を行うか、そのまま[[ブレイク]]を受け入れるかは自由に選べる。時にはあえて攻撃を通し、S・トリガーの発動を狙うのもあり。

-S・トリガーが欲しいタイミングで使えるかは運次第だが、デッキに入っていないS・トリガーが使われることは当然ない。[[ブレイク]]するときは、相手の[[デッキタイプ]]から入っているS・トリガーを想定するのが重要である。

-[[シールド追加]]や[[シールド交換]]によって能動的にS・トリガーを仕込むことも可能。[[スパーク]][[呪文]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を用意できればほぼ確実に1ターンは凌げるので、非常に心強い。

-対策としては、そもそも''殴らずして勝つ''という戦略が往々にして採用される。代表的な勝ち筋は[[【緑単ループ】]]や[[【ラララオプティマス】]]等の[[ライブラリアウト]]戦略である。[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の存在もあり、[[墓地送り]]ではないほうが望ましい。次点が[[ブレイク]]に関与しない[[エクストラウィン]]である。殴る場合は[[《オールデリート》]]や延々と唱えた[[《トンギヌスの槍》]]で[[シールド焼却]]したり、[[《無双恐皇ガラムタ》]]や[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]で直接封じ込めたりするのも有効。[[呪文]]であれば[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]等で[[手打ち]]を含めての封殺も可能。
--しかし、殴らずに勝てるデッキが環境を支配した場合、たいていはその後[[規制]]が入る。

-かつて[[コンボデッキ]]においては、[[シールド焼却]]が有効なS・トリガー対策とされていた時期もあった。[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の早期踏み倒しはこれを狙ってのことである。現在は先述の通り、使い勝手の良い[[ライブラリアウト]]や[[エクストラウィン]]が充実したため、[[ブレイク]]での[[シールド焼却]]を[[コンボデッキ]]で採用するのは効率的ではない。一方で[[コントロール]]の勝ち筋としては[[シールド焼却]]は未だに一線級であり、[[cip]]で[[破壊]]を放つ[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]や[[アンブロッカブル]]の[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]、[[シールド送り]]の高い[[除去]]能力を持つ[[《「祝」の頂 ウェディング》]]はフィニッシュ手段の一つとして検討される。しかしその[[コントロール]]でも、即効性のある[[エクストラウィン]]として[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]が優先されるケースも多い。

-[[《無双と竜機の伝説》]]の登場以降は、[[追加ターン]]を得ることもS・トリガー対策として普及している。[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]などの1ターンをほぼ確実に凌げるS・トリガーを利用する際、箕も蓋もない言い方をすればそのターンを凌いだ次に自分のターンが返って来ないと意味が無いのであって、[[追加ターン]]はその点を突いたS・トリガー対策であると言える。

-S・トリガーは多くの[[デッキ]]で使われているが、[[速攻]]のような速度に特化した[[デッキ]]では採用されないことも多々ある。自分の[[デッキタイプ]]と相談し、どの程度採用するのかは慎重に決めたい。

-序盤に相手がS・トリガー持ちの[[カード]]を立て続けに[[マナチャージ]]したら、[[シールド]]にS・トリガーが埋まっている確率が低いと判断できるので、その時には思い切って[[ビートダウン]]してしまうと良い。

-[[4枚積み]]した1種類のS・トリガーが、1枚以上初期の5つのシールドに埋まっている確率は約42.7%。つまり50%に届かない。よって、特定の1種類のS・トリガーだけに頼らない構築が必要となる。
--例として、[[【速攻】]]系統VS[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統において、[[《ヘブンズ・ゲート》]]がシールドにあれば後者がほぼ勝てるとしても、それだけでは勝率が50%に届かない。他のS・トリガーも入れる、序盤に出せる[[ブロッカー]]や[[ハンデス]]、[[除去]]で[[手打ち]]《ヘブンズ・ゲート》までの時間を稼ぐ、[[マナブースト]]で早く手打ち《ヘブンズ・ゲート》ができるようにするなどの工夫が必要となる。

