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#author("2020-09-07T23:44:09+09:00","","")
*《&ruby(ダーク・カイザー){暗黒皇};グレイテスト・シーザー》 [#q0093510]
|暗黒皇グレイテスト・シーザー SR 闇/火文明 (6)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 13000|
|進化V−自分のナイト・クリーチャーまたはドラゴンのいずれか2体を重ねた上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある闇または火の呪文を、コストの合計が7以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を好きな順序で自分の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|
[[DM-31]]で登場した[[進化V]][[アーマード・ドラゴン]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[ナイト]]。
[[アタックトリガー]]で[[墓地]]の[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる。
[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[進化]]・強化版ともいうべき[[スペック]]。
対象は[[火]]または[[闇]]の呪文で、合計7[[コスト]]以下になるように好きな数を選べるようになっている。そのため、似たような性能の《ロマノフI世》や[[《邪神C・ロマノフ》]]と違い[[《無双と竜機の伝説》]][[《ガンヴィート・ブラスター》]][[《英知と追撃の宝剣》]][[《テック団の波壊Go!》]]などの強力な7マナの[[呪文]]の踏み倒しが可能。
特に[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]との相性はよく、[[アタック・チャンス]]と合わせて1回の[[攻撃]]で2連発できる。
小型呪文を連打することもできるので、[[《ゴースト・タッチ》]]や[[《ドリル・スコール》]]を複数放つこともできる。
また[[進化クリーチャー]]であるため、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]にあった[[攻撃]]するまでの1[[ターン]]のタイムラグがなく、確実に1回は能力を発動できるのが心強い。
ただ、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と違って自身の能力で呪文を墓地に落とせないため、できれば何らかの[[墓地肥やし]]と併用したい。
特に[[《時空の嵐ストームXX》]]は[[進化元]]にもなるので[[シナジー]]は良好。
単純に呪文が多いデッキで、それまで使った呪文を再利用しながら[[フィニッシャー]]とする[[中速]][[ビートダウン]]に組んでも十分に強力。
積極的にこのカードを生かすなら、[[《ドリル・スコール》]][[《エマージェンシー・タイフーン》]][[《カラフル・ダンス》]][[《プライマル・スクリーム》]]などで墓地を肥やしてから出すとよい。このカード自身を墓地に落として[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で進化することもでき、1ターンのタイムラグがあるが、[[《貴星虫ヤタイズナ》]]で墓地からの召喚も出来る。[[《魔光ドラム・トレボール》]]などもいい繋ぎ役になる。
[[《崩壊と灼熱の牙》]]と[[《無限掌》]]を同時に唱え、複数回攻撃・呪文連射・大量除去を1ターンでこなすタイプも存在する。
[[踏み倒し]]で唱えた[[呪文]]を[[山札の下]]に置く効果は[[置換効果]]ではない。よって、[[チャージャー]]を唱えた後の処理としては、[[マナゾーン]]を経由してから[[山札の下]]に置くというのが正しい。
5コストの[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]で[[サーチ]]でき、そのまま[[進化元]]になれるので、[[バトルゾーン]]にもう1体進化元があれば次のターンに流れるように[[進化]]できる。
専用デッキには「[[【グレイテスト・シーザー】]]」がある。
決して悪くはない能力ではあるが、[[進化V]]という手間から、環境では結果を出せていない。後に非進化で、文明問わず7コスト以下の呪文が撃てる[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]が登場し、それに比べるとかなり見劣りするようになる。
