《リベレーション・オブ・ジ・エンド》
リベレーション・オブ・ジ・エンド P 火文明 (9) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のパワー9999以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
自分の封印を1つ、墓地に置く。 |
DMD-27で登場した火の呪文。
9999もの火力と、封印をひとつ墓地に送る効果を併せ持つS・トリガー。
パワー9999を対象に取れる火力を放つ火のS・トリガー呪文は非常に数少なく、新たな大型火力呪文として扱える。
《永遠のリュウセイ・カイザー》や《超戦龍覇 モルト NEXT》といったメジャーな中〜大型クリーチャーを射程内に納めているため、火力の範囲としてはそこそこ。
ただし、火力という観点だけで見れば同じDMD-27で登場した《イフリート・ハンド》がある。あちらはコスト9以下を対象とするが、パワー1万未満のクリーチャーのほとんどはコスト9以下なので、この呪文で焼けるクリーチャーはあちらでも焼けると思っていいだろう。
サイキック・クリーチャーはコストが高い傾向があるため、こちらの方が役に立つ可能性はある。
そのため、やはり二つ目の封印を外すという効果に注目するべき。
新たな禁断のカード、《禁断〜封印されしX〜》の封印を外すことができる。
9コストという重さ故に手打ちすることは困難だが、S・トリガーで出れば敵クリーチャーを破壊しつつ封印を外せるため、漫画やアニメにおけるバサラのように逆転の切っ掛けにも成り得るだろう。
総じて、《伝説の禁断 ドキンダムX》周辺のプロモーションとして十分な働きはできたと言える。
その後【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】が登場すると、封印外しができる高コスト防御札という新たな利用価値が生まれた。
- リベレーション(Liberation)とは、「解放」を意味する。文字通り、封印を外して禁断解放をするという事であろう。Revelationもリベレーションと読むが、こちらは「暴露された新事実」「啓示」といった意味になる。
関連カード
収録セット
参考