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#author("2023-12-15T15:12:43+09:00","","")
*サボタージュ能力 [#fea64a1a]
デュエル・マスターズ黎明期から存在する、「このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、〜〜する」という[[能力]]に割り当てた用語のこと。
[[Magic:The Gathering]]の同種の能力の通称に由来する。([[サボタージュ能力>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E8%83%BD%E5%8A%9B]])
|誕生の祈 C 自然文明 (3)|
|クリーチャー:ビーストフォーク 2000|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。|
この能力を発動させるためには、基本的に[[召喚酔い]]の解除・[[ブロッカー]]の排除などハードルが高く、[[アタックトリガー]]よりもさらに扱いにくい。
[[攻撃]]をきっかけとして使用される[[能力]]だが、[[アタックトリガー]]よりもさらに扱いにくい。この能力を発動させるためには、[[召喚酔い]]が解けるのを待つのに加え、[[ブロッカー]]や[[ニンジャ・ストライク]]を持つ[[シノビ]]の有無などハードルが高くなっている。
初期はこの能力を持つクリーチャーがそこそこおり、[[《誕生の祈》]]、[[《機怪人形ガチャック》]]など環境レベルのカードも存在したのだが、人気がなかったのかあまり収録されなくなり、[[新枠]]以降はほぼ無くなってしまった。
初期はこの能力を持つクリーチャーがそこそこおり、[[《誕生の祈》]]、[[《機怪人形ガチャック》]]など環境レベルのカードも存在したのだが、[[インフレ]]の進行とともに使いづらさが目立ち、[[エピソード1]]以降はほぼ収録されなくなってしまった。
-基本的にはアタックトリガーより難易度の高い条件だが、発動タイミングが違うことに注意。アタックトリガーはブロック宣言前、サボタージュ能力はブロック宣言後(ブロックされなければ)発動する。
--アタックトリガーのタイミングで[[除去]]されてしまった場合、ブロックのタイミングが訪れないため不発となる。
**ルール [#fb1b4cd4]
-サボタージュ能力が[[解決]]されるのは「[[攻撃]]」の手順のうち、[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]である。具体的には[[アタックトリガー]]などを処理したのち、相手が[[ブロック]]しないことを宣言し、実際に[[シールド]]が[[ブレイク]]される直前となる。
-[[アタックトリガー]]とは発動[[タイミング]]が異なる。アタックトリガーはブロック宣言前だが、サボタージュ能力はブロック宣言後(ブロックされなければ)発動する。
--[[《威牙の幻ハンゾウ》]]を[[ニンジャ・ストライク]]で出された場合など、アタックトリガーの[[タイミング]]で[[除去]]されてしまった場合、ブロックの[[タイミング]]が訪れないため不発となる。
-''攻撃曲げで攻撃を妨害されても発動する''。[[攻撃曲げ]]と[[ブロック]]は原理は同じなものの、前者は「[[ブロック]]」として扱われないため。
ちなみにタイミングは[[攻撃曲げ]]がすべて終わった後(ここに[[ブロック]]が挟まれた場合は不発になる)、攻撃対象を変更したことによる[[バトル]]が始まる前。
ちなみに[[タイミング]]は[[攻撃曲げ]]がすべて終わった後(ここに[[ブロック]]が挟まれた場合は不発になる)、攻撃対象を変更したことによる[[バトル]]が始まる前。
-使い辛い一方で、召喚酔いを無視する[[進化クリーチャー]]や[[スピードアタッカー]]持ちであれば発動のハードルはグッと下がる。しかしこの能力とスピードアタッカーを併せ持つクリーチャーは存在せず、進化クリーチャーも[[《聖剣炎獣バーレスク》]]ら4体しかいない。
**その他 [#fe6ec0bf]
-使い辛い一方で、召喚酔いを無視する[[進化クリーチャー]]や[[スピードアタッカー]]持ちであれば発動のハードルはグッと下がる。しかし、この能力とスピードアタッカーを併せ持つクリーチャーは存在せず、進化クリーチャーも[[《聖剣炎獣バーレスク》]]ら4体しかいない。
// 進化クリーチャーも[[《聖剣炎獣バーレスク》]][[《超神機鎧冑ゼノメノン》]][[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]][[《ブレードグレンオー・マックス》]]しかいない。
-[[ニンジャ・ストライク]]の登場はかなりの逆風であり、アタックトリガーと違い[[《光牙忍ハヤブサマル》]][[《光牙王機ゼロカゲ》]][[《威牙の幻ハンゾウ》]]らによって容易く発動を止められてしまう。彼らの環境での活躍ぶりが、新枠以降のこの能力の冷遇に繋がっているのかもしれない。
-[[ニンジャ・ストライク]]の登場はかなりの逆風であり、アタックトリガーと違い[[《光牙忍ハヤブサマル》]][[《光牙王機ゼロカゲ》]]によって容易く発動を止められてしまう。彼らに加えて[[《威牙の幻ハンゾウ》]]の環境での活躍ぶりが、エピソード1以降のこの能力の冷遇に繋がっているのかもしれない。
-[[バイオ・K]]は指定種族のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、手札から捨てることで発動する能力である。
-[[《禁断X ナーグル》]]や[[《怪魔城 ポチョムキン》]]など、相手の[[攻撃]]に対してこれと同じタイミングで反応する[[カード]]もある。
-[[《禁断X ナーグル》]]や[[《怪魔城 ポチョムキン》]]など、相手の[[攻撃]]に対してこれと同じ[[タイミング]]で反応する[[カード]]もある。
-元ネタの[[Magic:The Gathering]]ではサボタージュ能力は飛行を始めとした攻撃を通しやすくする能力が多く存在し、プレイヤーに攻撃を通す難度に見合ったスペックのものも登場し続けているため、環境にもよるがそこそこ使われている。
-「サボタージュ(sabotage)」は日本語の「サボる」の語源としても知られているが、本来の意味は「破壊活動」を意味するフランス語。サボタージュ能力についてもそちら側の意味に由来する。
-デュエルマスターズWikiではこの用語が2019年7月頃に提唱され始めたためあまり浸透しておらず、この俗称を口頭で伝えても相手が理解できない可能性は高い。
**サボタージュ能力を持つ有名なカード [#bdb3ff90]
-[[《誕生の祈》]]
-[[《機怪人形ガチャック》]]([[ターボラッシュ]]時)
-[[《聖剣炎獣バーレスク》]]
-[[《アクア・マスター》]]
-[[《ジオメテウス・無限・ドラゴン》]]
-[[《ブレードグレンオー・マックス》]]
**参考 [#w16991f1]
-[[用語集]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ブロック貫通能力]]
-[[ブロック貫通]]
-[[ブレイク・ボーナス]]
-[[フリーズ]]
-[[バイオ・K]]
-[[ターボラッシュ]]……自分の他のクリーチャーがサボタージュ能力成功時あるいは効果ブレイク時に能力を獲得する
-[[キリフダッシュ]]……攻撃がブロックされずブレイクできた、またはブロック貫通、[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]などでブレイクすると解決できる
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