-[[DMX-20]]に収録された[[《アクア・サーファー》]]などの[[フレーバーテキスト]]では、S・トリガーを[[デッキ]]に8枚以上入れることを推奨している。8枚投入した場合S・トリガーが1枚以上入っている確率は7割弱となる。(他の枚数の場合は[[確率表]]のページを参照)
--あくまで目安であり、1枚程度踏んだだけでは止まらないビートダウンが多い環境では10枚後半ほど投入されたり、ループコンボ等S・トリガーが刺さらない環境では3、4枚程度に抑える構築もある。

-『デュエル・マスターズ 入門デュエマ 革命スタート完全ガイド』によると、S・トリガーというシステムは膨大な[[カードプール]]を味方につけたベテランに対して初心者が勝つ方法であるとのこと。

**その他 [#d854db92]

-当初は[[W・ブレイカー]]などは「1つずつの[[ブレイク]]を決められた回数行う」ルールだった。
--2009年9月11日の裁定変更で[[《マーシャル・クイーン》]]等の効果によるシールドの同時回収がブレイカー能力によるシールド移動と別挙動に変更された。([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/36978/]]。「クリーチャーの攻撃で複数枚ブレイクされる場合とは異なる」と明記されている。)
--[[2017年3月25日ルール改訂]]により通常の攻撃による複数ブレイクにも適用されるようになった。

-かつては、[[W・ブレイカー]]などで複数回[[シールドチェック]]していたので、例えば1回の攻撃中に、1つ目のブレイクで[[《星龍の記憶》]]がめくれそれを唱え、2つ目のブレイクでそこからS・トリガー状態が適用されるという場面もあった。
--「1枚ずつチェック」ではなく「1つずつチェック」なのはポイント。[[シールド・プラス]]能力で多重化した[[シールド]]の場合、その中にあった[[《星龍の記憶》]]をS・トリガーで唱えたとしても、一緒に重なっていた他の[[シールドカード]]はS・トリガーにはならない。

-コストの重い[[呪文]]のS・トリガーは[[《支配のオラクルジュエル》]]のように強力な能力を持つものも多い。だが、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]を採用したデッキでは[[《テック団の波壊Go!》]]のような「[[水]]の[[コスト]]7以下の呪文」が優先されるといったように、強力なS・トリガーでもあらゆるデッキに採用されるわけではない。[[クリーチャー]]の数が重要になるためクリーチャーのS・トリガーを積極的に採用する[[【速攻】]]デッキや、[[タマシード]]のシナジーが重視される[[【ライオネル.Star】]]のようなデッキは、そもそも呪文のS・トリガーを採用しないといった事も珍しくない。
//&br;[[呪文]]の中で比較的重く、有用性が高いS・トリガーとしては[[《支配のオラクルジュエル》]]・[[《龍脈術 水霊の計》]]の8コスト2種が挙げられるが、現在は[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]で踏み倒せる「コスト7以下」という範囲がS・トリガーであっても優先される。代表例は[[《テック団の波壊Go!》]]である。
//ベガスはいつでも採用されているわけではない
--逆に、コスト1のS・トリガーも存在するが、そのようなカードは大抵強い能力を持たなかったり、他の1コストカードの[[下位互換]]の能力しか持たなかったりするので、あまり採用されない。[[《セイレーン・コンチェルト》]]のようにS・トリガーを持たずとも強いカードや、[[《バッドドッグ・マニアクス》]]、[[《魔流毒》]]のように[[コンボ]]の鍵になるようなカードなど、他にも役割があるカードでないと[[環境]]で見かける事は少ない。

-同じ能力を持ち、S・トリガーを持たないカードと比べて、マナコストが呪文で1、クリーチャーで1〜2増加することが多い。クリーチャーの方が重いのは相手ターン中に出る事で[[召喚酔い]]を無視出来るからというのもあるだろう。一部のクリーチャーは3以上増加しており、[[《雷珠の求道者ラ・バルザ》]]は[[《霊騎サイヤ》]]より5も増加している。おそらく[[ブロッカー]]自体が相手の[[ターン]]中にのみ影響するためだろう。
--[[インフレ]]と共にコストの査定もかなり緩くなってはいるが、それでもS・トリガーはコストが比較的重く、かつ[[クリーチャー]]の方が[[呪文]]より重い傾向にあるというのは変わらない。
[[S・トリガー獣]]が召喚酔いを実質無視出来る奇襲性を考慮しての査定だろう。

