#author("2023-08-19T08:12:02+09:00","","")
#author("2023-08-26T06:52:34+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ダークネス){絶望と反魂と滅殺の決断};》 [#aafe84b3]

|絶望と反魂と滅殺の決断 SR 闇文明 (5)|
|呪文|
|この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の下に置く。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。|
|►コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地から出す。|
|►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。|

[[DMRP-12]]で登場した[[闇]]の[[パーフェクト呪文]]。

モードとして相手に1枚[[セルフハンデス]]、コスト4以下の[[闇]][[クリーチャー]]か[[闇]][[オーラ]]の[[リアニメイト]]、相手[[クリーチャー]]1体に4000の[[パワー低下]]の3つの中から2回選んで実行できる能力を持つ。
さらに、唱えた後[[置換効果]]で[[山札の下]]に置かれる代わりに[[墓地]]からこの呪文を唱える能力を備えている。

1つ目のモード能力のセルフハンデスは、2回選べば[[《デモニック・バイス》]]と同等の効果を得られるため、それだけであちらの[[上位互換]]となる。((相手が[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を持っている場合には、少なくとも他に1枚捨てさせられるあちらが勝るが、それ以外の総合的な性能を考慮するとこちらの方が上といえる。))
[[墓地]]からも唱えられることからこのカード1枚で計4枚の[[ハンデス]]が可能。[[手札補充]]が苦手な[[デッキ]]にはこの方法だけで[[手札]]を枯らせることができる。

2つ目のモード能力の[[リアニメイト]]は、[[闇]]の4コスト以下の[[クリーチャー]]か[[オーラ]]を出せる。
進化も対象になるので、2回ともこのモードを使うことで、進化元がいない状態からでも、進化元を用意してそのまま進化クリーチャーを出すというプレイングも可能。

同時に2体出すことによる[[コンボ]]も考えられる。[[【デ・スザーク】]]では[[《追憶人形ラビリピト》]]と[[無月の門]]を起動させるための[[魔導具]][[クリーチャー]]を同時に出すことで確実に[[オールハンデス]]を行える。

[[《生命と大地と轟破の決断》]]の2つ目のモード能力と比較すると、踏み倒せるコストの範囲が1下がり、文明も闇に限定されてしまったが、あちらの性能が異常なだけである。[[オーラ]]も出すことができる点、マナを減らさないためリスクが少ない点では優れており、こちらも十分に魅力的。

[[リアニメイト]]は通常[[墓地]]が上手く肥えていなければ腐ってしまう[[デメリット]]があるが、その場合でも上下のモードを選べるため腐り辛いのも強み。

3つ目のモード能力の4000の[[パワー低下]]は、大体の[[システムクリーチャー]]を除去する事が可能。[[《九番目の旧王》]]の全体パワー低下と違って、[[《U・S・A・BRELLA》]][[《とこしえの超人》]]を倒しつつ、1つ目のハンデスも使える点が優秀。
パワー低下を重ね掛けすれば、パワー8000までのクリーチャーを破壊できるため[[汎用性]]が高い。
パワー8000というと登場時の環境では[[《エモG》]]が主な例となる。

ただし、下記にもあるように[[コスト踏み倒しメタ]]を[[パワー低下]]で[[除去]]してから[[リアニメイト]]するという動きは取れないので注意。

さらに[[墓地]]からこの呪文を唱えることができる。この能力は強力で、単純にこのカード1枚で2枚分の働きをすることができる。
このカードを[[ディスカード]]にしても、墓地から唱えられるので実質的には[[アドバンテージ]]を失わなずに済む。手札から唱えてから[[リサイクル]]のようにもう一度[[墓地]]から唱えることができる。ランダムな[[墓地肥やし]]でたまたま[[墓地]]に送られても[[手札]]にあるかのように唱えられるので、とても使い勝手がいい。

[[墓地]]にこの[[カード]]が見えている場合、相手は[[ハンデス]]されることを恐れて不用意な[[手札]]の使用、または温存をためらうようになるので、プレッシャーをかける効果も期待できる。

