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#author("2024-01-07T13:55:44+09:00","","")
#author("2024-01-08T01:59:45+09:00","","")
*《&ruby(しんえん){深淵};の&ruby(らせん){螺穿}; ラゼル=ズバイラル》 [#top]
|深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル SR 闇文明 (8)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 10000|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、またはタップした時、もしくは離れた時、自分は次の中から2つ選び、その後、相手は選ばれた2つのうちの1つを選び、自分がそれを使う。|
|▶相手は自分の手札を全て捨てる。|
|▶相手は自身のクリーチャーを全て破壊する。|
|▶次の相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。|
|▶相手のシールドを2つブレイクする。|
[[DM23-RP1]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]。
パワー10000の大型[[ブロッカー]]。[[場に出た>cip]]時、[[タップ]]されたとき、[[離れた>離れる]]時、多大なダメージを相手に押し付ける事が出来る。
自分で2択に絞った後で相手に選ばせるという能力の性質上、「4つのモードのうち2番目に使われたくないものを使う」と読み替えることができる。
基本的に相手に選択権のあるカードは弱く、相手がどれを選んでも悪い結果しか起こらないカードに[[《地震と火事の雷親父》]]、[[《並替と選択の門》]]、[[《夢幻の無》]]、[[《邪王極限怒号掌》]]などがあったが、いずれも使用に難があった。しかしこのカードは、出た時、タップした時、離れた時と誘発回数が非常に多く、この形式の弱点を克服しており、特に「タップした時」は[[アタックトリガー]]・ブロック時の誘発・相手のタッパーのカウンターの3つを兼ねている。
[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[能力]]で[[アビスラッシュ]]を[[付与]]することで、3つのタイミングを能動的に引き出すことができる。
1回目は「好きな選択肢2つ」、2回目は「1回目で選ばなかった選択肢2つ」、3回目は「1回目2回目で相手が選ばなかった選択肢2つ」を選ぶことで、3つの選択肢を確実に押し付けることができる。
手札も盤面もスカスカという状況は珍しいため、上2つのどちらかは比較的安定して選びやすい。マナロックも完全に腐るケースはそれほど多くないだろう。
[[ブロッカー]]を持っているため、ブロックして破壊されれば、2回トリガーさせられるが、全体破壊・オールハンデス・マナロックは2回連射する意味がほとんどないため、一度相手に選ばれると2回目以降に選出した場合は無駄になる。
効果[[ブレイク]]で相手に手札を与えたくない場合は、無駄になることを承知で選択する必要も出てくるかもしれない。
**他のカード・デッキとの相性 [#n4f8d000]
-能動的に[[離れた時]][[能力]]を使えることから、[[《神歌と繚嵐の扉》]]とも好相性。パワーも10000と[[バトル]][[効果]]を有効活用しやすい。
-[[《シス=魔=シャル》]]の[[終極宣言]]で[[《アビスベル=覇=ロード》]]と共に出す事で、最速4ターン目から[[マッハファイター]]を使いこのクリーチャーの能力を2回使う事が出来る。
**環境において [#qf38a48c]
2023年のゴールデンウィーク中、これを1枚入れた[[【5色蒼龍】]]が[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]で4位入賞した。
[[【神羅ケンジ・キングダム】]]や[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]軸の[[【ヘブンズ・ゲート】]]に採用される場合もある。
**アニメ・漫画において [#pe36761d]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第2話で[[斬札 ウィン]]が[[マズキ]]戦で使用する形で初登場。声優は[[若林佑]]氏。同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第2話で[[斬札 ウィン]]が[[マズキ]]戦で使用。声優は[[若林佑]]氏。同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[能力]]で得た[[アビスラッシュ]]で[[召喚]]され、1ターン中に出た時、[[攻撃]]する時、[[離れた時]]の3回[[能力]]を誘発させた。
[[cip]]で[[全体除去]]と[[シールド]][[ブレイク]]の二択を迫り、[[除去]]を嫌ったマズキが[[ブレイク]]を選ぶように仕向け、残り[[シールド]]が2つになった状態で[[アタックトリガー]]で[[シールド]][[ブレイク]]と[[全体除去]]の二択を迫り、マズキが[[全体除去]]を選ぶよう誘導した。
[[離れた時]]の[[能力]]では[[ハンデス]]と[[アンタップ]]制限[[能力]]が選択され、マズキの次ターンでの反撃を封じた。
[[ジャシン帝>《アビスベル=ジャシン帝》]]曰く「手を焼く変わり者」である。
--第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像では[[《奇天烈 シャッフ》]]とババ抜き対決で勝利する様子が描かれている他、その後は他の[[ノワールアビス]]達と共に登場している。
--第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像では[[《奇天烈 シャッフ》]]とのババ抜き対決で勝利する様子が描かれている他、その後は他の[[アビス]]達と共に登場している。
**その他 [#q58cbd91]
-螺旋階段を依代とする[[アビスロイヤル]]だが、カード名は「螺''穿''」。相手に心を穿つような選択を押し付けるので、納得のネーミングである。
また、名前部分は「スパイラル」ではなく「ズバイラル」。間違えやすいのでデッキシートを作成する際は注意しよう。[[カード名を選ぶ]][[効果]]の場合、双方のプレイヤーが認識できればどんな呼び方でもかまわないというルールがあるので過敏になり過ぎる必要はないが、正確なカード名を覚えておくに越したことはない。
//--姿のモチーフが名前の後ろに来て、韻を踏む言葉が名前の前に来ており、一般のアビスロイヤルの命名ルールとは逆になっている。
//「ラゼル」が螺旋のもじりなら通常どおりなのでは
-[[シークレットレア]]版のイラストモチーフはボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』。ゴツい体型のラゼル=ズバイラルが元ネタと同じポーズで貝に乗っており、どこかシュールさを感じられるイラストとなっている。&br;また、同じく描かれていたゼフィロスが[[《終納 カボード=ロウ》]]に、クロリスが[[《ディッシュ=ウィッシュ》]]に、ホーラが[[《セリヴィエット=エリー》]]に、バラの花が[[《深淵の食卓》]]に置き換わっている。
**収録セット [#p6810ec3]
-illus.[[jintetsu]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](S5/S8)
**参考 [#le126b34]
-[[アビスロイヤル]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[タップ誘発]]
-[[cip]]
-[[離れた時]]
-[[モード]]
-[[オールハンデス]]
-[[全体除去]]
-[[ロック]]
-[[ブレイク]]
&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト8,アビスロイヤル,アビス,パワー10000,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,タップした時,離れた時,出た時またはタップした時,出た時または離れた時,タップした時または離れた時,モード,相手依存モード,ハンデス,オールハンデス,除去,全体除去,破壊,全体破壊,マナロック,効果ブレイク,SR,スーパーレア,jintetsu,アビス・レボリューションブロック);