-[[基本セット]]時代から強力なS・トリガーの[[レアリティ]]は[[レア]]であることが多い。そのため、複数枚入手したいにもかかわらずなかなか集まらないこともしばしばある。

-S・トリガーをデッキに満載した[[トリガーデッキ]]という[[デッキタイプ]]もある。詳細は当該ページを参照。

-自然にシールドに埋まっているS・トリガーを「野生」と呼ぶことがある。

-似たような[[能力]]に[[S・バック]]と[[革命0トリガー]]、[[G・ストライク]]がある。詳しくは当該ページを参照。

-上位[[能力]]に[[スーパー・S・トリガー]]がある。詳しくは当該ページを参照。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、S・トリガーを発動したときに使用中[[スキン]]のカットインが入る。

-後に[[Magic:The Gathering]]で登場した「奇跡」は、領域を移動する際に公開することでプレイを許可するという点で類似点が見られる。

**シールドをS・トリガーにするカード [#obc620ea]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]
--[[《「俺」の頂 ライオネル GS》]]
-[[《レオ》]]([[革命]])
-[[《十極 ジョバンチュ/Genesis of Drillball》]]
-[[《ルクショップ・チェサイズ》]]([[スーパー・S・トリガー]])
-[[《獅子頂龍 ライオネル》]]([[光]])
-[[《革命聖龍 ウルトラスター》]](〃)
-[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]([[光]]のクリーチャー)
-[[《天雷龍姫エリザベス》]]([[呪文]])
--[[《天雷龍姫エリザベス/インビンシブル・フォートレス》]]([[呪文]])
-[[《白騎士の光器ナターリア》]]([[白騎士]])
-[[《ピュアガゼルスター》]]([[cip]])
-[[《起源神レプトン》]]([[起源神]])
-[[《純白の翼 キグナシオン》]]([[pig]])
-[[《星龍の記憶》]]
-[[《海魔城 ティーツー》]]([[要塞化]]した[[シールド]])
-[[《仰天無双 鬼セブン「勝」》]](コスト7以上のクリーチャー)
-[[《龍爪者“SVN”ムソウ/二爪流トレーニング》]](〃)
-[[《電脳護聖ビョイト》]]([[光]]と[[水]]の[[ブロッカー]])
-[[《精霊聖邪ライジング・サン》]]([[ゴッド・ノヴァOMG]])
-[[《双魔左機 ミルク》]]([[ゴッド]])
-[[《星龍パーフェクト・アース》]]
-[[《瞬速のアタカマイトβ》]]([[サバイバー]])
-[[《九極革命 デュエゼウス》]]([[光]]のコスト9のクリーチャー)
-[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]([[メタリカ]]と[[裁きの紋章]])
-[[《「正義帝」》]]
-[[《銀・河・出・撃》]]
-[[《「王宮の処罰者」》]]([[表向き]]のカード)
-[[《「超感覚の聖狗」》]](〃)
-[[《ガイアール・ディエス》]](コスト5以下の[[ハンター]])
-[[《切札勝舞&ボルメテウス -決闘の物語-》]]([[ドラゴン]])
-[[《審絆 ジェイラ/フレイム・ジェイル》]](コスト3以下のクリーチャーと呪文)
-[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]
-[[《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》]]
-[[《聖沌大忍者 クーソクゼーシキ》]](コスト8以下の[[メカ]]・クリーチャー)
-[[《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》]]
-[[《マーシャル・プリンス》]]([[スプラッシュ・クイーン]])

**S・トリガーをサポートするカード [#r15fd2d8]
//テキスト内に「S・トリガー」を含む(「STを手札から使う」など)カードに限定。《マーシャル・クイーン》のような暴発系などは下にお願いします。

-[[《ポジトロン・サイン》]]([[殿堂入り]])
-[[《呪術と脈動の刃》]]
-[[《天空の精霊インパクトリガー》]]
-[[《サイバー・I・チョイス》]]([[殿堂入り]])
-[[《革命龍程式 プラズマ》]]
-[[《犯罪紳士 カンゼンクライム》]]
-[[《Disアイ・チョイス》]]
など