また、[[墓地]]から[[カード]]が離れることになるため[[《ナーガの海黒環》]]の[[能力]]を[[トリガー]]させることができる。

この[[カード]]を2枚以上を採用しており、[[山札]]がこのカード複数枚のみ、[[マナ]]が10マナ以上ある場合、この呪文を毎ターン[[手札]]と[[墓地]]から唱え続けることで[[ライブラリアウト]]することなく[[ゲーム]]を続けることができる。[[コントロール]]同士の長期戦になると[[ゲーム]]が膠着して[[山札]]が残り少くなることも多々ある。そのため、[[パワー低下]]や[[ハンデス]]で妨害し続け、最終的に[[ライブラリアウト]]させるというプランを取れるのは注目すべき。特に強力な[[S・トリガー]]を採用している[[デッキ]]が相手の場合はこの勝ち筋を考慮に入れるべきだろう。

相性の良いカードの例としては[[《天災 デドダム》]]が挙がる。[[マナブースト]]で3→5と繋がり、[[リアニメイト]]対象にもなりながら[[手札]]補充、[[墓地肥やし]]によりこのカードおよび別の[[リアニメイト]]対象のカードも探すことができる。

[[アドバンス]]限定にはなるが[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]や[[《乱罪 ダイパ殺デー》]]を使いまわせば、盤面や[[手札]]を荒らしつつ[[GRクリーチャー]]で大量の[[アドバンテージ]]を得られる。同じ[[GR召喚]]を行うカードでは[[《“魔神轟怒”万軍投》]]で捨てるカードとして手頃。

**ルール [#of5faa87]
-[[呪文能力]]は上から順に[[解決]]するのがルールである。よって、1回目に[[パワー低下]]で[[コスト踏み倒しメタ]]の[[クリーチャー]]を除去してから、2回目にクリーチャーを安全に[[リアニメイト]]するという使い方はできない。

-ハンデス効果を2回使う場合、1回ずつ処理するのが正しい処理である。2枚同時に捨てさせるのは誤り。
--[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の[[バウンス]]は[[マッドネス]]に付随した一連の処理である。よって、この[[呪文]]を[[解決]]している間に「[[マッドネス]]で[[バトルゾーン]]に出る→自身を[[バウンス]]」を2回繰り返すことで[[ハンデス]]を無力化できる。

**環境において [#wa413503]
[[超天篇環境]]終盤から[[十王篇環境]]序盤にかけては[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#Dokkan4c]]で活躍。このデッキの視点で考えると、合計-8000の[[パワー低下]]なので[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]を、コスト4を超える呪文なので[[《U・S・A・BRELLA》]]を除去できるというメリットがあった。

2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂の影響で相対数を増やした[[【チェンジザドンジャングル】]]や[[【青黒緑デッドダムド】]]のパーツとしても存在感を示した。

[[双・超マーク2ブロック構築環境]]では[[【黒赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#k01ccddf]]で活躍。

[[オリジナル]][[環境]]では[[【デ・スザーク】]]や[[【青黒緑デッドダムド】]]、[[【4色鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#f0888e2f]]、[[【白青黒ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】#c1f4c5ad]]で使われる。突出した[[汎用性]]の高さ、オリジナルにおける[[【青黒緑デッドダムド】]]の地位の高さなどから、[[王来篇]]になると[[殿堂入り]]候補の一角となった。この頃には、[[《天災 デドダム》]]や[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]が呼び出し範囲内に入ることが活かされる形で、[[【5色コントロール】]]で使われるようにもなった。

[[DMRP-17]]後期から[[アドバンス]][[環境]]で[[【ダークネスコントロール】]]のメインエンジンとしても存在感を示した。[[《天災 デドダム》]][[《虹速 ザ・ヴェルデ》]][[《斬罪 シ蔑ザンド》]][[《乱罪 ダイパ殺デー》]]など[[リアニメイト]]対象に恵まれているのも採用理由としては大きい。

2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂では[[殿堂入り]]を噂されながらも規制を免れた。2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂以降2度も新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令され、大会の中止が相次ぎ十分なデータが集まらなかったためと見られる。

