エレメント

表向きでバトルゾーンに出すことができるカードタイプの総称。
デュエチューブ動画で先行発表され、DM23-SD1の発売と同時に総合ルールに記載された。

フェアリー・ファンタジア UC 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー・プラス(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文にP能力を与える)
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
P−エレメントを1つ選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。

エレメントに該当するカードタイプの一覧(2023年4月時点)

公式Q&Aより。

カードタイプ補足説明
クリーチャー
タマシード
クロスギアクロスされているクリーチャーを除去してもクロスギアはバトルゾーンに残る(公式Q&A
ウエポンウエポンを装備しているクリーチャーがバトルゾーンを離れ、バトルゾーンに単一で残ったウエポンは、超次元ゾーンに戻る(総合ルール117.2.)
鼓動
フォートレス
フィールド
オーラオーラを付けたクリーチャーを除去したら、そのオーラは同じゾーンに移動させる。(総合ルール310.8.[1]
Artifact《Black Lotus》のみがバトルゾーンを離れ、バトルゾーンに単一で残った封印がある場合、それは墓地に置かれる(公式Q&A
  • エレメント選択でウエポンオーラを除去したい場合、それと関係しているクリーチャーを選んでしまったほうが基本的にお得。《トンギヌスの槍》で、シールドゾーンにあるを除去するより、城の土台のシールドを焼却して城を墓地に送るほうがお得な理論と同じ。
    • クロスギアは、ウエポンやオーラとは異なりクリーチャーの存在と連動していないため上のプレイングは不可能。

エレメントでないもの

※ バトルゾーンに存在することはできるが、単独でバトルゾーンに出すことができないため、エレメントではない

ルール

  • エレメントおよびエレメントに該当するカードタイプクリーチャーなど)に影響を及ぼす効果や参照する効果は、そのテキストに他のゾーンが記載されていない限り、バトルゾーンにあるエレメントにのみ影響を及ぼして、バトルゾーンにあるエレメントのみを参照する。
    • 以前から《あたりポンの助》の裁定などから確認できたルールだが、2023年8月10日のルール改定で明文化されている。
  • 「バトルゾーンにあるエレメント」を対象とする効果は、原則として「カードタイプがエレメントであるオブジェクト」を対象とする。
  • 複数のカードで構成されたエレメントが、「バトルゾーンにあるエレメント」を対象とする効果を受けた場合、重なっているカードすべてがその影響を受ける。
    • 「エレメントを1つ選び、破壊する」という効果で進化クリーチャーを選んだ場合、「クリーチャーを破壊する」という効果で選んだ場合と同様、進化元のカードも一緒に墓地に置かれる。(総合ルール 316.3.)
    • 他には「下に唱え終わった魔導具がある《卍 新世壊 卍》」「下にカードがあるタマシード[2]」も、下のカードごとエレメント除去を受ける。
  • G・リンクしたゴッドを個別にクリーチャーとして選ぶことはできない。リンクしたクリーチャーは、オブジェクトとしては単一のクリーチャーである。
+  過去の裁定

その他

  • 総合ルールの更新前の発表では、「バトルゾーンに表向きで存在する1つのもの[4]」と説明されており、オブジェクトの一種のような扱いをされていた。
  • 「エレメント」には「要素、成分」「集団」「元素」といった意味がある。
  • この用語が登場するまでは、「バトルゾーンにあるどんなカードタイプのカードでも除去できる」能力は、カードを指定していた。
    ただ、カードを選ぶ能力は上記の通り、1つのオブジェクトが複数枚で構成されているときの挙動が、通常の除去と大きく異なっており、それにより退化というギミックを生み出していた。
    この用語の導入により、「どんなカードタイプでも除去でき、それが進化クリーチャー等であれば進化元等含めて除去できる」能力を簡潔に書き記すことができる様になった。
  • 利便性では「カード指定除去ではなく、カードタイプにかかわらず除去できるテキスト」は長らく待ち望まれていた。《偽りの王 モーツァルト》リセットは、「破壊」の裁定変更以降、この用語が登場する前にこの概念と同じような考え方で破壊を行っていた。現在再録されるなら「ドラゴンではないエレメントをすべて破壊する」というテキストに改善されるだろう。
  • Magic:The Gatheringでは、古くから「戦場(デュエマのバトルゾーンに相当)にあるあらゆるオブジェクト」を意味する「パーマネント」という用語があった。
    • ただし、MTGにはマナゾーンというゾーンはなく、戦場にはマナ用のカードも置くことになっている。無指定のパーマネント除去では土地破壊ができてしまい、それをさせない効果では「土地でないパーマネント」になり単語一つでは表現できていない。
      デュエマにパーマネントという用語をそのまま採用しつつ、《フェアリー・ファンタジア》などで「パーマネントを1つ選び」と書くようにしてしまったら一部の人に混乱を招きかねないことから、あえて別単語の「エレメント」が採用されたのだと推測される。