**S・トリガーと相性のいいカード [#r2f1db5b]
-[[《神託の精霊アルメリック》]]
-[[《奇跡の精霊ミルザム》]]([[プレミアム殿堂]])
-[[《マーシャル・クイーン》]]
-[[《エメラル》]]([[殿堂入り]])
-[[《アクア・スーパーエメラル》]]
-[[《T プルルン》]]
-[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]
-[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]
-[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]
-[[《No Data》]]
-[[《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》]]
など

**S・トリガーを封じるカード [#u5221b33]
-[[《呪紋の化身》]]([[プレミアム殿堂]])
-[[《無双恐皇ガラムタ》]]([[殿堂入り]])
-[[《闘匠メサイヤ》]]
-[[《霊騎ガリウム》]]
--[[《無双霊樹メサイダグラス》]]
-[[《式神シシマイ》]]
-[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]([[殿堂入り]])
-[[《ヤミノリミット》]]
-[[《石像男》]]
-[[《超神龍バイラス・カースド》]]
-[[《ギガボルバ》]]

**参考 [#n38930bb]
-[[用語集]]
-[[S・トリガー獣]]
-[[S・トリガー呪文]]
-[[S・トリガーX]]
-[[S・バック]]
-[[ニンジャ・ストライク]]
-[[革命0トリガー]]
-[[スーパー・S・トリガー]]
-[[S・トリガー・プラス]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[暴発]]
-[[トリガーデッキ]]
--[[【トリガービート】]]

-[[確率表]]
-[[ノートリ]]

-[[《デーモン・ハンド》]]
-[[《アクア・サーファー》]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.''S・トリガー''はどうやって使えばいいのですか?
A.シールドがブレイクされると、そのシールドのカードはその持ち主の手札に戻りますが、そのカードが''S・トリガー''だったとき、コストを払わないで、すぐに使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37412]](過去のよくある質問より)

>Q.W・ブレイカーでシールドをブレイクされたとき、2枚同時に手札に加わりますか? 2枚とも''S・トリガー''だった場合、好きな順番で使えますか?
Aはい、2枚同時に手札に加わります。攻撃側プレイヤーはブロックされないことが決まったら、ブレイクするシールドを2枚選び、それらは同時に持ち主の手札に加わります。その中にS・トリガーがあった場合は好きな順番で使用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37325]](過去のよくある質問より)

>Q.''S・トリガー''能力付きクリーチャーはどう使えばいいのですか?
A.呪文もクリーチャーも同じように使います。ブレイクされて手札に加わったシールドに''S・トリガー''のクリーチャーがあった場合は、そのカードを対戦相手に見せて宣言して、コストを払わずに召喚する形になります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37413]](過去のよくある質問より)

>Q.相手にシールドを1枚ブレイクされました。そのシールドはカード3枚の束で、3枚とも「''S・トリガー''」付きでした。3枚全部をプレイしてもいいですか?
A.はい。まず、最初にプレイしたいカードを選び、能力を実行します。それが済んでから2枚目を選び、実行します。3枚目も同様にしてください。手札の他のカードと混ざらないようにしましょう。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/34945]](過去のよくある質問より)

>Q.複数の''シールドトリガー''の処理について&br;自分のターン中に[[《マーシャル・クイーン》]]を場に出したとき、その効果で3枚のシールドを手札に戻し、3枚とも''S・トリガー''を持つカード[[《封魔ベルアリタ》]][[《アクア・サーファー》]][[《デーモン・ハンド》]]でした。最初に[[《封魔ベルアリタ》]]を出しました、手札に来た''S・トリガー''全てを使いたいと思うとき、その後の効果の処理はベルアリタが持つ「連鎖」能力の処理が先でしょうか、それとも残り2枚の''S・トリガー''を処理する事が先でしょうか?&br;またこの時相手のバトルゾーンに[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]が居ると、[[《シューヴェルト》>《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]の能力の効果はどのタイミングで処理されますか?
A.最初に手札に入ってきた''S・トリガー''3枚の処理が先です。''S・トリガー''能力というのは、呪文であればその呪文を使用し全て解決するまで、クリーチャーであれば場に出すまでが''S・トリガー''能力です。クリーチャーが場に出たときに発生する効果や、''S・トリガー''の処理を行った結果相手プレイヤー側に発動した能力については、使用する''S・トリガー''の処理を終えるまで待機している状態になります。その後、そのターンのプレイヤーから順に、発動した能力・効果を解決していきます。&br;上記の質問の場合はまず[[《封魔ベルアリタ》]]をバトルゾーンに出す、[[《アクア・サーファー》]]をバトルゾーンに出す、[[《デーモン・ハンド》]]で相手クリーチャーを1体破壊するという''S・トリガー''効果を全て実行します。この時相手のプレイヤー側には[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]の「相手がクリーチャーをバトルゾーンに出したとき」という効果と「相手が呪文を唱えたとき」という効果が発動しています。&br;その後、ターンプレイヤーの効果処理を先に行います。[[《封魔ベルアリタ》]]の「連鎖」能力と[[《アクア・サーファー》]]の「このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき」という能力を任意の順番で解決します。&br;最後に非ターンプレイヤーである相手の効果[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]の「相手がクリーチャーをバトルゾーンに出したとき」という効果と「相手が呪文を唱えたとき」という効果を任意の順番で解決する事になります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37416]](過去のよくある質問より)