[[【青黒緑退化】]]が成立してしばらくすると、これでコントロールプランを取る型も少しずつ見掛けられるようになった。

[[《神の試練》]]採用型の[[【ダークネスコントロール】]]が成立すると、ロングゲームにおいて[[《神の試練》]]の[[追加ターン]]獲得を繰り返すための[[山札回復]]としての個性も生まれた。

[[王来MAX]]の[[オリジナル]][[環境]]に[[【黒ガイアッシュ覇道】]]が進出したが、墓地戦術らしい墓地戦術がなく、ただ[[《天災 デドダム》]]が入るというだけのそちらにも採用される辺り、その汎用性の高さ、[[《天災 デドダム》]]との親和性の程が窺い知れよう。

[[《若き大長老 アプル》]]がいると[[墓地]]から[[唱える]]ことができなくなるが、[[手札]]から唱えて[[パワー低下]]を行うことで処理できるため、そこまで問題とはならない。

[[ゴッド・オブ・アビス環境]]に入ると汎用ハンデス札の普及や[[《若き大長老 アプル》]]の増加などから[[【青黒緑キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]のような相性の良いデッキでもより汎用性の高い[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]を単採用とする型が目立ち、色の合うコントロールに不採用になるケースが増えた。[[【ダークネスコントロール】]]のオリジナル版と呼べる[[【青黒緑有象夢造】]]も[[除去]]や[[ハンデス]]をあまり重視せず、軽量コスト踏み倒しメタで盤面を固めてから早期に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]などでワンショットする型が主流化し、このカードの採用はまばらになった。代わりに、[[DM22-RP2]]発売により別物レベルになるほどの強化を受けた[[【黒単アビスロイヤル】]]での活躍が目立つようになった。同じ頃、アドバンスでは[[【4色万軍投】]]のように除去に枠を割きやすいリソースデッキでの活躍が散見された。

[[【青黒緑オービーメイカー】]]にもメタカード対策になるというだけで採用される。メインの勝ち筋に関与せず、[[《原始 サンナップ》]]の[[マナ武装]]の邪魔になる[[闇]][[単色]]であるにもかかわらず採用される辺り、如何に諸々のメタカードが厄介かが分かる。同様の理由で[[【絶望神サガループ】]]に採用される場合があり、2体並んでも一斉に除去できるという利点がある。
**他のカード、デッキとの組み合わせ [#c53a31d0]
**他のカード・デッキとの相性 [#c53a31d0]
-[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]
言うまでもなく好相性。《チェンジザ》の能力で唱えた後に、もう一度墓地から唱えることができる。

-[[《滅亡の起源 零無》]]
ハンデスは[[《手札の儀》]]、リアニメイトは[[《復活の儀》]]、パワー低下は[[《破壊の儀》]]のリンク条件を満たすための手助けができる。[[リアニメイト]]で[[《零星セブホール》]]を2体出せば、[[《墓地の儀》]]のリンク条件もすぐに満たせるだろう。

-[[【デ・スザーク】]]
上述の[[《滅亡の起源 零無》]]も投入すれば、《零無》の[[零龍卍誕]]をすぐに達成することができる。一例を挙げる。
++まずは、墓地に[[《追憶人形ラビリピト》]]と[[《堕魔 ドゥポイズ》]]、他2体の[[魔導具]]、[[手札]]か[[墓地]]に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]、[[バトルゾーン]]に何らかの[[魔導具]][[クリーチャー]]がいる状態でこの呪文を唱え、[[リアニメイト]]を2回選択して《ラビリピト》と《ドゥポイズ》をバトルゾーンに出し、《デ・スザーク》も無月の門を宣言してバトルゾーンに出す。それにより、[[《復活の儀》]]がリンクされて2枚の墓地肥やしができる。
++《ラビリピト》の能力で全[[ハンデス]]、《ドゥポイズ》の能力で《ラビリピト》と《デ・スザーク》と相手のクリーチャーの3体のクリーチャー破壊し、[[《破壊の儀》]]もリンク達成。これで自分の墓地のカードは8枚以上になっているので[[《墓地の儀》]]もリンク達成。
++ターン終了時に、相手は手札が1枚もない状態なので、[[《手札の儀》]]のリンクも達成され、これですべてのリンクが達成される。

