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#author("2024-02-13T00:20:42+09:00","","")
#author("2024-03-01T06:28:28+09:00","","")
*《&ruby(しんえん){深淵};の&ruby(らせん){螺穿}; ラゼル=ズバイラル》 [#top]
|深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル SR 闇文明 (8)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 10000|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、またはタップした時、もしくは離れた時、自分は次の中から2つ選び、その後、相手は選ばれた2つのうちの1つを選び、自分がそれを使う。|
|▶相手は自分の手札を全て捨てる。|
|▶相手は自身のクリーチャーを全て破壊する。|
|▶次の相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。|
|▶相手のシールドを2つブレイクする。|
[[DM23-RP1]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]。
パワー10000の大型[[ブロッカー]]。[[場に出た>cip]]時、[[タップ]]されたとき、[[離れた>離れる]]時、多大なダメージを相手に押し付ける事が出来る。
自分で2択に絞った後で相手に選ばせるという能力の性質上、「4つのモードのうち2番目に使われたくないものを使う」と読み替えることができる。
相手がどれを選んでも悪い結果しか起こらないカードに[[《地震と火事の雷親父》]]、[[《並替と選択の門》]]、[[《夢幻の無》]]、[[《邪王極限怒号掌》]]などがあったが、いずれも相手がダメージの少ない方を選択してしまうため、実際の使用には難があった。
しかしこのカードは、出た時、タップした時、離れた時と誘発回数が非常に多く、その上同じ選択肢を選ばせにくい事からこの形式の弱点を克服しており、特に「タップした時」は[[アタックトリガー]]・ブロック時の誘発・相手のタッパーのカウンターの3つを兼ねている。
[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[能力]]で[[アビスラッシュ]]を[[付与]]することで、3つのタイミングを能動的に引き出すことができる。
1回目は「好きな選択肢2つ」、2回目は「1回目で選ばなかった選択肢2つ」、3回目は「1回目2回目で相手が選ばなかった選択肢2つ」を選ぶことで、3つの選択肢を確実に押し付けることができる。
手札も盤面もスカスカという状況は珍しいため、上2つのどちらかは比較的安定して選びやすい。マナロックも完全に腐るケースはそれほど多くないだろう。
[[ブロッカー]]を持っているため、ブロックして破壊されれば、2回トリガーさせられるが、全体破壊・オールハンデス・マナロックは2回連射する意味がほとんどないため、一度相手に選ばれると2回目以降に選出した場合は無駄になる。
効果[[ブレイク]]で相手に手札を与えたくない場合は、無駄になることを承知で選択する必要も出てくるかもしれない。
**他のカード・デッキとの相性 [#n4f8d000]
-能動的に[[離れた時]][[能力]]を使えることから、[[《神歌と繚嵐の扉》]]とも好相性。パワーも10000と[[バトル]][[効果]]を有効活用しやすい。
-[[《シス=魔=シャル》]]の[[終極宣言]]で[[《アビスベル=覇=ロード》]]と共に出す事で、最速4ターン目から[[マッハファイター]]を使いこのクリーチャーの能力を2回使う事が出来る。
**環境において [#qf38a48c]
2023年のゴールデンウィーク中、これを1枚入れた[[【5色蒼龍】]]が[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]で4位入賞した。
[[【神羅ケンジ・キングダム】]]や[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]軸の[[【ヘブンズ・ゲート】]]に採用される場合もある。
**アニメ・漫画において [#pe36761d]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第2話で[[斬札 ウィン]]が[[マズキ]]戦で使用する形で初登場。声優は[[若林佑]]氏。同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
**アニメにおいて [#pe36761d]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第2話で[[斬札 ウィン]]が[[マズキ]]戦で使用する形で初登場。声優は[[若林佑]]氏。
[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[能力]]で得た[[アビスラッシュ]]で[[召喚]]され、1ターン中に出た時、[[攻撃]]する時、[[離れた時]]の3回[[能力]]を誘発させた。
[[cip]]で[[全体除去]]と[[シールド]][[ブレイク]]の二択を迫り、[[除去]]を嫌ったマズキが[[ブレイク]]を選ぶように仕向け、残り[[シールド]]が2つになった状態で[[アタックトリガー]]で[[シールド]][[ブレイク]]と[[全体除去]]の二択を迫り、マズキが[[全体除去]]を選ぶよう誘導した。
[[離れた時]]の[[能力]]では[[ハンデス]]と[[アンタップ]]制限[[能力]]が選択され、マズキの次ターンでの反撃を封じた。
[[ジャシン帝>《アビスベル=ジャシン帝》]]曰く「手を焼く変わり者」である。
また、同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
それ以降も何度か使用した。
--第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像では[[《奇天烈 シャッフ》]]とのババ抜き対決で勝利する様子が描かれている他、ラストシーンでは他の[[アビス]]達と共に登場している。
**その他 [#q58cbd91]
-螺旋階段を依代とする[[アビスロイヤル]]だが、カード名は「螺''穿''」。相手に心を穿つような選択を押し付けるので、納得のネーミングである。
また、名前部分は「スパイラル」ではなく「ズバイラル」。間違えやすいのでデッキシートを作成する際は注意しよう。[[カード名を選ぶ]][[効果]]の場合、双方のプレイヤーが認識できればどんな呼び方でもかまわないというルールがあるので過敏になり過ぎる必要はないが、正確なカード名を覚えておくに越したことはない。
//--姿のモチーフが名前の後ろに来て、韻を踏む言葉が名前の前に来ており、一般のアビスロイヤルの命名ルールとは逆になっている。
//「ラゼル」が螺旋のもじりなら通常どおりなのでは
-[[シークレットレア]]版のイラストモチーフはボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』。ゴツい体型のラゼル=ズバイラルが元ネタと同じポーズで貝に乗っており、どこかシュールさを感じられるイラストとなっている。&br;また、同じく描かれていたゼフィロスが[[《終納 カボード=ロウ》]]に、クロリスが[[《ディッシュ=ウィッシュ》]]に、ホーラが[[《セリヴィエット=エリー》]]に、バラの花が[[《深淵の食卓》]]に置き換わっている。
**関連カード [#ee773ab1]
相手に[[モード]]を選ばせるカード一覧([[《クライシス・ボーラー》]]の様に、相手が対象を選ぶカードとは異なるのを留意)。
-[[《地震と火事の雷親父》]]
-[[《ヤバスギル・ラップ》]]
-[[《並替と選択の門》]]
-[[《夢幻の無》]]
-[[《邪王極限怒号掌》]]
-''《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》''
**収録セット [#p6810ec3]
-illus.[[jintetsu]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](S5/S8)
**参考 [#le126b34]
-[[アビスロイヤル]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[タップ誘発]]
-[[cip]]
-[[離れた時]]
-[[モード]]
-[[オールハンデス]]
-[[全体除去]]
-[[ロック]]
-[[ブレイク]]
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