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>Q.自分の手札に「S・バック」のカードがある時、シールドゾーンから手札に加えるカードに「''S・トリガー''」が付いていた場合、どちらを使用できますか?
A.選択できます。 そのカードの「''S・トリガー''」能力を使うか、そのカードを捨ててすでに手札にあるカードの「S・バック」能力を使うか、どちらかを選ぶことができます。しかし両方を選ぶことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37420]](過去のよくある質問より)

>Q.相手のターン中に何らかの方法で[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]をバトルゾーンに出し、このクリーチャーの能力でブレイクした相手のシールドが''S・トリガー''でした。その''S・トリガー''でこのクリーチャーが破壊された場合、自分のシールドのメタリカを''S・トリガー''で使うことはできますか?
A.はい、ブレイクは同時に発生しており、ブレイクされた段階で''S・トリガー''は発動しています。自分は解決を待っている状態ですのでこのクリーチャーがバトルゾーンからいなくなっても''S・トリガー''で召喚することができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31602]](2019.7.2)

>Q.[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]がバトルゾーンに出て相手のシールドを2つブレイクしました。そのうちひとつが''S・トリガー''を持つ呪文で、もうひとつが''S・トリガー''を持つクリーチャーでした。どうなりますか?
A.''S・トリガー''は能力の解決中であっても割り込んで使用されます。呪文は即座に解決され、クリーチャーはバトルゾーンに出て能力が待機します。この呪文の効果で[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]がバトルゾーンを離れていたとしてもその後の自分のシールドを2つブレイクすることに変わりはありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31795]](2019.7.2)

>Q.[[《龍爪者“SVN”ムソウ》>《龍爪者“SVN”ムソウ/二爪流トレーニング》]]がいる時に、手札に加えるカードがツインパクトカードで、コスト6以下の呪文側とコスト7以上のクリーチャー側を持っていました。呪文側を「''S・トリガー''」で使ってもよいですか?
A.はい、「コスト7以上のクリーチャー」であることが条件で、それを満たしていればカード全体が「''S・トリガー''」を持ちますので、呪文側を「''S・トリガー''」で唱えることが可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31893]](2019.7.2)

>Q.相手の手札は3枚です。相手の[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が攻撃し、自分のシールドを3枚ブレイクした際、自分は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と[[《スパイラル・ゲート》]]の「''S・トリガー''」を宣言しました。先に[[《スパイラル・ゲート》]]を唱えて[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]を手札に戻してから[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を召喚できますか?
A.はい、召喚できます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34198]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに自分の「オシオキムーン」能力を持つクリーチャーが1体います。相手のクリーチャーが自分のシールドをブレイクし、自分は[[《デーモン・ハンド》]]の「''S・トリガー''」の宣言をしました。この「''S・トリガー''」と「オシオキムーン」の処理はどうなりますか?
A.複数の効果が同時に存在する場合、常に「''S・トリガー''」の効果を優先して処理します。[[《デーモン・ハンド》]]の効果で相手のクリーチャーを1体破壊した後、「オシオキムーン」の効果を処理します。
#region2(([[総合ルール]] [[101.4>総合ルール本文#rule101_4]])){{
:101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|
複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
::101.4b |S・バックと G・ストライクは、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
}}
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34200]](2020.9.18)
#region2(類似裁定(2022.6.24)){{{
>Q.[[《ホワイト・スワン》]]の「自分のシールドがブレイクされた時」の能力と自分の「''S・トリガー''」は、どちらを先に解決しますか?
A.「''S・トリガー''」を先に解決します。その「''S・トリガー''」が呪文なら唱え、クリーチャーやタマシードであれば出すところまで行います。そのクリーチャーやタマシードに「出た時」の能力があれば、[[《ホワイト・スワン》]]の「自分のシールドがブレイクされた時」の能力と好きな順番で解決できます。
#region2(([[総合ルール]] [[101.4.>総合ルール本文#rule101_4]])){{
:101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|
複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
::101.4b |S・バックと G・ストライクは、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41453]]
}}}