-[[【青黒緑デッドダムド】]]
前述の[[《天災 デドダム》]]や墓地で全文明を得る[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]を[[リアニメイト]]できる。[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の天敵である[[《全能ゼンノー》]]も[[パワー低下]]で倒せる。[[《無修羅デジルムカデ》]]を出すことは叶わないが、このデッキには[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]が入っている構築も少なくないため、十分活躍できる。

-[[【暗黒王デス・フェニックス】]]
[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[進化元]]を同時にリアニメイトできる。
基本[[火]]文明側の[[ファイアー・バード]]も[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]][[《ダーク・ルピア》]][[《翔天魔獣ギガッピ》]]が存在しその全てがリアニメイト対象になる。
パワー低下も《デス・フェニックス》の[[シールド焼却]]を妨害する[[ブロッカー]]除去に使用できる。

-[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]
[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]と[[《極限龍神ヘヴィ》]]をともに[[リアニメイト]]できる。前者の[[メテオバーン]]を使えば[[《極限龍神メタル》]]か[[《龍神メタル》]]も呼び出して一気に[[トライ・G・リンク]]を狙える。

**その他 [#zbb67e44]
-[[墓地]]から[[コスト]]を支払って唱えられ、唱えた後は山札の下に戻るという[[効果]]は、[[リサイクル]]という[[キーワード能力]]が過去に存在する。
**環境において [#wa413503]
[[超天篇環境]]終盤から[[十王篇環境]]序盤にかけては[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#Dokkan4c]]で活躍。このデッキの視点で考えると、合計-8000の[[パワー低下]]なので[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]を、コスト4を超える呪文なので[[《U・S・A・BRELLA》]]を除去できるというメリットがあった。

-名前はそれぞれ絶望(ハンデス)、反魂(リアニメイト)、滅殺(パワー低下)のどれかを選択することを『決断』することを指していると考えられる。
2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂の影響で相対数を増やした[[【チェンジザドンジャングル】]]や[[【青黒緑デッドダムド】]]のパーツとしても存在感を示した。

-[[オリジナル]]が制定されるまでのごく短い期間手に入りづらかった。現在では複数の[[構築済みデッキ]]で[[再録]]している。
[[双・超マーク2ブロック構築環境]]では[[【黒赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#k01ccddf]]で活躍。

[[オリジナル]][[環境]]では[[【デ・スザーク】]]や[[【青黒緑デッドダムド】]]、[[【4色鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#f0888e2f]]、[[【白青黒ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】#c1f4c5ad]]で使われる。突出した[[汎用性]]の高さ、オリジナルにおける[[【青黒緑デッドダムド】]]の地位の高さなどから、[[王来篇]]になると[[殿堂入り]]候補の一角となった。この頃には、[[《天災 デドダム》]]や[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]が呼び出し範囲内に入ることが活かされる形で、[[【5色コントロール】]]で使われるようにもなった。

[[DMRP-17]]後期から[[アドバンス]][[環境]]で[[【ダークネスコントロール】]]のメインエンジンとしても存在感を示した。[[《天災 デドダム》]][[《虹速 ザ・ヴェルデ》]][[《斬罪 シ蔑ザンド》]][[《乱罪 ダイパ殺デー》]]など[[リアニメイト]]対象に恵まれているのも採用理由としては大きい。

[[【青黒緑退化】]]が成立してしばらくすると、これでコントロールプランを取る型も少しずつ見掛けられるようになった。

[[《神の試練》]]採用型の[[【ダークネスコントロール】]]が成立すると、ロングゲームにおいて[[《神の試練》]]の[[追加ターン]]獲得を繰り返すための[[山札回復]]としての個性も生まれた。

[[王来MAX]]の[[オリジナル]][[環境]]に[[【黒ガイアッシュ覇道】]]が進出したが、墓地戦術らしい墓地戦術がなく、ただ[[《天災 デドダム》]]が入るというだけのそちらにも採用される辺り、その汎用性の高さ、[[《天災 デドダム》]]との親和性の程が窺い知れよう。