**[[背景ストーリー]]での活躍 [#s84d6e09]
ファンの間では、背景ストーリー史上1番の戦犯と言われているクリーチャーとして名高い。
[[戦国編]]では、[[戦国武闘会>戦国編背景ストーリー]]の決勝進出者であり、決勝戦で[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]と対決する。
しかし、その決勝戦では、時空を歪ませるほどの威力を持つ魔弾[[《超銀河弾 HELL》]]を用いたことによって、大会どころか世界が破滅させかねないほどの大惨事を引き起こした。そのあまりにもの暴れっぷりに、追い詰められた[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]も、世界を壊滅しかねないほどの剣[[《超銀河剣 THE FINAL》]]を振るうことになり、《グレイテスト・シーザー》は《グレイテスト・シーザー》を守ろうとした[[ナイト]]共々引き裂かれて絶命。
彼が絶命したことにより、世界から滅亡の危機が去ったと思いきや、彼が[[《超銀河弾 HELL》]]を放ったことによって、「時空の裂け目」ができてしまった。
そして、この「時空の裂け目」ができてしまったことが、この超獣世界の後の歴史に多大な損害をもたらし、彼が最大の戦犯と言われる所以となってしまう。
その損害は以下の通り。
+[[神化編]]では、「時空の裂け目」から押し寄せた[[太古の軍勢>オリジン]]と大戦争になる。
+[[覚醒編]]では、その戦争でできた「[[超次元]]の穴」が[[文明]]間の悲惨な争いを起こす。
+[[エピソード1]]では、その「超次元の穴」の向こうの[[パンドラ・スペース]]から[[エイリアン]]が襲来してきて、[[ハンター]]たちとの争いを繰り広げられることになる。
+[[エピソード2]]では、[[アンノウン]]のバックに[[ゼニス]]がいることが判明したが、「超次元の穴」が開かなければゼニスたちもアンノウンをエイリアンを操るのに送ることも出来なかったため、「ゼニス大戦」もここまでひどくならなかった。
+「ゼニス対戦」がなければ[[オラクル]]教団も誕生していなかったため、「超次元の穴」が開かなければ[[エピソード3]]の争いは起こらなかった。
//しかし、それは実はアンノウンの策略だったことが判明。エイリアンとハンターは和解してアンノウンと戦う。
//超次元の穴が開いた理由はもちろん前述のとおり。またアンノウンがエイリアンを利用したが、穴が開いてなかったら穴のむこうとこちらで潰し合わせるという戦略は取れない。
[[神化編]]から[[エピソード2]]の物語は全て地続きであり、彼が[[《超銀河弾 HELL》]]を使用していなければ、[[ルナティック・エンペラー]]、[[ルナーズ・サンガイザー]]、[[サイキック・クリーチャー]]、[[ハンター]]、[[エイリアン]]、[[アンノウン]]、[[アンノイズ]]、[[ゼニス]]等々が発生することがなく、更に[[別世界>ドラゴン・サーガ]]でもドラゴン達が支配する世界にならなかったのは明白であろう。この意味では、[[戦国編]]はもちろん、[[神化編]]、[[覚醒編]]、[[エピソード1]]、[[エピソード2]]、果ては[[エピソード3]]や[[ドラゴン・サーガ]]以降の[[背景ストーリー]]を語る上では欠かせない存在である。
この一連の戦乱・災厄は[[エピソード3]]で一旦終わりを告げたが、別世界の[[ドラゴン・サーガ]]で世界構成に遠回し的に影響を与えてしまった為、彼に原因が連なる戦乱は[[革命ファイナル]]まで続く事に。そして、次元を超えて起きた戦乱は[[ドラゴンの絶滅>《求愛の面 フレガータ》]]という形で世界観がリセットされ、ようやく一つのピリオドを打った。だが「真の平和の到来」という円満な形で許される事はついになかったとも言える。
-[[DMBD-02>DMBD-02 「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」]]版[[《西南の超人》]]と[[《霞み妖精ジャスミン》]]の[[フレーバーテキスト]]において、彼が放った[[超銀河弾>《超銀河弾 HELL》]]と[[超銀河剣>《超銀河剣 THE FINAL》]]の衝突から世界を守る為、''多くの[[シノビ]]が人知れず散っていった''事が明らかになり、彼の罪状がまた一つ増えてしまった。
-15周年記念パックである[[DMEX-01]]では[[《暗黒邪眼皇ロマノフ・シーザー》]]としてリメイクされるとともに、同パック内の[[《魔弾バレット・バイス》]]の[[フレーバーテキスト]]では彼の所業についても触れられている。彼が[[未来に向けて引いてしまった引き金>《超銀河弾 HELL》]]は名実ともに歴史に刻まれ、今後も語り継がれることだろう。
