#author("2024-10-05T20:05:05+09:00","","") #author("2024-10-13T11:39:48+09:00","","") *STORY OF DUEL MASTERS ~コード:ベスティ~ [#b5088fa4] 2024年2月末から同年6月中旬まで、コロコロオンラインで隔週連載されていた漫画作品。全9話。 単行本版は2024年7月26日発売、[[《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》]]が[[付録>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]]している。 **概要 [#qebedbe9] [[DM23-EX1]]で語られた[[メカ・ゴッド・ノヴァOMG]]と[[マジック・アウトレイジMAX]]の戦いが描かれている。 作者は「[[デュエル・ジャック!!]]」などを書いた[[伊原しげかつ>Shigekatsu Ihara]]氏。 同作者の「[[ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ]]」([[エピソード3]]編)からは一部設定((クロスファイアをリーダーにした、彼とテスタとアリスとパルサーの派閥が形成されている、テスタが元オラクル教徒かつアウトレイジの新入りであることなど。))が流用されつつも、第1話におけるアウトレイジ対オラクルの決戦の結末などが違い、異なる世界観であることが分かる。 タイトルの「コード:ベスティ」は、「cord」(電気コード、絆)、「code」(符号、暗号)、「chord」(楽器の弦、和音)と「bestie」(親友)の組み合わせと思われる。 **主な登場人物 [#l36ba962] ***[[アウトレイジ]] [#f741c3cb] -[[アリス>《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》]] アウトレイジ側の主人公兼ヒロイン、かつ本作の実質的な主人公。機械神化に対抗すべく、バンド「RAGE CRYSTAL」を結成する。 %%テスタ・ロッサを異性と認識している可能性が非常に高い。%% -[[テスタ・ロッサ]] アリスの仲間だが、大戦で[[《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》]]と相討ちになり戦死したため、既に故人となっている。 中盤アカシアの策謀で、彼を模した機械人形がアリスの前に現れ、彼女を取り込もうとしたがクロスファイアに破壊された。[[だが最終決戦にて…>《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》]] %%例によって一人称が「ボク」だったり「オレ」だったりで不安定。素では「ボク」だが感情が昂ると「オレ」になるのかもしれない。%% -[[クロスファイア>《百万超邪 クロスファイア》]] アリスの仲間。後に[[姿を変える>《弾丸超邪 クロスファイア》]]。 -[[パルサー>《禍々しき取引 パルサー》]] アリスの仲間。 -[[メーテル>《情熱の薔薇 メーテル/神にも届く歌声》]] 「RAGE CRYSTAL」のボーカルとして登場。公式Twitter(X)で伊原しげかつが公開した[[イラスト>https://x.com/ihashige/status/1815929697517424911]]によれば、過去にアリスに借りがあるらしく、それが原因で丸め込まれた模様。 -[[キャロル>《世露詞駆 キャロル》]] TCG版では「RAGE CRYSTAL」のボーカル担当だが、本作ではギターを担当。一応酒場でのライブシーンではボーカルもしている。 -[[キューブリック>《強瀾怒闘 キューブリック》]] -[[《サイレンス トパーズ》]] TCG版では「RAGE CRYSTAL」のドラム担当は[[《無弦皇 ジャッキー》]]だが、本作では何故か《トパーズ》になっている。腕が多いからだろうか? -[[《BAKUOOON <5000GT.Star>》]] [[王来篇]]時空のクリーチャーだが、1話冒頭で他の[[アウトレイジ]]に混ざり戦いに参加していた。 ちなみに、本作には継承元の[[《暴走龍 5000GT》]]やその派生の[[《飛翔龍 5000VT》]]は登場していない。 -[[カツキング>《武闘将軍 カツキング》]] -[[ブルース>《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]] ***[[オラクル]] [#h983d212] -[[イズモ]] オラクル側の主人公。 ヨミ亡き後のオラクル教団の教祖。機械神化に対抗すべくアウトレイジとの共闘を決意する。 中盤ヨミに攫われ[[アカシアに飲み込まれる>《機械神類 イズモ》]]も、アリスの尽力で帰還した。 -[[ゾロスター]] 神となるべく機械神殿アカシアにアクセスした結果、アカシアに取り込まれ[[《偽神類 ゾロスター》]]となる。 TCG版同様元凶かつアカシアの被害者の一人ではあるが、ただ神になる欲望のままに動いたあちらとは異なり、後述のシフォンが関与していた事から、同情の余地があるような描写がなされている。 第1話でのアウトレイジとの決戦では[[《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]の姿となりながらも流暢に話し、イズモと共にアウトレイジと戦っている。 -[[ヨミ]] 先述の通り故人となっているが、アカシアの力で彼を模した機械人形が[[《機械神類 ヨミ》]]として顕現。 しかし終盤では… -神化のイザナイ シフォン -[[神化のイザナイ シフォン>《神化のカルマ シフォン》]] ゾロスターの妹だが、その正体はアカシアの力で作られた、彼女を模した機械人形。ゾロスターの無念に漬け込んで彼を操り、アカシア計画を進行させる。 本人は本編の数年前に病死しているのだが… -[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]] 1話冒頭で他の[[オラクル]]に混ざり戦いに参加していた。信者たちの信仰により降臨するという設定のため、決戦の場にいる事に違和感はないものの、TCG版を踏まえるとゾロスターと並び立つ姿は少しシュール。 最終話ではオラクルの1体としてアウトレイジに加勢した。 ***その他 [#kd17db5b] -[[《仙界一の天才 ミロク》]] 機械神殿アカシアの製作者。屋敷を構えており、アリスらが訪問できる程度にはこの世界で存在を知られている模様。アカシアの暴走に対し悪びれないばかりか、アカシアの融合相手の精神を崩壊させる性質を面白がるなど傲慢なマッドサイエンティストとして描かれている。 流石に世界の破壊には若干否定的で、終盤ではアカシアを止めようとするアウトレイジに力を貸した。 **用語 [#sb3475d1] -先の大戦 「コード・ベスティ」以前に起きた、アウトレイジとオラクルの抗争。大まかな経過は[[エピソード3背景ストーリー]]と同じだが、最後に決着を付けるのがテスタ・ロッサになっており、決着後両者の関係も、完全な和解ではなく相互不干渉に近いなど細部に違いがある。 -[[機械神殿アカシア>《神化設計図》]] [[水文明の融合計画>アカシック計画]]の一環で作られた、機械仕掛けの神と生物を融合させ「神化」させる装置。イズモ曰くそのプログラムは「オラクルとも関係する秘術」らしい。 標的の大切な人を模した機械人形を使って対象者の記憶を取り込み、心を壊して一体化する性質を持つ。 暴走によりミロクの手で封印されていたが、大戦による地殼変動で動き出した。 #region2(ネタバレ){{ 本作のラスボス。暴走の果てに[[《偽りの名 シャーロック》]]を彷彿とさせる姿の「吸収と崩壊を繰り返すバケモノ」となる。 }} -魂の歌 アカシアの機械神化に対抗する秘術。精神と肉体を活性化させ、時空をも超える「音」の可能性に注目したミロクによって編み出され、アリスが発見した。 **参考 [#gae1aefe] -[[用語集]] -[[メディアミックス]] -[[1話リンク>https://www.corocoro.jp/episode/2550668106005291175]] &tag(用語集,メディア);