>Q.バトルゾーンに自分の[[《至宝を奪う月のロンリネス》]]が1体います。相手が''S・トリガー''能力を持つ呪文を''S・トリガー''で使用する場合、コストは1支払いますか?
A.いいえ、「コストを支払わずに」と能力にある場合、コストの増減に関係なく使用できます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34204]](2020.9.18)

>Q.自分は[[《剥楯!月光MAX》]]を2枚''S・トリガー''で使用しました。1枚目の[[《剥楯!月光MAX》]]を唱えて「その後、自分のシールドを1つ、手札に加える。」の効果で手札に戻したシールドを見てから、2枚目に唱えようとした[[《剥楯!月光MAX》]]の選択肢を選びますか?
A.はい、呪文は1枚ずつ唱えますので、1枚目の結果を見てから2枚目の選択肢を選べます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34219]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに自分のスプラッシュ・クイーンが1体もいない状況で、自分のシールドが2つブレイクされ、それが[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]と[[《電磁麗姫ジェリー》]]でした。この2枚の「''S・トリガー''」の使用を宣言し、先に[[《電磁麗姫ジェリー》]]を出してからその上に[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]を進化することはできますか?
A.はい、できます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38644]](2020.7.17)

>Q.「W・ブレイカー」を持つクリーチャーにブレイクされたシールドが[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と[[《ドンドン吹雪くナウ》]]だったので、それら2枚の「''S・トリガー''」の使用を宣言しました。&br;先に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]をバトルゾーンに出した場合、その「出た時」の能力と[[《ドンドン吹雪くナウ》]]はどちらから解決しますか?
A.「''S・トリガー''」で宣言していた[[《ドンドン吹雪くナウ》]]を先に解決します。クリーチャーは召喚することまでが「''S・トリガー''」能力で、バトルゾーンに出た時にトリガーする能力は一度待機状態になります。複数の効果が同時に存在する場合、常に「''S・トリガー''」の効果を優先して処理します。
#region2(([[総合ルール]] [[112.3a>総合ルール本文#rule112_3a]])){{
:112.3a |S・トリガーはブレイクなどでシールドが手札に加えられるとき、そのカードを対戦相手に見せて宣言することで、即座にコストを支払わずに使うことができます。複数のS・トリガーを持つカードがシールドから手札に加えられる場合、使用するカードを対戦相手に見せて宣言を行います。すべての宣言が終わったら、それらのカードを1枚ずつ使います。呪文の場合は呪文の効果解決までがS・トリガーの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでがS・トリガー能力です。バトルゾーンに出たことによって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。これはクロスギアのジェネレートやフィールドを展開する事についても同義です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38750]](2020.9.11)

>Q.シールドがブレイクされた時に、「G・ストライク」と「''S・トリガー''」、「S・バック」をすべて使いたい場合、それぞれ、どのタイミングで宣言すればいいですか? また、解決する順番はどうなりますか?
A.「G・ストライク」「''S・トリガー''」「S・バック」をすべて使いたい場合、これらはすべて同時に相手に見せ、使用を宣言する必要があります。なお、「S・バック」はその宣言をする時点でカードを捨てる必要があります。&br;その後、これらの解決は、宣言したプレイヤーが好きな順番で行うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40689]](2021.12.17)