-さらに、開発主任K氏のTwitterにおいて「[[アルカクラウン>《天罪堕将 アルカクラウン》]]は[[アンノウン]]である」「聖鎧亜王家での作戦での成功と失敗から[[エピソード1]]の[[背景ストーリー]]に繋がる」と明言された事から、''[[聖鎧亜>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]王家の壊滅にも、間接的にではあるが加担している可能性すら浮上してしまった''。いつになったら許されるのか、彼も[[墓>墓地]]の中から冤罪である事を祈るばかりである。
-デュエマ世界には様々な解釈のパラレルワールドの存在が明らかとなっているので「もし彼が[[《超銀河弾 HELL》]]を使わず、[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]が完全勝利を収めていたら」という世界もある…かもしれない。
-なお、開発主任曰く「''シーザーがいなくとも世界に[[シャングリラ>《「無情」の極 シャングリラ》]]はいた''」とのことで、彼の罪が一部濡れ衣であると明確にされる日も来る事だろう…原因については否定しきれないかもしれないが。
-[[DM-31]]時点で既に[[オリジン]]が現れており、[[《超電磁マクスウェルZ》]]の[[フレーバーテキスト]]でも「時空の裂け目」が生まれる前に一部[[オリジン]]が既に活動していたことは確認されている。そのため、一部からは彼の[[《超銀河弾 HELL》]]を撃つまでの一連の流れが一部[[オリジン]]に仕組まれた物だという陰謀論的考察の声もある。
--[[《腐敗妖蟲ジャネール》]]の[[フレーバーテキスト]]では、[[オリジン]]の襲来は[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]が優勝したことが原因でもある事が仄めかされており、戦国武闘会決勝において[[オリジン]]が何かしら工作活動をしていたという考察は決して否定できるものでもない。
--最も、仮に仕組まれた物だとしても[[《超銀河弾 HELL》]]を撃った罪自体は消えず、[[エピソード3]]までの悲劇の連鎖の原因に[[DM-31]]で収録された[[オリジン]]が加わるというだけなのだが。
--もっとも、仮に仕組まれた物だとしても[[《超銀河弾 HELL》]]を撃った罪自体は消えず、[[エピソード3]]までの悲劇の連鎖の原因に[[DM-31]]で収録された[[オリジン]]が加わるというだけなのだが。
-そして残念な事に、間接的・直接的含め彼が原因で起きた数々の戦乱が終結した後も、元の超獣世界は[[《電磁星樹アマリンα》]]が引き起こしたある事件がきっかけで再び長きにわたる戦乱に巻き込まれており、平和を謳歌とはいかなかったようだ。
-《HELL》と《シーザー》がきっかけで(結果的に、ではあるが)直接的には[[覚醒編]]、間接的には実に[[エピソード3]]にまで連なる長きにわたる戦乱に至った事について、開発主任は「''シーザーにそこまで罪を背負わせてはいけない''」「''彼がいなければ、鬼丸兄弟が救われる事もなかった''(=必然的に[[ゴールデン・エイジ]]も生まれなかった)」と《グレイテスト・シーザー》が全ての元凶であるかのような扱いには苦言を呈している。
--一方で「''シーザーが悪くないとは言わない''」とも言及しており、彼の罪が許される事はなかなかなさそうである。
-戦国武闘会でこのクリーチャーが放ったとされる[[《超銀河弾 HELL》]]はこのクリーチャーの能力では唱えられない。恐らく効果に頼らず自分の実力のみで唱えたのだろうが、それが原因で暴走したのだろうか。
**その他 [#da2c1efc]
-グレイテスト(greatest)は英語の形容詞グレイト(great)の最上級で、「最も偉大な」の意。シーザーは、古代ローマの政治家[[ガイウス>《魔光大帝ガイウス》]]・[[ユリウス>《天雷の聖霊ユリウス》]]・カエサル(Gaius Julius Caesar)の(Caesar)の部分の英語読みで、日本語に訳せば、「最も偉大なカエサル(シーザー)」となる。ただし、シーザーは一般に代表的な「皇帝」の意味で用いられることもあり、「最も偉大な皇帝」といっても差し支えないだろう。&br;また、冠詞に用いられているカイザー(Kaiser)(カイゼルとも読む)はドイツ皇帝の称号であるが、このカードの下の名前になっているシーザー(カエサル)に由来する。
-肩当、剣などが[[《神滅竜騎ガルザーク》]]のものに非常によく似ている。さらに種族に[[アーマード・ドラゴン]]と[[ドラゴン・ゾンビ]]を持っているので、ガルザークがモデルになっている可能性が高い。あるいは[[《暗黒王デス・フェニックス》]]はガルザークに関係しており、このカードはフェニックスの暗黒(皇)という名を継いでいるので、そのせいかもしれない。
