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深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル SR 闇文明 (8) |
クリーチャー:アビスロイヤル 10000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、またはタップした時、もしくは離れた時、自分は次の中から2つ選び、その後、相手は選ばれた2つのうちの1つを選び、自分がそれを使う。 |
▶相手は自分の手札を全て捨てる。 |
▶相手は自身のクリーチャーを全て破壊する。 |
▶次の相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。 |
▶相手のシールドを2つブレイクする。 |
パワー10000の大型ブロッカー。場に出た時、タップされたとき、離れた時、多大なダメージを相手に押し付ける事が出来る。
自分で2択に絞った後で相手に選ばせるという能力の性質上、「4つのモードのうち2番目に使われたくないものを使う」と読み替えることができる。
相手がどれを選んでも悪い結果しか起こらないカードに《地震と火事の雷親父》、《並替と選択の門》、《夢幻の無》、《邪王極限怒号掌》などがあったが、いずれも相手がダメージの少ない方を選択してしまうため、実際の使用には難があった。
しかしこのカードは、出た時、タップした時、離れた時と誘発回数が非常に多く、その上同じ選択肢を選ばせにくい事からこの形式の弱点を克服しており、特に「タップした時」はアタックトリガー・ブロック時の誘発・相手のタッパーのカウンターの3つを兼ねている。
《アビスベル=ジャシン帝》の能力でアビスラッシュを付与することで、3つのタイミングを能動的に引き出すことができる。
1回目は「好きな選択肢2つ」、2回目は「1回目で選ばなかった選択肢2つ」、3回目は「1回目2回目で相手が選ばなかった選択肢2つ」を選ぶことで、3つの選択肢を確実に押し付けることができる。
手札も盤面もスカスカという状況は珍しいため、上2つのどちらかは比較的安定して選びやすい。マナロックも完全に腐るケースはそれほど多くないだろう。
ブロッカーを持っているため、ブロックして破壊されれば、2回トリガーさせられるが、全体破壊・オールハンデス・マナロックは2回連射する意味がほとんどないため、一度相手に選ばれると2回目以降に選出した場合は無駄になる。
効果ブレイクで相手に手札を与えたくない場合は、無駄になることを承知で選択する必要も出てくるかもしれない。
2023年のゴールデンウィーク中、これを1枚入れた【5色蒼龍】がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞した。
【神羅ケンジ・キングダム】や《闘門の精霊ウェルキウス》軸の【ヘブンズ・ゲート】に採用される場合もある。
【オボロティガウォック】に《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》+《禁呪と聖句の決断》のセットを前提に1枚積み程度の形で採用される場合がある。
相手にモードを選ばせるカード一覧(《クライシス・ボーラー》の様に、相手が対象を選ぶカードとは異なるのを留意)。