[[《若き大長老 アプル》]]がいると[[墓地]]から[[唱える]]ことができなくなるが、[[手札]]から唱えて[[パワー低下]]を行うことで処理できるため、そこまで問題とはならない。

[[ゴッド・オブ・アビス環境]]に入ると汎用ハンデス札の普及や[[《若き大長老 アプル》]]の増加などから[[【青黒緑キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]のような相性の良いデッキでもより汎用性の高い[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]を単採用とする型が目立ち、色の合うコントロールに不採用になるケースが増えた。[[【ダークネスコントロール】]]のオリジナル版と呼べる[[【青黒緑有象夢造】]]も[[除去]]や[[ハンデス]]をあまり重視せず、軽量コスト踏み倒しメタで盤面を固めてから早期に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]などでワンショットする型が主流化し、このカードの採用はまばらになった。代わりに、[[DM22-RP2]]発売により別物レベルになるほどの強化を受けた[[【黒単アビスロイヤル】]]での活躍が目立つようになった。同じ頃、アドバンスでは[[【4色万軍投】]]のように除去に枠を割きやすいリソースデッキでの活躍が散見された。

[[【青黒緑オービーメイカー】]]にもメタカード対策になるというだけで採用される。メインの勝ち筋に関与せず、[[《原始 サンナップ》]]の[[マナ武装]]の邪魔になる[[闇]][[単色]]であるにもかかわらず採用される辺り、如何に諸々のメタカードが厄介かが分かる。同様の理由で[[【絶望神サガループ】]]に採用される場合があり、2体並んでも一斉に除去できるという利点がある。

**アニメ・漫画において [#x72e1b1a]
-アニメ「デュエル・マスターズ!!」41話の[[切札 ジョー]]とのデュエマで[[ギリ]]が使用し、[[《魔鳴猫 ギリネッコ》]]2体を[[リアニメイト]]した。

-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN]]」4話のチバカブラとのデュエマで[[斬札 ウィン]]が使用。
チバカブラの[[ハンデス]]で[[手札]]を全て失った後、[[墓地]]から唱えられた。
[[《アビスベル=ジャシン帝》]]を[[リアニメイト]]し、[[《魔薬医 ヘモグロ》]]を[[破壊]]した。
ウィンはこのデュエマ中に複数回の[[セルフハンデス]]を受けていたが、あえてこのカードを最後まで手札に残しておき、相手が残ったこのカードを[[ハンデス]]するのを誘っていた。

**その他 [#zbb67e44]
-[[墓地]]から[[コスト]]を支払って唱えられ、唱えた後は山札の下に戻るという[[能力]]は[[リサイクル]]を彷彿させる。

-[[オリジナル]]が制定されるまでのごく短い期間手に入りづらかった。現在では複数の[[構築済みデッキ]]で[[再録]]している。

**[[サイクル]] [#s27857fe]
[[超天篇]]で登場した[[パーフェクト呪文]][[サイクル]]。
-[[《神楯と天門と正義の決断》]]
-[[《知識と流転と時空の決断》]]
-''《絶望と反魂と滅殺の決断》''
-[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]
-[[《生命と大地と轟破の決断》]]

**関連カード [#p1563e1c]
-[[《デモニック・バイス》]]
-[[《連唱 ハンゾウ・ニンポウ》]]

**収録セット [#n8e1e98c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MISAWA_K]]
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]](S8/S12)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](S11/S20)
-illus.[[akagi]]
--[[DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](14A/20)、(14B/20)
-illus.[[otumami]]
--[[DMBD-20 「開発部セレクションデッキ 水闇魔導具」>DMBD-20]](4/12)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMART-04 「神アート 超獣創造 ~松本しげのぶの世界~」>DMART-04]](1/6)
-illus.[[douzen]]
--[[DM23-SP1 「スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲」>DM23-SP1]](5/17)

**参考 [#h27d74ec]
-[[墓地]]
-[[唱える]]
-[[墓地召喚]]
-[[置換効果]]
-[[山札の下]]
-[[モード]]
-[[ハンデス]]
-[[セルフハンデス]]
-[[クリーチャー]]
-[[オーラ]]
-[[リアニメイト]]
-[[パワー低下]]