-このカードのフレームはガラスが割れているような仕様が使われており、クリーチャーが飛び出ているような表現だが、[[フォイル]]のせいでかなり見づらい。
-イラストレーターによると、元々のレアリティは[[スーパーレア]]ではなかったらしい。
-[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]を彷彿とさせる[[クリーチャー]]だが[[フェニックス]]ではない。そのため[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]の疑似[[墓地進化]]能力の対象外だが、[[進化元]]になり尚且[[墓地肥やし]]ができるため相性が悪いわけではない。
-そして[[DMX-19]]にて[[Dramatic Card]]仕様で[[再録]]された。この時期に再録が決まったのはおそらくこのクリーチャーの進化元として使える[[ファンキー・ナイトメア]]が増えたことからだろう。それを意識してか「悪夢」の文字が描かれている。決して後に起こる数々の戦争の原因を意識した文字ではないだろう……多分。&br;勿論[[ダーク・ナイトメア]]も進化元として使える。
-[[DMX-19]]への[[再録]]もあって[[DMX-19]]の発売日に放送したDASHTVSでも使用された。[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]を[[装備]]した[[《龍覇 ウルボロフ》]]と[[《悪夢卍 ミガワリ》]]を[[装備]]した[[《龍覇 ドクロスカル》]]を進化元にして二つの[[ドラグハート・ウエポン]]を受け継ぐ事で、[[グレン>《弐刀龍覇 グレンモルト「双」》]][[モルト>《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]とは違ったベクトルの二刀流を見せた。
--ちなみにDASHTVSのナレーションからは「世界を終わらせる元凶」と呼ばれた。
**関連カード [#j32950f6]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《神滅竜騎ガルザーク》]]
-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
-[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]
-[[《暗黒邪眼皇ロマノフ・シーザー》]]
***背景ストーリーのラスボス [#q77ae2c9]
-''Prev'':[[極神編>極神編背景ストーリー]]
--[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]
-''Next'':[[神化編>神化編背景ストーリー]]
--[[起源神]]
--[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]
**収録セット [#ta957a38]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[hippo]]
--[[DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」>DM-31]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMC-58 「マッド・ロック・チェスター」]]
**参考 [#s9f4db42]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[進化V]]
-[[ドラゴン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[墓地]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[呪文]]
-[[コスト]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[山札の下]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[【グレイテスト・シーザー】]]
-[[戦国編背景ストーリー]]
-[[背景ストーリー]]
&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,火文明,多色,コスト6,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,ドラゴン・ゾンビ,パワー13000,進化V,進化,アタックトリガー,闇文明サポート,火文明サポート,呪文サポート,コスト7以下,再唱,T・ブレイカー,・,背景ストーリー:ラスボス,SR,スーパーレア,hippo,Sansyu);