禁断(きんだん)目醒(めざ)めの(とき)〜》

禁断〜目醒めの刻〜 P 火文明 (4)
禁断の鼓動
このカードは、ゲーム開始時の5枚の手札に含める。
この鼓動は、封印を4つ付けてバトルゾーンに出す。
禁断解放:この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
禁断解放後⇒《禁断のドキンダム》

月刊コロコロコミック1月号付録である、DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」 禁断エディションのうちの1枚として収録された禁断の鼓動

両面カードだが超次元ゾーンには一切関与せず、40枚のデッキの内の1枚として数えられる。

同じく禁断の鼓動である《禁断〜封印されしX〜》とは違い、最初からバトルゾーンには置かれずゲーム開始時の5枚ある内の1枚の手札として含める。
そのためこのカードをバトルゾーンに出すにはマナコストを支払う必要がある。
バトルゾーンに置く時は《封印されしX》と同じく封印して置く。封印の枚数も《封印されしX》とは違い、6枚ではなく4枚の封印を山札から裏向きのまま設置する。封印を外す条件はあちらと同じで、コマンドをだせば封印は外れていき、封印が全てなくなった時禁断解放してクリーチャー側の《禁断のドキンダム》に裏返る。

《禁断〜封印されしX〜》と違い封印は4つだけでいいのでこちらのほうが禁断解放のスピードは速いようにも思えるが、あちらが最初からバトルゾーンに置かれるのに対しこちらは上記の通りマナコストを支払わなければバトルゾーンに出せないので、実質スピードはほとんど変わらない。
そもそもコストを4も払って出さなければならないため、その時点で《禁断〜封印されしX〜》より大きく失速してしまう。

このカードの数少ない利点は、ゲーム開始時に絶対手札に加えられる点だろう。
例えば《ブレイン・ストーム》などと組み合わせれば、山札やシールドに加えられても墓地に置かれる為、墓地肥やしに充てる事が出来る。
しかし、それ以外の目的で使用する際のカードパワーが低い為、そういったカードを使うまでは手札のお荷物になってしまうのが悩みどころ。

現在ではオリジナル対応、かつ更に軽いコストで、より大きなリターンを得られる《禁断〜解放せしX〜》が登場したので、普通のデッキでならそちらを採用した方が良いだろう。
ただ、他に類を見ない能力を持つのは間違いないので、今後の発展次第かもしれない。

  • 手札の1枚として含むため、複数枚デッキに入れた場合はその分行動の幅が狭まってしまう。
    • 有利不利がはっきりしているデッキ同士の対戦に、将棋で言うところの駒落ちとして、ハンデを与える目的で搭載しても良いかもしれない。
  • 上記にあるように、このカード40枚あるデッキの内の1枚にカウントされる。ルールを知らないとデッキが1枚多くて不正などということになりかねない。扱いには注意。

関連カード

収録セット

参考