参考


公式Q&A

Q.エレメントとはなんですか?
A.クリーチャーやタマシード、フィールドなど、バトルゾーンに表向きで出せるカードのことです。
例えば、「相手のエレメントを1つ選び、破壊する」という効果は、バトルゾーンにある相手のクリーチャーやタマシード、フィールドなどの中から1つを選んで破壊できます。
呪文のように、バトルゾーンに出せないカードはエレメントとして扱いません。

+  総合ルール 316.1.

引用元(2023.4.14)

Q.相手の、下に《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》が置かれた《卍 新世壊 卍》を、《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で選んで破壊したのですが、この時、下にあった《凶鬼98号 ガシャゴン》はどうなりますか?
A.《卍 新世壊 卍》と一緒に墓地に置かれます。「エレメントを破壊する」という効果でフィールドを選んで破壊した場合、その下にあるカードも一緒に墓地に置かれます。
引用元(2023.4.14)

+  類似裁定(2023.6.9)

Q.相手のリンク状態の《極限龍神ヘヴィ》《神人類 イズモ》がバトルゾーンにいる状況です。
《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、リンクしている2体のうち《神人類 イズモ》の方を選んで破壊できますか?
A.いいえ、選べず、破壊できません。
2体でリンクしているゴッドは、2枚の特性が合わさった1体のクリーチャーとして扱います。そのため、そのうちの片方だけをクリーチャーやエレメントを選ぶ効果で選ぶことはできません。
今回の例の場合、リンク状態の《極限龍神ヘヴィ》《神人類 イズモ》は、コスト7のクリーチャーとして扱います。

+  総合ルール 803.1b

引用元(2023.4.14)

Q.《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、クロスギアがクロスされているクリーチャーを破壊した場合、クロスされていたクロスギアはどうなりますか?
参照:《至宝 オール・イエス》
A.クロスされていたクロスギアはバトルゾーンに残ります。
「相手のエレメントを1つ選び、破壊する」という効果でクリーチャーを選んだ場合、そのクリーチャーのみが破壊されます。クロスされていたクロスギアは破壊されません。
引用元(2023.4.14)

Q.《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、相手のクリーチャーに付いているオーラや、装備されているウエポン、クロスされているクロスギアを選べますか?
参照:《*/零幻チュパカル/*》《熱血剣 グリージーホーン》《至宝 オール・イエス》
A.はい、オーラ、ウエポン、クロスギアもエレメントなので、コスト3以下であれば選んで破壊できます。
なお、破壊されるのは選んだエレメントのみですので、オーラが付いていたクリーチャーや、クロスギアがクロスされていたクリーチャー、ウエポンが装備されていたクリーチャーは破壊されず、バトルゾーンに残ります。
引用元(2023.4.14)

Q.《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、相手のカードの上に置かれた封印を選べますか?
A.いいえ、選べません。
封印の特性は通常確認できないため、エレメントではありません。

+  総合ルール 200.3b

引用元(2023.4.14)

Q.《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、相手の進化クリーチャーの下に置かれている、コスト3のカードを選べますか?
A.いいえ、選べません。
カードの下に置かれているカードは、特性が無視されています。カードタイプも無視されているので、エレメントとして扱えません。

+  総合ルール 200.3a

引用元(2023.4.14)

Q.《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、相手のコスト3以下の進化クリーチャーを選んだのですが、この場合、進化元のカードはどうなりますか?
A.選んだ進化クリーチャーと一緒に、進化元のカードも墓地に置かれます。
エレメントを破壊する」という効果で進化クリーチャーを選んだ場合、「クリーチャーを破壊する」という効果で選んだ時と同様に、進化元のカードも一緒に墓地に置かれます。

+  総合ルール 316.3.

