震空(ブレイク)(くさり) メタルモグラ》

震空の鎖 メタルモグラ VR 光/自然文明 (6)
クリーチャー:ビーストフォーク/暴拳王国 7000
W・ブレイカー
自分のクリーチャーが攻撃できない効果をすべて無視する。(ただし、召喚酔いは無効にならない)
<アバレチェーン>自分の攻撃しているクリーチャーがバトルに勝った時、それがこのターン最初の攻撃なら、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。

DMRP-16で登場した/自然ビーストフォーク/暴拳王国

自分のクリーチャーの攻撃制限効果をすべて取っ払うことができ、アバレチェーンでバトル勝利時にシールドブレイク効果を与えることができるようになった。

召喚酔いを解くことはできないが、相手プレイヤーだけでなく、クリーチャーへの攻撃制限も解かれる。《デスマッチ・ビートル》のような攻撃できない大型獣を殴り返し要員にできると考えればなかなか頼もしい。しかし、召喚酔いを無効化できないのは痛く、攻撃が基本のアバレチェーン戦略と攻撃できないクリーチャーとの相性が悪く能力がちぐはぐな印象。

基本的には、相手から攻撃できなくさせる効果へのメタカードと考えていいだろう。環境での採用率の高い《奇天烈 シャッフ》《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》による攻撃制限なども無視できる。コスト6という重さが足を引っ張るものの、常在型能力相互互換になるクリーチャーは居ないので、ニッチな出番はあるだろう。

《ダイヤモンド・ソード》のように低コスト攻撃制限の付いたブロッカーを多数並べて一斉攻撃するのも良い。

アバレチェーン能力はバトル勝利時、相手のシールド1つブレイクできる効果を与えるというものだがコスト6のクリーチャーが持つ能力としては非常に地味。
基本1ターンに1度しか使えないのでタップキルでバトルゾーンとシールドを一気に破壊しつくすといったことはできず爆発力に欠ける。一応《メタルモグラ》が複数体並んでいればその枚数分ブレイク数を増やせる。また、《ボルシャック・ドギラゴン》のようにアタックトリガーによる効果バトルを仕掛けて、殴り返しによるバトルもすれば、1回の攻撃で最大2回バトルしてシールドを2つブレイクできるようになる。

フレーバーテキスト

収録セット

参考


公式Q&A

Q.自分の《震空の鎖 メタルモグラ》がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーは相手の《子役者 ショニチラクビ》を攻撃できますか?
A.はい、《震空の鎖 メタルモグラ》の能力は、「攻撃されない」能力を持つ相手のクリーチャーも攻撃できるようになります。(総合ルール 101.2[1]
引用元

Q.自分の《震空の鎖 メタルモグラ》がバトルゾーンにいる状況で、自分の2体目のクリーチャーが攻撃したシールドから、相手は「S・トリガー」で《夢罪放免》を唱えました。この場合、どうなりますか?
A.3体目のクリーチャーも攻撃できます。「攻撃できない効果を無視する(無効にする)」とは「攻撃されない」「攻撃できない」「攻撃を受けない」のような効果を、全て無視します。(総合ルール 101.2)
引用元


[1] 101.2 あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます