#author("2021-07-31T12:08:24+09:00","","")
#author("2021-08-17T03:14:24+09:00","","")
*タップ&ruby(のうりょく){能力}; [#h8e1de82]

攻撃できる時に[[タップ]]することで[[起動]]できる[[起動型能力]]。あるいは、それによって参照する[[アイコン能力]]。

古くは「[[アタックトリガー]]」に倣い「[[タップトリガー]]」と呼ばれていた。しかしこの能力は[[誘発型能力]]ではないので現在ではそう呼ばれることは少ない。
Wikiでは"TT"と表記されている((「Tap Trigger」の略。前述の通り「タップトリガー」は廃れたが、Wikiの修正には時間がかかる都合上、今でもその書き方が残っている。))。

|ピーカプのドライバー R 火文明 (2)|
|クリーチャー:ゼノパーツ 1000|
|このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|

|守護聖天アーク・バイン R 光文明 (5)|
|進化クリーチャー:ガーディアン 5000|
|進化−自分のガーディアン1体の上に置く。|
|バトルゾーンにある自分の光のクリーチャーをタップし、攻撃するかわりに次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。|

[[DM-06]]で初登場して以来、長い間登場し続けている[[能力]]。

[[攻撃ステップ]]中、この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]が[[攻撃]]できる場合、[[攻撃]]するかわりに[[タップ]]することで決められた[[効果]]を生み出すことができる。

ただし、[[アタックトリガー]]同様、[[召喚酔い]]によるタイムラグが欠点。[[能力]]の起動は[[召喚]]した次の[[ターン]]に持ちこされることが多いため、[[除去]]に狙われると弱い。

やはり、即効性がある[[cip]][[能力]]の方が好まれる傾向にあるが、こちらは永続性があるのが長所。生かしてしまうと最終的にとんでもない[[アドバンテージ]]を生んだり、[[ロック]]状態にされてしまう場合もある。

また、[[タイミング]]が[[攻撃]][[クリーチャー]]選択時なので、[[《メタルコックのタイマー》]]など、[[cip]]や普通の[[呪文]]などでは出来ない芸当をやってのけるものもある。

[[アタックトリガー]]と同様、工夫して使っていきたい。

**ルール [#z11044e1]
-「[[攻撃]]するかわりに」なので、[[召喚酔い]]や[[《予言者マリエル》]]等で[[攻撃できない]]場合には起動できない。
--TCG版では[[《ファントム・ベール》]]等で[[攻撃]]を[[強制]]されてる場合にも起動できないので注意が必要。
--デュエプレでは[[《一撃勇者ホノオ》]]で強制攻撃を付与されていても、攻撃とタップスキルのどちらかを選択できる。

-相手の[[攻撃強制能力>可能であれば攻撃する]]が働いている際は、タップ能力を使おうとした場合に攻撃するしかなくなるため使用できない。

-[[光]]の[[ブロッカー]]に良くある「相手プレイヤーを[[攻撃できない]]」[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は、[[攻撃]]対象となる相手[[クリーチャー]]がいない場合、そもそも[[攻撃]]できないため、タップ能力を使えないことになる。その場合、他の[[クリーチャー]]で相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]して[[攻撃]]目標を作れば、タップ能力を使えるようになる。

-タップ能力使用時に、クリーチャーをタップさせたことで他の[[誘発型能力]]がトリガーした場合、まずタップ能力を先に解決してから、その誘発型能力の解決に入る。
--例えば、[[《凶鬼67号 アゴクイ》]]がいる時に[[《G・アイニー》]]をタップしてタップ能力を起動させた場合、《アゴクイ》の能力で《G・アイニー》を破壊できるのは、《G・アイニー》のタップ能力を解決した後になる。

**その他 [#y1f6b1df]
-[[《バルルン・紫蔵》]][[《ショーブ・アイニー》]][[《次元院のディメンジョン・ホーン》]]のタップ能力は[[効果]]で自身を[[破壊]]しなければならないという追加[[コスト]]がある。さらに条件が重なるが、[[《偽りの名 イーサン》]]も同じものと考えてよい。[[《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》]][[《ゴッド・ルピア》]]になると、自身以外にも特定の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する必要が出てくる。

-[[アタックトリガー]]とは一長一短。あちらは[[攻撃]]しつつ[[能力]]を使えるが、場合によっては[[シールド]]を[[ブレイク]]することになるので、[[S・トリガー]]を[[踏む]]リスクが生まれることもある。逆に、タップ能力は[[攻撃]]との両立はできないが、相手に[[アドバンテージ]]を与えずに済む。

-基本的にこの[[能力]]を持っている[[カード]]は[[システムクリーチャー]]である。
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では「タップスキル」という名前で登場している。この呼び方の方が誤解を生みにくいので、適切だと言える。

**タップ能力に関連する効果を持つカード [#a3885677]
-[[《聖騎士サーベルフィーリ》]]
-[[《タリスマン・リザード》]]

**参考 [#tabd71b5]
-[[用語集]]
-[[アイコン能力]]
-[[タップトリガー]]
-[[ダイナモ]]
-[[サイレントスキル]]
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公式Q&A
//<Q.''タップ能力''を持つクリーチャーが、「次のターンのはじめまで攻撃もブロックもできない」状態になっているとき、''タップ能力''は使えますか?
//A.使えません。''タップ能力''は攻撃の代わりに行うものなので、攻撃ができる状態でなければいけません。
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmex04-0008/]]

>Q.《残虐覇王デスカール》 が、「次のターンのはじめまで攻撃もブロックもできない」状態になっているとき、タップ能力は使えますか?
A.使えません。タップ能力は攻撃の代わりに行うものなので、攻撃ができる状態でなければいけません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31896/]]

>Q.[[《ラッシュ“ATK”ワイルド》]]や[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]の「このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。」能力で[[《ピーカプのドライバー》]]を選びました。この[[《ピーカプのドライバー》]]の''タップ能力''を起動した場合、アンタップできますか?
A.いいえ、攻撃の終わりに誘発する能力ですので、''タップ能力''を起動した場合アンタップできません。(総合ルール 510.1)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34408]]

>Q.自分の[[《フルスロット・サージェント》]]のタップ能力で、自分のクリーチャーに[[《超銀河槍 THE END》]]をクロスしました。その後、そのクリーチャーにコストを1支払って[[《フェアリー・スコップ》]]をクロスできますか?
A.いいえ、クロスできません。コストを支払ってクロスギアをクリーチャーにクロスできるのはメインステップ中です。タップ能力を使うタイミングは攻撃ステップですので、[[《フルスロット・サージェント》]]の能力を使った後、コストを支払ってクロスギアを新たにクロスすることはできません。&br;(総合ルール 303.3b((クロスギアをクリーチャーにクロスするにはそのマナコストをもう一度支払います。この能力は通常メインステップにのみ使用できる起動型能力です。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39962]]

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