引用元(2023.4.14)

Q.《悪魔右機 フリル》の「出た時」の能力で、相手の封印の付いた、クリーチャー以外のエレメントをシールド化した場合、付いていた封印はどうなりますか?
参照:《Black Lotus》《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》
A.付いていた封印は、すべて墓地に置きます。
封印はエレメントの構成カードではないため、エレメントがどこに移動したかに関わらず、墓地へ置かれます。
引用元(2023.7.21)

Q.封印が付いた相手の《Black Lotus》がある状況です。
自分は《ア:エヌ:マクア》の「出た時」の能力で「相手は、自身のコスト5以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く」を選びました。この時、マナゾーンに置かれる相手のカードはどれですか?
類似例:《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》
A.《Black Lotus》のみです。
《Black Lotus》に付いていた封印はエレメントではないため、マナゾーンに置かれません。封印は単独ではバトルゾーンに存在できないため、墓地に置かれます。
引用元(2023.9.15)

Q.封印が付いた相手のコスト5以下のクリーチャーと、それにクロスされた相手のコスト5以下のクロスギアがバトルゾーンにある状況です。
自分は《ア:エヌ:マクア》の「出た時」の能力で「相手は、自身のコスト5以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く」を選びました。この時、マナゾーンに置かれる相手のカードはどれですか?
類似例:ドラグハート・ウエポン
A.相手のクリーチャーにクロスされていたコスト5以下のクロスギアのみです。
封印されているクリーチャーにクロスされているクロスギアは無視されないため、マナゾーンに置かれます。
封印はエレメントではないため、マナゾーンに置かれません。
封印されているクリーチャーは無視されているため、マナゾーンには置かれません。
引用元(2023.9.15)

Q.封印が付いた相手のコスト5以下のクリーチャーと、封印が付いた相手のコスト5以下のタマシード/クリーチャーがバトルゾーンにある状況です。
自分は《ア:エヌ:マクア》の「出た時」の能力で「相手は、自身のコスト5以下の、クリーチャーではないエレメントをすべてマナゾーンに置く」を選びました。この時、マナゾーンに置かれる相手のカードはどれですか?
類似例:《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》
A.この場合、相手のカードは1枚もマナゾーンに置かれません。
封印はエレメントではないため、マナゾーンに置かれません。
また、封印されているクリーチャーや封印されているタマシード/クリーチャーは、無視されているためマナゾーンには置かれません。

+  総合ルール 116.2.

引用元(2023.9.15)

Q.相手の《終焉の禁断 ドルマゲドンX》がいる状況です。自分が《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》の呪文側を唱えた場合、どうなりますか?
A.何も起きません。《終焉の禁断 ドルマゲドンX》はコスト999のクリーチャーですので、「コスト2以下のエレメントをすべて破壊する」効果では破壊されません。
引用元(2023.9.15)
 

Q.相手の《Volzeos-Balamord》がいる状況です。自分が《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》の呪文側を唱えた場合、どうなりますか?
A.何も起きません。《Volzeos-Balamord》はコスト9のクリーチャーですので、「コスト2以下のエレメントをすべて破壊する」効果では破壊されません。
引用元(2023.9.15)

+  ルール改定前の過去裁定


[1] クリーチャーの移動先が山札なら、オーラは山札の好きな位置に置ける
[2] 《禁断英雄 モモキングダムX》cipで下にレクスターズタマシードが置かれ、さらにその下にカードが追加されている状態で《モモキングダムX》の一番上が離れることなどで実現できる。
[3] 使用禁止カード
[4] デュエル・マスターズ公式Twitterのツイート
[5] これは、「下にカードがあるセル」という状況が存在し得ないためである。複雑な手順を踏むことで、「下にカードがあるサイキック・スーパー・クリーチャー」は生み出すことができるが、下にあるカードは「クリーチャーの一部」に過ぎず「セルの一部」ではない。したがってセルにエレメント除去を使うとそのセル1枚のみが対象となる。