>Q.自分の[[《「俺」の頂 ライオネル GS》]]がバトルゾーンにある状況です。ブレイクされたシールドが[[《ボルシャック・ドラゴン GS》]]だったのですが、この時、「G・ストライク」と[[《「俺」の頂 ライオネル GS》]]から与えられた「''S・トリガー''」を両方使えますか?
A.はい、両方使えます。どちらからでも好きな順番で解決できるので、「G・ストライク」を先に解決してから[[《ボルシャック・ドラゴン GS》]]を「''S・トリガー''」で召喚することもできますし、[[《ボルシャック・ドラゴン GS》]]を召喚してから「G・ストライク」を解決することもできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40693]](2021.12.17)

>Q.同時に手札に加わった2枚のシールドカードが[[《アクア・サーファー》]]と[[《煌星龍 サッヴァーク》]]だったので、それらの「''S・トリガー''」と「G・ストライク」の使用を宣言しました。これらの解決順はどうなりますか?
A.まず「''S・トリガー''」と「G・ストライク」を好きな順番で解決します。その後、[[《アクア・サーファー》]]の「出た時」の能力、[[《煌星龍 サッヴァーク》]]の「このクリーチャーを「G・ストライク」能力で相手に見せた時」の能力を好きな順番で解決できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40694]](2021.12.17)

>Q.相手の封印が付いた[[《禁断〜封印されしX〜》]]がバトルゾーンにある状況です。&br;相手のターン中、自分のシールドがブレイクされた際に、[[《テック団の波壊Go!》]]と[[《ヴィオラの黒像》]]の「''S・トリガー''」を同時に宣言しました。先に[[《テック団の波壊Go!》]]を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」効果で[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印をすべて手札に戻してから[[《ヴィオラの黒像》]]を出して、その「出た時」の能力で「禁断解放」した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を破壊できますか?
A.はい、破壊できます。&br;効果は「''S・トリガー''」から処理します。まず[[《テック団の波壊Go!》]]を唱えた後、[[《ヴィオラの黒像》]]が使われてバトルゾーンに出て、その後で残りの効果を解決します。「''S・トリガー''」以外の待機状態の効果はターン・プレイヤーのものから解決されるので、まず相手の「禁断解放」で[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に裏返った後、自分の[[《ヴィオラの黒像》]]の「出た時」の能力が解決されます。
#region2(([[総合ルール]] [[101.4>総合ルール本文#rule101_4]])){{
:101.4. 効果の処理はS・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|
複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まずS・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
::101.4b |S・バックとG・ストライク、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
}}[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42951]](2023.4.10)

>Q.相手の封印が付いた[[《禁断〜封印されしX〜》]]がバトルゾーンにある状況です。&br;相手のターン中、自分のシールドがブレイクされた際に、[[《テック団の波壊Go!》]]と[[《オリオティス・ジャッジ》]]の「''S・トリガー''」を同時に宣言しました。先に[[《テック団の波壊Go!》]]を唱えて「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す」効果で[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印をすべて手札に戻してから[[《オリオティス・ジャッジ》]]を唱えて、「禁断解放」した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を山札の下に置けますか?
A.いいえ、山札の下に置けません。&br;効果は「''S・トリガー''」から処理するため、宣言した2枚の「''S・トリガー''」を唱え終わってから、相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]が「禁断解放」します。[[《オリオティス・ジャッジ》]]を唱えた時点でバトルゾーンにあるのは封印の付いていない[[《禁断〜封印されしX〜》]]なので、山札の下には置けません。
#region2(([[総合ルール]] [[101.4>総合ルール本文#rule101_4]])){{
:101.4. 効果の処理はS・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う|
複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
::101.4a |複数の効果が同時に発生した場合、まずS・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
::101.4b |S・バックとG・ストライク、サバキZは、S・トリガーと同様のタイミングで処理します。これらも、複数の効果が同時に発生した場合、ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
::101.4c |非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
::101.4d |効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
::101.4e |能力や呪文の効果によって発生したバトルは、そのバトルの終わりまで能力や呪文の効果の一部とする。
::101.4f |バトルする時に誘発する能力は、能力や呪文の効果で発生したバトルに置いても即座に効果を発揮する。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42952]](2023.4.10)

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