-[[【ダークネスコントロール】]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分は墓地から''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えられますか?&br;類似例:[[《生命と大地と轟破の決断》]]
A.はい、唱えられます。ただし、結果として効果は解決できませんので、何も起きません。山札の一番下にも置けません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40602]](2021.12.17)

>Q.[[《かぼちゃうちゃうちゃう》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分は墓地から「ムゲンクライム」で呪文を唱えられますか?&br;参照:[[《夢幻の無》]]''《絶望と反魂と滅殺の決断》''
A.いいえ、唱えられません。墓地から呪文を唱えられない状況ではコストも支払えないので、「ムゲンクライム」によって自分のクリーチャーとマナゾーンのカードをタップすることもできません。
#region2((総合ルール 601.1b)){{
:601.1b |使うことを宣言した時点でカードは元々あるゾーンを離れ、どこでもないゾーンに移ります(通常は手札から)。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40656]](2021.12.17)

-2つ目の能力について

>Q.相手の[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えて、「コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地から出す。」と「相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。」を選びました。先に相手の[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の[[パワー]]を0にしてから、自分は墓地からコスト4以下の闇のクリーチャーを出せますか?
A.いいえ、出せません。呪文は能力に書かれている順番で効果を解決しますので、その選択肢を2つ選んだ場合、先にコスト4以下の闇のクリーチャーを1体自分の墓地から出した後、相手のクリーチャー1体のパワーを-4000します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40186]](2021.9.24)

>Q.自分のマナゾーンにカードが5枚あり、相手の[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中、自分は墓地から''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えて、墓地から[[《乱罪 ダイパ殺デー》]]を出す際に[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]をGR召喚しました。[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の能力で[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]を山札の一番下に置くのと''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を山札の一番下に置くのはどちらが先ですか?
A.''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を山札の一番下に置くのが先です。その後、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の効果で[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]が山札の一番下に置かれ、超GRの一番下に置き、[[《乱罪 ダイパ殺デー》]]を山札の好きな位置に加えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40185]](2021.9.24)

>Q.''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えて、効果で「コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地から出す。」を2回選択しました。1回目の効果で[[《闇戦士ザビ・クロー》]]をバトルゾーンに出し、2回目の効果で[[《百発人形マグナム》]]を出した場合、この[[《百発人形マグナム》]]の効果は何回トリガーしますか?
A.1回です。墓地から[[《百発人形マグナム》]]自身がバトルゾーンに出たことで1回トリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40184]](2021.9.24)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《ナゾの光・リリアング》]]がいる状況で、自分は''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えました。まず、「相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。」効果で相手の[[《ナゾの光・リリアング》]]のパワーを0にし、相手が「エスケープ」を使うかどうかを確認してから2回目の効果をどれにするか選べますか?
%%A.いいえ、選べません。''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えた時点で、選択肢を2回選ぶ必要があります。%%
//[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40187]](2021.9.24)
A.いいえ、選べません。''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えて、能力を解決し始める時点で、選択肢を2回選ぶ必要があります。また、選んだ選択肢は、上に書かれているものから解決していきます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41472]](2022.6.24)

>Q.自分は''《絶望と反魂と滅殺の決断》''を唱えて、効果で「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる」を2回選択しました。&br;1回目の効果で捨てようとした相手の手札が[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]だったので、捨てるかわりに[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]がバトルゾーンに出たのですが、出た[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の「そうしたら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい」と、2回目の手札を捨てさせる効果は、どちらを先に解決しますか?
A.[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の効果を解決するのが先です。&br;[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の効果でクリーチャーを1体手札に戻してから、''《絶望と反魂と滅殺の決断》''の2回目の効果を解決します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43248]](2023.5.19)

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト5,擬似リサイクル,擬似リサイクル5,モード,ハンデス,セルフハンデス,コスト4以下,オーラサポート,リアニメイト,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-4000,・,パーフェクト呪文,SR,スーパーレア,MISAWA_K,akagi,otumami,douzen,Shigenobu Matsumoto,アビス・レボリューションブロック);